10戦全勝の修斗世界フライ級王者・平良達郎、UFCと契約。4月30日（現地時間）のファイトナイトでUFCデビューへ

　平良達郎（Theパラエストラ沖縄／修斗世界フライ級王者）とマネジメント契約を結ぶ米国のイリディアム・スポーツ・エージェンシーは2月4日（現地時間）、平良がUFCと契約を結んだことを公式Twitterを通じて発表した。平良を指導する松根良太・Theパラエストラ沖縄代表もTwitterでその1時間後に発表している。

　平良は1月27日に22歳になったばかりで、MMA戦績10戦10勝（3KO/5一本）。昨年7月に福田龍彌を1Rで下し修斗世界フライ級王者になり、11月のVTJでの10戦目でチリLive Fight Nightフライ級王者のアルフレド・ムアイアドに1R裸絞めで一本勝ちすると「僕はUFCのフライ級のでベルトを取ることを目指しています」とマイクアピールした。

平良達郎（左）と松根良太氏

　1月には100名以上のUFC選手とマネジメント契約を結ぶイリディアム・スポーツと契約し、さっそく同社が契約をまとめた流れ。同社と契約時に平良は「UFCとの契約を勝ち取ることは非常に困難なことだと思いますが、必ず結果を出し、契約を勝ち取ります」とコメントしていたため、本人の思っていたよりも早い契約だったようだ。UFCとは4試合契約で、UFCデビュー戦はラスベガスで4月30日（現地時間：日本時間5月1日）に行われるUFCファイトナイトとなる模様で、対戦相手は後日発表される。
　平良は松根氏の後輩にあたる岡田遼（パラエストラ松戸／修斗世界バンタム級王者）と共に、1月中旬からラスベガスのエクストリーム・クートゥアに出稽古している。自身のYouTubeでも岡田と共に「海外武者修行便り」を日々アップしている。日本時間5日夜の動画ではUFCとの契約を報告している。