ONE Championship 3.26:10周年大会「ONE X」、ついに開催へ。若松佑弥、MMAフライ級王者・アドリアーノ・モラエスに挑戦。ロッタン×DJ、アンジェラ×スタンプも実施
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ONE Championshipは旗揚げ10周年記念大会「ONE X」を3月26日(土)に開催すると発表した。開催地はONEの本部のあるシンガポールとなる模様だ。ONE Xは昨年12月5日に開催予定だったが、シンガポールのコロナ感染者増加を理由に延期となっていた。ONEは12月3日にシンガポールで大会を開催し、1月14日にも大会を予定している。ONE Xは米国のケーブルテレビ局でも放送される予定で、ONEのチャトリ・シットヨートン会長は13日(日本時間)、米国の大手格闘技情報サイト「MMA Fighting」のYouTube番組の中で、ONE Xの開催日と主要カードの情報を解禁した。
既に9月にONE Xの目玉カードとして発表されていた、ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ONEムエタイ・フライ級王者)とDJことデメトリアス・ジョンソン(米国/元UFCフライ級王者)によるミックスルール戦(ムエタイ1・3R、MMA 2・4R)が、3月26日の大会で行われることが決定。これにより、ボクシング転向を控える那須川天心が4月2日のRISEで希望していたロッタンとの再戦は事実上不可能となった。ONE Xで予定されていた、ONEバンタム級王者・ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)のジョン・リネカー(米国)との防衛戦は、2月11日の大会で行われる。
3月26日の大会に追加されたのは、ONE女子アトム級チャンピオンシップ・アンジェラ・リー(シンガポール/王者)vs. スタンプ・フェアテックス(タイ/1位、GP優勝者)、ONEフライ級チャンピオンシップ・アドリアーノ・モラエス(ブラジル/王者)vs. 若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA/2位)の2試合。
リーは19年10月の両国国技館大会で女子ストロー級王者のション・ジンナンに勝利して以来約2年半ぶり、産休明けの試合。リーの挑戦者を決める女子アトム級GP(トーナメント)が昨年行われ、一回戦を突破したハム・ソヒ、平田樹が欠場する中、スタンプ・フェアテックスが決勝でリトゥ・フォガットを破って優勝した。
モラエスは13年11月からONEに上がり、14年9月にONEフライ級王者に。以降、王座陥落と返り咲きを2度繰り返し、19年1月に3度目の王座獲得を果たすと、昨年4月にはDJに2R KO勝ちし初防衛に成功している。アメリカン・トップチーム所属で、RIZINバンタム級王者・堀口恭司の練習仲間としても知られる。
若松はパンクラスの王座戦線で活躍後、18年9月からONEに上がり、ダニー・キンガド、DJに連敗したが、19年8月に元王者のジェヘ・ユスターキオを1R KOすると以降は5連勝。昨年4月にはリース・マクラーレンとのランカー対決を制し、12月にはフー・ヨンに判定勝ちし、念願の王座戦に辿り着いた。