K-1 9.20 横浜アリーナ:愛鷹亮「柔道時代の石井慧選手は“神”。ちょっとK-1をやってみようというノリかもしれないけど、自分がK-1の壁として倒す」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で石井慧と対戦する愛鷹亮が公開練習を行なった。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 公開練習写真:(C)K-1)
この日は2分1Rのパンチのミット打ちを披露した愛鷹。いつもはクルーザー級で戦っている愛鷹だが、今回はスーパー・ヘビー級での試合だ。そのため、「減量もないし飯もちゃんと食って激しい練習ができているので、コンディションはバッチリだと思います」という言葉通り、迫力あるパンチを連発し、好調ぶりをアピールしてみせた。
一昨年にK-1クルーザー級王者のシナ・カリミアンにスーパーファイトでKO勝利し、クルーザー級のトップ戦線に躍り出た愛鷹だったが、満を持して臨んだ昨年3月の「K’FESTA.3」でのタイトルマッチではカリミアンにリベンジ負けを喫した。その後、目の怪我により長期欠場を余儀なくされ、今年3月の「K’FESTA.4 Day.2」日本武道館大会で復帰するもANIMAL☆KOJIに判定負け。続く7月のK-1福岡大会でもK-Jeeに逆転KO負けを喫し、連敗が続いている状況だ。
そんな愛鷹に予想もしない選手との試合が組まれた。それが北京オリンピック柔道金メダリストで、現在は総合格闘家として活躍する石井との試合だ。「やっぱり石井選手は自分たちの世代には名前が通っている選手で、メダリストでもあるので反響はすごくありました。もともと自分も柔道出身なんで、柔道関係の人たちからもLINEをもらいました」と本人が語るように、知名度抜群の石井との試合は注目を集めている。
柔道出身だけにメダリストの凄さも理解できている。愛鷹曰く「柔道時代の石井選手は“神”」で「自分も柔道やっていた時に全日本の強化選手たちと乱取りとかやらせてもらったんですけど、実際に組んだ時に人間じゃなくて岩と戦っているような印象を受けたんです。そんな選手たちのなかでトップに立った選手とと考えると化け物」だという。
柔道では到底手の届かなかった相手との試合が決まり「まさか自分が石井選手と1vs1で向き合えることになるとは思っていなかった。本当にK-1は夢のある舞台だなと改めて感じました」と、愛鷹にとってはまさにドリームマッチとも言えるカードだ。
石井へのリスペクトを口にする一方、K-1重量級のトップ戦線に踏み止まるためにも4連敗するわけにはいかない。前回のK-Jee戦では先に2ダウンを奪いながらも逆転KO負けを喫した。その反省を活かし、目の怪我からの復帰後は一度もやっていなかったというスパーリングも再開。「目の具合を考えながら、ダメージを与えない練習に重きを置いてきたんですけど、それではK-1という舞台では通用しないなことが身に染みて分かりました、今回は怪我には気をつけながら、週に2回のスパーリングも入れてやってきたので、受けのディフェンスに関してもバッチリだと思います」と、万全を期して石井との試合に臨む。
石井の打撃については「映像で試合を見る限り、すごく打撃の技術が上手という印象はない」と語っていたが、「クロアチアでミルコ・クロコップ選手のジムにいてミルコ選手から打撃を教わっているわけで、K-1に挑戦するというのはそれだけ打撃に自信をつけていると思う。そこは油断せずにしっかり戦いたいですね」と甘く見ることはなく「僕らみたいな器用な動きやスピードは出てこないと思うので、しっかり動きを見れば対応できるんじゃないかなと思います」と攻略に自信を見せていた。
石井がいくら金メダリストとはいえ、K-1では自分の方が先輩という意地もある。「石井選手はちょっとK-1やってみようかなというノリだと思うんですよ。自分は負けが続いていますし、自分より強い選手はK-1にいるんですけど、そこで自分が壁となってしっかり石井選手を倒せば、またK-1の強さを証明できると思っている」と、K-1を代表して石井と対峙するという覚悟も持っている。
また、京太郎、石井とビッグネームの参戦が相次ぎ、K-1重量級も盛り上がりつつある。その中で「とにかく結果にこだわって、勝ちを第一に印象に残る選手になりたいですね。みんなにK-1の舞台で愛鷹の試合が見たいと思ってもらえるような選手になっていきたいです」という野望も強い。当然、一度は獲り損ねたクルーザー級のベルト奪取も大きな目標で、再びタイトル戦線に浮上するためにも、今回の石井戦突破は必須。「K-1を代表するという強い気持ちを持って、石井選手に必ず勝ちます」と必勝を強く誓っていた。
対戦カード
第21試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
第20試合 ヘビー級(100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※フリーから所属表記変更
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)王者)
第19試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1 WORLD GPライト級王者)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushスーパー・ライト級王者、元Krushライト級王者)
第18試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、
芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王者)※PURGE TOKYOから所属変更
第17試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級王者)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第16試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)
MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル・同日本・NJKFフェザー級王者)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/元WBCムエタイ日本&全日本スーパーウェルター級王者、元全日本ウェルター級王者)
~休憩~
第14試合 スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT総合ヘビー級王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
第13試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
第12試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
第11試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級(57.5kg)王者)
國枝悠太(二刃会)
第10試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/Krushフェザー級王者)
第9試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
佑典[ゆうすけ](月心会チーム侍)
第8試合 女子53kg契約 3分3R(延長1R)
壽美(NEXT LEVEL渋谷/Krush女子フライ級(52kg)王者)
櫻井梨華子(優弥道場)
~休憩~
第7試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
谷山俊樹(谷山ジム/WKA&WBKF世界スーパーライト級王者、元Bigbang同級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
第4試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(4) 3分3R(延長1R)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級王者)
マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)
第3試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)※team ALL-WINから所属表記変更
アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ/FIGHT DRAGON&GOLD RUSH -67kg王者)
第2試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者、元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
第1試合 K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
寧仁太・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
~開会式~
K-1 WORLD GP第2代ウェルター級(67.5kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
ダルビッシュ黒木[くろぎ](KING EXCEED/2018年RISE WEST -63kg 九州最強決定トーナメント~Road to RIZIN~優勝)
大久和輝[だいく かずき](チーム上光) ※伊原道場本部から所属変更
プレリミナリーファイト ウェルター級(67.5kg) 3分3R
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~
日時 2021年9月20日(月/祝) 開場・12:30 プレリミナリーファイト開始・12:45 本戦開始・13:15
会場 横浜アリーナ
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(9月22日(水)18:00~25:00)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円(完売) センターSRS席 60,000円(完売) センターRS席 35,000円(完売) センターS席 18,000円(完売) アリーナS席 18,000円 アリーナA席 10,000円(完売) 2階スタンドA席 10,000円(完売) ※センターはアリーナ相当、アリーナは1階スタンド相当 ※当日500円増し。12時より販売(K-1xKrushモバイル会員は11:45より)
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス ディスクガレージ K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/