ONE Championship 5.15放送 シンガポール:三浦彩佳、今回は体重上の試合も「ストロー級、アトム級、どっちの階級でも戦えるようにしたい」
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ONE Championship「ONE: DANGAL」(シンガポール・インドアスタジアム/5月15日(土)午後7時からABEMA格闘チャンネル2で録画放送)に出場する三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A/ONE MMA女子ストロー級4位)の試合前のインタビューがONEから届いた。今回はハヤネ・バストス[Rayane Bastos](ブラジル)とストロー級の56.7kgリミットより重い58.25kg契約で対戦した。(写真: (C) ONE Championship)
三浦は昨年1月にマイラ・マザールに得意の袈裟固めからのアームロックで一本勝ちしたが、続く2月のティファニー・テオ戦では、2R以降、テオのパンチに苦しみ、3Rグラウンドパンチをもらい続けレフェリーストップ負け。連勝が3でストップした。試合はそれから1年3カ月ぶりで、コロナ禍を経ての進化の程に注目だ。
今回の相手・バストスは22歳。子供の頃から父に空手を習い、ブラジリアン柔術も並行し、5つの州大会で優勝。ブラジルのMMA大会で経験を積んだ後、19年12月にONEに初参戦し、ソヴァナリィ・エムと対戦。1R、テイクダウンを狙ったエムにカウンターでギロチンチョークを極めて一本勝ちしている。映像を見る限り、三浦なら難なくテイクダウンできそうだが、その後の対処は警戒が必要だろう。
三浦彩佳
―― 前回の試合でどんなことを学び、練習に活かしていますか?
「相手を掴むことができなかったので、掴み方法が1パターンしかなかったものをどうやったら自分よりリーチがある選手に組み付けるかっていうのを徹底的に練習しました。」
―― 今回のハヤネ・バストス選手との試合に向けて特に対策していることはありますか?
「相手選手がすごく打撃を振り回してくる選手なので、それを貰わずにどう組むかっていう練習をしたんですけど。いつもとそこまで変わらないかな、っていう感じの練習でした。」
―― ファイターとしてのバストス選手について、どんな印象がありますか?。
「バストス選手も前回の試合で寝技でフィニッシュしてたんですけど、映像を見る限りではグラウンドに持ち込んだら私の方が上というか、グラウンドに持ち込んで勝てないようだったら、私は勝てないと思っているので。そこは自信を持って寝技に持ち込みたいと思います。」
―― 相手の強みはどんな部分でしょうか?
「まず、打撃でブンブン振り回してくる選手なので、一発もらったら危ないかなって思う部分はあるんですけど。彼女はまだ5戦しかしていないと思うので、荒削りというか、穴はたくさんあると思うので。そこを掻い潜って極めていきたいと思います。あと、彼女の方がすごくガッチリした体型をしているので、フィジカルもすごく強そうだなっていうのは映像を見てて凄く感じました。」
―― 今回の試合で勝ったら、ティファニー・テオ選手とのリマッチを希望しますか?
「私は去年から今の階級(ストロー級)でも試合ができるのと、あと一個下(アトム級)でも体重を作れるようにずっと調整していたので、どっちの階級でも戦えるようにしたい。それと、タイトルマッチが出来るならその準備もしますし、52(アトム級)のトーナメントもあると思うので、もしそっちにも出られるのであれば、この試合が終わってから体作りもしたいですし、どこでも戦える状態を作っていきたいと思います。リマッチも出来るのであれば。」
―― アトム級で戦うなら誰と戦いたいですか?
「ハム・ソヒ選手とスタンプ選手とやりたいです。」
―― 戦略には触れないとして、どんな試合展開になると思いますか?
「グラウンドになって私が極めるっていうのは、ずっと頭の中にあります。」
―― 現ONE女子ストロー級世界王者のション・ジンナンについてはどう思いますか?
「打撃の面ではもちろん、ジンナン選手は凄く強いと思うんですけど。組んでみたらどうなるかっていうのは、試合だとまだ分からないので。やってみたいっていう気持ちは強くあります。」
―― ション・ジンナン選手やアンジェラ・リー選手と比較して、自分のグラップリングスキルをどう評価しますか?
「グラウンドの技術はアンジェラ選手の方があると思うのですが、私の押さえ込みは逃げられないと思います。」
―― 今年2021年の目標は何かありますか?
「もしストロー級なのであれば、まず今回の試合で勝って、ジンナン選手と戦いたいです。もしアトム級のトーナメントに出れるってなれば、そこで優勝したいなって気持ちがあります。ですが、私は先のことを考えるとそちらに集中してしまうので、今は目の前の試合に集中したいなって思います。」
対戦カード
第5試合 メインイベント ONE MMAヘビー級タイトルマッチ
ブランドン・ベラ(フィリピン/王者)
アルジャン・ブラー(インド/挑戦者)
第4試合 ムエタイ バンタム級
タワンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)
ショーン・クランシー(アイルランド)
第3試合 MMA アトム級 5分3R
ビー・ニューイェン(米国/ベトナム)
リトゥ・フォガット(インド)
第2試合 MMA 58.25kg契約 5分3R
三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A/ONE MMA女子ストロー級4位)
ハヤネ・バストス[Rayane Bastos](ブラジル)
第1試合 MMA 65kg契約 5分3R
グルダーシャン・マンガット(インド/カナダ)
ロシャン・マイナム(インドネシア)