Krush 5.30 後楽園ホール:晃貴×黒田勇斗、小倉尚也×小倉尚也、伊藤健人×中島千博ほか決定
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
4月16日(金)、都内にて記者会見が行われ、5月30日(日)後楽園ホールで開催される「Krush.125」の追加対戦カードが発表された。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
晃貴「この試合に賭けている。負けたら終わり」vs黒田勇斗「先は見ている余裕はない。この試合でいい勝ち方をしたい」
スーパー・バンタム級で晃貴vs黒田勇斗の一戦が決まった。晃貴は第4代Krushバンタム級王者で、現在はスーパー・バンタム級に転向。2月のKrush後楽園大会では昨年のK-1甲子園王者の野田蒼選手にKO勝利を収めた。
対する黒田は1月のKrush後楽園大会で小倉尚也に敗れはしたものの、随所に持ち味を発揮。会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーも「あれから時間も経ち、いろんな修正もしてきてるはず。1つのきっかけがあればまた勝っていけるポテンシャルを持っている」とコメント。スーパー・バンタム級の次期挑戦者争いが激しさを増している中で注目の対戦となった。
「今年1発目の試合を落としてしまったのに、前回KO勝ちしてる晃貴選手と試合を組んで貰えて感謝しています。去年、弟(黒田斗真)が晃貴選手と試合してやられてるんで、兄として僕がしっかりやり返さないとあかんな、って思ってます」と黒田。1月の小倉戦では、負けはしたものの収穫が多かったという。
「試合でいろんな気づいたことがあって。その中でも自分のスタイルの確立というか、今まで相手に合わせてた部分がありましたけど、今はどんな相手が来ても自分の型、スタイルに落とし込むというか。誰が来ても倒せる練習をしてきました」
晃貴についての印象は「気持ちが強い」。そのうえで「全体的に何でも出来る印象なんですけど、その中でもパンチとローが強いイメージがあります。あとカーフキックには気をつけたいと思います。(晃貴選手と対戦した弟さんから情報は?)はい、色々と聞いてます。ここでは言えないですけど」と続ける。
黒田にとってKrushの元王者、晃貴との対戦は、実力をアピールするチャンスで「自分のペースで、晃貴選手の得意な距離でも嫌がることをし続ける。それで最終的には倒したいと思ってます。(タイトル争いについては)先を見てる余裕はないんで、いい勝ち方、KOで勝ちたいと思ってます」と語った。
対する晃貴は「前回勝って、練習もいい環境で出来て、コンディションもいいんで、今回もしっかり倒して、上にいきたいと思います」とコメント。
前回は久々のKO勝利で「今までは相手を見ずにがむしゃらにやってた感じだったんで、前回はしっかり相手を見て戦えたんで、それがKOにつながったと思ってます。今回も倒して勝ちたいと思ってます」。
対戦相手の黒田は身長差が目立つ相手で「黒田選手は身長も高いですし、リーチも長いですし、上手い選手、という印象です」と晃貴。ただ、今回は特に気合いが入っている。3月のK’FESTAで同郷の先輩、武尊のレオナ・ペタスとの壮絶な戦いを見たからだ。
「あれは凄いですよね。(武尊は)尊敬してる先輩なのでさすがです。モチベーションも上がりましたし、自分もこうなりたい、ってずっと思ってるんですけど、さらに思いましたね。自分もああなりたいです」
そのためにはスーパー・バンタム級王座も獲って、Krush2階級制覇といきたいところだが「先は見てない」ときっぱり。「先を見るより、この試合に賭けてるんで。負けたら終わりだと思ってるんで。しっかりこの試合に集中して、会場を盛り上げてKOで勝ちます」
最後に、二人はファンへこんなメッセージを残した。黒田が「ここで勝たないと先はない、と思ってるんで。死ぬ気で勝ちます」と言い切れば、晃貴は「自分は毎回言ってるんですけど、しっかりKrushの会場を盛り上げて、相手を倒して勝ちたいと思ってます。応援、よろしくお願いします」と冷静な口調で語った。
アグレッシブvsアグレッシブ!小倉尚也「自分のKO勝ちで、お客さんとも勝負したい」vs小巻海斗「顔面がぐちゃぐちゃになってもいい。気持ちじゃ負けない」
スーパー・バンタム級のアグレッシブファイター対決、小倉尚也vs小巻海斗が決まった。中村拓己K-1プロデューサーはこの試合の見どころをこう語る。
「小倉選手は1月の後楽園ホール大会に続いて今年2戦目。いつもKrushのリングでアグレッシブな試合を見せてくれるファイターで、一時連敗もありましたけど、現在2連勝。スーパー・バンタム級のタイトルに向けて勝ち星を積み上げているところです。対する小巻選手は、前回のKrushでK-1 JAPAN GROUP初参戦。急遽、試合が決まる形だったんですけど、パンチで見事なKO勝利を収めて『こんな強い選手がいるんだ』と思ったKrushファンも多いと思います。今回は後楽園ホール大会2度目の参戦で、スーパー・バンタム級戦線をかき回してくれる存在になるのではないかと思っています。二人ともファイトスタイルが噛み合うと思うので、そんな点も注目ポイントかと思っています」
小巻は「勝つこと」よりも「盛り上がり」をアピール。「僕の目標は、会場さえ盛り上がってくれればいいと思ってるので。この試合で会場を盛り上げます」。前回はKrush初参戦にして、東京で「初めて東京で試合して、いい形で勝てたんで。めちゃめちゃ気分良かったですし『また東京で試合したい』という思いが強まって、練習もすごい一生懸命に気持ちが入ったんで。いい感じに体も動けてるんで、次の試合が自分でも楽しみです」
小巻は、真樹ジムAICHI所属。同門の実方宏介やマキ・ドゥワンソンポンがK‘FESTA出場で注目を浴びる姿には「悔しさもあった」と吐露した。
「実方は僕と同い年なんで、悔しい思いもあるんですけど。だけど僕は前回が東京で初めての試合だったんで、地道に頑張っていこうと思って。とりあえずKrushでチャンピオン目指して、それからK-1にもいけたらなと思ってます」
対戦相手の小倉については「パンチと気持ちが強い」という。
「とにかくパンチと気持ちが強い選手。とりあえず気持ちで負けないように。もしかしたら殴り合いになるかもしれないんですけど、顔面ぐちゃぐちゃになってもいいんで。気持ちで負けないように試合したいです。(どうやって勝つか?)正直、倒す、勝つパターンはまだ分からないですけど。小倉選手はベテランなので、ちょっとでも対抗できるように頑張っていこうと思ってます」
現時点で勝っている部分は「パンチの当て勘ですかね。小倉選手もパンチが得意なので、どっちが先に当てるかが勝負のカギだと思います」という。
スーパー・バンタム級は層が厚く、いろんな選手が王者玖村将史への次期挑戦権を狙っている。「もっと全体的に技術を磨いていかないと、チャンピオンにもなれないと思うので。強い選手の動画を見て、いいところをたくさん吸収して、いっぱい練習して。とにかく地道に頑張っていこうと思ってます」
一方の小倉も「この試合は盛り上がる」と断言した。
「小巻選手は『会場を盛り上げたい』と言ってたんですけど、おそらくその通りになると思います。僕も、勝敗はもちろんこだわりますけど、やっぱりお客さんと勝負したい。技術の練習もちゃんとしてるので技術も出したいと思うんですけど、技術以上の、気持ちで勝負したいと思ってるので。そうしないと会場も盛り上がらないので、そこを意識したいと思います」
小倉は一時2連敗と低迷したものの、現在は2連勝中。「負けた試合は0-2の判定負けとか」で自分のイメージ通りにポイントが取れておらず、迷った時期もあったという。
「自分はプロで25戦やってきて、フルマークで勝ったのは前回が初めてで。ポイントの取り方を、勝つために若干、意識はしてたんですけど。けど、判定基準がまた変わったので、また昔通りに戻るのかは分からないですけど、あまりポイントは気にせず、ガッツリやれるのかな、と思ってます。そこは自分でも楽しみにしてます。(アグレッシブな姿勢を評価する採点の方が自分にとってプラスに?)と思ってます」
対戦相手の小巻については「レベルの高い選手」と評価している。
「Krushで1戦しかやってないので、あまり映像がないんですけど、パンチも蹴りも出来て、ディフェンスもいい。バランスのいい、レベルの高い選手だなと思ってますので。自分も負けないように、気持ちでぶつかりたいと思います」
「どんな展開で、どうやって勝つか?」と問われると、小倉は「負けパターンのイメージ」から始める独特な練習方法を明かした。
「自分は、いつも試合前に『どういうパターンで負けるか』を考えるんです。それはある程度分かってきたんで、まだ時間もあるので、ここから相手の持ち味を潰したり、負けパターンを潰しながら、自分の勝率が上げていきたいと思ってます。(負けない自信のあるポイントは?)もちろん、気持ちは負けないと思ってます」
目指すKrushタイトルに向けては「アグレッシブさ」をアピールしていく。
「自分の持ち味であるアグレッシブさを活かしながら、面白い試合をして。もちろん、最後はKO勝ちをして、アピールしていきたいと思ってます」
最後にファンへのメッセージを。小巻は「とにかく小倉選手は気持ちが強いので、僕も気持ちで負けないように。絶対盛り上がる試合になると思うので、ぜひ注目して見ててください」。対する小倉は「5月大会は自分のKO勝ちで、お客さんとも勝負したい。『小倉尚也』全開でいきたいと思いますので、よろしくお願いします」
アグレッシブvsアグレッシブ。盛り上がること必至なこの激戦を制するのはどちらだ!?
再起戦を勝利で飾るのはどちらだ!?伊藤健人「相手の攻撃をもらっても勝つ」vs中島千博「相手の攻撃をもらわないで勝つ」
スーパー・フェザー級で再起をかけるもの同士の戦い、伊藤健人vs中島千博の一戦が決まった。
伊藤は昨年からK-1ジム蒲田チームアスラの所属として活動。初陣こそ勝利で飾ったものの、昨年12月の三輪裕樹戦では延長判定1-2で星を落とした。一方の中島は空手で輝かしい実績を残し、名門POWER OF DREAMの一員としてプロデビュー。順調に2連勝したものの、現在は2連敗と勝ち星から遠ざかっている。
お互いに敗戦からの再起戦というテーマがある一戦だが、理想の勝ち方は対照的。中島が「相手の攻撃をもらわないで勝ちたい」と言えば、伊藤は「僕は相手の攻撃をもらっても勝ちたい」と断言。「今2連敗していて、3連敗はないと思っている」(中島)、「この試合にすべてかけて勝つ」(伊藤)と勝利を誓う両者の初対決の結末はいかに!?
◆中島千博
「伊藤選手は試合経験が多くて格上だと思っています。今自分がやっていることを精いっぱい全部出して勝てるように頑張ります。(この試合に向けて)僕は2敗しているんですけど、2試合とも相手のパンチをもらって倒れているので、パンチをもらわないようにするのが一番です。パンチや蹴りなど攻撃はできると思うので、相手との駆け引きですね。一方的に攻めることが多いので(技術の)やりとりのなかで倒せたらいいなと思います。(対戦相手の印象は?)同じ階級の中でも身長が高くて、オーソドックスでもサウスポーでも戦える器用な選手だと思います。試合の時にどっちで来るか分からないですけど、相手がどちらで来ても対応できるようにしたい。
(どういう試合をして勝ちたい?)相手の攻撃をもらわないで勝ちたいです。顔がきれいなままで。(一方的に勝ちたい?)それだと僕が一方的に攻撃して勝つという、今までと同じ試合にになっちゃうので、相手の攻撃をよけたりブロックしながら勝ちたいです。僕は相手と向かい合って、相手と攻防しながらもらわない・近い距離で攻めながらももらわないというのを考えています。(同じ階級の武尊vsレオナを見て)鳥肌が立ちました。まだまだ自分はここまでいけないと思ったので、一戦一戦勝ってあそこに近づきたいと思います。(ファンのみなさんへのメッセージは?)僕は今2連敗していて、3連敗はないと思っています。しっかり練習して勝っていきたいです」
◆伊藤健人
「中島選手は実力者で、試合に向けて覚悟を持って取り組んでいます。これから一カ月半仕上げていきます。(この試合に向けて)前回の試合は本当に悔しくて、僕は戦歴も重ねているんですけど、本当に悔しくて一から自分を見直しています。選手としてどうしていくのかも見直して、一から変えてきました。(具体的には)僕はたくさん試合をさせていただいて勝ったり負けたりが続いていて。前回の試合も延長判定1-2で敗れていて、そこには大きい欠点があるからだと思います。僕はそういう試合が多いので、何かを変えないと選手として変われない。日々の過ごし方や人間性から自分を見直しました。
(対戦相手の印象は?)当初階級は違いましたけど、実力者の一人だと思って見てきました。前回の負けがあって、この相手と試合が決まってうれしいです。(どういう試合をして勝ちたい?)僕は相手の攻撃をもらっても勝ちたいと思います。(同じ階級の武尊vsレオナを見て)あんまりコメントしたくないけど尊敬する部分があるなと思いました。(ファンのみなさんへのメッセージは?)この試合にすべてかけて勝ちます」
対戦カード
Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元ライト級王者)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級王者)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
小巻海斗(真樹ジムAICHI)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
中島千博(POWER OF DREAM)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
龍斗(team NOVA)
稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
三井大揮(WIZARDキックボクシングジム)
迦威斗[かいと](K-1ジム心斎橋レパード) ※山脇魁斗 改め
女子フライ級(652kg) 3分3R(延長1R)
芳美(OGUNI-GYM)
ファエゼ・ウィラサクレック(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
明戸仁志(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
加藤 港(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
愛瑠斗(健成會)
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
女子54kg契約 2分3R
TOODY NAOMI(月心会ラスカルジム)
ARINA(闘神塾)
概要
大会名 Krush.125
日時 2021年5月30日(金) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/