K-1 3.28 日本武道館:計量クリアの武尊「この試合に全神経を集中させて、必ず勝ちます」、レオナ・ペタス「僕が一番楽しみたいなと思ってる」
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K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~(3月28日(日) 日本武道館)の公式計量が27日12時より行われた。プレリミナリーファイト第3試合の清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)が脱水症状により計量できなかったため、計量をクリアした稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)の不戦勝となる。その他の選手も計量をクリアしている。計量後の会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真 (C)K-1)
王者・武尊「この試合で人生が終わってもいい。下馬評を覆して、何が何でも勝つ」vs挑戦者レオナ「みんな楽しみだろうけど、僕が一番楽しみ」
計量は共に60.0kgのジャストでパス。調印式を済ませ、二度の延期を経ていよいよ両雄が激突する。武尊は普段にも増して緊張感を漂わせる。その理由は「下馬評」にあった。
「いつも『武尊が勝って当たり前』とか、武尊が一番上にいて、下に見てる図式になってしまうんですけど。今回の試合は『レオナ選手が勝つんじゃないか』って言ってくださってる人たちがたくさんいて。そういう方が逆に燃えるっていうか。いい意味で気合い入りまくって、感謝してますね」
いつものように「この試合で人生が終わってもいいと覚悟して」試合に臨む武尊。その一方で、大きな「責任感」を口にする。
「僕は格闘技界を背負ってると思ってるし、これから格闘技界を大きく変えていけるのは自分だけだと思ってるんで。そのためにこの試合は何が何でも勝たないといけない試合なので。この試合に全神経を集中させて、必ず勝ちます」
対するレオナは、試合に向けての会見から今日の計量、会見と、武尊と顔を合わせる時は正面を一切見ず、あえて武尊を「上から」睨みつけてきた。
「武尊選手がベルトを持ってるから上から僕を見下してる感じだったんですけど、僕としては僕はずっと60kgにいるんで『やっと僕のところにたどり着いたな』って気持ちでいるんで」
武尊に対してはあえて「上から」を意識してきたという。実力的にも「自分の方が上」という絶対の自信がある。
「K-1チャンピオンの武尊選手なんで、その選手に渡り合えないと一方的な試合になっちゃう。一方的な試合になるとつまらないんで勝つ準備してきたし、今は僕の方が強いと思ってるんで」
その上で、レオナは「楽しむ」と宣言した。
「ファンの方、関係者の方も楽しみかもしれないですけど、僕が一番楽しみたいなと思ってるんで。最後のメインを楽しませて貰おうかなと思ってます」
K-1の絶対的なエースとして、K‘FESTAのメインイベンターとして、さらには「格闘技界を大きく変えられるのは僕しかいない。この試合は何が何でも勝つ」と悲壮感を漂わせる武尊。どこか余裕を漂わせながら「楽しむ」と不敵な笑みを浮かべたレオナ。いよいよ明日、両雄が激突する!
◆武尊
「本当にこの試合は二度延期になってしまって、ファンの方たち、楽しみにしてくれてた人たちにお待たせしてしまったんで。その分、お互い最高に仕上げてきたんで、最高の試合をして、必ず倒して、明日は勝ちます。押忍。(今日、顔を合わせて相手の印象は?)僕もまったく同じで、記者会見で何度も顔を合わせてますけど、いつも気合いの入った感じで。明日も最高の試合が出来る最高の相手だなと思いました。
(2日間に渡るK’FESTAの最終試合であることについて)僕は基本、その立ち位置になってるんで、特に気にしてはいないですけど。メインは自分じゃないと締められないと思ってるし。K’FESTAが始まってからは、K’FESTAのメインイベントは全部KOで勝ってると思うんで。今回もKOで勝ちます。(どんな思いを持って練習してきたか)僕は毎試合、毎試合、この試合で人生終わってもいいと思って試合してるんで。今回もそのつもりで、全力で、全身全霊を込めて体を作ってきたんで。必ず勝つ練習してきました。
(レオナ選手にずっと見降ろされてていて、何か思うことは?)いい意味で、気合い入りますね。いつも「武尊が勝って当たり前」とか、レオナ選手も言ってますけど、武尊が一番上にいて、下に見てる図式になってしまうんで。今回の試合、もちろん僕の方が強いと思ってますけど、下馬評でも「レオナ選手が勝つんじゃないか」って言ってくださってる人たちがたくさんいて。なんかそういう方が逆に燃えるっていうか。僕的には、いい意味で気合い入りまくって、感謝してますね。そう言ってくれた人たちに。
(これで終わってもいいという覚悟とのことだが、この試合を勝った後の構想は?)いろんな期待をして貰ってる方もたくさんいるんですけど、本当に目の前の試合のことしか考えてないんで。その後は、また勝った後に見えてくると思うんで、それは楽しみにして貰って。でもこの試合だけじゃなくて、僕は格闘技界を背負ってると思ってるし、これから格闘技界を大きく変えていけるのは自分だけだと思ってるんで。そのためにこの試合は何が何でも勝たないといけない試合なので。この試合に全神経を集中させて、必ず勝ちます」
◆レオナ・ペタス
「二度の延期を経て、やっとこの場所に立つことが出来て、応援してくれてる方、ファンの方々、みなさんとても楽しみにしてくれていた1戦だと思うんで。その期待以上の試合をするんで、楽しみにしててください。(今日、顔を合わせての相手の印象は?)そうですね、今日、合わせてみたっすけど、1回2回、合わせてるんで。K-1の武尊選手だな、って最初のイメージとまったく変わらないんで。今日も別に変わらない感じですね。
(2日間に渡るK’FESTAの最終試合であることについて)そうですね、まあ、それなりに準備してきたし、メインということも特になく。僕は武尊選手とやれることが超楽しみなんで。ファンの方、関係者の方も楽しみかもしれないですけど、僕が一番楽しみたいなと思ってるんで。最後のメインを楽しませて貰おうかなと思ってます。
(どんな思いを持って練習してきたか)K-1チャンピオンの武尊選手なんで、その選手に渡り合えないと一方的な試合になっちゃうんで、一方的な試合になるとつまらないんで。勝つ準備してきたし、やっぱ実力が拮抗してる方がスリリングな試合になると思うんで。まあ、そこにって思ってたんですけど、今は僕の方が強いと思ってるんで、どうなるかなって感じですね。
(計量の後、正面を見ないでずっと武尊選手を見降ろすようににらみつけてたがどんな気持ち?)ABEMAさんの煽りでもあったんですけど、武尊選手がベルトを持ってるから上から僕を見下してる感じだったんですけど、僕としては僕は60kgにいるんで。僕のところにやっとたどり着いたなって気持ちでいるんで。その気持ちを持っていたから、見てましたね。はい」
クルーザー級王者K-Jee「恐怖心を与えるような試合をしたい」vs挑戦者シナ・カリミアン「ここにいる弱虫をやっつけたい」
セミファイナル・第18試合で行われるK-1クルーザー級タイトルマッチ。会見に先立って調印式が行われ、王者K-Jeeと挑戦者シナ・カリミアン、そして中村拓己K-1プロデューサーがタイトルマッチの調印証に署名。タイトルマッチが正式に決定した。
両者は昨年11月のK-1福岡大会で王者シナにK-Jeeが挑戦するタイトルマッチで対戦し、地元のK-Jeeが1RKO勝利でタイトル奪取。今回はダイレクトリマッチとなった。2018年9月、シナが優勝したK-1初代クルーザー級王座決定トーナメントの準決勝ではシナが判定勝ちしており、ここまでの対戦成績は1勝1敗。これが決着戦となる。
挑戦者のシナが「100%準備ができている。ここで多くを語るつもりはない。明日はここにいる弱虫をやっつけたい」と静かな炎を燃やすと、王者K-Jeeは4ヵ月ぶりのダイレクトリマッチに「またすぐやりたいとは思えないぐらい、恐怖心を与えるような試合をしたい」と、完全決着を目論む。
前回とは全く立場を入れ替えての再戦、攻略法を掴んだK-Jeeが返り討ちにして王者として7月に決まった福岡大会に凱旋を決めるのか、それともシナが報復のKOを決めるのか? 活況を呈するクルーザー級王座線戦はどうなる?
京太郎「マリオになってクッパを倒す」vs実方宏介「2Rにローキックで沈める」、愛鷹亮「ここから第二章が始まる」vsANIMAL☆KOJI「倒して勝ってスターになる」。城戸康裕「新しい感じの煽り映像に注目!」vs松下大紀「僕は僕のやり方でやる」
約10年ぶりにK-1復帰を果たした京太郎。ボクシングで磨いたパンチに絶対の自信を持ち、公開練習では「蹴りは使わない」と宣言。この日もスーパーマリオのコスプレで会見に出席し、「蹴りは使わない方針」と言い放ったが、これまでたびたび挑発されてきた実方宏介は「潰します」。「(京太郎は)足が弱ってると思うんで、2ラウンドくらいにマットに沈める」と「蹴りでのKO」を予告した。
愛鷹亮は怪我で1年ぶりの復帰戦。その間、結婚して春にはパパになり、幸せ一杯だが、K-1で成り上がることに意欲を燃やすANIMAL☆KOJIには気に入らない様子。「愛鷹選手は幸せな結婚生活を送ってる間、俺は名古屋でずっとキャンプをしてきた。倒してスターになる」と目をギラつかせた。
“キング・オブ・エンターテイナー”城戸康裕は、マリオのコスプレ姿の京太郎や「野獣キャラ」で押しまくるANIMALの横目に「やりにくい。早く帰りたい」と苦笑いを浮かべた。「新し感じの煽り映像に注目してください」と強調。対する松下大紀は言葉少なに「僕は僕のやり方でやる」と。
ヘビー級の京太郎vs実方、クルーザー級の愛鷹vsANIMALは「先にどちらが1発当てるか」の倒し合いは必至。スーパー・ウェルター級の城戸vs松下は、アグレッシブな松下の攻撃にテクニシャンの城戸がどう応戦するか?
ゴンナパー「ムエタイNo.1を証明する」vs南雲「ミャンマーの皆さんの力をリングで発揮する」野杁正明&玖村将史がムエタイ軍団を破壊宣言
第14試合はゴンナパー・ウィラサクレックvs南雲大輝。ムエタイvsミャンマーラウェイの異種格闘技戦的な香り漂うK-1ライト級スーパーファイトだ。K-1ライト級王者になって初めての試合に臨むゴンナパーは、「ミャンマーラウェイはグローブをはめないで試合をするということ以外は、本当にルールの面でも凄く近い競技だと思いますので、お互いに問題ないと思います」と、未知の相手を迎え撃つシチェーションにも臆するところはない。今大会には自身も含め3人のムエタイ戦士が出場することにも触れ、「みんなでムエタイナンバー1を証明したいと思っています」と誓っていた。
一方の南雲は、ミャンマーが軍事クーデターの影響で不穏な情勢にあることに憂いつつ、「僕がミャンマーの皆様からお借りしたお力を、明日、リングの上で発揮できるようにがんばります」と、苦しむミャンマーの人々に対して勝利を約束している。
第13試合では野杁正明がムエタイのプライチュンポン・ソー.シーソムポンとK-1ウェルター級スーパーファイトで対戦。プライチュンポンが2週間後にも試合を控えているという情報を聞いた野杁は、「K-1のリング、野杁正明はそんなに甘くねえぞと。明日は倒すことはもちろんなんですけど、壊してやろうと思っているので、期待していてください」と過激な破壊予告だ。ここ3試合連続で勝利しているものの全て判定勝ち。明日はKO勝利を収め、空位となっているK-1ウェルター級王座決定トーナメントの早期開催が希望だ。「ウェルターのチャンピオンは僕しかいないと思うので、それを証明する試合に明日はなると思います」と、ムエタイファイター相手に王者として相応しい力を見せつける。
対するプライチュンポンは今回がK-1初参戦。日本での試合経験はあるものの、「今は嬉しい気持ちでいっぱいです」とK-1初参戦の喜びの声を上げると、「明日は最高の試合をしたいと思っています」と意気込んでいた。
第12試合は玖村将史vsダウサコン・モータッサナイのK-1スーパー・バンタム級スーパーファイト。現Krushスーパー・バンタム級王者としてK’FESTAの大舞台に立つ将史は、「明日は圧倒的に倒そうと思っています。ムエタイ選手の倒し方のお手本と言われるような倒し方をします」と、圧倒的な勝利を予告。一方、母国のタイのみならず海外でも実績を重ねてきたダウサコンは、「非常にワクワクしています」と、初めてのK-1のリングに立つことが楽しみな様子。「今日まで練習してきました。自分にとって怖いものはありません。明日は自分のベストを尽くすだけです」と静かに闘志を燃やしていた。
篠原悠人vs西京佑馬はパンチ合戦、横山朋哉「しっかりインパクトを残す」vs佑典「僕が勝った方が盛り上がる」、島野浩太朗vs三輪裕樹は互いに熱戦を確信、金子晃大「芸術的なKO」vs鬼山桃太朗「自分の鬼を見せる」
第8試合では元Krushスーパー・フェザー級王者の島野浩太朗が、前戦の芦澤竜誠戦での敗北から再起。同じ昨年12月、伊藤健人に延長判定勝ちを収めた三輪裕樹と対戦する。三輪が「島野選手の顔を見てさらに気合いが入って、明日は熱い試合ができるなと確信できた」と話すと、島野も「自分もそう感じた」と呼応。“引いたら負け”の一戦になることは間違いなさそうだ。
第11試合はKrush元王者同士にして、ともに若きテクニシャンとして評価される2人の対決。第6代Krushライト級王者の篠原悠人は「テクニック対決と言われてるんですけど、その中でもインパクトのある試合をしようかなと思います」と語るとともに、連敗脱出を誓う。一方、第8代Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬は「しっかり雰囲気も楽しんで、最後はしっかり勝ちたい」と、余裕とも取れる発言を残した。KO決着の可能性も十分にあるテクニシャン対決、軍配はどちらに?
第10試合はKrushで2連勝中の横山朋哉が本戦初登場。TETSUが負傷欠場となり、代打として2月のKrushで初参戦・初勝利を挙げたばかりの佑典が代打出場。横山は「初の本戦なのでしっかりインパクトを残せるように」と意気込めば、佑典は「僕が勝った方が盛り上がると思うので、KOで勝ちます」と不敵なコメントを残した。
第9試合は第3代Krushスーパー・バンタム級王者、金子晃大が1年ぶりのリング。この間に頭角を現してきた新鋭・鬼山桃太朗を迎え撃つ。金子が「芸術的な感じのKOを爆発させたい」と言葉少なに語ると、鬼山は「しっかり打ち合って僕の鬼の部分を見せられたら」と、激闘で応えることを予告。
小鉄「自分は引かない」vsアビラル「最高のKOショーを見せる」、MIKE JOE「明日はぶっ飛ばす」vsEITO「ド派手にぶちかます」、玖村修平「蹴り合いでも殴り合いでも倒す」vs鷹大「前回の自分を超える」
第7試合では小鉄とアビラル・ヒマラヤン・チーターがK-1スーパー・ウェルター級スーパーファイトで激突。12.13K-1両国国技館大会で、敗れはしたものの木村“フィリップ”ミノルと激戦を展開して注目度が高まったアビラルは、「前回見せられなかった自分のKOショーを、今回は最高のKOショーとして見せられるようにがんばります」と一生懸命な日本語でKO実現を約束した。
このアビラルを迎え撃つ小鉄は、現在K-1ジム琉球の代表も務めている。ジムの代表になってこれが2戦目となるが、「好戦的な選手だし、僕も引かないんで、いい試合になるんじゃないですかね?」と、激戦になることを予告した。
第6試合ではMIKE JOEとEITOが-73kg契約で対戦する。元々、木村“フィリップ”ミノルと対戦予定だったJOEは、「急なオファーを受けてくれたEITO選手のほうが、よっぽど根性入ってて、いい日本人ファイターだなと思ったんで、彼とやるより今EITOくんとやるほうが楽しみかなと思ってます」と、男気溢れるEITOの決断に感謝の言葉。昨年8月のKrushがK-1 JAPAN GROUP初参戦ながら、その実力と濃厚なキャラクターで注目を集めているが、「明日は気持ち切り替えて、ぶっ飛ばしていきたいと思います」と、トレードマークのサングラス越しに目をギラつかせていた。
一方のEITOは思わぬ形で舞い込んできた大チャンスに、「明日はこのチャンスでド派手にぶちかましたろうと思ってるんで、見ててください」と舌舐めずり。JOEからの感謝の言葉を聞くと、「僕も物怖じせず、正面から堂々と突っ込んでバチバチな試合をしたい」と、真っ向から勝負することを宣言した。
第5試合ではこちらも対戦相手が変わった玖村修平が、ムエタイベースの鷹大とK-1フェザー級スーパーファイトで対戦する。試合の延期や対戦相手の変更など、いろいろあった中での試合となる玖村だが、「その分、長く充実した練習を積むことができました」とポジティブに考えて試合に臨む。「鷹大選手は前回の相手よりも全然テクニックも実力も実績も上だと思うんで、レベルの高い試合をして、ムエタイの選手なんで蹴り合いでも殴り合いでも、派手な試合で倒したいと思います」と、大舞台を前にモチベーションも高い。
対する鷹大は急なオファーとなったが、これが1年4カ月ぶりの試合。K-1には2019年の6.30両国国技館大会に出場した経験があるが、実力を出しきれずに小澤海斗に敗れている。そのこともあり、「前回初めてK-1に出た時に何もできずに情けない姿を見せちゃったんで、前回の自分を超えるということですね。名前を覚えてもらえるような試合をします」と、年間最大イベントでのリベンジを誓っていた。
高梨「最高の負け方にしてやる」vsMARI「女子らしい試合は求めてない」、MIO「今回こそ強い姿を」vs山田「ぶっ飛ばします」、弘輝vs龍華・海斗vs寧仁太は派手なKOを予告
第4試合では、昨年MIOに勝利している元Krush王者の高梨knuckle美穂が、K-1初出場のMARIを迎え撃つ。高梨はMARIのカード発表会見での「負けてばっかりの私が……」という発言がよほど頭に来たと見えて、「負けてばっかりいるヤツには負けが似合っていると思うので、明日は最高の負け方にしてやります」と力強く断言。一方のMARIは「K-1初参戦なので、明日はやれることを全部リングの上で出しきりたいと思います」とコメントした。高梨が目論見通りKOで「最高の勝ち方」を演出するのか?
第3試合と第4試合は今大会で2試合組まれた女子アトムのカードが並ぶ。まず第3試合ではK-1で2戦目となるMIOが、元ボクシング世界王者の山田真子と対戦。MIOは昨年9月の大阪大会、高梨knuckle美穂に敗れた試合に触れ「前回、情けない試合をしてしまったので、今回こそカッコいい、強い姿を見てもらえたら」と意気込みを語ると、昨年11月のK-1初参戦で勝利している山田は「福岡からたくさん応援が来てくれるんで、チームみんなで会場の緊張感とかも楽しみつつ、ぶっ飛ばしたいと思います」とKO宣言してみせた。
第2試合のウェルター級ワンマッチでは海斗がK-1初出場の寧仁太・アリと激突。一昨年はウェルター級王座決定トーナメントにも出場し、思いきりのいい試合で評価される海斗は「明日は序盤からメインぐらい会場を盛り上げるんで、見といてください」と自身の発言。一方、高い身体能力で3連続KO勝利を記録中のアリは「早く明日になって自分がやってきた成果を出したい」と、試合が待ちきれない様子。
第1試合の弘輝vs龍華は、カード発表会見から両者が火花を散らすなど危険なムードに満ちた一戦。勝っても負けてもド派手な打ち合いで沸かせる弘輝は「倒します」とひと言。K-1甲子園連覇の実績を持つ龍華は「明日に向けてやれることは全部やってきたので、明日は全部出すだけです」と、やや緊張をにじませながら語った。
対戦カード
【本戦】
第19試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元スーパー・バンタム級&フェザー級王者)※2度目の防衛
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者、Krush王者)
第18試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/王者、元Krush王者)※初防衛戦
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/挑戦者・前王者)
第17試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
京太郎(フリー/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※藤本京太郎 改め。角海老宝石ボクシングジムから所属変更
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
第16試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
松下大紀(BELIEVE MAN)※K-1ジム川口TEAM SIRIUSから所属変更
~休憩~
第14試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/K-1 WORLD GP王者、元Krush王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
南雲大輝(八光流柔術総本部)※金子大輝 改め。K-1ジム大宮から所属変更
第13試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者)
プライチュンポン・ソーシーソムポン[Phlaychumphon Sor. Srisomphong](タイ/GTジム)
第12試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
ダウサコン・モータッサナイ[Dawsakhon Motassanai](タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位)
第11試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
第10試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
横山朋哉(リーブルロア)
佑典(月心会チーム侍)
第9試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
第8試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krush王者)
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
~休憩~
第7試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATキック・ミドル級(70kg)王者)
第6試合 73kg契約 3分3R(延長1R)
MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/Bigbangスーパーウェルター級王者)
EITO(Respect All Fear None)※HALEO TOP TEAMから所属変更
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元WMC世界スーパーバンタム級王者、WPMF日本スーパーバンタム級&フェザー級王者)
第4試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
第3試合 女子46kg契約 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
第2試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
寧仁太[アニンタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
弘輝(team ALL-WIN)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019・2020 -65kg優勝)
【プレリミナリーファイト】
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
髙橋直輝(若獅子会館)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
○稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
×清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
不戦勝
第2試合 女子ミニマム級(48kg) 2分3R
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
美伶(WARRIOR OSAKA)※TEAM ONEから所属変更
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
羽鳥 仁(TEAM BARD)※ポンムエタイジムから所属変更
鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~
日時 2021年3月28日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:20 本戦開始・13:00
会場 日本武道館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 8,000円 ※チケット完売
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ M-1スポーツメディア 03-6450-5472 https://www.k-1.co.jp/contact/