KNOCK OUT 3.13 後楽園ホール:安本晴翔「エース争いとか関係ない。一番いい試合をしていたらついてくるはず」、ペットシラー「古村兄弟をタイの王者に育て、自分は日本でスーパースターになる」
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KNOCK OUT ~The REBORN~(3月13日(土) 後楽園ホール)のセミファイナル・REDルール・フェザー級で対戦する安本晴翔(橋本道場/REBELS-REDフェザー級王者)とペットシラー・FURUMURA-GYM(タイ/FURUMURA-GYM/元プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者、TOYOTA HI-LUX REVOスーパーバンタム級トーナメント2016優勝)のインタビューが主催者から届いた。
同階級では龍聖が破竹の勢いで迫ろうとし、何かと挑発もしてくる中、王者・安本はどう考えているのか?またそれに伴いKNOCK OUTのエース争いについて思っていることは? ペットシラーは昨年11月に来日。古村兄弟らを教えながら練習してきた彼にとって、今回が日本での初陣となる。最初から強敵・安本を相手に、何を見せようとしているのか?
安本晴翔「エース争いとか関係ない。一番いい試合をしてたらついてくるはず」
――今回、ペットシラー選手と対戦が決定しました。相手の情報はどれぐらい入っていますか?
安本 映像は軽く見たんですけど、蹴りがすごくうまくて首相撲とかヒジが得意な選手だなと思いました。実際にどうかは、やってみないと分からないですけど。
――自分としてはどう戦おうと?
安本 タイ人はちょっとクセがあるので、そこを自分なりに対処して最初のうちにそのクセを見抜いて、自分のペース、自分の距離に持っていければ、勝ちは掴めるのかなと思います。
――そうするにあたって、3Rという試合時間はどうですか?
安本 タイ人はやっぱり5Rの方が強いかなとは思うんですけど、3Rなら3Rなりの戦い方をしてくると思うので、そこを自分なりに考えて、当日相手がどう来ても対応できるような感じでいきたいですね。
――最終的にはどう勝ちたい?
安本 最終的にはKOしたいです。
――安本選手の中では、KOというのは常に目指しているものですか?
安本 目指しすぎると体が固くなって緊張してしまうので、そこは何にも考えずにとりあえず戦って、チャンスと思ったら倒しにいくようにしたいです。
――以前に比べたらKOも増えてきたと思います。それは、KOにつなげる試合運びができてきたということですか?
安本 そうですね。どうやってペースを掴めばいいかというのが分かってきて、この8戦ぐらいで倒せるようになってきたなと思います。
――今回はKNOCK OUTの仕切り直しの大会になります。このところ、“エース争い”が活発化してきていますが、その部分についてはどう考えていますか?
安本 自分としては、常にその日のどの試合にも負けない試合をするという気持ちでやっているので、エースとかエースじゃないとかは関係なく、その1試合をどうやって面白くさせるかというのが一番ですね。だからエース争いというのは気にしてないです。
――一番面白い試合を続けていれば、勝手についてくる?
安本 そうですね。それができていれば、周りがそう言ってくれると思うので、それならそれで盛り上げられればいいと思います。
――その部分で、特に龍聖選手からのアピールが続いてますよね。実際どう感じてますか?
安本 全然いいと思います。実際、龍聖選手は強いし、KOしての連勝はすごいので、僕もそんな彼から狙われる立場に立っているのかなという実感しかないです。
――いろいろ言われてますけど、気にはならない?
安本 いや、僕は煽られるのは苦手なので、イヤではあるんですけど(笑)、そこは軽く受け流して、やるとなったらやるよという感じです。このまま勝ち進んでくれたら、いずれはやる相手かなとは思っているので。
――そうなった時には、勝つ自信はある?
安本 負ける自信があったら負けちゃうんで(笑)。選手はみんな勝つことしか見えてないので、そこは龍聖選手も同じだと思います。
――これが今年一発目になりますが、ここからどうしていきたいですか?
安本 今はタイ人との試合が続いているので、とりあえず日本の同じ階級で知名度がある選手とやっていきたいです。やりたい選手はいますけど、どうなるかは分からないので。
――この先、選手として身につけたいものというのは何でしょう?
安本 今は知名度がほしいですね。知名度がないと、注目カードも盛り上がらないと思うので。知名度を上げて、本当に強い選手とやって、どんどん上に上がっていきたいです。他団体の有名な選手とか、僕より強い選手はまだまだいると思うので、そういう選手たちを全員蹴散らしていけたら、知名度もだんだんついてくるのかなと思います。
――それができるだけの実力はついている自信があると。
安本 もう大丈夫なのかなって思います。もうそろそろ動いてもいいんじゃないかなという感じです。前までは全然なくて、「自分なんかまだまだじゃないか」「倒せないからダメなんじゃないか」とかいろいろ考えてたんですけど、最近、タイ人といっぱい試合して、縮こまっててもしょうがないなと思うようになりました。何事にも挑戦しないといけないなと思っていて、キックも20戦ぐらいしてきたので、もうそろそろいいかなと。
――そういった点も含めて、今回の試合で一番見てほしい点は?
安本 ウチのお母さんの作るガウンですね。あと試合内容は確実に面白くするので、そこは見てほしいです。
――分かりました。ガウンにも注目しておきます!
ペットシラー・FURUMURA-GYM「古村兄弟をタイの王者に育て、自分は日本でスーパースターになります」
――昨年11月に来日されたそうですが、日本には慣れましたか?
ペットシラー タイに比べると、すごく寒いです。でもジムの中はタイと同じ環境になっているので、問題ないです。ここにいれば、タイと全く同じ環境が味わえるようになりました。日本のジムのはずなのに、今ではまるでタイのジムのようになってしまったので、逆に会長や選手たちがタイの習慣に慣れたはずです(笑)。
――日本に来て驚いたことはありますか?
ペットシラー 雪を生まれて初めて見ました。雪で遊んだ写真があるので、見てください(笑)。
――楽しそうですね(笑)。日本の食べ物はいかがですか?
ペットシラー 焼きそばが大好きになりました。会長に日本風焼きそばの作り方を教えていただいて、自分で作っています。ジムのFacebookに日本での生活風景のビデオを上げていますので、ぜひ見てみてください。他の食べ物は基本的にタイの食材を仕入れて、毎日タイ料理を食べているので、まるっきりタイと変わりません。これも会長や選手たちの方がタイ料理の辛さに慣れたと思いますよ(笑)。
――プロムエタイ協会のチャンピオンだったとのことですが、ムエタイのキャリアとスタイルは?
ペットシラー 8歳から始めて、2016年にチャンピオンになりました。今ONEで活躍しているペッダム・ペッティンディーアカデミーにはランシット・スタジアムで判定勝ちしたことがあります。スタイルは、俗に言うムエフィームー(テクニシャン)です。サウスポーなので、左ミドルとヒザ蹴りが得意です。
――今回、日本では初めての試合ですよね?
ペットシラー はい、初めてです。試合ができるのはとてもうれしいですし、日本でまた新しい自分のページを刻みたいと思っています。
――相手の安本晴翔選手の情報はどれぐらい得ていますか? 印象は?
ペットシラー YouTubeで最近の試合は見ました。今はとても便利な時代ですね。動きが速くて、とてもいい選手だと思います。
――安本選手との試合で、一番気をつけるべき点は何ですか?
ペットシラー パンチには警戒していますが、レックトレーナー(サオエーク、サオトーらムエタイ強豪を育てたトレーナー)と一緒に研究したので、問題ありません。彼の作戦通りに試合をするだけですが、3Rなので最初から攻めていくつもりです。また、日本ではKOが喜ばれるようなので、チャンスがあればKOを狙いにいきます。
――KNOCK OUT(REBELS)ではタイ人のスアレック選手が活躍していますが、どう思いますか?
ペットシラー すみません、まだ日本に来たばかりで、存じ上げません。ただ日本のイベントでムエタイの選手が活躍しているというのは素晴らしいことなので、自分も活躍できるように頑張ります。
――同じ日に古村光選手も試合をします。どういう試合をしてほしいですか?
ペットシラー 練習した通りに試合をすればいいと思います。相手もテクニックがある選手なので、試合は面白くなると思います。
――トレーナーの目で見た古村兄弟のいいところと課題は?
ペットシラー 基本的に日曜日も含めて毎日練習していますが、彼らはとにかく真面目に練習するところが素晴らしいです。また体が強く、兄はパワー、弟はテクニックが優れていますね。課題は試合数です。もっと短いペースで試合をさせて、キャリアを早く積ませたいです。
――日本での目標は何ですか?
ペットシラー 古村兄弟をメジャースタジアムのチャンピオンに育てることです。そのためにテクニックを教えています。自分は日本でスーパースターを目指します。
――最後に、お客さんにメッセージをお願いします。
ペットシラー しっかり練習したので、今回の試合は自信があります。頑張りますので、応援をよろしくお願いします。
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
第8試合 メインイベント KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(55kg)王座決定戦 3分5R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者)
KING強介(京都野口ジム/Team fight bull/元REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者)※Team fight bullから所属変更
第7試合 セミファイナル REDルール フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/REBELS-REDフェザー級王者)
ペットシラー[Phetsila]・FURUMURA-GYM(タイ/FURUMURA-GYM/元プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者、TOYOTA HI-LUX REVOスーパーバンタム級トーナメント2016優勝)
第6試合 BLACKルール フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
龍聖(TRY HARD GYM)
大脇 武(GET OVER/DBS&RKAフェザー級王者、WBCムエタイ日本7位)
第5試合 REDルール スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/元ルンピニージャパン・バンタム級王者)
古村 光(FURUMURA-GYM)
第4試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級(75kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/WOMF世界スーパーミドル級王者)
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級(75kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
吉野友規(STURGIS新宿ジム)
田村 聖(拳心館/元NKBミドル級王者)
第2試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級(65kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
与座優貴(橋本道場)
宮越慶二郎(拳粋会宮越道場/元WBCムエタイ・インターナショナル・同日本・NJKFライト級王者)
第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
久保政哉(Monolith)※フリーから所属表記変更
概要
大会名 KNOCK OUT ~The REBORN~
日時 2021年3月13日(土) 開場・16:45 開始・17:30
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥15,000 S席¥10,000 A席¥7,000 ※当日500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料
チケット販売 チケットぴあ KNOCK OUT OFFICIAL SHOP 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp http://www.rebels.jp/