REBELS 2.28 後楽園ホール:皇治、REBELSファイナル大会で山口元気代表とエキシビションマッチ。皇治「REBELSが無かったら今の自分も無かった」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
REBELS ~The FINAL~(2月28日(日) 後楽園ホール)で、REBELSの創始者でREBELSの運営会社代表の山口元気氏が、皇治とエキシビションマッチを行うことになった。90年代にMAキックでフライ級とフェザー級の王者になった山口氏だが、引退試合を行っておらず、今大会でREBELSブランドも封印(KNOCK OUTと一本化)されることから、宮田充プロデューサーが自身とも因縁浅からぬ皇治とのエキシを企画した。皇治はK-1でブレイク前の13~14年に3回、REBELSに上がっている。皇治はRIZINも協力してのREBELS登場で、3月末に自身のジムと東京都世田谷区にオープンし、5月に開催される予定のRIZIN大阪大会での試合復帰を予定しているという。
皇治は13年7月、REBELS.18でREBELSに初参戦し、「REBELS 60kg級王座決定トーナメント準決勝戦」で町田光に判定負け。その反対ブロックでは不可思と稲石竜弥が戦うという、今では考えられない顔ぶれだった(上写真は当時の会見)。同年10月には当時の皇治の所属先のSFKとREBELSの大阪での合同興行にも出場し、ジャン・ヨンホ(韓国)にKO勝ちし、14年7月のRISEとREBELSの合同興行ではSHIGERUに判定負けしている。
皇治はその後、HEATを主戦場とし、16年からK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、宮田プロデュースの元でブレイク。卜部兄弟、大雅、武尊らとの試合だけでなく、そこまでの舌戦でも話題を呼んだ。昨年からRIZINに移り、宮田氏もK-1を離れREBELSとKNOCK OUTのプロデューサーに就任したが、REBELSのリングで再会を果たす。宮田氏は昨年12月の会見で、REBELSブランドの封印と、過去にREBELSに上がっていた主要5選手へのファイナル大会参戦を呼びかけ、その中に皇治も含まれていた。
1月24日の東京都内での会見で宮田氏は「REBELSファイナルの大会ということで、過去の大会を振り返る一般的なセレモニーも考えましたが、もっとインパクトのあるものができないか考え、REBELSを立ち上げた山口元気代表に主役になってもらいたいと考えました」「山口代表は引退試合的なものは行っていないということです。90年代、僕は全日本キック、山口代表はMAキックという2つの別の大きな団体にいて、今回初めてオファーさせてもらいました」と経緯を説明し、「皇治選手はぶっちゃけファイトマネーが高いと聞いていますけど、記念エキシビションマッチということで色々調整してもらった結果、久しぶりにREBELSのリングに立ってもらうことになりました。皇治選手の気持ちに感謝していますし、ご理解ご協力いただいたRIZIN様には深く御礼申し上げます」と話した。
山口氏は「50歳なんで、エキシビションに出てもらいたいと聞いた時は耳を疑いました。その時は73~4kgあって『無理です』と言いましたが、宮田さんが大会を盛り上げようとしていて、登場を快諾してくれた皇治選手の男気にも悪いと思い、受けることにしました。ラーメン屋の一風堂の替え玉をいつも6~7回するのを抑えて、白米も控えて、今は7kgぐらい減量しています」「皇治君は8年前のREBELSの会見を吉祥寺のバーでやった時も、盛り上げようという意識を持った発言をしてくれていました。大阪大会の時も応援が凄くて、皇治軍団のブースでTシャツを買って帰った程です」「今回僕は現役の時と同じ山木ジム所属で上がります。引退しても所属は山木ジムという気持ちですし、山木(敏弘)会長も観に来られるので、教わったことを出したいです」とコメントした。
皇治は「REBELSファイナルに向けて会見で宮ちゃんが(5選手へのオファーの)封筒用意したのに、全員断られてかわいそうやん」「遊びに行く言うたら、そこから宮ちゃんのLINEがしつこくて」と冒頭から宮田氏に先制“口”撃。しかし「山口代表がリングに上がるし、宮田さんのお願いやったら、ちょっとでも盛り上がるといいと思って出場することになりました」と快諾した理由を話し、「REBELSでは勝ったり負けたりやったけど、小生意気な自分を立派なトーナメントのメンバーに入れてもらったり、大阪大会でもセミファイナルでやらせてもらったり、何かとお世話になりました。REBELSが無かったら今の自分も無かったと思います」と感謝の言葉を述べた。
皇治はREBELSから一本化されるKNOCK OUTへの継続参戦の可能性を聞かれると「ファイトマネー高いですよ」といなしたが、「今、RIZINで結果が出せてないのが素直に悔しいんですよ。ファンをガッカリさせたのがショックやったし、ガタガタとヌカしてる奴らに見返したいです。同じ階級の試合なら負けないです。その代わり3月27日の世田谷の船橋にジムを出すんで、小さな大会ができるぐらいのリングもあるんで、そこの大会の優勝者を推薦でKNOCK OUTに送り出せたらと思いますね。俺がK-1抜けて出たのも格闘技界を一つにしたいからで、そういうこともやれば格闘技界を盛り上げられると思います」と、指導者としても恩返しする意向を示した。山口氏も「クロスポイントから皇治君のジムに練習で選手を貸すこともできます」と協力姿勢で、皇治は「5月にRIZIN(大阪大会)で同階級の選手とやります」と次戦について明かした。
エキシは大会メインイベントの後に実施予定。リングアナウンサーは宮田氏が務めることになり「この試合は(今年からREBELSでリングアナを務める)日向野(拓士)さんに渡したくないです。皇治コールは実は初めてです。張り切ってやらせてもらいます」とコメント。山口氏のセコンドには小笠原兄弟とジムの生徒がつく予定で、皇治は「青木真也やシバターもいいっすね。(出稽古で世話になっている)ウィラサクレック会長が来るかもしれません」と話した。ちなみにREBELSの10年1月の旗揚げ大会はウィラサクレック・ウォンパサー氏との合同興行で、近年のREBELSにもウィラサクレック派遣の選手が出場している。
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
REBELS-BLACKスーパーウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/王者、元RISEミドル級(70kg)王者)
海人(TEAM F.O.D/挑戦者、シュートボクシング日本スーパーライト級(55kg)王者、S-cup 2018 65kgトーナメント優勝)
REBELS-REDスーパーフライ級(52kg)タイトルマッチ 3分5R
老沼隆斗(STRUGGLE/王者)
白幡裕星(橋本道場/挑戦者、ムエタイオープン王者)
REDルール ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
潘 隆成(クロスポイント吉祥寺/元WPMF日本スーパーライト級王者)
重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者)
REDルール スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
津崎善郎(LAILAPS 東京北星ジム)
リカルド・ブラボ(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/新日本ウェルター級王者)
REDルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
橋本 悟(橋本道場/INNOVATION&ムエタイオープン・スーパーライト級王者)
BLACKルール ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONライト級4位)
麻火佑太郎(PHOENIX)
BLACKルール 55.5kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木貫太(ONE’S GOAL)
大川一貴(青春塾)
REBELS ~The FINAL~ スペシャルエキシビションマッチ
山口元気(山木ジム/元MA日本フライ級&フェザー級王者)
皇治(TEAM ONE/ISKA世界ライト級王者)
※UMA(K&K BOXING CLUB/REBELS-BLACK 67kg級王者・元65kg級王者、LPNJ(ルンピニー日本)ウェルター級王者)引退セレモニーも実施
概要
大会名 REBELS ~The FINAL~
日時 2021年2月28日(日) 開場・16:45 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ツイキャス(3,300円~/PPV) サムライTV(1,980円/月額)
※チケット完売
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp http://www.rebels.jp/