REBELS 2.28 後楽園ホール大会で10年の歴史に幕。梅野源治、水落洋祐、不可思、渡部太基、皇治に参戦呼びかけ。統合後初のKNOCK OUTは3.13 後楽園から
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REBELSとKNOCK OUTの運営会社・Def Fellow(デフフェロー)が12月18日に東京都内で記者会見を行い、REBELSブランドの封印と、KNOCK OUTブランドへの統合を発表した。来年2021年2月28日(日)後楽園ホール大会を「REBELS ~The FINAL~」と銘打ち、REBELSの最終興行とし、10年間のREBELSを彩った梅野源治、水落洋祐、不可思、渡部太基、皇治への参戦を呼びかけた。3月13日(土)の後楽園ホール大会「KNOCK OUT ~The REBORN~」から統合した大会として行われ、新しい階級区分・名称で試合を実施。現在のREBELSの正規王者は、そのままKNOCK OUT王者と認定される。
新しい階級区分(2021年3月13日の後楽園大会より採用)
・アトム級(女子のみ) -46.0kg
・ミニマム級(女子のみ) -47.5kg
・ライトフライ級(女子のみ) -49.0kg
・フライ級 -50.5kg
・スーパーフライ級 -52.0kg
・バンタム級 -53.5kg
・スーパーバンタム級 -55.0kg 【※55kg以下は1.5kg刻み。55kgから75kgまで2.5kg刻み。】
・フェザー級 -57.5kg
・スーパーフェザー級 -60.0kg
・ライト級 -62.5kg
・スーパーライト級 -65.0kg
・ウェルター級 -67.5kg
・スーパーウェルター級 -70.0kg
・ミドル級 -72.5kg
・スーパーミドル級 -75.0kg
・ライトヘビー級 -80.0kg
・クルーザー級 -90.0kg
・ヘビー級 リミット無し
KNOCK OUT 全階級とチャンピオン(2021年3月1日より認定)
◆KNOCK OUT-REDルール(肘有り)
スーパーフライ級(52.0kg) 老沼隆斗(STRUGGLE)
バンタム級(53.5kg) 空位(開催中のREBELS-RED同級王座決定リーグ戦優勝者が王者に)
スーパーバンタム級(55.0kg) 空位(開催中のREBELS-RED同級王座決定トーナメント優勝者が王者に)
フェザー級(57.5kg) 安本晴翔(橋本道場)
スーパーフェザー級(60.0kg) 空位
ライト級(62.5kg) スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム)※スアレックはREBELS-REDライト級暫定王者だが、過去に同スーパーライト級王者、KNOCK OUT-RED 61.5kgトーナメント優勝の実績を持つことから認定
スーパーライト級(65.0kg) 空位
ウェルター級(67.5kg) 空位
スーパーウェルター級(70.0kg) 吉田英司(クロスポイント吉祥寺)
◆KNOCK OUT-BLACKルール(肘無し)
スーパーフライ級(52.0kg) 空位
バンタム級(53.5kg) 空位
スーパーバンタム級(55.0kg) 空位
フェザー級(57.5kg) 空位
スーパーフェザー級(60.0kg) 空位(REBELS-BLACK同級王者の鈴木宙樹が階級アップのため返上)
ライト級(62.5kg) バズーカ巧樹(菅原道場)
スーパーライト級(65.0kg) 空位
ウェルター級(67.5kg) 空位
スーパーウェルター級(70.0kg) 日菜太(クロスポイント吉祥寺)
女子アトム級(46.0kg)王者 ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
女子ミニマム級(47.5kg)王者 空位
女子ライトフライ級(49.0kg)王者 空位
宮田氏「よりラディカルな、先鋭的な集団として進んでいくべき」
Def Fellowの山口元気代表は「REBELSは2010年1月23日にディファ有明で旗揚げしました。当時はK-1ルール全盛で、肘打ち、膝蹴りの良さを見せようというコンセプトの元、時代の流れに対抗しようという反骨心で旗揚げしました」「色々変革の時期がありましたが、今年5月にブシロード様よりKNOCK OUTの事業を引継ぎました。コロナ禍もあり、来年どう生き残ろうと考えた結果、元K-1プロデューサーの宮田(充)さんに、REBELS・KNOCK OUTをメジャーにするため協力して欲しいと相談し、10月に宮田さんがプロデューサーになりました」「宮田さんと議論し、10年続いたREBELSを一旦封印させていただくことにしました。今後はKNOCK OUTに統合します」と、これまでの歴史や統合の経緯を説明した。
さらに山口氏は「REBELSは封印ということで、完全に消滅ということはではありません。またどこかで反骨心を持った選手が出て来ることも無きにしも非ずですし、根底に流れる反骨心はKNOCK OUTでも流れると思います」「淋しい気持ちはなく、前を向いています。REBELSで種をまいてきたものが、いよいよ来年度、花が開くときが来たのかな」とも付け加えた。
宮田プロデューサーは「REBELSが旗揚げして10年、イベントを封印することに山口代表にも思うところはあると思いますが、これをいい転機にし、立ち技格闘技界で、よりラディカルな、先鋭的な集団として進んでいくべきだと思います。マッチメイク、イベント展開はさらに激しくならないといけないと思います」と、新体制に向けての決意を語った。
さっそく宮田氏は、REBELSの最後の大会となる2月28日の後楽園大会に、10年間のREBELSを彩った梅野源治、水落洋祐、不可思、渡部太基、皇治への参戦を呼びかけ、5選手へのオファー状の入った白い封筒を持って立ち上がった。その姿は、プロレス団体・UWFインターナショナルの1994年の「1億円トーナメント」の発表会見を彷彿とさせる。Uインターは突然オファーされた他団体の多くの関係者の反感を買ったが、宮田氏は「当然それぞれの窓口の方には事前連絡しています」と補足し、「『試合ができるかはあれですけど、何らかの形で協力できれば』と返していただいた方もいました。『いやいや、ないないない』というのはなかったです」とのこと。さらに「それぞれの時代にそれぞれの戦いでREBELSで戦ったファイターに敬意を持ってオファーをさせていただきます。もちろんこれで上がらないからと言って、どうということはありません」とも語り、「公式試合になるのか、どういう形がいいのか」とも話し、エキシビションマッチやゲスト来場といった形式も示唆した。
この発表後、梅野と水落以外の3選手はTwitterで反応し、不可思は「自分の名前を挙げていただきありがたく思います」、渡部は「素直に有難い。身体と相談して、とりあえず今日は肉喰おう」、皇治は「友達の宮ちゃんが頑張ってくれて嬉しいやん。宮ちゃんの力になれるなら、なんぼでも名前使ってえーよ♪ただ後楽園は俺1人で埋まってまうて、、」と記した。
会見出席選手のコメント(登場順)
◆ぱんちゃん璃奈「拳を手術しましたが、アマからREBELSに参加しているので、2月28日の大会に出たいです。47.5kg、49.0kgでも出られるので、3階級ベルトを狙います。他団体でベルトを持っている選手、来年戦ってください。」
◆老沼隆斗「REEBLSでチャンピオンになれて感謝でいっぱいです。その気持ちを胸に、新しいKNOCK OUTでも輝けるよう頑張ります。」
◆小笠原瑛作「REBELSにデビュー戦から育ててもらい、KNOCK OUTは初回から出て思い入れのある大会です。来年は名前のある選手を倒し、KNOCK OUTを引っ張っていきたいです。」
◆宮元啓介「来年は強い選手をたくさん倒し、さらに上に行きたいです。」
◆栗秋祥梧「九州時代からREBELSが大好きでお世話になっているので、フェザー級でしっかり最後暴れたいです」
◆安本晴翔「最初に取ったベルトがREBELSのベルトなので、2月の最後のREBELSに出て、いい試合がしたいです。」
◆小笠原裕典「来年一発目からルールと階級を変更するので、BLACKルールの57.5kgのタイトルを狙います。格闘技を見たことの無い人も面白いと思う試合をしていきます。」
◆龍聖「来年はKNOCK OUTの中心に行くのは当たり前として、格闘技界の中心に行きたいです。」
◆良太郎「REBELSで育ててもらい、うちのチームのみんなはREBELSの反骨心を引き継いでいくと思いますし、KNOCK OUTでもその思いで戦えればと思います」
◆バズーカ巧樹「来年は無敗で爆発します。押忍。」
◆スアレック・ルークカムイ「日本に来てREBELSとKNOCK OUTのチャンピオンを取ったので、来年はもっと面白い試合をするよう頑張ります。」
◆大谷翔司「自分を育ててくれたREBELSの来年2月の最後の大会で、バズーカ選手とリターンマッチをやってベルトが欲しいです。」
◆T-98「連敗しているので、2021年勝ち続けられるよう、しっかり準備したいです。」
◆吉田英司「今年は試合ができていなかったんですけど、1月にINNOVATIONでベルトを獲って、来年REBELS・KNOCK OUTで活躍できるよう頑張ります。」
◆松倉信太郎「新しくできたスーパーミドル級をは僕に懸けてもらったと思うので、それなりの覚悟を見せないといけないと思います。松倉がいる階級と認識してもらえるよう戦います。」
◆津崎善郎「オーストラリアから帰国後、初めて日本で出たプロの大会がREBELSで、無くなるのは淋しいですが、新生KNOCK OUTを盛り上げたいです。今は70kgですけど、近い階級もできたので、来年は必ずベルトを獲りたいです」
◆渡慶次幸平「僕も出ているミャンマー・ラウェイの映画がアップリンク渋谷で特別先行上映され、地上波でも出演の話が5本くらいあり、KNOCK OUTを地上波に持って行けるので、僕の対戦相手は地上波に映ります。『渡慶次弱えよ、ぶっ倒してやる』という熱い選手、お待ちしています。67.5~75kgまでこだわりなくやろうと思います。」
◆日菜太「コロナの影響で今年2試合かしなかったので、そのことによって選手寿命が伸びたと思いました。今も僕が70kgで日本人最強だと思っています。緑川(創)選手に勝った海人選手だったり、10連続KOしている木村“フィリップ”ミノル選手だったり、若い選手とやれば盛り上がるんじゃないかと思います。僕に勝ったらおいしいと思うので、2月大会や3月大会で是非やりたいです。これだけ若くイキのいい奴らの集まるREBELS・KNOCK OUTをこれからも応援よろしくお願いします。」