ONE Championship 11.6 シンガポール:若松佑弥「子供ができて、気持ちに余裕ができた」。三浦彩佳、和田竜光、ユスターキオが展開を予想
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
ONE Championshipはシンガポール・インドア・スタジアムで事前収録した「ONE: INSIDE THE MATRIX II」の模様を、11月6日(金)夜9時30分よりABEMA等で配信する。キム・キュサン(韓国)と対戦する若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/ONE MMAフライ級4位)のインタビュー、若松と同門の三浦彩佳、若松の練習仲間の和田竜光、若松とキュサンと対戦経験のあるジェへ・ユスターキオの展開予想コメントが、ONEから届いた。
ONE Championship 11.6 シンガポール:日本在住勢が満を持して本戦シリーズ登場。若松佑弥「野性的なパワーで1Rから倒しに行く」
若松佑弥
――現在連勝中の若松選手ですが、デメトリアス・ジョンソンに敗れて以来、どのような変化がありましたか?また、軌道に乗っている理由はなんだと思いますか?
若松 DJと触れたことによって、自分も組みが出来るんだと思ったし、今後も強化したいと思った。今年に入ってから、レスリングを練習に取り入れて、寝技もたくさん練習している。そう言った意味では、DJ戦からすごい変わったと思う。(2019年8月に)ジェへをノックアウトして、あの舞台で勝てたことも経験に繋がっている。子どもも生まれて、また戦う理由が変わった。それで軌道に乗っているのかなと思う。
――お子さんが生まれてどんな変化がありましたか?
若松 一年前の生活とはガラッと変わった。子どもを抱っこしながら休憩したり、お風呂に入れたり。子どもがいなかった時は、自分が一番大事というか、自分のことに頭を使っていた。でも、子どもは一人じゃ何もできないので、自分と嫁さんしかいないと思って、頑張れるようになった。人生って、輪廻転生じゃないですか、だからこれは頑張るべきだなと。格闘技だけにならないで、子育てもしっかりして、そうやって人は成長していく。自分は割と短気な性格だった。でもそういう人間面、人間性に関しても優しくなれたり、気持ちに余裕ができた。練習とかでも俺が頑張らないと食わしてあげられない。そういう意味でも、すごいモチベーションになっている。
――相手のキム・キュサン選手についてどんな印象をお持ちですか?
若松 ストライカーで自分と同じ階級とは思えないくらい身長が高いなと思った。綺麗なボクシングをする選手で、自分のように動きまくる選手ではない印象。あとは気持ちの強い選手だなという印象がある。寝技もしっかりできると思うし、すごい強い選手だと思う。久々の試合だと思うので、お互い全力で戦って熱い試合にしたい。
――相手はストライカーかつリーチの長い選手だと思いますが、どんな試合になると予想しますか?
若松 もちろん自分の持ち味の打撃を使いながらも、全部において圧倒していきたい。1RでKOもあれば、判定でも勝つ自信はある。色々なプランを考えているが、1~2Rで倒しにいこうかなと思っている。
――今回の試合に向けてどのような準備をしていますか?
若松 青木(真也)さんのクラスも週1でやっていて、打ち込みみたいなのを繰り返しているので、寝技の技術も前より上達したと思う。最後は開き直って、相手というよりも自分との戦いなので、そこまで相手を意識していない。誰であっても自分より強いって思っているから、できることは全てやっている。
――どんなことに注目して欲しいですか?また、試合を通してどんなことを伝えたいですか?
若松 技術云々よりも、自分のスタイルとか、他の選手と違うんだ、というのを見て欲しい。格闘技だけじゃなくて、自分が今まで生きてきた一年間の発表会みたいな感じで、成長したところを見せたい。
――最後に日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
若松 今までの格闘技というよりも、自分の持った野生的なパワーで、1Rから倒しに行こうと思うので、今までとは違った戦い方を見せられると思います。楽しみにしていてください。
三浦彩佳
――試合が無かったこの1年間の若松をどう見ていましたか?
三浦 なかなか試合が決まらない中でも、ずっと準備してきている佑弥くんを見ていました。試合がなかったこの1年間でさらに心技体すべてにおいてパワーアップしたと思います。
――若松の強さは?
三浦 一撃で倒す破壊力ですね。
――ずばり予想は?
三浦 1Rで圧倒的にKOです。
和田竜光
――若松の武器は?
和田 踏み込みの速さと、肩の入ったパンチ。肩が入っているから遠い位置からパンチが伸びてくるイメージ。そしてそれが速いからもらっちゃう。
――キム・キュサンの印象は?
和田 ディフェンスは上手ではないけど、リーチがあって距離が遠いので攻撃が当たりづらそうですね。
――ずばり予想は?
和田 佑弥のKO勝ち。もしくは判定勝利です。
ジェへ・ユスターキオ
佑弥とキムの試合は非常にエキサイティングな試合になる。僕は両選手と対峙したので、お互いがどんなパフォーマンスをするか考えがある。この戦いでは“経験”が大きな役割を担うと思う。佑弥はキムよりもはるかに多くの経験を持っている。それがこの試合で発揮されるだろう。しかし、もちろんこれは総合格闘技なので、サークルの中では何でも起こり得るし、誰もが勝つチャンスを持っている。難しい選択ではあるが、佑弥がユナニマス判定(=3-0)で勝利するだろう。両選手ともに、とてもアグレッシブでお互いにノックアウトを狙っていると思う。より良い距離で試合をした選手が判定勝利、そうでないとすれば、2人ともノックアウトで試合を素早く終わらせられる選手だから、勝者を予想するのは難しい。この試合の勝者と対戦することは何も問題ないけど、正直なところ、佑弥との再戦の方に興味がある。
対戦カード
第5試合 MMA ONEウェルター級チャンピオンシップ 5分5R
キャムラン・アバゾフ(キルギス/王者)
ジェームズ・ナカシマ(米国/挑戦者)
第4試合 MMA ONEライト級王座挑戦者決定戦 5分3R
ティモフィ・ナシューヒン(オランダ/3位)
ピーター・バウシュト(ロシア/4位)
第3試合 MMA フライ級 5分3R
キム・キュサン(韓国)
若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/4位)
第2試合 MMA フライ級 5分3R
エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
ラモン・ゴンザレス(フィリピン)
第1試合 MMA 女子アトム級 5分3R
プリシラ・ヘルタティ・ルンバン・ガオール(インドネシア)
メン・ボー(中国/2位)