Krush 9.26 後楽園 一夜明け会見:玖村将史、軍司泰斗との再戦は「K-1大阪大会に負けない、面白い試合をしたいと思って戦った」
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9月27日(日)都内にて、「Krush.117」後楽園大会の一夜明け会見が行なわれた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
Krush 9.26 後楽園ホール:玖村将史、軍司泰斗に連勝し「次はK-1チャンピオンしかいない」。スーパー・フェザー級戦線は島野浩太朗、山本直樹、横山朋哉が勝利
スーパー・バンタム級王者 玖村将史、ハイレベルな防衛戦を振り返る「前回よりレベルが高いところで試合が出来た。K-1大阪大会に負けない、面白い試合をしたいと思って戦った」
今大会のメインイベントで軍司泰斗の挑戦を受けたスーパー・バンタム級王者。玖村将史。試合は序盤からハイレベルな攻防となり、3Rに玖村がヒザ蹴りで軍司からダウンを奪い、判定勝利を収めた。
一夜明け会見で玖村は「ダウンをとったヒザ蹴りは練習していたし、試合の流れも練習通りにできた。でももっとできることもあったので課題の残る試合だった」。
4日前に開催されたK-1大阪大会からも刺激を受け「あの日はチャンピオンが2人負けていたし、改めて試合では何が起こるか分からないものだと思いました。気が引き締まりました。また今回はKrushでもいいカードが揃っていたので、大阪大会に負けない・面白い試合をしたいと思って戦いました」という。
今後の玖村の目標はK-1スーパー・バンタム級王者との対戦だ。昨日の軍司戦の勝利を踏まえて「スーパー・バンタム級のトップ選手は全員倒しているので、あとはチャンピオンしかいないと思っています」と改めて挑戦場を叩きつけた。
◆玖村将史
「昨日の試合は良いところもあったんですけど、倒したかった試合です。練習してきたこと、ダウンをとったヒザ蹴りは練習していたし、試合の流れも練習通りにできたんですけど、もっとできることもあったので課題の残る試合だったと思います。(序盤からジャブが当たっていたが?)流れの中でジャブが当たると思ったのでジャブを出しました。(軍司はなかなか下がらなかったが?)それも想定内だったのでやりづらさはなかったです。(ダウンを奪ったヒザ蹴りは練習していた?)はい。流れの中で出そうと思って練習していました。練習していたことが出たかなって感じです。
(ベルトを防衛した心境は?)とりあえずよかったなと思いますし。次に向けて、次はK-1のベルトを獲りたいので頑張ります。スーパー・バンタム級のトップ選手は全員倒しているので、あとはチャンピオンしかいないと思っています。もし武居選手と試合が決まれば、K-1 JAPAN GROUPで一番レベルが高くて面白い試合ができると思います。
(自分の成長をどこで感じた?)お互い前回やった時より落ち着いていて、前よりレベルが高いところで試合ができたと思います。(9・22K-1大阪大会に負けたくないという気持ちはあった?)K-1大阪ではチャンピオンが2人負けていたし、試合は何が起こるか分からないと思って、気が引き締まりました。またKrushもいいカードがそろっていたので、大阪大会に負けない、面白い試合をしたいと思って戦いました。(ファンのみなさんへのメッセージは?)これからもっとレベルを上げて、もっと強い姿を見せるので応援よろしくお願いします」
横山朋哉、Krushスーパー・フェザー級のベルト&群馬大会の夢を語る!「今回の試合はどうしても勝ちたくて、めちゃめちゃ気合いが入って練習しました」
二十歳同士の対戦となった西京佑馬vs横山朋哉のセミファイナル。試合は互いの持ち味・テクニックのぶつかり合いとなり、試合終了間際に右ハイキックでダウンを奪った横山が判定勝利を収めた。
プロ・アマ通じて西京春馬・佑馬の西京兄弟に敗れている横山巧・朋哉の横山兄弟。一夜明け会見で横山は「兄貴が負けているのもあったんで、今回の試合はどうしても勝ちたくて、めちゃめちゃ気合いが入って練習しました。それが結果につながったので安心しました」。
今後の目標として「元王者の西京選手に勝ったので次はKrushのベルトが欲しい」「K-1・Krushを地元・群馬でやりたい」と2つの夢を語った。
◆横山朋哉
「兄貴が西京選手に負けているのもあったんで、今回の試合はどうしても勝ちたくて、めちゃめちゃ気合いが入って練習しました。それが結果につながったので安心しました。(試合を振り返って)1・2Rに見せ場を作れなくて、このまましょっぱい試合じゃだめだと思って、セコンドからも『行け!』と言われて3Rは前に出ていきました。
(ダウンを奪ったハイキックは狙っていた?)そうですね。常に練習していて対人練習でもやっていました。それが試合で出たんでよかったです。(元王者の西京に勝ってベルトにも近づいたのでは?)この試合に集中していて、先のことは全然考えてなかったんですけど、今回の試合でレオナ・ペタス選手が見えてくると思います。K-1でレオナ選手と武尊選手の試合がありますが、Krushのベルトを獲りたいです。
(今後の目標は?)あともう一つ夢があって、それはK-1・Krushを群馬でやりたいと思っています。それに向けてもっと頑張っていきたいと思います。(ファンのみなさんへのメッセージは?)今回はどうしても勝ちたかった試合で、みなさんの支えで勝つことが出来ました。これを糧にして精進していきたいと思います」
島野浩太朗、9カ月ぶりのKrushで充実のKO勝利!「昨日の一戦を大きな糧に、また次戦に向けて全身全霊、精進して参りたいと思います」
昨日の第7試合で佐野純平を1RKOで下し、貫禄の強さを見せつけた島野浩太朗。前日会見から「決死の覚悟で準備してきた」と精神面の充実を口にしてきたが、一夜明け会見でも落ち着いた表情で言葉を続け「昨日の一戦を大きな糧に、また次戦に向けて全身全霊、精進して参りたいと思います」と語った。
◆島野浩太朗
「昨夜の一戦に関しましては無我夢中でした。気をすべて、リングに注ぐんだという気持ちで勝負に挑みました。そして勝利という結果よりも、勝利という結果をもって次の一戦をまた迎えること、それに昨日の一番の価値を感じております。(試合前からかなり精神的に落ち着いていたように見えたが)9カ月ぶりにKrushのリングに上がらせていただくということもあったんですけど、それ以上にもう一戦一戦、決死の覚悟で『この一戦、落としたら先は(ない)』という気持ちで臨んで生きてます。自分の周りでサポートしてくださる方々の思いだったり、その熱で普段から一緒に動いているので、自然と、そういった気持ち(決死の覚悟)になりましたね。
(昨日は同じ階級の試合も多かったが、意識はした?)試合が決まった時は少し意識はあったかもしれないですけれども、試合に向かうにあたって、ほかのことは一切何も気にならない…というよりも、試合にもう入り込んでいました。自分が対戦相手との一騎打ちに臨むんだっていう気持ちだけでしたね。ほかのことは何もなかったです。
(今後の目標は?)目標はたくさん出てきます。ですが、与えていただいた試練、与えていただいた機会に、100%の準備ができた自分をもって挑戦する。それが一番、何よりのことだと思っていますので。昨日の一戦を大きな糧に、また次戦に向けて全身全霊、精進して参りたいと思います。
(中村拓己プロデューサーの『会見のコメントがすごく大人になった』というコメントに対して)なんて言うんですかね、等身大と言いますか。たとえ自分が失言したとしても、こう言ったなら自分は絶対に後悔しない、そういう自分で言葉を話そうと思うようになりました。
(ファンのみなさんへのメッセージ)まやかしではない自分を持って、100%の自分自身で表現できる場所というのは、唯一リングの上だと思っております。試合を観てくださるみなさんの視点とも、今後勝負していきたいと、そういった覚悟でおります。どうか、次戦も注目、よろしくお願いします」
山本直樹、逆転勝利のカギは“根性”だった「2~3Rは何がなんでも、倒れてでも絶対に取り返しにいこうと思って、根性で乗り切った」
スーパー・フェザー級の一戦=山本直樹vs中島千博は互いにダウンを奪い合う壮絶な打ち合いの末に、ダウン数で上回った山本が勝利をもぎとった。
一夜明け会見で山本は「1Rは取られてしまったんで、2~3Rは何がなんでも、倒れてでも絶対に取り返しにいこうと思って、根性で乗り切りました」と“根性”が逆転勝利の鍵だったと話し「自分はベルトを獲るために格闘技を始めてるんで、そこに早くたどり着けるように、しっかりいい結果を残していきたい」と王座奪取を宣言した。
◆山本直樹
「昨日は応援ありがとうございました。こんな時期なのに、たくさんの方が応援に来てくださって、本当に力になりました。ありがとうございました。(試合内容を振り返って?)試合前に中島選手の空手時代の試合がSNSにアップされていて、それを見たんですけど、2mくらいある選手と戦ってて『コレ、どうやったら効かせられるのかな?』って(苦笑)。けっこう悩んでたんですけど、いつも練習を一緒に教えてくれる兄貴や仲間たちのアドバイスを信じて、なんとか勝つことができたと思います。
(ダウンの応酬だったが、勝敗の分かれ目は?)1Rは取られてしまったんで、2~3Rは何がなんでも、倒れてでも絶対に取り返しにいこうと思って、根性で乗り切りました。(昨日は同じ階級の試合も多かったが、意識はした?)トップ選手たちの試合ばっかりだったんで、その中でも自分の試合を一番インパクトを残そうと思ってたんですけど。やっぱりみんな、高レベルな戦いで。なかなか難しかったんですけど、次はしっかり倒せるようにがんばりたいと思います。
(今後の目標は?)自分はベルトを獲るために格闘技を始めてるんで、そこに早くたどり着けるように、しっかりいい結果を残していきたいなと思います。(ファンのみなさんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援、ありがとうございました。会場に直接見にきてくれたり、ABEMAで応援してくれたのが本当に力になって、そのおかげで最後、乗り切って勝つことができたと思います。これからも結果を残していくんで、応援よろしくお願いします」
小倉尚也、吏羅の蹴り技を封じて圧巻のKO勝利!「こんな世の中なんで大変だと思いますけど“元気出していこうぜ!”」
昨日の第5試合で変則的な蹴り技を得意とする吏羅をパンチでなぎ倒した小倉尚也。「大技に気をつけて落ち着いて戦うことができた」と試合を振り返ると、試合後の「こんな世の中だけど、元気出していこうぜ!」という絶叫マイクにも言及。「僕なりのエールですね。格闘家としての自分が試合をして、できることだと思ってやりました」と語った。
◆小倉尚也
「昨日は応援ありがとうございました。自分自身、連敗中でひさびさの試合だったんですけど、落ち着いて試合できたので、いい結果につながったと思います。(試合内容を振り返って?)大技とかには気をつけて。シミュレーションとか練習ではあまりできなかったんで、ちょっとそこの面は不安でしたが、リングに立ってみて、けっこう落ち着いてできたので、そこがいい結果につながったかなと思います。
(変則的な相手に勝てた要因は?)無理せず詰めないで、ゆっくり削っていこうと思いました。映像を見ていても、みんな中間距離で見合っちゃうシーンが多かったので、自分はそこをちょっとうまくプレッシャーをかけようと思っていて。それが実行できたので、いい結果につながったと思います。
(試合後のマイクで珍しく絶叫していたが、何か特別な思いが?)そうですね(笑)。まあ、こんな世の中なんで生きにくいですし、つらい思いをしてる人も多いと思うので、僕なりのエールですね。格闘家としての自分が試合をして、できることだと思ってやりました。僕なりのみなさんへのエールです。(反応は?)自分ではスベッたかなと思ったんですけど、わりと反応はよかったです(笑)。
(今後の目標は?)前から言ってるんですけど、スーパー・バンタムのチャンピオンを目指してやってます。KOしたあとの試合が大事だと思ってますので、次に切り替えて、気持ちを引き締めてやっていこうかなと思ってます。(ファンのみなさんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。こんな世の中なんで大変だと思いますけど、“もっと元気出していこうぜ”みたいな感じで、これからも応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました」