RIZIN榊原信行CEO「100人から100万円ずつ集める“無感染者試合”」を計画。Youtubeの新番組で発言
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RIZINの榊原信行CEOのトーク番組「榊原社長に呼び出されました」が、RIZINのYoutubeチャンネルで4月22日より放送スタートした。毎週水曜夜7時~8時の約1時間の生配信番組で、初回は番組概要の紹介、榊原氏による今後のRIZINの展望についてのトークが主体となり、榊原氏は今月頭に提唱した“真夏の格闘技の祭典”とは別の、「100人から100万円ずつ集める“無感染者試合”」というプランも明かした。次回からは選手をゲストに招いてトークし、4月29日(水/祝)には朝倉海が出演する。
この番組について、Youtubeの概要欄では「活動自粛を余儀なくされている選手たちに、今の思いはもちろん、なぜ格闘家を目指したのか、仲の良いファイター・苦手なファイターは誰なのか、さらには好きな異性のタイプなど、ありとあらゆる質問を榊原社長がぶつけていく。選手の素顔が明かされる、RIZIN初のトークバラエティー番組だ」と紹介されている。番組内では、新型コロナウイルスの影響で今までのような活動が出来ない選手たちへの支援をファンから募集する。視聴者はYoutubeライブのチャット欄を使って数百円から支援金を贈ることができるほか、RIZIN事務局に直接物品を送る形での支援も募っている。詳細はRIZIN公式サイト参照。
初回放送では、4月2日の生配信で榊原氏が発案した“真夏の格闘技の祭典”に関連し、ファンからの武尊 vs. 那須川天心 朝倉未来 vs. 平本蓮などのカード希望について榊原氏がコメントし、コロナを巡る国内外の情勢についての所感を述べた。
その中で榊原氏は「今日この場で一つ発表するというか、新しいアイデアを」と切り出し、編集者の箕輪厚介氏らとのZOOM(Web会議サービス)でのオンライントークイベントの中で浮かび上がった新形態の大会プランについて言及した。
「メガイベントの対立軸で、限られた人しか観られないようなイベントを考えています。クラウドファンディングで、100人から100万円ずつだと、1億円集まるじゃないですか。100人しか観られない、珠玉の4~5試合を。突拍子の無い場所で、ソーシャルディスタンスを守って、来る人もスタッフもコロナに感染していないことを(検査などで)担保する“無感染者試合”なら、世の中的にも悪く言われないんじゃないか。そこで行われた試合の映像は、数日遅れて一般の人も観てもらえる環境を作るとかね。今、飲食業者の人もデリバリーをやっていて、フレンチのフルコースも食べられるんですよ。そういう逆転の発想もしなきゃいけないと思っています。普段の1万人とかが集まるイベントとは別路線で作り出そうと思って、必死に企画と、実際どういうことができるか検証していますから、早く発表しようと思います。もうすぐ形にしますよ」
UFCのデイナ・ホワイト代表の“ファイトアイランド”計画も意識したか?“無観客試合”ならぬ“無感染者試合”というプランを提示し、実現に意欲を示した榊原氏。次回以降の番組でも、出演する選手たちとの間でどういったアイデアが出て来るか、また、“無感染者試合”のプランが今後どう実現可能な形に進展して行くか注目だ。