RIZIN 4.19 横浜アリーナ:新型コロナウイルスの影響で中止。榊原CEO「“真夏の格闘技の祭典”への充電の時間にしたい」。K-1開催、ケイプ移籍にも言及
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RIZINの榊原信行CEOは4月2日夜7時より、RIZINオフィシャルYouTubeチャンネルで生配信を行い、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「RIZIN.22」(4月19日(日)横浜アリーナ)を中止すると発表した。準備中だったという5月17日の仙台大会も中止するという。チケットの払い戻しについてはRIZINの公式サイトで後日発表される。
中止発表後、榊原氏は「4・5・6月は一切大会を開催しません」とし、「今年の夏、格闘技界みんなが力を合わせて、延期される東京オリンピックの弔い合戦になるような、“真夏の格闘技の祭典”を提案したい。コロナと戦う期間を、次のステップとなる充電の時間にしたい。メガイベントをファンの皆さんと作る準備に入りたい」と語った。会場規模の例として、「さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョン」(約4万人規模)と話している。
さらに3月22日に決行されたK-1さいたまスーパーアリーナ大会についても榊原氏は言及し「他人事とは思えなかったです。自分たちならどうするか考えさせられました。個人的にはやるべきタイミングではないと思いますが、プロモーターとしてはやっていた可能性があります。中止した場合の補償もない中、億単位のお金が消えることを考えると、止める決断は難しいです。政府が中止を要請をするなら、バックアップの穴埋めが必要だと思いますし、一概にK-1だけが批判されるのはおかしいと思います。明日は我が身と考えさせられました」と、K-1 JAPAN GROUPに同情した。
RIZIN.22で行われる予定だった朝倉未来 vs. 朴光哲については「年内いつか実現したい」という。無観客での開催も考えたというが、「相撲や野球の無観客試合を見ても、間の抜けた感じがあった。中途半端にやるのではなく、充電期間にすることにした」とのこと。大会休止期間は、ネットを通じての過去試合映像の配信やファンとの交流、先述の夏のメガイベントの企画募集、クラウドファンディング等を行う考えも語った。
また、RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプがUFCと契約した件について、「ケイプはUFCからフライ級のオファーが届きサインしました。ファンの皆さんには『UFCに引き抜かれたのかよ』と思われると思いますが、…引き抜かれました」と話し苦笑。続けて「最後に勝っても負けてもタイトルマッチをしないかと提案しました」と明かし「UFCで2試合勝ったらタイトルマッチと言っていました。1人のファイターとしてそのオファーに胸が躍らない訳がないです。UFCで活躍した後、また戻ってくれることを信じて送り出したいです」と話しつつ、今後は王者に一定の契約の縛りを設けることも示唆した。
幻に終わったRIZIN.22のポスタービジュアルです。本当に残念です。我々RIZINスタッフ一同は、この苦難の時期にただ耐えるのでは無く、終息した後にパワーアップして皆さんをお迎えする為の準備期間にしたいと思います!“真夏の格闘技の祭典”を共に創造し、必ず実現させましょう! pic.twitter.com/VrHQkY9vLQ
— NOBUYUKI SAKAKIBARA (@nobu_sakakibara) April 2, 2020