K-1 3.22 さいたまスーパーアリーナ:中村拓己プロデューサーがコロナ対策について緊急会見「最大限の予防策を講じた」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
K-1 WORLD GP 3月22日(日) さいたまスーパーアリーナ大会の開始直後の11時40分頃より、K-1実行委員会の中村拓己プロデューサーが同会場内で緊急記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、西村康稔経済再生担当相が開催自粛を求めた中で開催した経緯等を説明した。
共同通信、毎日新聞などの報道によると、西村大臣は大会前日の21日、コロナ感染拡大防止のため、K-1側に自粛を求めるよう、大野元裕・埼玉県知事に要請したという。アリーナは県が保有し、県が出資する第三セクターが運営している。県はこれまでもアリーナの管理団体を通じて自粛を求めてきたが、K-1側は「マスク配布など万全の対策を取る」として開催の意向を示していたという。
今大会ではK-1公式サイトに掲載の通り、コロナ対策として、マスクやミネラルウォーターの配布、飲食物の販売禁止、入口でのサーモグラフィーの設置、換気、空間除菌などが実施された(ただし、水を頻繁に飲むこと、空間除菌に関しては、多くの医師や専門家から、コロナ対策として効果が無いとの指摘がされている)。さらに会場入り口では、今後、感染が拡大した場合の経路の追跡のため、チケットの半券の裏への住所・氏名・電話番号の記入が義務付けられた。記入用の鉛筆は使い捨てで、机の下の箱に各自で捨て、半券も客自ら切る方式が採用された。
大会開始前から、会場周辺にはテレビ局・新聞社などの一般のマスメディアが多数取材に訪れたため、中村プロデューサー(写真右端)は舞台裏で急遽会見を行い、約7分間、質疑に応じた。
(大会開催に至った経緯は?)元々大会の準備を進め、その中で色々あったのですが、会場のさいたまスーパーアリーナの方とも協議して、最大限の予防策を講じ、今日を迎えました。
(最大限の予防策について質問され、公式サイト掲載の対策を説明した後)あとは去年は1万5千人の規模の大会だったんですけど、今回は席を削って、1万人以下になる形で開催します。昨日の計量でも対策を行い、今日のアフターパーティーも中止します。
(多くのイベントが中止となる中、開催する理由は?)発表している大会をちゃんとやるのが我々の仕事だと思いますし、会場さんとも協議を重ね、対策を講じ、大会を開催することにしました。
(県の要請への回答は?)会場さんを通して要請を聞き、話をして対策を講じ開催すると伝えました。直接やり取りはしていないです。
(批判への感想は?)色んなご意見はもちろん理解していますけど、会場さんと話し、最大限の予防策を講じ、それに基づいて大会をやろうと思っています。
(用意したマスクの数は?)来場者全員分用意しています。
(今日の入場者数は?)見込みですけど9千人弱かなと思います。詳しい人数は大会が終わった後に発表します。(追記:大会後の公式発表の観客数は6,500人だった)
(お客さんも不安だと思うが?)不安が無いよう、できる限りの準備をして大会を行っています。
(もし感染者が出た場合、どういった責任や対策を取る?)まず今日誰も感染者が出ないよう準備して大会をやっています。もしそういった感染者が出た場合は関係各位と迅速に話し合います。