REBELS 10.6 後楽園 一夜明け:スアレック「ライト級は僕が一番」、UMA「ムラが少なくなった」、与座優貴「鈴木千裕選手を意識している」|2020年大会日程発表
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REBELS.63×KNOCK OUT 10月6日 後楽園ホール大会から一夜明けた7日、クロスポイント吉祥寺にて、主な勝利選手による記者会見が行われた。前夜の試合について振り返ると共に、今後の目標などを語っている。REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定戦で津崎善郎との死闘を制した吉田英司は、右足の骨折により会見は欠席している。年内のREBELSはこれが最終戦で、2020年の大会スケジュールも発表されている
◆REBELS 2020年度プロ興行スケジュール
02/29(土) REBELS.64 後楽園ホール
04/24(金) REBELS.65 後楽園ホール
07/08(水) REBELS.66 後楽園ホール
08/30(日) REBELS.67 後楽園ホール
11/08(日) REBELS.68 後楽園ホール
第10試合 メインイベント REBELS-MUAYTHAIライト級暫定王座決定戦 3分5R(延長1R)
○スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者)
×雅 駿介(PHOENIX/ムエタイオープン&スック・ワンキントーン・ライト級王者)
判定3-0 (センチャイ49-47/山根49-47/北尻49-46)
※スアレックが暫定王者に
◆スアレック
昨日応援ありがとうございます。相手がなかなか打ち合いに来なくて、3Rからは我慢できなくなって前に出ました。お客さんが喜ばないといけない、倒さないといけないと思いました。5Rに右ストレートでダウンが取れて良かったですけど、KOしたかったです。
(雅のカーフキックは効いた?)もらったことが無いのでびっくりしました。当たったところを触ると今も痛いですけど大丈夫です。
(スアレック選手は雅と同じPHOENIXの梅野源治とも過去に戦っているので、かなり対策されていると思った?)はい。(元PHOENIXの)郷州も攻撃が当たったら逃げる、同じ戦い方をしていました。でもだんだん相手が疲れてきたのがわかって、安心しました。雅の攻撃はまだ軽いです。
(スアレック選手は4月のREBELSでのシュートボクシング(SB)との対抗戦で、深田一樹にKO勝ちしましたが、この間のSBの大会で深田にKO勝ちした笠原弘希が「スアレック選手、年末、戦ってください」とアピールしたのは知っていますか?)知りませんでした。もし試合が決まったら、YouTubeでどんな選手か調べます。
(今後戦いたい選手は?)ライト級はスアレックが一番です。誰でもやります。大きい大会にも出たいです。
第8試合 REBELS 67kg級初代王座決定戦 3分3R(延長1R)
○UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg級王者)
×CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/蹴拳ウェルター級王者)
1R 2’50” TKO (3ダウン:右ストレート)
※UMAが王者に
◆UMA
昨日はインパクトを残してKOで勝てて良かったです。まだUMAは終わっていないというのを見せられて良かったです。CAZ選手の映像はほとんど見ていなかったですけど、相手に関係なく自分の力を3R出し切るつもりで準備していました。CAZ選手と同じサウスポーの日菜太さんと練習していれば勝てると思いました。クロスポイントに練習に来るようになって、色んな選手とスパーリングをやる機会が増えて、流れの中でバックハンドブローを出せるようになったので、こっちに来て良かったです。
(北海道と東京の練習の違いは?)北海道にいた時は、ミット打ち、シャドーボクシングで、自分の攻め中心で、スパーリングは試合までの期間で1~2回しかできなくて、動きのムラがありました。前は試合前は泣きそうなぐらいに緊張していましたけど、気持ちのムラも少なくなりました。
(北海道からもたくさん応援に来ていましたね)苦しい時期からずっと応援してくれた人たちが40人ぐらい来てくれました。飛行機代、宿泊費もかかりますし、仕事も休まないといけないですし、みんな東京に来るのが簡単なことじゃないですから、自分だけの試合じゃないので、勝ててうれしかったです。勝った後、LINEで「これで気持ち良く北海道に帰れるよ」とメッセージをもらったりしました。
(今後について)怪我も無いですし、年内にまた試合をしたいです。自分も中堅で、長い事やろうとは考えていないので、強い相手とか、世界のタイトルとか、強豪とかと戦いたいですし、海外にもREBELS代表で出たい気持ちもあります。ステップアップになる試合がしたいです。67kgは選手が多くないですけど、ベルト取ったのにREBELSはまた1年後となるのは避けたいですね(苦笑)。REBELSで強い相手とやりたいです。
第9試合 REBELSルール 57kg契約 3分3R(延長1R)
○栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
×ミケール・フェルナンデス(スペイン/マンバジム/ISKAムエタイ・スペイン・フェザー級王者)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
◆栗秋
昨日は試合内容をほとんど覚えていないです。KOできなかった悔しさがずっとあって、ほとんど寝れませんでした。2Rに倒された時に頭に膝をもらってから、記憶が飛んで、それから恐怖心が強くなりました。あんなに目の前がグラグラしたのも初めてでした。昔、スペインで試合をしたときも、当たらなかったですけど同じことをされたので、海外の戦い方だと思いました。
それでもKOできなかったのが悔しいです。UMAさんがKO勝ちした後に、もう一発派手なKOを見せたかったです。REBELSを背負うと大口を叩いて、あんな試合内容になってしまって、もう何も言えないです。今はちょっと(今後について)考えたいなってのがあります。
第6試合 ライト級 3分3R(延長1R)
×津橋雅祥(エスジム/元蹴拳スーパーフェザー級王者)
○大谷翔司(スクランブル渋谷)
判定0-2 (山根28-30/少29-29/センチャイ28-29)
◆大谷
満足できない内容ですけど、勝ててホッとしています。思ったより津橋選手の懐が深くて、なかなか練習通り動けなかったのが課題です。インパクトを残せなかったので、次は大谷は強いと思わせる試合をしたいです。
(スアレックと雅のライト級暫定王座決定戦の感想)雅選手と戦ったことがありましたけど、結構押されてしまって、最後は脱臼して負けてしまいました。雅選手はその時よりも強くなっていますし、スアレック選手も強いですし、2人とも嫉妬するぐらい強いですね。早く追いついてREBELSのベルトを巻きたいです。
第5試合 REBELSルール 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
○与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
×テレカ∞(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
◆与座
初めて試合中にカットして、テンパって頭が真っ白になりました。中盤まではミドルキック中心で自分のペースで戦えました。最後はテレカ選手も盛り返し、近距離の戦いになって、課題としていたパンチでダウンを奪えたのは良かったです。パンチのバリエーションはまだまだだと感じました。
(ミドルキックが当たった時の音が大きくて驚きました)試合1週間前、橋本(敏彦)師範から「タイ人のような軸足を回すフォームを意識したら?」と言われてやってみたら、スパーリングでも試合でも、めっちゃ蹴りが走っていて、凄いなって思いました。
(右まぶたのカットは?)飛び込みのフックで切れました。6戦目で初黒星がつくんじゃないかと思うと怖かったです。
(来年3月の大学卒業までにベルトを取りたい?)早いに越したことはないですけど、来た試合を一戦一戦クリアし、負けないことを目標にしています。とりあえず10戦10勝が目標です。
(REBELS -63kg王者の丹羽圭介について)近いうちやることになると思います。正直、今だとまだ勝てるかわからないですけど、進化していけば勝てると思います。
(4日のKNOCK OUTで橋本道場の先輩の橋本悟を倒した鈴木千裕は?)前に僕とやりたいと言ってもらって、その時から意識していました。悟さんが負けたので、自分が敵を取る気持ちが前よりも芽生えています。今、自分の階級で意識しているのは鈴木選手です。