K-1 WORLD GP 8.24 エディオンアリーナ大阪:計量クリアの皇治「しっかり勝って新しい景色を見に行きたい」
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8月23日(金)大阪・コングレコンベンションセンター・ホールCにて)「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)大会の前日計量・記者会見が行われた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)M-1 Sports Media)
皇治、挑発が一切通用しない男・大岩龍矢に思わず苦笑い!?「睨みつけたら震えていたのであんまりイジメないでおこうと思った」(皇治)vs「なんでそんなに睨みつけてくるのか意味が分からなかった」
明日の最終試合「スペシャル・スーパーファイトin大阪」として対戦する皇治と大岩龍矢。公式計量では皇治が60.0kg、大岩が59.9kgでリミットをクリアして記者会見に出席した。対戦カード発表会見で皇治は大岩を「お前はタケポン(武尊)のマネージャー」と揶揄し、関係者パスやスケジュール管理の手帳を渡して挑発。しかし大岩はその場で「ありがとう」と手帳を受け取り、実際に手帳を活用するなど「何を挑発されているのか分からなかった」という天然ぶりで挑発を完全スルー。この日も皇治から「鎖につながれている名犬ラッシーくん」と挑発されるも、大岩は名犬ラッシーの存在を知らず…。思わず皇治が苦笑いして挑発をあきらめるなど、最後まで会話がかみ合うことがなく会見を終えた。
挑発が全く伝わらないという、ある意味で皇治にとって最強の難敵とも言える大岩。明日皇治はリングの上だけでも自分のペースを掴んで勝利を収められるか? それとも我が道を行く(?)大岩が皇治を正面突破するか?
◆大岩龍矢
「とりあえず調子はめちゃくちゃ良くて、減量も今までで一番順調なので明日はほんと自分でも楽しみです。なんか自分が『覚悟がない』とか『背負ってるものがない』という声をよく聞くんですけど、覚悟という意味もよく分からないし、背負ってるとかもよく分からないです。自分は格闘技が好きで戦いに来ていて、僕には応援してくれている人たちもたくさんいるし、こうやって会見に鎖をつけて来てくれる人もいます。別に覚悟を言葉で言うとかじゃなくて、自分はそれをリングで見せたいというか、リングでそれが伝わってくれればいいかなと思っています。明日も僕はリングでそれを見せて、皇治選手は輝いている選手ですが、明日はそのメッキが剥がれる試合をしたいと思っています。
(計量でフェイス・トゥ・フェイスしたあとに首を傾げたのは?)初めてK-1で睨まれたというか睨み合い続けたんですけど、僕は人と目を合わすタイプじゃないので緊張したというか、どうしていいのか分からなかったです(苦笑)。皇治選手がずっとこっちを見ていて、なんでそんなに睨んでくるのかなという感じで意味が分からなくて首を傾げました。
(試合では自分のどこを見せたい?)今回は試合間隔が短くて、いつもは試合後のリフレッシュ期間で体重が70kgを超えることもあったんですけど(苦笑)、今回はずっと体重もキープしたまま練習できたので、調子よくて減量もすんなりいきました。今までだったら『体力がない』とか心配されますけど、明日は今までにない自分が見られると思うし、爆発力もついているので期待してください。必ずKO勝ちします。
(メインとしてどんな試合をしたい?)皇治選手は武尊とやった試合は面白かったですけど、それ以外は面白くない試合が多いと思います。僕はずっと武尊を見て、武尊を追いかけてやっていて、ファイトスタイルも武尊に近い形です。明日は武尊の試合を超えるような試合、自分が皇治選手を倒せば自然と武尊の試合を超えると思っているので、明日は自分が倒して武尊vs皇治よりもさらに盛り上げます」
◆皇治
「いつも鎖につながれている名犬ラッシーくん(大岩)がどれぐらいの覚悟かと思って、今日初めて目を合わせてみたんですけど、なかなか震えてやがったのであんまりイジメないでおこうと思いました。ラッシーくんはラッシーくんでいろいろ覚悟を決めて俺の全てを奪いに来ると思うので、俺もしっかり気合を入れて頑張ろうと思っています。
(前回の大阪大会では逆に『武尊の全てを奪いにいく』と発言していたが今回は?)あの時はタケポンがチャンプやし、今もチャンプやけど、俺はまだまだやることがあるし、俺が愛している皇治軍団と明日しっかり勝って新しい景色を見に行きたいと思っています。俺もまだまだやることがあるので、ラッシーくんに挑戦するという気持ちはないですけど、俺の新たなるステージのための第一歩の試合だと思っているのでしっかり力を入れていきたいと思っています。
(大岩とはあまりコメントが噛み合っていないが?)俺が真剣に戦いたいと思っていたらちょっとイラっとしてますけど、ラッシーくんはマジで名犬やなと。犬にしたらよく喋るし、みんなで褒めてやってほしいですね。俺がほんまに腹を立てる相手だったらはたき回しているでしょうけど、ラッシーくんやからよしよししてあげたい気分ですよ。
(試合では自分のどこを見せたい?)今回も大宮司(進)さん含め、たくさんの方々に支えられてモチベーションが上がらない中でもしっかり上げてもらって、ここに座らせてもらっています。その人たちに恩返しをしたいですし、自分をずっと信じて応援してくれているみなさんにいいところを見せたいので、明日はしっかり勝ちます。こういうテンション低い会見とかみんな楽しみにしていないと思うし、俺はいつまでも挑戦し続けたいので、しっかり明日勝って、いつもの俺に戻ることができるように挑戦し続けられる俺を取り戻せるように頑張ります。
(メインとしてどんな試合をしたい?)いつも言っているように俺がK-1に出させてもらった時からずっと賛否両論あって、俺はプロやからみんながいい意味でも悪い意味でも話題にしてくれれば、それでいいと思っています。1番寂しいのは何の話題にもなれないことやから、俺の試合が話題になっているのはいいと思うし、試合はずっと言っていますけど、12月にタケポンとやった試合より熱い熱を生まなあかん。もちろんそれには相手のこともあるし、ラッシーくんにも頑張ってもらわなアカンし、今回の大会はこれからのK-1を盛り上げる若い子たち、今まで盛り上げてきたスター選手がみんな出るから、みんなで盛り上げて最後はしっかり俺が締めます」
K-1ライト級王者・林健太vsデニス・デミルカプはお互いに顔面破壊を予告、木村”フィリップ”ミノルは改めてパンチで真っ向勝負を宣言!出場全10選手が意気込みを語る
今大会では日本の精鋭が海外の強豪を迎え撃つ「日本vs世界・5vs5」が実現。会見には出場全10選手=愛鷹亮、シナ・カリミアン、城戸康裕、アントニオ・ゴメス、大泉翔、木村“フィリップ”ミノル、野杁正明、サミ・ラミリ、林健太、デニス・デミルカプがずらりと並び、明日への決戦の意気込みを語った。
K-1ライト級王者として地元・関西に凱旋する林は最初の計量で62.85kgとリミットをオーバー。まさかの事態となったが、再計量を62.1kgでクリアすると、対戦相手のデニス・デミルカプに対して「相手はイケメンやけど、明日は俺がボコボコにする」と顔面破壊を予告すると、デミルカプも「明日顔が変わっているのは相手の方だ」と火花を散らした。
オランダの名門メジロジムのラミリと対戦する野杁は「高校生の時にメジロジムでも1週間ぐらい練習させてもらったので、会長のアンドレ・マナートさんに強くなったところを見せたい」と“恩返し”を誓い、スペインの強豪ゴメスと対戦する城戸は「この選手は絶対強いんで…ちょっとびびってます」とゴメスの実力を警戒。ワンマッチながら現クルーザー級王者カリミアンに挑む愛鷹は「まだカリミアンに勝った日本人はいないので、自分がその一番になる」とカリミアン超えに燃える。
そして元プロボクサー大泉翔とのパンチ対決が注目される木村”フィリップ”ミノルは「パンチで倒すつもりということは明確にしておく。パンチでぶっ倒します」と改めてパンチによる真っ向勝負を宣言した。各選手のコメントは以下の通り。
◆林健太
「万全に仕上げてたつもりやったんですけど、まさかの実家の体重計が壊れていました(苦笑)。今回このクロコダイルスーツをスポンサーさんに作ってもらって、今日は絶対にお披露目せなあかんかったので、もし計量オーバーで試合を欠場になっていたらやばかったです(苦笑)。今回はそれが一番心配やったんですけど、無事に皆さんの前でこのスーツを見せることができました。対戦相手の顔を見ることができて、思ったより男前っていうかイケメンやけど、明日は俺がボコボコにします。大阪のちょっとした空気を楽しんで明日はぶっ倒れてください。
(再計量になったが体調は?)体調的にはバッチリで過去最強に減量もスムーズやったんですけど、実家の体重計は500g誤差がありました。だからお父さんとお母さんをきつくしかっておきました(笑)。
(フェイスオフで睨まれた時にちょっとキレ気味に笑っていた?)思ったより凄い睨んでくるなと思って笑っちゃっただけなんで、全然キレてはないです。睨んでこようが何してこようが、明日はもうホンマに殴りに行くだけなんで全然関係ないです。
(対戦相手の外国人選手の印象は?)映像を見たら凄い身長が高くてリーチもあって蹴りも長いなと思ってたんですけど、さっき目を合わせたときに目線の高さが一緒ぐらいやったから、そんなに身長差はないのかなと。こうやって見ると身体は僕より全然ちっちゃいかなって思うんで、しっかりプレッシャーかけてジリジリとパンチでぶっ倒してやろうと思います」
◆デニス・デミルカプ
「たくさん練習してきたので明日の試合の準備は万全だ。明日は試合を楽しむよ。(林の『イケメンの顔をボコボコにする』という発言を聞いて)非常に褒めてもらってありがたいが、彼の発言は気にせずに素晴らしいファイトを見せたい。ただ明日顔が変わっているのは彼の方だと思うよ」
◆野杁正明
「いつも計量直後は声が出ないんですけど、今回は声も出ますし、体調も凄く良いです。対戦相手も調子が良いということで明日の試合が楽しみです。僕が高校生の時にオランダ修行に行って、その時にメジロジムでも1週間ほど練習させてもらいました。今回は相手がメジロジムの選手で、アンドレ・マナートさんが会長ということで、多分マナートさんは僕のことを覚えてないと思うんですけど、僕はしっかりラミリ選手を倒してこれだけ強くなったというところを見せたいなと思ってます。(対戦相手の外国人選手の印象は?)調子は良さそうだなと思ったぐらいです」
◆サミ・ラミリ
「K-1という素晴らしい舞台で試合ができることを本当に嬉しく思っている。自分はこの試合に向けて本当に準備万端で今日を迎えた。ノイリも準備万端だと思うので試合をやれることが楽しみだ」
◆大泉翔
「まず僕のことを見て『誰やねん?』ってなったと思うんですけど大泉翔です。自分は元々ボクシングをやっていて、キック2戦目でK-1大阪という大舞台に呼んでもらって、ありがとうございます。よく考えたら関西の人間みんなミノル選手に倒されてるんで、この大阪の地でミノル選手を倒したろうかなって思ってるんで応援よろしくお願いします。
(対戦相手の印象は?)すごい目をしてるなと思ったのと、握手した時に手が分厚かったんでパンチやばそうやなと思います。まあそのパンチが当たらんようにこっちがパンチをバンバン当てて倒したろうと思ってます。相手は世界のミノさんなんですけど、僕が倒して勝ったほうがK-1的にもおもろいかなと思います。
(木村の『この試合で足は使わない』という言葉について)その通りにパンチ勝負できてくれた方が僕はありがたいかなと思うんですけど、最終的にラウンドを重ねてきて負けてきたら蹴ってくるかなと思ってます。まあホンマにパンチで来てくれるんやったら嬉しいっすね。それはそれで負ける気はしないっす」
◆木村“フィリップ”ミノル
「調子は良いですね。明日は僕の記憶にもみんなの記憶にも残る試合ができたら幸せです。ずっと“まあまあ”(大泉の口癖)と言っていて、ママでも呼んでるのかなって思ったんですけど、明日は本当にそういう展開にしてやろうと思います(笑)。(世界選抜として日本人選手と戦うことについて)前回の日本vs世界の時も同じシチュエーションで、同じ大阪の和島大海選手をぶっ倒したのであんまり気にしてないですね。世界側でやることに段々違和感なくなってきたんで、もうこのスタイルでやっていこうと思います。
(大泉の『パンチだけなら負ける気はしない』という発言に対して)僕はK-1ファイターなので流れで蹴りが出るかもしれませんが、蹴りを効かせることは全く考えていません。流れで当たっちゃったら申し訳ないけど、パンチで倒すつもりというのはちゃんと明確にしておきたいですね。パンチでぶっ倒します」
◆城戸康裕
「今回本当にまじめに頑張ってきたのでそれを試合で見せたいと思います……って言うわけないでしょ! 2年間ウェルター級(-67.5kg)でやらせえてもらってたんですけど、よく67.5kgまで落ちていたなと思います。この2年間は小旅行のつもりでウェルター級でやらしてもらっていて、僕は20歳からずっとスーパー・ウェルター級(-70kg)でやってきたので、また元のスーパー・ウェルター級に戻ることにしました。
それで軽く『大阪大会に出ますよ!』と言っていて、元々決まってた相手がいて『ああ、いいですね~』って感じだったんですけど、その選手が出られなくなってしまいました。で、今回代わりに出てきたゴメス選手、『強くね?』みたいな(苦笑)。パパっと勝って夏を楽しもうと思ってたんですけど、彼は強いんで…ちょっと皆さんやさしく暖かい目で見てもらえるとありがたいです。
(対戦相手の印象は?)やっぱりオーラがありますし、試合を見ても強いですね。スペイン人とは試合をしたことがないんですけど、みんなフィジカルが半端ない印象です。でも今日相手を見たら僕の方が足のリーチが長いなって。バンバン蹴っていつも通りの戦いをしようかなって思ってます。でも絶対ゴメス選手は強いと思うので、ちょっとびびってます」
◆アントニオ・ゴメス
「この素晴らしいリングに立つために16年間格闘技を頑張ってきた。今回は準備万端で来日することができたと思う。(城戸の『ゴメスは強い』という発言に対して)キドは色々言っているが、試合に向けて準備ができていることを願っている。自分は先ほども言ったようにこの舞台に立つことを夢見て、ずっと格闘技を頑張ってきた。格闘技の全てを見せるような試合をお見せするので応援よろしく」
◆愛鷹亮
「まず大阪K-1に出していただけるということで本当にありがとうございます。相手のK-1チャンピオンのシナ・カリミアン選手は本当に大きくて強い選手なんですけど、自分も一杯練習してきたんで、最後まで気持ちを切らさず、やってきたことを全部出します。日本人でまだ誰も彼に勝ったことがないので、自分がその一番最初の選手になろうと思ってます。(対戦相手の印象は?)フェイスオフの時に身長差があって、カリミアン選手に凄い見下ろされて睨まれました。自分は前職が元警察官でして色々悪い人とか見てきたんですけど、こんな澄んだ目をした人がいるんだと思って、ムカつくとかじゃなくて何か凄い暖かい気持ちになりました(笑)。本当に心の優しい人だと思うんですけど、そこは関係なしに明日はぶっ倒します」
◆シナ・カリミアン
「まず大阪市民に挨拶します。私は大阪でも勝って、大阪でもファンを増やしたいです。(愛鷹の『こんな澄んだ目をした人がいるんだと思った』というコメントを聞いて)彼はいかつい表情をしているが、僕の考えでは彼も大変やさしい人だと思うよ。ただ警察官だった時は怖かったかもしれないが、今は銃がないから全然大丈夫だね。明日私と戦ったら大変なことになると思うよ」
引退覚悟で挑む松岡力vs兄弟揃っての“下克上”を誓う近藤魁成、KANAは真優に「下克上は起こらない」、蒼士と椿原龍矢は静かに火花を散らす
今大会では「スペシャル・スーパーファイトin大阪」、「日本vs世界・5対5」と並び、日本人対決のスーパファイトが6試合行われる。いずれも青コーナー選手がキャリア・実績で勝る赤コーナー選手に挑む図式で、大会ポスターにも“下剋上は起こるのか?”というキャッチコピーがつけられている。
スーパーファイトの会見は前半3試合・後半3試合に分けて行われ、6選手ずつが登場。前半には、ウェルター級=松岡力vs近藤魅成、スーパー・バンタム級=椿原龍矢vs蒼士、そして女子-52kg契約のKANAvs真優の計6選手が登壇した。
第1試合を志願したKANAが「下克上は起こらない。しっかり倒す」とK-1女子を引っ張ってきた矜持を見せると、挑戦する立場の真優は「こんなヘラヘラしとるんですけどやる時はやる女なんで」と下剋上に自信を見せる。
第2試合は歳は一つしか変わらないものの、スーパー・バンタム級で数々の強豪を下してきた椿原にバンタム級を中心に活躍してきた蒼士が挑む構図。椿原が「チャンピオン以外はみんな並んでるんかなって思ってる」という独自の考えを展開したのに対し、蒼士は「しっかり下克上して、挑む側じゃなくて挑まれる側になる」と実績で上回る椿原を喰うと宣言した。
第3試合は実力者の松岡と、前戦で木村“フィリップ”ミノル相手にまさに下克上を起こしかけた魅成の一戦。松岡が「負けたら引退の覚悟でやっている」と不退転の意思を示すと、魅成は「会った時に覚悟が決まっているオーラを感じた」と松岡の気迫を受け止めつつも「お兄ちゃん(拳成)と2人とも挑戦者の形なので2人で勝ちたい。絶対勝って兄につなげます」と第5試合で大和哲也に挑む兄・拳成に勝利のバトンをつなぐと誓った。各選手のコメントは以下の通り。
◆松岡力
「明日は負けたら引退の覚悟でやっているので僕の覚悟を見てください(近藤選手は『殴り合いしたい』と言っているが?)僕は殴り合いは好きじゃないんで蹴らせてもらいたいと思います。(下克上について)僕は挑戦される側とは思っていません。人気も実力も向こうの方が上やと思ってるんで、僕が挑む気持ちで頑張りたいと思います」
◆近藤魁成
「体調は今までで一番良くて仕上がりバッチリなんで、明日自分でも凄い楽しみで、松岡選手と殴り合いしたいと思います。(松岡選手の『引退を覚悟している』というコメントを聞いて)松岡選手のことはTwitterなんかで面白いなと思っていて、でも会った時に覚悟が決まっているというか、そういうオーラを感じたんで、僕も明日それに負けないぐらい頑張るんで期待してください。(下克上について)僕が3試合目でお兄ちゃん5試合目で、2人とも挑戦者という形なので2人で勝ちたいです。絶対勝って兄につなげます」
◆椿原龍矢
「とりあえず計量が終わって今から何を食べようかなって感じで楽しみです。明日もしっかりやってきたことを出して勝とうと思ってるんで応援よろしくお願いします。(下克上について)僕はチャンピオン以外はみんな並んでるんかなと思ってるんで、上とか下とか考えたことないんですけど、上って言ってもらってるんやったら絶対負けへんようにしっかり倒したいと思ってます」
◆蒼士
「今回はK-1の本戦初ということで気合いが入っています。減量も順調にできて体調も良い感じなんで、明日はしっかりリカバリーして魅せれるように頑張ります。(下克上について)今まであんまり上とか下とか気にしなかったんですけど、今回は下克上がテーマなので、しっかり下克上して、挑む側じゃなくて挑まれる側になれるようにしっかり頑張ります」
◆KANA
「今日は平日にも関わらずたくさんの人が会見に足を運んでくれて本当にありがとうございます。計量をクリアしたんで明日に向けてしっかり体調を整えてリカバリーしていきたいと思います。前回からけっこう試合期間が空いて、色んな練習で変わったことがあったんで、しっかりそれをリングで見せられるように完全復活して、しっかりKOで決めて明日の大阪大会を良いスタートさせようと思います。
(しばらく試合の期間が開いて、ここが成長したと見てほしいところは?)試合期間が5カ月ちょっと空いたんでアメリカに練習に行ったり、こっちでの練習も色んな練習をして、練習自体も変化させてきました。動き自体にも変化があったと思うんで、今までみたいに強引に行ってしまうところなどをしっかり自分の中で考えて明日は試合できるようにします。ファンの方にも試合自体が変わったと見てもらえるような試合をしようと思います。(下克上について)下克上は起こらないと思います。しっかり真優選手を倒して、K-1の女子を大きくしていくために自分は明日戦います。それを見ていただけたらなと思います」
◆真優
「とりあえず計量をクリアしてほっとしています・今回は水抜きもせんと楽に体重を落とせたんで良い試合を見せれることができると思います。明日は期待しとってください。(女王という立場でKANAが武者修行を積んでいることをどう思う?)経験はまあされてると思うんですけど、自分もアマチュアでけっこう色んな経験しとるんでそこは別に気にしてないです。(スーパーファイトの“下克上”というテーマについてどう思っている?)ほぼほぼの選手がKANA選手が勝つと思っていると思うんですけど、こんなヘラヘラしとるんですけどやる時はやる女なんで、そこを見とってもらったらなと思ってます」
山崎秀晃と平山迅が激闘を誓い合う、下剋上に燃える近藤拳成に大和哲也「まだまだ早い」、エリート・篠原悠人vs遅咲き・川﨑真一朗は一歩も譲らず
今大会では「スペシャル・スーパーファイトin大阪」、「日本vs世界・5対5」と並び、日本人対決のスーパファイトが6試合行われる。いずれも青コーナー選手がキャリア・実績で勝る赤コーナー選手に挑む図式で、大会ポスターにも“下剋上は起こるのか?”というキャッチコピーがつけられている。
スーパーファイトの会見は前半3試合・後半3試合に分けて行われ、6選手ずつが登場。後半には、スーパー・ライト級=山崎秀晃vs平山迅、大和哲也vs近藤拳成、ライト級=篠原悠人vs川﨑真一朗の計6選手が登壇した。
第4試合の篠原vs川﨑は格闘技エリートの篠原vs遅咲きの川﨑という図式の一戦だ。この日も川崎が「キャリアが上の篠原選手にどう食らいつくか。下剋上を果たす」と下剋上を宣言すれば、篠原は「明日は落とせない試合。しっかり倒す」と一蹴し、互いに一歩も譲らなかった。
第5試合の大和vs拳成はスーパーファイト6試合の中でも最もキャリアに差がある2人の対戦(大和=58戦、拳成=5戦)。「弟(魁成)と一緒に勝ちたい」と兄弟での下剋上に燃える拳成に対し、大和は「まだまだ下剋上は早いという試合をする」と静かに自信をみなぎらせた。
第6試合の山崎vs平山はスーパー・ライト級随一のハードヒッター対決としても注目される一戦。「強い山崎が帰ってきたという試合をする」(山崎)vs「覚悟は決まった。全てをぶつける」(平山)と激闘を誓い合った。各選手のコメントは以下の通り。
◆山崎秀晃
「前回の12月の大阪大会以来となりました。前回は敗戦という形で最高試合賞を頂いたんですけど、明日はしっかり勝利でみなさんに評価してもらえるような試合をみなさんにお見せしたいと思います。(相手の印象は?)僕は前から平山選手はハードヒッターで、体を見ても毎回仕上げてきてるなという印象です。明日はしっかり勝ち方にこだわって強い山崎が帰ってきたな、ゴールデンフィストは山崎だったなと印象付けられるような試合を見せたいと思います。(下剋上について)僕はそんなに下剋上とは思っていなくて、平山選手もしっかり尊敬していますし、リスペクトを持って明日はしっかり叩き潰しにいきたいと思います」
◆平山迅
「この試合の話をもらった時から、自分がしなアカンこと、覚悟はもう決まっているので、それを明日しっかりぶつけようと思います。(相手を見てどう思ったか?)パワーがありそうで、体の仕上がりはすごいいい感じなので、いい試合ができると思います。自分は明日勝ったらやりたい相手がいてるので、それをリング上で言いたいと思っています。(下剋上について)下剋上もそうなんですけど、自分の壁を超えなければならない相手だと思うので、その辺も含めて下剋上を起こしたいと思います」
◆大和哲也
「約9か月ぶりにK-1のリングに上がります。非常に調子もいいので、明日はしっかり力の差を見せつけられる試合をしたいと思います。今回の大会で日本vs世界の試合が組まれているんですけど、僕はこのK-1へ“世界”と戦いに来たので、次回からは日本vs世界の中に組んでもらえるような試合をして、次のステップにしたいと思っています。(下剋上について)格闘技は下剋上というのが多いと思うので、そこで僕はしっかりと力の差を見せて、まだまだ下剋上は早いという試合をしたいと思います」
◆近藤拳成
「今までで一番練習を積んできて仕上がりもいいので、明日は弟(魁成)と一緒に勝ちたいと思います。明日の試合に勝って小さい頃からの夢であるK-1チャンピオンに近づきたいと思います。(下剋上について)誰がどう見ても自分の方が下なので、明日は絶対勝ちたいと思います」
◆篠原悠人
「今回は減量も上手くいって、練習でも仕上がりがいいので、明日はいいパフォーマンスを見せれるかなと思うので楽しみにしていてください。明日の試合は勝つしかないと思うので、勝ってK-1ライト級のベルトを獲りたいと思っているので、明日はしっかり勝たないといけない試合だと思っています。(下剋上について)明日の試合は毎回そうなんですけど、絶対負けられない試合で、ここで落とせないので、しっかりKOという形が一番いい結果かなと思うので、しっかりKOを狙っていきたいなと思っています」
◆川﨑真一朗
「篠原選手は強いですけど、何が何でも勝ちます。僕はこの試合に勝って、次もK-1という大きな舞台に呼んでもらえるようにするだけです。(下剋上について)テーマ通り、下剋上ですね。篠原選手は1階級上でKRUSHでチャンピオンになっていますし、キャリアでは浅い自分がそこへどう食らいついていけるかだと思うので、下剋上をしっかり果たしたいと思います」
対戦カード
第12試合 メインイベント スペシャル・スーパーファイトin大阪 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第11試合 日本vs世界・5対5 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG/K-1 WORLD GP王者)
デニス・デミルカプ[Deniz Demirkapu](ベルギー/エリート・トレーニング・センター/IFMA欧州ライト級王者)
第10試合 日本vs世界・5対5 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者)
サミ・ラミリ[Sami Lamiri](スイス/メジロジム・アムステルダム)
第9試合 日本vs世界・5対5 68kg契約 3分3R(延長1R)
大泉 翔(昇龍會)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者)
第8試合 日本vs世界・5対5 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
アントニオ・ゴメス[Antnio Gomez](スペイン/MTKマーベラ/WKU世界&WAKO欧州スーパーウェルター級王者)
第7試合 日本vs世界・5対5 クルーザー級(90kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/K-1 WORLD GP王者)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
~休憩~
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHTライト級&スーパー・ライト級王者)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第5試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本T優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
近藤拳成(大成会館/K-1甲子園2016 -65kg優勝)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級(65kg)王者)
川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)
第3試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園2017・2018 -65kg優勝)
第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園2017 -55kg優勝)
蒼士(昇龍會)
第1試合 女子52kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級(50kg)王者)
真優(月心会チーム侍)
◆プレリミナリーファイト
第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
斗麗[とうま](WIZARDキックボクシングジム)
第2試合 バンタム級(53kg) 3分3R
黒田斗真(隆拳塾)
野田 蒼(月心会チーム侍)
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
SEIYA(MAD MAX GYM)
鈴輝勇太(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP JAPAN 2019 ~ 日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪
日時 2019年8月24日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・14:00 本戦開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS席 15,000円 スタンドS席 15,000円 アリーナA席 9,000円 スタンドA席 9,000円 スタンドB席 7,000円 ※前売り券は完売 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要となります。
チケット販売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー(Tel.03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー Tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/