ONE Championshipと提携の全日本新空手道連盟の全日本王者4人がシンガポールのEVOLVEで練習
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時代はRoad to ONE。6月20日から24日まで新空手の全日本王者4名がシンガポールへ。ONE Championshipの練習の拠点であるとともに、格闘技系ではアジア最大級といわれるメガジム『EVOLVE(イヴォルブ)』で世界の空気を体感した。(記事提供:全日本新空手道連盟 文:布施鋼治)
昨年12月、全日本新空手道連盟はONEとの提携を発表。今年3月30日に開催された『全日本新空手道選手権大会』でのK-2グランプリ優勝者は同ジムのトレーニングキャンプに招待されると発表していたが、それが実現した格好だ。
西日本新空手道実行委員長の組坂幸喜と共に選手を引率した全日本新空手道連盟の久保坂左近代表はまずジムの規模の大きさに驚いたという。「2階建てで全ての格闘技を網羅している。練習用の道具も多いうえに、トレーナーはみな世界王者クラス。あの中にいるだけで意識は高くなると思いました」
遠征メンバーはK-2軽軽量級王者・有井渚海、K-2軽量級王者・基山幹太、K-2軽中量級王者・児玉兼慎、K-2中量級の森川悠飛。指導してくれたONE初代ムエタイバンタム級王者のノンオー、400戦以上のムエタイのキャリアを誇る達人・サムエー、シンガポールを拠点に活動中の秋元皓貴との練習は計り知れないほどの影響を受けたという。「ノンオー選手なんて、この間ONEで鈴木博昭選手に勝ったばかりなのだから、なおさらでしょう」(久保坂代表)
来る7月21日、RISE初の大阪大会でプロデビュー戦を控える有井はノンオーとの対人練習に初めて恐怖すら感じたと周囲に打ち明けた。「ノンオーは本気ではないけど、有井の動きは全て読まれていました。有井は相手のミドルキックに反応出来なかったのは初めてだったと言っていましたね」(同)
滞在初日にはONEの若手の登竜門「ONE Warrior Series」を観戦する機会にも恵まれた。久保坂代表はONE Warriorを見ることでONEの存在をより身近に感じたのではと考える。
「会場はライブハウスのようなところだったけど、お客さんはいなくて関係者だけの中でやっていました。いきなりレベルの高いONEでというわけではなく、育成してもらえる舞台で経験を積ませてもらえるならば、新空手の選手もリンクしやすいでしょう」
今回のトレーニングキャンプで大きな収穫を得たと感じている久保坂代表は新空手では全日本選手権と並ぶ二枚看板『JAPAN CUP』のJAPAN CUP優勝者も同様のチャンスを得られるように交渉していますと打ち明ける。「またチャトリCEOからは『今後も継続的に協力する』とも言われています」
今年のJAPAN CUPの開催は10月27日に決定済み。新空手出身のキックボクサーが ONE Warriorで勝ち抜いて、破格の契約金を獲得!アジア最大のマーシャルアーツ・プロモーションと正式契約を結ぶ日は決して遠くはない。ONEの桁違いのスケール観は日本の格闘技界の価値観をも変えるのか。