KNOCK OUT 小野寺力プロデューサーが退任。8.18 大田区総合体育館で新体制初の大会
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KNOCK OUT 4月29日 ベルサール高田馬場大会の終了後の記者会見で、小野寺力プロデューサーの退任が発表された。KNOCK OUTの前身は小野寺氏の開催してきた「NO KICK,NO LIFE」。16年9月にカードゲーム会社のブシロードの協力を得てNO KICK,NO LIFEをグレードアップさせる形でKNOCK OUT旗揚げが発表され、同年12月に初の大会がTDCホールで行われた。肘有り5Rの伝統的なキックボクシングルールにこだわり、那須川天心と梅野源治を2本柱に据え話題を呼び、順調な滑り出しを見せたが、両選手とも他団体に主戦場を移してしまう。各団体の王者クラスの対抗戦で数々の好勝負を生み、森井洋介・石井一成ら新たな主力選手も登場したが、集客に苦戦した。平成から令和に元号が変わるタイミングで、創業者の小野寺氏が退任し、KNOCK OUTも新たな時代に突入する。
KNOCK OUTを運営するキックスロードの原田克彦社長(写真右)は「小野寺プロデューサー(写真左)は2016年12月の旗揚げからKNOCK OUTを作り上げ、多大なる尽力をいただき、小野寺さんがキック界の今の盛り上がりの先駆けとなる流れを作ってくれました。大変感謝しています」と功績を称え、「今後は新しい体制とコンセプトで継続します。これからは新しい選手を発掘・育成するピラミッドを確立し、その頂点としてのKNOCK OUTブランドの価値を一層高めることを目指します。次回大会の8月18日の日曜日の大田区総合体育館大会は『K.O CLIMAX 2019』と銘打ち開催します。新体制の詳細と共に大会内容を5月20日の会見で発表します」と話した。8月18日の大田大会は元々発表されていた日付と会場。6月1日の横浜文化体育館大会は中止となり、BOMが同日同会場で大会を開催することを既に発表していた。
小野寺氏は「2年ちょっとですけど、僕なりに精一杯やってきました。これまで閉鎖的だった各団体の壁をぶち破り、チャンピオンが交わって戦うコンセプトを作ることができたと自負しています。体制が変わっても、キックボクシング界に新しい風を吹かせて突き進んでくれると信じていますので、今後もKNOCK OUTとキックボクシング界をよろしくお願いします」とコメントした。