修斗 4.7 高松シンボルタワー:高岡宏気×西村大地、武井徳之×若林耕平、割石晃司×國頭武 直前インタビュー
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TORAO NATION STATE主催「プロフェッショナル修斗公式戦香川大会 FORCE 11」(4月7日(日)高松シンボルタワー)の主要3試合に出場する6選手のインタビューが主催者から届いた
第8試合 フライ級 5分2R
高岡宏気(香川/トイカツ道場香川支部)
西村大地(大阪/BLOWS)
第7試合 ストロー級 5分2R
武井徳之(香川/讃州四心会)
若林耕平(大阪/総合格闘技道場コブラ会)
第6試合 フェザー級 5分2R
割石晃司(徳島/MMA Zジム)
國頭 武(広島/総合格闘技道場BURST)
高岡宏気「しっかり勝ちに拘る、そういう試合をして行きたいです」
―――前回は1本勝ちをして昨年を締め括りました。試合を振り返ってみて、自分として良い点と反省点を教えて下さい。
高岡「良かった点としては、やはり最後に練習していた腕十字が取れて1本勝ち出来たという点と、課題であった相手に合わさず自分のペースで試合を進めれたという点です。終わってから映像を見て思ったのですが、もう少し打撃で行けばよかったという点と、試合全体として焦りすぎて動きが雑になるようなシーンがあったのでそこが良くなかったと思いました。次の試合はしっかり打撃でも倒しに行きたいので、今はそれに向けて取り組みをしています。」
―――選手としては今年で4年目に入り、今回が7戦目で中堅選手と言ってもいい時期に来ました。今の高岡選手が持っている目標や戦ってみたい選手などはいますか?
高岡「まずは打撃で倒せる力をつけること。それにまだ今は勝ち星が少ないので、しっかり勝ちに拘る、そういう試合をして行きたいです。戦ってみたい選手とかはいませんが、まずは目の前の試合に全力で頑張ります。最終的にはランキングに入って戦えるようになりたい!と思っています。」
―――今回の西村選手に対してどのような印象を持っていますか?
高岡「西村選手はしっかり粘り強く組んで来るという印象があります。そこを粘り強さとかで負けないように、相手の良いところを消して自分のペースで試合が出来るようにしたいと思います。」
―――最後に来場されるファンの皆様にアピールをお願いします。
高岡「自分は勝っても負けても気持ちを出して激しい試合を見せます。皆さんの印象に残るような試合を自分はやります! 1本かKOで絶対勝ちます!」
西村大地「体格を活かして自分の距離でイニシアチブを取る!」
―――1年ほど前から階級を61.2kg から56.7kgに変更され、今回が4戦目となりました。まず階級変更するに至ったはっきりした理由はありましたか?
西村「階級変更する前の試合で水抜き無しで61.2の階級体重まで落ちてしまったんです。元々の体重も普段から64~65kgくらいしかなくて、プロデビューの時から56.7kgまで落とそうかなとは思っていたんです。でもいきなり落とすのも違うと思って通常に近い61.2でやってました。1度テスト減量したんですけど、凄く動きやすくてコンディションもよかったんです。、それでこの階級の方が上を目指すのにチャンスがあるんじゃないかなと思ってこの階級にしました。」
―――56.7kgにしてから試合での手応えは感じましたか?
西村「もの凄くありました!このフライ級が自分の体格や骨格を活かせる階級だと思いましたね。僕は四つで勝負するので、そういった意味でもこのフライ級だと思っています。」
―――そして今回が56.7kgで4戦目となります。対戦相手の高岡選手についてどのような印象を持っていますか?
西村「実は試合をしっかり見たことが無いんです(笑)レスリングをベースに組み立てて来る選手という印象はありますから、そこは気を付けたいと思います。体格を活かして出来るだけ距離を取って、自分の距離でイニシアチブを取りスタンドでは有利な攻防を見せたいと思います。真っすぐを突いて距離を取って有利に進めたいですね。」
―――試合の話からは少し離れますが、所属のBLOWSというジムについて教えて下さい。
西村「会員さんがすごく多いです。プロ志望の方だけじゃなくで、クラス数が多く充実していて一般の会員さんもすごく通いやすいクラス編成になっています。あとプロ選手も多くて世界を舞台に戦っている選手もいますし、他にもランカーの選手が多く在籍しています。みんなで切磋琢磨出来る、すごくいい環境で練習させてもらっています。」
―――西村選手はBLOWSで指導されていると聞きましたが。
西村「はい、こちらで常勤のインストラクターとして働かせてもらっています。1日が格闘技で生活出来ている環境です。他の選手に比べると練習時間が多いので、そこを考えると負けられないなと思っています。」
―――最後に来場されるファンの皆様にアピールをお願いします。
西村「去年の試合から半年空きましたが、前戦よりも確実にパワーアップした自信があるので、そこを見せていい勝ち方をしたいと思います。応援のほど宜しくお願いします!」
武井徳之「自分の中で新しい発見もありました。明確に出てきましたね」
―――ここのところ連続で「FORCE」には出場しています。以前は怪我や練習不足もあり試合から遠のいた時期もありましたが、最近は練習環境が整ったということでしょうか?
武井「仕事が変わって、練習する時間が出来て環境は良くなったのですが、年なので怪我は相変わらずあって(笑)環境は本当によくなりました。」
―――今回の相手はコブラ会の若林選手です。アマチュアから選手権や全日本で活躍していて、グラップリングに評判の高い選手です。デビュー戦でも1本勝ちしています。同じ軽量級のグラップラーとしてどのように分析していますか?
武井「僕はこの若林選手の試合を見たことが無いんです。評判は凄く聞いてます、寝技の強い、本当に寝技の強い選手だと。情報としてはそこだけ入って来ている状態です。」
―――この質問はぜひ武井選手に答えてもらいたいと思っていたのですが、これだけプロ修斗「FORCE」が続いてアマチュア修斗も定期的に開催される四国の今をどのように見ていますか?
武井「Zジムさんの若い選手たちはキッズ修斗からずっとやっていて、本当に基礎が出来ていると思うんですよ。そんな選手が四国から出て来てくれたことはうれしいことです。
でも開催地の香川についてはまだまだかなと思いますね。徐々にですけど道場に若い子らが増えて来ているので、まだまだ時間はかかりますけど。「俺も試合に出てやろうか!」というような子らはまだ出て来ていないですね。時間はかかると思いますが、競技人口が増えてくれればと思っています。」
―――話はまた選手としての質問に戻ります。武井選手と言えばグラップラーという印象ですが、練習環境も整っていればステップアップとして、新しいファイトスタイルにチャレンジとかは考えられますか?
武井「今までとは少しだけですけど、違うかなという感じはあります。本格的に取り組む時間は短かったですけど、立ち技を練習していく中で自分の中で新しい発見もありました。試合にはっきり表れるほどでは無いですが、自分の中には明確に出てきましたね。」
―――最後に来場されるファンの皆様にアピールをお願いします。
武井「たぶんもうそんなに長くは試合しないんで(笑)次の試合を少しでも面白いと思ってくれたら嬉しいですね。もう少しは出るんで(笑)応援宜しくお願いします。」
若林耕平「僕が喰ったやる気持ちでしっかり勝って盛り上げます」
―――今年の1月に大阪大会では見事な1本勝ちでデビュー戦を飾りました。振り返ってみての感想を聞かせて下さい。
若林「自分が練習して来たところは出せたと思います。実際の試合ではまだまだ甘いところがあったのですが、そこは練習で修正出来たと思います。」
―――バックボーンは柔道と聞きましたが。
若林「はい、和歌山県出身なんですけど、県大会で3位が最高成績です。」
―――アマチュア修斗では選手権を優勝していますね。
若林「そうです、関西選手権と東海選手権を獲りました。全日本選手権は負けちゃって3位でした。」
―――アマデビューからプロ昇格まで3年ほどしかありませんでしたが、ルール面で困った点などはありませんでしたか?
若林「もともとプロになるつもりで始めたので、パウンドの練習なんかも普段からしていました。別に何も難しい点はありませんでした。」
―――得意なスタイルはやはり寝技ですか?
若林「打投極のどこでも勝負出来ると思いますが、やはり自分の強みは組技と寝技なので、そこで圧倒したいと思っています。」
―――そして今回の対戦相手は地元香川の超ベテラン選手です。
若林「コブラ会でも過去に対戦している先輩選手がいるので、いろいろ映像とか見させてもらいました。ベテランで強い選手だと思いますが、僕の方が強いと思うのでKOか1本で勝ちたいと思います!」
―――最後に来場されるファンの皆様にアピールをお願いします。
若林「今までやって来たことを出して、試合を盛り上げて勝ちたいと思います。武井選手が地元のベテランということでセミになったと思うんですけど、僕が喰ったやる気持ちでしっかり勝って盛り上げます。応援宜しくお願いします。」
割石晃司「Zジムには愛があります」
―――昨年末に続いてのFORCE参戦となりました。その前回では沖髙志(福岡/RANGERS GYM)相手に重い打撃を見せるなど、最後は1本負けとなりましたがシーソーゲームの続くアグレッシブな試合で会場が沸きました。この試合での反省点は何でしょうか?
割石「後半スタミナが切れてしまい、そこが悔しいですね。あと相手は首相撲が上手くて、そこは練習しなくてはならないと思いました。序盤で1発いいパンチを当てられて手応えは感じました。自分が思っていたよりはいい感触でしたが、あの場面で決めきれなかったのが心残りです。」
―――お話が前後してしまいますが、割石選手はプロ昇格の許可が出てからデビューまで4年空きました。何がデビューのきっかけになりましたか?
割石「アマチュアやってプロ昇格もらえて、もう充分やったかなというのは正直ありました(笑)でもZジムのみんなが試合に出ているので、そこで自分も、もう一度がんばろうかなという気持ちになりました。」
―――そう思わせたZジムの雰囲気について聞かせて下さい。
割石「凄くいい雰囲気だと思います。なんでしょうか「愛」がある感じがします(笑)初心者も一緒に練習しています。上級者もレベルを合わせて、アドバイスしながらみんな一緒にやってます。」
―――最後に来場されるファンの皆様にアピールをお願いします。
割石「前回負けてはしまいましたが、自分の中で満足している部分もありました。でも時間が経つにつれて身体がやりたがっているんで(笑)おもいっきりやります!」
國頭 武「とにかく必死に勝ちに行く姿を見てもらえればと思います」
―――去年の4月から階級を61.2kgから65.8kgへ変更、それからは2連連勝中です。この階級変更は成功だったと思いますが、やはり自身でも手応えは感じていますか?
國頭「階級を上げたのは、実は減量をするとあまり体調が良くなくて、水抜きなんかも出来なくて、それで階級を上げました。階級を上げてからは体調が崩れることなくて、トレーニングもしっかり出来ています。試合前の追い込みも問題無く出来るようになりました。それが上手く作用して勝てているのだと思います。体調管理が楽になりました。」
―――2連勝したら欲とか出てきましたか?
國頭「いや、自分は一気に上がれるようなタイプではないので。コツコツと目の前の試合を大切にして、それが結果に繋がればいいかと思っています。」
―――階級変更して体調管理もしっかり出来るようになって、自身のファイトスタイルに変化はありましたか?
國頭「はい、以前は打撃で倒そうという意識が強すました。デビューから3連敗して考え方を変えて、元々好きだった寝技中心にシフトしました。打撃より組んでテイクダウンするというスタイル変えたことが、今の勝ち星に繋がったのだと思っています。」
―――ハッキリとしたファイトスタイルの変更があったということですね。
いまのスタイルに自身があるようですが、今後戦ってみたい選手はいますか?
國頭「デビューから連敗していたので、上の選手と組まれることは無かったのですが、この試合に勝つことが出来たらベテランの選手とも組んでもらいたいです。」
―――最後に来場されるファンの皆様にアピールをお願いします。
國頭「自分はスタイル的にド派手な試合をするタイプではないですけど、とにかく必死に勝ちに行く姿を見てもらえればと思います!」
対戦カード
第8試合 フライ級 5分2R
高岡宏気(香川/トイカツ道場香川支部)
西村大地(大阪/BLOWS)
第7試合 ストロー級 5分2R
武井徳之(香川/讃州四心会)
若林耕平(大阪/総合格闘技道場コブラ会)
第6試合 フェザー級 5分2R
割石晃司(徳島/MMA Zジム)
國頭 武(広島/総合格闘技道場BURST)
第5試合 バンタム級 5分2R
福永 功(徳島/MMA Zジム)
近藤洋平(広島/総合格闘技道場BURST)
第4試合 ストロー級 5分2R
石原愼之介(徳島/MMA Zジム)
木村旬志(岡山/ゼロ戦クラブ)
第3試合 ストロー級 5分2R
大勝たくにい(徳島/MMA Zジム)
ふじい☆ペリー(広島/総合格闘技道場BURST)
第2試合 2019年度新人王決定トーナメント フライ級 1回戦 5分2R
當房 桂(大阪/修斗GYMS直心会)
宇田悠斗(愛媛/総合格闘技道場HOPE)
第1試合 2019年度新人王決定トーナメント ストロー級 1回戦 5分2R
里見拓磨(徳島/MMA Zジム)
当真佳直(沖縄/若柔術)
概要
大会名 プロフェッショナル修斗公式戦香川大会 FORCE 11
会場 香川県高松市/高松シンボルタワー 展示場
日時 2019年4月7日(日)開場/14:00 開始/15:00
チケット料金 SRS席¥10000 RS席¥8000 S席¥6000 A席¥5000 ※3歳以上はチケットが必要となります。※大会当日は全席種500円増し
チケット販売 チケットぴあ(Pコード594-730) 出場選手所属ジム、Torao Nation State
お問い合わせ TORAO NATION STATE(Tel.087-887-5348) TNS岡山事務局(Tel.0868-24-8037) http://toraonation.com/