修斗 1.27 後楽園ホール:GRACHAN王者・阪本洋平が初参戦「修斗の世界のベルトが欲しい、それだけです」。初戦の相手はフェザー級世界3位・山本健斗デリカット
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プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦(1月27日(日)後楽園ホール)に、阪本洋平(T-BLOOD/GRACHANフェザー級王者、元同ライト級王者)が参戦し、山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会/修斗フェザー級世界3位・環太平洋3位)と対戦することが決まった。
修斗初参戦の阪本は大阪出身、1986年9月20日生まれの32歳。MMA戦績19戦13勝(9KO)3敗3分。2007年にパンクラスでプロデビューし、沖縄の闘心所属時代にはTENKAICHIでも試合経験を重ねる。10~11年は試合から遠ざかっていたが、川尻達也のT-BLOODに移籍して復活。ここ4年は年1回の試合ペースではあるが、9年間無敗・11戦連続負け無し・6連勝中だ。13年から上がっているGRACHANでは5勝1分で、ここ3試合では宇良健吾、大澤茂樹、原井徹をKOしている。下は9月の原井戦の映像で、タックルを切ってパウンドを効かせてから一気に連打して仕留めており、パンチの破壊力は抜群だ
対する山本は1994年3月4日生まれの24歳。16年修斗ライト級新人王で、2017年のインフィニティリーグで最後まで優勝争いを演じ、その後、同リーグ戦を征した仲山貴志に勝利。TOMAとの環太平洋王座決定戦では敗れたものの、10月の新宿大会のメインでは新鋭・工藤諒司からパンチで再三ダウンを奪い判定勝ちしている(上写真右が山本)。阪本も山本も一撃で試合の流れをつかむ力を持っており、危険なぶつかり合いとなりそうだ。
12月28日に修斗ジム東京で阪本の記者会見が行われ、大会を主催するサステインの坂本一弘代表は「阪本選手に初めて会った時、本当にフェザー級なのかと思うような体の大きさで、修斗のケージに入ってくれるのが楽しみです。充実している修斗フェザー級でトップを目指して欲しいです。山本選手もTOMA選手に負けましたが、前回工藤選手に勝って、打ち合い上等のファイトをしますし、寝技も得意なので、阪本選手と噛み合う試合になるじゃないかと思います」と期待を寄せた。
阪本は「世界で一番歴史のあるMMA団体・修斗に出られてうれしいです。山本選手は修斗世界3位でいい選手やと思うんですけど、だからと言って特に言うことはないですね。真剣勝負は自分との勝負以外に無いので、負けないために練習をしてくるだけです」「修斗で誰とやりたいとかは無いです。修斗の世界のベルトが欲しい、それだけです」「僕はスポーティーなMMAをやりたいんじゃない」「山本君とは昔大阪で練習をしたことがあって、ランキングの選手を見て、山本君が来るかなと何となく思っていました。山本君も受けてくれそうな顔をしていました」等とコメント。試合もそうだが、コメントからも直感を大事にする武道家的な雰囲気が漂う。
会見の最後には「僕は沖縄から格闘技のキャリアをスタートしています。19歳で沖縄に行った時、救いようのないクソガキで、先輩方に迷惑をかけてばかりでしたが、向こうの人が受け入れてくれました。当時は沖縄から東京に出て来て1勝するのも難しい時代でした。32歳で修斗のタイトルを狙えるところまで来て、ここに座らせてもらえるとは、19歳の頃には思いもしませんでした。僕に関わった人全てに感謝して試合がしたいです」と熱く意気込みを語った。
GRACHANの岩崎ヒロユキ代表も「サステインの坂本代表とは、8年前にとある音楽イベントでご挨拶をして『いつか何か一緒にやれれば』とお話をさせていただいたのですが、坂本さんも覚えてくれていて、今こうしてリンクできることをうれしく思います」と感慨深そうにコメント。「歴史の長い修斗さんがGRACHANと関わるのは異色と思われるかもしれませんが、何か修斗さんもアップグレードを目指しているのかなと思いました。歴史の浅いGRACHANもアップロードして、こうして修斗さんとシンクロすることで、イノベーションが始まると思います。日本のMMAがこれを機に面白くなればと思います」と話し、今後の修斗との連携に意欲を示した。
岩崎氏は阪本について「生き様というか、自分を持っている子ですね」「頭が良くて勉強家で、今まで見た選手で飛び抜けています」と絶賛し、「川尻さんに頭を下げて『うちに預けてくれ』と言った選手なので、彼のやりたいことを全面的にやらせたいです」「GRACHANには年1は実家に帰って来る感じで上がってもらえればいいです」と、快く修斗に送り出す方針を示した。
今大会と同じ1月27日、GRACHANはWARDOGとの共同で大阪・豊中176 BOXで大会を開催する。山本の所属するコブラ会の選手も出る大会のため、AbemaTVの承諾を得て、山本対阪本の一戦のライブビューイングを176 BOXで行う予定だという。
対戦カード
修斗環太平洋バンタム級チャンピオンシップ 5分3R
祖根寿麻(ZOOMER/環太平洋王者、世界1位)※初防衛戦
岡田 遼(パラエストラ千葉/環太平洋5位、世界8位)
フライ級 5分3R
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/世界2位、元パンクラス・フェザー級王者、元DEEPバンタム級王者)
清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/世界4位、元パンクラス・フライ級王者)
ライト級 5分3R
川名雄生(Y&K MMA ACADEMY/世界2位、環太平洋王者)
岡野裕城(マッハ道場/世界9位)
フェザー級 5分3R
山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会/世界3位、環太平洋3位)
阪本洋平(T-BLOOD/GRACHAN王者、元同ライト級王者)
バンタム級 5分3R
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS/世界5位、環太平洋6位)
藤井伸樹(ALLIANCE/パンクラス3位)
フェザー級 5分3R
仲山貴志(総合格闘技津田沼道場/世界7位)
青井 人(BLOWS/世界8位)
バンタム級 5分3R
金物屋の秀(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM)
ストロー級 5分2R
牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)
田上こゆる(BLOWS/2018年全日本アマ修斗選手権ストロー級優勝)
女子バンタム級 5分2R
セラ(ニュージーランド/PUREBRED)
チェルシー(米国/リバーサルジム立川ALPHA)
出場予定選手
黒澤亮平(パラエストラ松戸/元修斗ストロー級世界王者)※飛鳥拳 改め
概要
大会名 プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦
日時 2019年1月27日(日)開場17:30 開始18:00 ※開場中にオープニングファイトを実施予定
チケット料金 VIP 15,000円/RS 10,000円/SS 8,000円/S 6,000円/A 5,000円 ※当日は500円増し。 ※小学生以上はチケットが必要。
チケット販売所 チケットぴあ[Pコード:594-730] フィットネスショップ水道橋 後楽園ホール チケット&トラベルT-1 書泉グランデ 03-3295-0017 修斗GYM東京(サステイン)
お問い合わせ サステイン 03-3788-3042 http://j-shooto.com