K-1 9.12 代々木第二:金子晃大、5度目の防衛戦は璃明武と2年ぶり3度目の対決。朝久泰央はアラッサン・カマラと、石田龍大は大久保琉唯と、里見柚己は永澤サムエル聖光と初防衛戦
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K-1 WORLD MAX 2026(9月12日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館)の対戦カード発表記者会見が7月8日、東京都内で行われ、4階級のタイトルマッチが発表された。
記者会見のレポートがK-1 GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
スーパー・バンタム級王者・金子晃大、5回目の防衛戦のテーマは「脳汁」!挑戦者の璃明武は「今回は自信ある」
K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/王者、K-1 -55kgトーナメント2024優勝、元Krushバンタム級王者)※5度目の防衛戦
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、Krush同級王者)
金子は24年のK-1-55kg世界トーナメントで、カン・メンホン、璃明武、大久保琉唯を破り優勝。25年9月のスーパー・バンタム級王座防衛戦は池田幸司を破り、リベンジに成功してベルトを死守した。前戦は今年2月に大久保琉唯とのタイトル戦を予定していたが、相手の体重超過でノンタイトルの勝敗なしとなった。
第7代Krushスーパー・バンタム級王者の璃明武は、24年7月のK-1-55kg世界トーナメント一回戦でアンジェロス・マルティノスからKO勝ち。9月の準決勝で金子晃大と再戦も僅差の判定負け。12月には大久保琉唯に敗北も、Krushで池田幸司と村田健悟を撃破。今年5月は乙津陸を破り、3連勝となっている。
両者は3回目の対戦となるが、過去2勝している金子は今回の試合テーマを「脳汁」と表現。璃明武は「今回は自信ある」とタイトル奪取に強気の言葉を残した。
◆金子晃大
――意気込みと相手の印象。
「金子です。そろそろちょっと復活したいなと思っているので、しっかりやります。印象は…、ゾクゾクします」
――金子選手は、今回なぜ璃明武選手との試合を受けたのでしょうか?
「やっぱり璃明武選手が2回目の時もそうですけど、結構攻略してきてるんで、逆に僕もそこを越えていきたいなと思って受けました」
――前回の大久保戦は体重超過の勝敗なしの試合になりましたが、ご自身の動きはどうでした?
「動きは良くないですね。僕の動きは良くなかったです」
――そこから変えてきたことがあれば教えてください。
「いい動きの時の感覚を戻すためにやってきました。自分の中でやってる感覚を頼りにしてやってきたなと思います」
――もう少し分かりやすく言うと、どういったことですか。
「まあ、感覚です」
――以前とは、ちょっと違和感があったと。
「そうですね、ちょっと違和感を抱いてたかなと」
――自分の中で変わってきたという実感というのは。
「まあ、どうですかね。ここからじゃないですか。良くはなってると思うんですけど、一番もっと感覚をしっかり取り戻していきたいなと思ってます」
――金子ファンは、強かった頃の金子選手に戻ってきてほしいという声もあると思います。それについてはどう思いますか?
「そうですね、応援してくれている人とかに、ちょっと最近ここ1年ぐらいしょうもない試合してるんで、ちょっと申し訳ないなとは思ってます」
――試合期間が空きましたけど、どのような修行を今回は積んでいたのですか?
「まあ、何ですかね、感覚。感覚的な練習ばっかりですね」
――今回の試合テーマは。
「脳汁ですかね。脳汁で」
須藤元気プロデューサー「言葉選びがすごいね!」
――先ほど、自己分析では不甲斐ない試合結果とおっしゃってましたが、ここのところ倒せなくなってきたりとか、自分での原因みたいなのはどう考えていらっしゃいますか?
「いや、ちょっと脳汁が出てるかなとか」
――その脳汁が出るためには、どんなところがキーワードというか、ヒントになるんでしょうか。
「やっぱこう、普段の生活でも何気ないことも、やっぱちょっと脳汁出る出ないなとか、そっちで行こうかなとか」
――感覚的な練習っていうのは脳汁出る?
「脳汁が出る方法を選んでます」
――具体的に感覚の練習ってどういう練習?
「いや、もうだから今日これやりたいなって思ったら、それやって。その時にメニュー決めない。その時に脳汁出るか」
◆璃明武
――意気込みと相手の印象。
「やっとというか、ついにというか、タイトルマッチが決まったかという感じです。ここ最近ずっとタイトルマッチ戦の金子選手を目標にずっとやってたので、金子選手とは3度目の対決なんですけど、最後にやったのが約2年前で、その続きというか、しっかり超えないといけない選手なので、しっかり勝ってK-1チャンピオンになりたいと思います」
――今回の再戦は、率直にどう思ってるのか教えてください。
「約2年前、金子選手と試合してからずっと再戦というか、リベンジしたい、タイトルマッチを目指していたので、やっと決まったかなと思いました」
――前回の試合は、俺が勝ってたんじゃないかみたいなこともアピールしてたと思うんですけど、今振り返ってみてどうですか。
「勝っていたまでは言っていなかったけど、負けてはないなと。結果的には負けなんですけど、自分が勝っていたという声ももらったんですけど。K-1ルールは10対10があってマストではないんで、全然明確に勝ってたわけじゃない。その結果を受け入れて、しっかり次というか今回勝つためにやってるって感じですかね」
――試合で後頭部を殴られたみたいな発言あったと思うんですけど、これについては自分の中でどう清算をしているんでしょうか。
「K-1ルールで異議申し立てができるのが大会後に2週間くらいあるんで、それで書面でちゃんと出しました。それでアンサーをもらって、別に試合が覆るとは思ってなかったんですけど、1勝で人生変わるんで。そこですぐ再戦だったり、何かあればいいなと思って出したんですけど、まあしょうがないですね。自分は結構ポジティブではあるんで、出して無理だったんでしょうがないって感じです。別に気にしないです」
――今回の再戦はどんな試合見せたいですか。
「明確に勝つというのは当たり前なんですけど、過去2回やって、金子選手がすごい絶対王者で強い選手なんですけど、過去2回は試合する前、まあ自信がめちゃくちゃあったかといったら、多分正直そういうわけじゃないんで。勝率は相手のがあるのかなと思ってやったんですけど、今回は自信あるんで。でも金子選手も、攻略できるみたいに言って、それに自分の対策もしてくると思うし、上回ってくるというのを予想しているので、そこをさらに上回れるようにしっかり準備します」
―― 前回は減点があって、判定負けだった部分もあったかと思うんですけど、何か延長戦があったりとか、何かそういうことは考えたりとかしましたか?
「もう終わったことなんで、前回のことはもういいんで。まあ今回が前回の続きというか、前回3ラウンドやったんですけど、4ラウンド目からスタートであるような気持ちでいこうかなと思ってます」
――イメージとしては続きの感覚?それともなんか全然違うものを用意してきたか。
「スタイルは2年で成長してるんで、進化してるんで、どんどん変わっています。でも金子選手も、まあ進化してくると思うんで、その4ラウンド目って言ったんですけど、前回と同じ内容にはならないのかなと思ってます」
――ちなみに、自分ではどんなところが一番進化していますか。
「金子選手に負けてから、ちょっと練習方法も結構ガラッと変えたりとか、いろいろ自分と向き合ってきたので、技術的にも精神的にもメンタルも強くなってると思います。結構自信はありますね」
スーパー・ライト級王者・朝久泰央、最強挑戦者カマラと対戦で王座陥落ピンチ?「彼が優れてるところは何一つない」
K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
朝久泰央[たいおう](朝久道場/王者、元K-1ライト級(62.5kg)王者)※初防衛戦
アラッサン・カマラ[Alassane Kamara](セネガル&フランス/Emergence Le Havre/挑戦者、CDG -71kg王者、サバット・フランス選手権 3回優勝)
朝久は、24年12月にRIZIN大晦日大会でYURAから勝利。25年5月もRIZINに参戦し、ウザ強ヨシヤからTKO勝ち。7月はK-1でダニラ・クワチから勝利し、11月に稲垣柊を破り第8代K-1 WORLD GPK-1スーパー・ライト級王者となった。今年4月のRIZINではシンパヤックから1RKO勝ちを収めた。
カマラは26年2月のK-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界トーナメント準々決勝でダリル・フェルドンクと対戦。当初、フェルドンクの相手はカマラツインズのアルフォセヌーが戦う予定だったがアクシデントで欠場となり、アラッサンが代替出場した。前回は今年4月にK-1スーパー・ライト級(65kg)に階級を落として佐々木大蔵からTKO勝ちしている。
会見には朝久が登壇し、過去最強ともいっていい“サバットキング”カマラを相手に並々ならぬ闘志を見せ「彼が優れてるところは何一つない」と断言した。
◆朝久泰央
――この試合の意気込みと相手の印象を。
「カマラは会場で会ったら『ブラザー』って言って声をかけてくれる間柄であるんですけど、やっぱり自分はK-1王者。カマラは強いですけど、俺の方がもっと強いし破壊力ももっとある。俺が必ず倒して勝ちます。あと、カマラツインズが4階級制覇すると言っていますが、俺がずっと勝ち続けてる限りは、それはない。俺がずっと勝ち続けて、兄貴も復活したらすぐ勝つと思うんで、すぐに兄弟同時世界チャンピオンになりたいと思います。楽しみにしていてください」
――カマラ選手は、前回の佐々木大蔵戦でジャブで倒した印象だったが、幻想が高まっている中、オファーが来てどう思ったか?
「自分としては佐々木選手に勝ったからといって、何の幻想があるのかな?という感じではあるんですけどね。結局、この試合も自分が瞬殺して、結局カマラって強かったの弱かったの? という未来しかない。朝久泰央の絶対的な強さを見せる、そんな戦いを見せたいなと思っています」
――久しぶりの会見ですが、騒ぎがあった中で何を考えていたのですか?
「騒ぎとは、どんな騒ぎですか?」
――ネットで炎上した件です。
「いや、まあ炎上というと何か聞こえは悪いですけど、何か自分としてはでかい花火を上げたなという感じで誇らしい気持ちではいるんですよ」
――というと。
「K-1は、いろんな他団体の対抗戦に参加しないって言われてますけど、やっぱり自分もK-1だったり、RIZINとかいろいろ出させてもらう中で、いろんなつながりも増えて、これからK-1も対抗戦とかやっていくんだねっていう感じの話になった時に、実はK-1は参加しないでくれって言われてるよってある人から言われて。え? そんなことないでしょと思ってたら、とある選手から泰央君ごめん、K-1で頑張ってきたけど、いろんな人から引き抜き的に誘われてとか、なんかそういう汚い話とかあって、なんかそういう話ってできないじゃないですか。そういった中で、なんかK-1が他団体に参加しないとか言われて、なんかずっとK-1をくさされてたんで、自分はK-1のチャンピオンとしてK-1愛のある人間として、なんかどういう状況であれK-1を守っていくことが自分の義務だと思ってるんで。それを貫いた自分はかっこいいなと思いましたね。
だからまあ正義って結局ぶつかったら戦いとかでちゃんと成り立ちますけど、なんかひねくれた正義が信者によって神格化されたりしてる部分があるんで。だから自分は自分を貫いたことに誇りを持ってますし、そういった中で一緒に燃えてくれた(木村)萌那ちゃんだったり、(大久保)琉唯君だったり、こういう仲間がいて良かったなと思ってます。やっぱりこういう今みたいな発言でも、良かったり悪かったり、いろんな意見も出ると思うけど、逆にその数字に媚びて、なんか僕は誰々の後を継ぎますだとか、なんか次のカリスマになりますとか、俺はそんな子分みたいな生き方したくないんで。そんな子分みたいにしてK-1チャンピオンでいるくらいだったら、一日絶対的なチャンピオンとして次の日死ぬくらいの方が俺はかっこいいと思ってるんで。
炎上がどうだというよりも花火を上げた俺かっこいいなと思ってますし、それを上げた以上は今回の9月の試合で、またカマラもいい選手ですけど、そういうとこを倒して、やっぱ朝久泰央はやべえなと、そういう試合を見せたいなと思ってます」
――アンチが結構多いと思うんですけど、朝久選手が倒れる姿を見たいという声も出てくるかもしれません。その人に対して何か一言ありますか?
「それは、もう大歓迎ですね。やっぱり格闘技って自分だけを応援するからじゃなくて、相手がいることで成り立つ部分もあると思うので、朝久嫌いだな、こんな位置にいなければいいのにって思う奴は全員カマラの応援をしてくれたらカマラも力になると思いますし。ただ、誰が応援したところで俺の価値は変わりないんで。そういったところを見せたいなと思ってます。 はい、皆さん楽しみにしていてください。俺が強いんで」
――先ほど須藤プロデューサーから、「ぜひ70kgまで上げていってほしい」という話がありましたけど、考えていらっしゃいますか?
「はい、本当に考えてますね。65kgで試合をしていますけど、現状自分は62.5kgでも戦えますし。兄貴がチャンピオンになるその階級が被っているので65kgですけど、なんかその今のK-1とか見てても全員がスポーツしすぎてるっていうのを思ってて。何て言うんですかね、その全部をなんかこう乱闘しろとかそういった話じゃなくて、なんかでかいやつを倒すところとか、なんか普通のスポーツにない、その暴力的というか、なんかバイオレンスなところに格闘技のK-1の魅力があると思ってるんで。そういったところを考えた時に、自分がこの65kgの体のまま67.5kg、70kgとか、そういったのをやっていくと、朝久はどんな戦い見せてくれるんだって全員がワクワクすると思うんですよ。そういったのを考えると、最終目標は70kgだなと思ってます」
―― カマラ兄弟は4階級制覇と言ってますけど、むしろ朝久兄弟が4階級制覇すると。
「そうですね。兄貴は、まあ骨格的にもあれかもしれないですけど、自分は62.5kgと65kgも取ったんで、あとは67.5kgと70kg取ったら4階級じゃないですか。カマラ兄弟は2人で4階級って言ってるんですけど、自分は1人で4階級狙ってるんで、その時点で見てる世界が違うなと思ってます」
――先ほど、会場でカマラ選手と仲良しになっちゃうとか言われていましたが、どんなところが仲が良かったりとか好きなところですか。
「会場で、どっちのカマラかわかんないけど『ブラザー』って言ってきて。その後にまた別のカマラが来て『ブラザー』って言うんで。えっ? さっきのブラザーはどっち? っていう感じです。でも、朝久道場の教えとして、敵として立ったからには親兄弟であれ思いっきりやれと言われています。ブラザーって言われてて、本当にカマラは人間としても選手としてもすごい好きではあるんですけど、敵として立つ以上は全部自分のものを奪いに来てる敵でしかないんで。だから、そういったところはもう本当にやれって言われる。感情の指示のままに思いっきりやるだけだと思ってます」
――カマラ選手はサバットで足技の使い手でパンチも得意なんですけども、空手家として優れてるとか、認めるところはありますか?
「自分は空手家っていうより朝久流の動きをしてるだけなんで、その蹴りに関しては多分カマラ選手もサバットでその他の選手と比べたらすごいなと思うし、そのリーチだったり距離感の作り方だったりは上手いなとは思うんですけど、また朝久流はまた別の次元で見ています。そういったところで彼の方が優れてるなって思うところは何一つないですね」
――警戒してる点は。
「まあ、負けてるとすれば自分の人間性ぐらいですかね(笑)。人間力は確実に彼の方が優しいし、できてると思うんでそれぐらいです」
――試合にも影響しますか?人間的には。
「いや、ないと思います。ひねくれてる奴の方がフェイントだったり駆け引きが上手いんで。恋愛もそうですけど、ちょっと駆け引きしつつ決めるところをドンって決めるタイプなんで。全部いい感じに決まると思います」
◆アラッサン・カマラ(コメント代読)
「ジェロム・レ・バンナの現役最後の試合でセコンドについた僕が、ジェロムからK-1の未来を託されてからおよそ2年、ついにK-1王者になる日が9月12日に決まった。この試合は7月の福岡大会で組まれると思っていたので、かなり待たされただけに、キングコングはK-1王座に飢えている。
朝久が素晴らしい技術と闘争心を兼ね備えていることは知っているが、僕には世界一のコーチから教わったサバットならではの打撃、K-1そのものを作り上げたジェロムから直々に受け継いだK-1スピリットがある。
K-1のKはカマラのK、そしてキングコングのKだ。キングの僕と、コングのアルフォセヌーで65kgから75kgの4階級をカマラツインズが制覇する。そのスタートがこの試合だ。サッカーのワールドカップも熱いけど、K-1はもっと熱いぜ。僕がフランスとセネガル2つの国を代表して、ド迫力のKO勝ちでK-1をより輝かせていくから見逃すな」
フェザー級王者・石田龍大が大久保琉唯と初激突!「ゾクゾクしないけどワクワクする」(石田)「誕生日で勝って最高の日に」(大久保)
K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
石田龍大[りょうた] (POWER OF DREAM/王者、元Krush王者)※初防衛戦
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/挑戦者、元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
石田は、24年6月に第9代Krushフェザー級王座決定トーナメントに出場しKrush王座を獲得。今年5月に第7代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定戦に出場して関口功誠を1RKOで下して新王者に。Krush王座を返上し、K-1に専念することを宣言。
大久保は、24年のK-1-55kg世界トーナメント準決勝で玖村将史を判定で下し、決勝で金子晃大と戦い準優勝。今年2月の金子晃大戦は体重超過でノンタイトル戦となり、勝敗なしに。4月はフェザー級へ階級を上げ新美貴士から勝利を収めた。
大久保の22歳の誕生日で、石田は「勝って俺がバースデーケーキをプレゼントしたい」と余裕の発言。2人はSNSで対戦が決まる前から「やる・やらない」で揉めた経緯がある中で試合が決定。会見ではそのことも話題になった。
以下は、2人のやり取りを含めたコメント。
――意気込みと相手の印象。
大久保「タイトルマッチが早いかなって思うファンも多いと思うんですけど、僕自身はそう思っていなくて。石田選手はものすごく強いチャンピオンですけど、この日は僕の誕生日なんで。しっかり誕生日で勝って最高の日にしたいと思います」
石田「初のK-1防衛戦なので、しっかり勝って俺がバースデーケーキをプレゼントしたいなと思っています。相手の印象は、スピードが多分速いと思います。戦ってみないとわからないんですけど、ゾクゾクはしないけどワクワクはします」
須藤P「うまいね言葉選び! ゾクゾクしないけどワクワクする。どうなの?」
大久保「ゾクゾクさせますよ!」
――石田選手がチャンピオンになって、フェザー級の強いやつとどんどんやりたいと宣言していたが、その理由は?
石田「大前提とし、自分がフェザー級で一番圧倒的に強い自信がある。でも、それはまだ証明できてなくて、フェザー級のトップ4人を倒せば証明できるかなと思ったんで」
――大久保選手に対しては、SNSで試合を「やる・やらない」の言い合いになりましたが、それについて説明してもらってもいいですか?
石田「俺がやってもいいよって言っていたんですけど…、大久保選手が逃げ腰だったんで、ちょっと簡単に説明してもらってもいいですか?」
大久保「言い訳なしに言うと、僕が2月の試合を終えた時(金子晃大戦=大久保の体重超過で勝敗なしに)、ちょっと悔しかったとか、タイトルに挑戦したいなみたいなことをSNSに書いて。そうしたら、石田選手が兼田(将暉)選手をぶっ倒した後に、俺が相手してやるから待っといてみたいなニュアンスでリツイートしていたんです。それに対して僕は、『格闘技は実力だけじゃないんだよ』と書いたら、石田選手は自分のことを言われたと思ったのか『標的から外した』となったんです。
自分からしたら、兼田選手もひっくるめて言ったんですよ、格闘技って実力だけじゃないっていうのは。今の旬とかもそうですけど、1年以上も試合していない選手が先にタイトル戦をやるのも気に食わなかったんで、僕はそういう理由もひっくるめて大回りで言った感じだったんですけどね」
――石田選手は、どう理解したんですか。
石田「いやー、大回りすぎて(笑)」
大久保「これが、恋愛とかでいうちょっとした駆け引きなんですよ」
須藤P「恋愛と格闘技は一緒?」
大久保「一緒です。これも駆け引きなんですよ」
――その駆け引きを理解してくれた?
大久保「乗ってくれなかったですね。もう自分のことなんかなって思っちゃって」
石田「すみません」
須藤P「そこは謝っちゃうんだ(笑)。恋愛と格闘技が一緒って名言ですね。駆け引きですね。押したり引いたり」
大久保「この駆け引きに勝って、ベルトを巻きたいと思います」
石田「僕は、もうちょっとハキハキしてる子の方が好きなんで」
――ふわっと言われるのが苦手ってことですか?
石田「そうですね。特に男は」
――大久保選手言われてますけど。
大久保「じゃあやりましょう」
須藤P「ハキハキした試合を!」
――ちなみに石田選手がこの試合を受けた理由を教えてもらっていいですか?
石田「受けた理由は、俺が名前を挙げた 4人の中の一人という、ただそれだけの理由です」
――この後、勝ったら兼田選手とやるかもしれないと。
石田「そうですね。それはまあ、勝ってマイクでちょっと言いたいことがあるんで、そこで言わせてもらおうかなと思っています」
“魂の納豆”永澤サムエル聖光、王者・里見柚己を挑発「こいつビビってんのか!」
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA/王者、元Krushライト級王者)※初防衛戦
永澤サムエル聖光[きよみつ](日本&ボリビア/B Make/元WMOインターナショナル・WBCムエタイ日本・ジャパンキック・ライト級王者)
里見は、23年6月のKrushで大沢文也から勝利して第8代Krushライト級王座に。24年8月に永澤サムエル聖光をKOすると今年2月に朝久裕貴を破り、第7代K-1 WORLD GPライト級王者となった。現在6連勝中。
永澤は、新日本キックでライト級1位まで昇りつめ、ジャパンキックでライト級王座に就き、WBCムエタイ日本統一ライト級王座獲得。22年7月にWMOインターナショナル・ライト級王者となりキック三冠王に。25年9月に上野空大から延長判定勝ちを収め、26年2月は西京佑馬をKOで下し、5月は大岩龍矢から勝利を収めた。
2人は今回が再戦となり、前回は里見がKO勝ちを収めている。だが永澤の過去3戦で神がかり的な強さを見せて、“魂の納豆パンチ”で3連勝。会見ではチャンピオンに向かって「こいつビビってんのか」と挑発する場面もあった。
◆里見柚己
――意気込みと相手の印象。
「2月にベルトを取って初防衛戦が決まったんですけど、またサムエル選手と試合ができるということで、前回以上のインパクトある勝ち方をしたいと思います。日本人のすごい各階級のスターがいるので、その中でも一番面白い試合をして会場を沸かせたいと思います」
――須藤元気プロデューサーに会見再開を直談判したようですが、久しぶりの会見はいかがですか?
「最近記者会見がなくなったり、煽り映像がなくなって選手がメディアに出ることが結構少なくなったのが事実だと思うので、自分がチャンピオンになったからには行動して、いろいろと発言させてもらいました。
須藤プロデューサーの店にも、横山(朋哉)チャンピオンや池田幸司選手で行ったんですけど、自分たち選手側の意見とK-1側の意見をいろいろ話させてもらいました。これから必ず明るくなると思いますし、今頑張ってる子供たちが大きくなった時にK-1を目指せるような、いい団体になると思っています」
――今回の防衛戦は、相手が外国人でも良かったという声もありますが、なぜ永澤選手を選んだのか教えてください。
「自分から選んだわけではなくて、対戦相手はほんと誰でもいいです。ただK-1は世界の大会だと思ってるんで、世界の強豪の強い選手という案を出していたんですけど、前回、大岩選手とサムエル選手が試合して、そこの 2人しかいないのかなって思っていました。
大岩選手がKrushチャンピオンなんで勝つかなと思っていたんですけど、サムエル選手がしっかり勝ってきた。自分は1回目に勝ったからといって天狗になるつもりはなく、一回やった時よりもインパクトある勝ち方をしないとチャンピオンらしくないと思うんで、しっかり盛り上げたいなと思います」
――チャンピオンとしての決意をお願いします。
「本当に一番面白い試合を、サムエル選手と作り上げられたなって。この会見からまた試合までの期間もしっかり盛り上げて、たくさんの人に会場に来てもらって、結局大会終わってみたら里見がすごかったなって思わせられるようにしたいと思います」
◆永澤サムエル聖光
――意気込みと相手の印象。
「里見君と一回戦って、2年前に1ラウンドでKO負けしてるんで、うん、まあいいストーリーができたんじゃないかなと思っています。なので、このストーリーにしっかりと俺がリベンジで完結したいなと思ってるので、楽しみにいてください」
――今回のタイトル戦のオファーが来た時、どう思ったのか教えてください。
「いや、当然ですよね。俺しかいないでしょ。ライト級トップの西京佑馬をぶっ倒しているんだから、俺は間違いなく挑戦者に相応しいでしょ。あと、まだ2年前に俺が負けた試合がみんなの頭の中でよぎってるかもしれないけど、今は全然違うんで。まあ試合を楽しみにしてほしいですね」
――里見選手が、YouTubeで永澤選手のことを挑発していたが、どう思ったか。
「挑発なんかな。よくわかんないけど。なんか、もう何試合かして挑戦した方がいいんじゃないかみたいなこと言ってたんですけど。まあ、その時は何言ってんだろみたいな。こいつビビってんのかと思ったんですけど、本当にシンプルダサいなと。なんか挑戦者に対して、やっぱ選んだりとかしてんじゃねーよと思ったし」
里見「1回も選んだことないよ」
「YouTubeの話ね。そういう風に聞こえたから。それでダサいなと思って。まあ器じゃねえんだなって思ってるんで。まあ今回俺がしっかり倒してチャンピオン交代して。あとなんか結構ね、里見君。なんか俺はめっちゃ成長してますみたいなナルシスト発言が多いんで、誰がそれ思ってるの?って思いながら、俺も見てて。それより俺の伸び率の方がやばいでしょう、完全に。今回、里見君も同じ目に遭わせようかなと思ってます」
――あと、佐藤嘉洋さんが「魂の納豆パンチ」と名付けてましたけど、それは炸裂するのでしょうか?
「ああ、佐藤さん大好きです! でも、今回のテーマは一粒の…「『一粒の一撃』。これで終わらせる。ネバネバするのは確かに俺の強みでもあるんですけど、やっぱ一撃で前回負けてるんで、まあ俺も一撃で倒したいなと思ってるんで、一粒の魂込めて殴ります」
対戦カード
K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
金子晃大[あきひろ](K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/王者、K-1 -55kgトーナメント2024優勝、元Krushバンタム級王者)※5度目の防衛戦
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、Krush同級王者)
K-1 WORLD GP スーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
朝久泰央[たいおう](朝久道場/王者、元K-1ライト級(62.5kg)王者)※初防衛戦
アラッサン・カマラ[Alassane Kamara](セネガル&フランス/Emergence Le Havre/挑戦者、CDG -71kg王者、サバット・フランス選手権 3回優勝)
K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
石田龍大[りょうた] (POWER OF DREAM/王者、元Krush王者)※初防衛戦
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/挑戦者、元Krushフライ級(51kg)王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA/王者、元Krushライト級王者)※初防衛戦
永澤サムエル聖光[きよみつ](日本&ボリビア/B Make/元WMOインターナショナル・WBCムエタイ日本・ジャパンキック・ライト級王者)
ヘビー級(体重無差別) 3分3R(延長1R)
ボグダン・ストイカ[Bogdan Stoica](ルーマニア/ストイカブラザーズ・ファイトアカデミー/元Enfusionライトヘビー級(95kg)王者、WKUクルーザー級(90kg)王者、SUPERKOMBATクルーザー級(92kg)王者、WAKO-PROインターコンチネンタル・クルーザー級(88.6kg)王者)
マキシム・バクラノフ[Maxim Baklanov](ロシア/アークエンジェル・ミカイル・ファイトクラブ/RCC Fair Fight ヘビー級王者)
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2026
日時 2026年9月12日(土)開場・プレリミナリーファイト開始・11:30 第1部開始・12:00 開会式・第2部開始・15:00(いずれも予定)
会場 東京・国立代々木競技場 第二体育館
中継 ABEMA、GAORA
チケット料金 未定
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/





