才賀紀左衛門、K-1に復帰「K-1でベルトを獲って、格闘技人生を終わる。江川君の57.5を狙う」
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8月25日(火)都内にて記者会見が行われ、才賀紀左衛門のK-1 JAPAN GROUPへの参戦が発表された。才賀は高校生時代に前体制のK-1でデビュー。K-1甲子園やK-1 WORLD MAXの舞台で活躍し、前体制が休止したあとは総合格闘技にも挑戦するなど、様々なリングでその勇姿を見せてきた。また、タレントのあびる優さんとの結婚・離婚など、私生活でも話題を振りまいてきたファイターだ。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
プロ格闘家としての生まれ故郷であるK-1に帰ってくることになった才賀は「ずっとK-1には出たかったんで、こうやって帰ってこれることが凄いうれしい」とコメント。コロナによる自粛期間中に考えることが多々あり「総合もやったけど、やっぱり男の人にひっつかれるのが苦手なんで、殴り合いをしたいというか、練習するのも立ち技のほうが楽しいですし、やっぱりK-1に出て、しっかりベルトを獲りたいと思いました」とK-1参戦を決意するに至ったという。
会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーも「いろんなジャンルに挑戦してきたのも見てきたし、K-1に対しての熱い想いも聞かせてもらって、またK-1で勝負するという覚悟を決めてもらった。今のK-1ファイターと戦ってどのような化学反応が起きるか楽しみにしています」と、実績もありキャラクターも強い才賀への期待度は高い。気になる試合については、すでに全対戦カードが決定している9.22K-1大阪大会で試合をすることはないが、年内には組む方向で調整しているという。
才賀本人は「僕は好きな人間と殴り合うのは嫌。武尊のこと大好きなんで、江川くんのフェザー級(57.5kg)を狙っていこうかなと思っています」と、江川優生が王者として君臨するK-1のフェザー級戦線に殴り込むことを宣言。様々な舞台を渡り歩いてきたが「引退する、格闘技を最後にする時は必ずK-1でやりたいと思っていた。最終的にK-1でベルトを獲って、格闘技人生を終わろうかなと思っています」と、引退自体はまだまだ先になるとしつつも、格闘技人生の集大成として、K-1でのベルト奪取を考えているようだ。
また、シングルファーザーとして愛娘に、「カッコいい姿を見せたい」という想いも強い。「シングルのお父さんはなかなか少ないですけど、シングルでも格闘家としてもしっかりできるというのを見せたいですし、(市川)海老蔵さんよりもカッコいいお父さんになれるようにがんばります」と、最後は茶目っ気のあるコメントで会見を締めくくっていた。
◆才賀紀左衛門
「こんにちは、才賀紀左衛門です。ずっとK-1には出たかったんで、こうやって帰ってくることができて凄いうれしいです。今回コロナ時期で結構考えることがたくさんあって、自分と見つめ合った時に、やっぱり僕はK-1でプロになってデビューして、そこからやってきて、いろんな格闘技……まあ格闘技は好きなんで、いろいろ挑戦してきた中で、総合もやりました。でも、やっぱり男の人にひっつかれるのが苦手なんで、殴り合いをしたいというか、練習するのも立ち技のほうが楽しい。いろいろな格闘技を見ていて、自分が一番出たい大会はどこなのかなって、ずっと自分でコロナの時期も向き合って、やっぱりK-1に出て、しっかりベルトを獲りたいなというのがあったんで、今回K-1に参戦できるのが凄いうれしいです。
(K-1参戦を決めた具体的な経緯は?)やっぱりコロナでいろんな格闘技団体を見ていて、K-1が自分がデビューした団体やったし、僕は一番K-1のベルトが欲しかったんで、それでK-1っていうのと……なんて言っていいのかな? とりあえずK-1のベルトが欲しいなと思いました(笑)。(これまでいろんなリングに上がってきて、今またK-1で戦う決意は?)やっぱり、僕が格闘技でプロになった理由はK-1を見て、K-1に憧れて格闘技をやって、K-1デビューして。で、やっぱり今のK-1見ていたら、いろんな格闘技の中でも凄い盛り上がっていますし、自分自身もやっぱり立ち技が好きなんで、どうせ好きなんやったら、日本一がいいなと思ったのでK-1に出たいと思いました。
やっぱりK-1と言ったら、武尊がスーパースターで、みんな『武尊、武尊』で大変そうやなと思いました。武尊が背負っているストレスはやばいと思うんで、そこはちょっとでも和らげられるように僕もがんばりたいです。(階級はスーパー・フェザー級でやっていく意向?)自分の中のベスト階級っていうのは、57.5kgだったり60kgだったり、それこそ前のK-1では63kgでやってたんですけど、僕は好きな人間と殴り合うのは嫌なんです。僕、武尊のこと大好きなんで(笑)、江川(優生)くんの57.5を狙っていこうかなと思っています。
(K-1に出ることについてお子さんは何か言ってたか?)娘がK-1というのを理解しているかわからないですけど、一回練習を見に来た時があって、それは1年ぐらい前だったんですけど、総合格闘技やったんで、抱きつかれたりするわけじゃないですか? インターバルの時に、『パパ、なんでひっついているの?』って言われて、『練習だから仕方ないよ』って言ったけど、『ダメだよ』って言われたんで(笑)。まあ、娘としても僕が男の人とひっついているよりも、殴り合っているほうがうれしいんじゃないかなと思って。総合やったら娘に怒られる可能性があるんで、殴り合いやったらいけるんじゃないかなって、楽しみです。
(練習するジムは久保選手が開いたジム?)そうですね。久保優太選手とはめちゃくちゃ長いお付き合いで、自分としてもタイプが合っているというか、僕が良かった時も知っててくれてますし、性格も凄い理解してくれていると思うんで、気持ちの面とかでも時間帯とかの面でも、そこが一番いいのかなと思って。あと矢口トレーナーのことを凄い昔から知っていて信頼しているんで、そこでやろうっていう想いです。
(いろんな団体に出て、ここでまたK-1来る。K-1で骨を埋めるとか最後にしようという想いはある?)やっぱりK-1のことが好きで格闘技を始めたんで。K-1という団体は長く続いていて、武尊がワーッと盛り上げてくれて、いろんな選手も出てきている。これは自分の中でずっと思っていたことなんですけど、引退する、格闘技を最後にする時は必ずK-1でやりたいなと、ずっと思っていました。まあ、年齢は今年で31ですけど、格闘家の年齢もどんどん上がっていますし、年齢は数字とかしか思ってないんで、まだまだ試合やっていけるんですけど、最終的にK-1でベルト獲って、格闘技人生を終わろうかなと思っています。
(シングルファーザーとして、戦って育てるという覚悟は?)最初は格闘家の姿を見せんとこうと思ったんですけど、僕の娘なんで見せてなくてもパンチやキックしたりとか。あとパパの仕事って言われるんで、だいぶ理解もできてきているんで、パパも娘にカッコいい姿を見せたいというのがありますね。シングルのお父さんはなかなか少ないですけど、シングルでも格闘家としてもしっかりできるというのを見せたいですし、(市川)海老蔵さんよりもカッコいいお父さんになれるようにがんばります(笑)」