RISE 11.17 両国国技館:那須川天心「今は内藤大樹選手とどう戦うかしか考えていない」
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Cygaems presents RISE 129(11月17日(土) 両国国技館)に出場する那須川天心が9日、千葉・松戸のTEPPEN GYMで公開練習を行った。5日にRIZIN大晦日大会のフロイド・メイウェザー・Jr戦が発表されたが、8日にメイウェザーが「エキシビションマッチと伝えられていた」と発表内容を否定。騒がしい状況に対しても、天心は「今は内藤(大樹)選手とどう戦うかしか考えていない」と話した。
第13試合 メインイベント RISE World Series 57kg契約 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
内藤大樹(ストライキングジムAres/RISE DoA -57kgトーナメント2017優勝、元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
天心は6月の幕張大会でロッタン・ジットムアンノンとのRISE世界フェザー級王座決定戦で延長判定勝ちして以来のRISE参戦。9月30日のRIZINでは堀口恭司とキックルールで対戦し大きな話題を呼び、3Rに胴廻し回転蹴りからのラッシュで差をつけ判定勝ちした。
内藤は15年8月のBLADEの-55kgトーナメントで工藤政英、村越優汰を下し決勝に進んだが、天心にKO負けしている。以降はシュートボクシングで日本王座を2度防衛。昨年のDoAトーナメントでは原口健飛、工藤、MOMOTAROを下して優勝すると、天心との対戦を熱望した。DoA以降、内藤は試合が開いたが、8月のRIZIN名古屋大会では般若HASHIMOTOと対戦。1Rに右フックをもらってダウンを喫したが、2Rに右ローで3ダウンを奪いTKO勝ちしている。
今年3月の後楽園大会で、当時天心が持っていたRISEバンタム級王座に挑む形での再戦が計画されていたが、天心が2月のKNOCK OUTで負傷した影響で、発表前に流れ、1年越しでようやく対戦が実現する。
◆天心
内藤選手と3年前に戦っているんですけど、その時から自分を狙っている思いはうれしいんですけど、そういう思いごと、倒して、2度と試合したくないと思わせたいです。
(3年前のBLADEの決勝でやった時のことはよく覚えていますか?)よく覚えています。その時に日本で一番強いと思っていた選手だったので、KOで勝てたのがうれしかったです。そこから自分のこと狙っているとわかったので、いつも以上に気合が入っています。
(内藤選手に対する意識は1回試合をしてから変わりましたか?)変わったというか、しばらく自分とはやらないと思っていましたけど、そこから実力をどんどんつけて勝って行って、何度かやるタイミングはあったんですけど、内藤選手が負けちゃったりとか、自分の怪我で無くなっちゃったりとかあって、ようやくRISEで。内藤選手もRISEでやりたかったと言っていたので、メインでやれるのはうれしいですね。
(ロッタン戦以来となるRISEのメインとなることは?)前回(のRIZINの堀口戦を)大きい舞台でやらせてもらったんですけど、RISEの熱がまた凄いというか、周りの選手が盛り上げてきているので、だからこそ、周りと一緒に盛り上げたいです。
(天心選手と近い階級で、スアキム選手、ロッタン選手、志朗選手とかが同じ大会に出ますが、注目選手は?)とりあえずは自分の試合だったんですけど、同じ階級の選手は凄い興味があるというか、ロッタン選手との試合は自分がピンチだったので、もう一度絶対やりたいです。
(志朗選手はまだ名前があまり出ていないですが?)でも実力はありますよ。ずっとタイでやってきて、日本人と違うタイミングだったり、テクニックを持っているので、機会があれば、やる時もあるかもしれないです。
(内藤選手が去年のDoAトーナメントで優勝したのを観て、以前と変わったと思いましたか?)スタイル的には変わらないと思いますけど、ずっと追っている選手の気持ちとかがあると思うんですよね。自分もずっと追われる立場でやって来て、追うものが強いとか世間的に言われて、自分は違うと思うんですけど、自分との試合に賭けて来る思いは強いと思います。
(再戦という形ですと、村越戦があったんですけど、意外と苦戦されたじゃないですか)そうですね。初の防衛戦ということもあったし、色々研究されましたけど、そういう試合を自分も勝ってきた経験をしているので、そういうことを繰り返さない気持ちはたくさんあります。
(3年前から自分で変わった部分は?)体的に精神的にも強くなっていると思いますし、注目されることで、周りのサポートだったりが力になると感じますね。
(9月30日の試合からそんなに試合の間隔が無く、あの試合はだいぶ天心選手もかなり集中していましたけど、切り替えはスムーズでしたが?)それは今まで通りです。今年は強敵というか、自分の格闘技人生の要になるような試合が多かったんで。ちょっとダメージを負って、間が空くこともありましたけど、堀口選手と戦って、ダメージも怪我も無かったので。堀口戦の結果次第で内藤選手とやるか?言われていましたけど、自分は問題無い、いつも通りな感じです。試合がどんどん決まるほうが集中できますし、モチベーションも上げていける感じです。
(堀口戦で気持ちの面とかで成長できた部分は?)あの試合は今までにない緊張感だったり、周りからの期待だったりを感じて、自分の中でちゃんと倒して終わりたかったんですけど、あの一戦で勝てたことが凄いうれしいですし、今後の格闘技の歴史に関わるような試合ができたのは良かったなと思いますね。
(あの後はタイに行って、ONE Championshipの試合を観たり、ボクサーとスパーリングをしましたが、向こうではどうでしたか?)海外は2~3か月に1回は行くんですけど、行く旅に声かけられたり、知名度が付いてきているのかなって。初めてONEのタイのインパクトアリーナで試合を観に行ったんですけど、自分のことを知っている方が結構いてくれて、世界的に名前が少しずつ出てきていると感じてうれしかったです。
(Twitterでコナー・マクレガーともやりとりしましたが?)マクレガー選手も言ってくれたんですけど、自分のことを知ってくれているのがわかったので、うれしかったです。何て言っているかわからないですけど。
(英語は自分で書きました?)英語は相談して書きました。自分だけじゃまだ。勉強中なんで。
(内藤選手のことを、この間の会見では「打たれ弱くなっている」と言いましたが、そこからの巻き返しも彼の持ち味でもあって、そこを天心選手としては断ち切りたい感じですか?)1回ああいう勝ち方をして、もう1回やりたいと言われて、その気持ちはうれしいんですけど、もう自分は格闘家として、そういう思いを持ってくれている選手を倒さないといけないんで、結構逆転する選手ですけど、そういうのをさせず、差をしっかりつけなきゃダメだなと思います。
(今回のRISEのカードはかなり豪華で、RIZINよりも盛り上がるんじゃなかと個人的には思っているんですけど、年末の大きい試合も1個無くなってしまって、それに対しては何か。RIZINよりも大きい大会になるんじゃないかと思うんですけど、比較といいますか)比較って言うか、まあ、メイウェザー戦が無くなったってなっていますけど、本当に無くなったのか信じられないですし、まだなんともわからない状態なので、とりあえず本当に、RISEのこの試合をしっかりクリアしてと言うか。ジムのプロ選手もみんな出ますし、RISEも今熱いので、そういう熱を、観客や応援してくれる人にどんどん伝えて、凄い空間にしたいなと思います。それは自分だけじゃできないと思うんで、相手がいてこその試合なんで、しっかりみんなで盛り上げないとという感じがします。
(そのこともあって、精神的に落ち込んだり動揺したりとかは無かったですか?)落ち込む状況じゃないというか。多少どうなのかなと思うんですけど。そういうことをする人って有名らしいんで、何とも思っていないです。まだやるかもしれないですし、わからないです。どうなるかわからないですね。
(内藤選手との試合には影響無い?)無いですね。メイウェザー選手のことも、内藤戦が終わってから考えようとずっと思っていたので、別に。ボクシングに特化した練習もしていないですし、今は内藤選手とどう戦うかしか考えていないです。
(目の前の試合に集中していると)そうですね。色々試合が決まっていて、目の前のことに集中しないと、勝ち続けることは難しいので、どんな相手でも勝って、しっかり次につなげたいですね。
(堀口戦が終わって「もう何も怖い物は無い」とその時は言っていましたが、今回はどんな仕上がりですか?)堀口選手との試合も経験して、経験値は凄く上がっているんですよね。内藤選手も色んな選手と試合をしていますけど、自分はそれ以上のものを勝って得ていると思うので、その経験の差をしっかり見せつけるのと、あとは自分の気合ですね。今回は自分の気持ちを見せた試合をしたいと思っています。
(なぜですか?)結構判定が続いているなってのもありますし、どんどん敵が強くなったり階級が重くなったりはしているんですけど、そういった選手でも倒していかないといけないんで、もう一回そういうところを見つめなおして、しっかり倒せるように、最初から全力で仕掛けに行きたいと思っています。
(※TEAM TEPPEN所属で今大会に出場する5選手のコメントはこちらの記事に掲載しています。)
対戦カード
第13試合 メインイベント RISE World Series 57kg契約 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
内藤大樹(ストライキングジムAres/RISE DoA -57kgトーナメント2017優勝、元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
第12試合 セミファイナル RISE World Series 59kg契約 3分3R(延長1R)
裕樹(ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位、元同級・ライト級・スーパーライト級王者)
ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級1位、ラジャダムナン同級1位)
第11試合 清水賢吾 Final Match ヘビー級 3分3R(延長1R)
清水賢吾(極真会館/RISE&シュートボクシング日本ヘビー級王者)
マイティ・モー(米国/エリートMMAアカデミー/ROAD FC無差別級王者、K-1 WORLD GP 2007 in HAWAII 優勝)
第10試合 RISE World Series 57.5kg契約 3分3R(延長1R)
工藤政英(新宿レフティージム/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級(55kg)王者)※KICK REVOLUTIONから所属表記変更
第9試合 体重調整中 3分3R(延長1R)
イ・ジン(韓国/2018 IKMFジュニアフェザー級王者)
篠塚辰樹(TEAM TEPPEN/RISEフェザー級(57.5kg)4位)
※森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK/RISE1位)の負傷欠場により、イに変更
~休憩~
第8試合 第7代RISEバンタム級(55kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
鈴木真彦(山口道場/RISE 1位、WBCムエタイ日本バンタム級王者&ホーストカップ日本バンタム級(55kg)王者)
結城将人(TEAM TEPPEN/RISE 3位)
第7試合 第2代RISEウェルター級(67.5kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/RISEウェルター級(67.5kg)2位、J-NETWORKウェルター級王者、極真会館2018全日本ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元WPMF日本ウェルター級&Krush -67kg王者)※ゴールデングローブから所属変更
第6試合 RISE World Series フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
イグナシオ・カプロンチ(アルゼンチン/ドージョー・セルピエンテ/RISEフェザー級(57.5kg)2位、WKN世界57kg級王者)
スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイジム/プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者、元ルンピニー&7ch王者)
第5試合 RISE World Series 64kg契約 3分3R(延長1R)
秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)2位、K-1 ULTIMATE VICTOR REVOLUTION FINAL -65kgトーナメント2017優勝)
パン・ジュヤン[Pan Jiayun](中国)
第4試合 66.5kg契約 3分3R
HIROYA(TRY HARD GYM/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
内村洋次郎(イングラム/パンクラス・フェザー級(65.8kg)12位)
第3試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/RISE 3位)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE 4位、元WPMF日本スーパーフェザー級王者)
第2試合 女子46kg契約 3分3R
百花(魁塾/ミネルヴァ・アトム級王者)
那須川梨々(TEAM TEPPEN)
第1試合 女子47kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM/極真会館2014全日本女子選手権軽量級優勝)
樋田智子(リアルディール)
オープニングファイト スーパーライト級(65kg) 3分3R
森香津眞(チームドラゴン/RISING ROOKIES CUP 2018スーパーライト級優勝、K-1カレッジ2016 65kg級優勝)
TAIRA(智恵塾/TeamS.A.C)
概要
大会名 Cygaems presents RISE 129
スケジュール 2018年11月17日(土) 開場・15:00 オープニングファイト開始・未定 本戦開始・15:30
中継 GYAO!(無料生配信) スカイA(Part1 12/14(金) 19~21時/Part2 12/22(土) 21~23時)
チケット料金 VIP席 50,000円(完売) SRS席 20,000円 RS席 10,000円(完売) マス席 9,000円(完売) 2階A席 8,000円(完売) 2階B席 7,000円 2階C席 5,000円(完売) ※当日券は各500円アップ ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス CNプレイガイド キョードー東京
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/ http://www.facebook.com/rise2003/