ONE Championship、元UFCフライ級王者・デメトリアス・ジョンソンと契約。DJ「ONE王者のジェヘも前王者のモラエスも野獣だ」
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ONE Championshipは28日(日本時間)、元UFCフライ級王者・デメトリアス・ジョンソンと契約を結んだと発表した。“DJ”の愛称でも知られるジョンソンはUFC史上最多王座防衛記録11を保持し、8月5日(日本時間)のヘンリー・セフード戦で判定負けし王座陥落した後、ONEとの契約を模索していた。元ONEウェルター級王者・ベン・アクスレンとジョンソンの「exchange(交換)」になるとONE側は発表しているが、一連のトレードについてUFC側はまだ発表を行っていない。
(上写真は15年5月の来日会見時のジョンソン。その1か月前に戦った堀口恭司と再会し、5Rの戦いを振り返っていた。)
ジョンソンとONEのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは29日朝(日本時間)、電話を通じての記者会見を行った。先日の元UFCライト級王者・エディ・アルバレスに続く大物獲得に成功したチャトリ氏は「ONE Championshipの最新のアスリートとして今日、デメトリアス・ジョンソンを紹介できてとてもうれしいです。デメトリアスはMMA史上最強のパウンド・フォー・パウンドであることに間違いありません。デメトリアスの全盛期はONEに入った今から始まります」と語った。
ジョンソンは「まず最初に、ONE Championshipの一員になれてうれしいです。ONEのアスリートになれたことを誇りに思い、感謝しています。私のキャリアでとても大きな転機です。アジアでフライ級の素晴らしい選手たち相手に私のスキルを試したいです。彼らは動物のようです。(ONEフライ級王者の)ジェヘ(・ユスタキオ)も(前同級王者のアドリアーノ・)モラエスも野獣で、彼らと一緒にケージに入る日が楽しみです。私のキャリアはまだ若く、違うことに挑戦したい、世界を旅して戦いたいと思っていました」等とコメントしている。