エディ・アルバレス「ONE Championshipは僕が世界のベルトをまだ巻いていない、唯一のメジャー団体なんだ」
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ONE Championshipと複数試合契約を結んだ元UFCライト級王者・エディ・アルバレスが18日(日本時間)、ONEのネット中継形式の記者会見に登場し、ONEを新たな戦場に選んだ理由を語った。(※編集部注:アルバレスのコメント和訳はONE Championshipによるものです)
この会見は11月9日のシンガポール大会のWタイトルマッチに出場する4選手とアルバレスが登場。会見2日前にアルバレスとONEの契約が発表された後、初めての会見のため、アルバレスに対して特に米国のメディアから多くの質問が寄せられた。
この中でアルバレスは「詳細は話せないけど、僕には世界中からオファーがあった。誰もが想像でき、誰もが興味を示すオファーだけでもね。ONE Championshipは僕が世界のベルトをまだ巻いていない、唯一のメジャー団体なんだ」「僕はベラトールのタイトルを2度取った。UFCの世界タイトルも取った。ONEだけがベルトに触れていないメジャー・プロモーションだ」と、ONEの王座への関心の強さを語った。
さらにアルバレスは「ONEのオファーは他を拒絶するしかないほど良かった」「UFCはUFCの範疇で最大の努力をしてくれた。素晴らしい条件を提示してくれたよ……彼らのビジネスモデルのなかでね。彼らはファイター毎、特定な理由によって特定のファイターに特定な額を支払う。それは何も悪いことじゃないし、失敗でもない。ただ、ビジネス・ファーストという前提が存在するんだよ」「ONEは僕のため、家族のためを思ってくれている。僕が何を求め、何が必要か分かってくれているんだ」とも発言。具体的な契約内容は不明だが、金銭面以外でもUFC以上に魅力を感じるオファーだったことを示唆している。
なお、ONEの資金状況を危惧する声に対し、ONE側は22日のプレスリリースで、米国を代表するベンチャー・キャピタル企業・セコイア・キャピタルから1億6600万ドル(約180億円)の投資を受ける予定であること等をアピールし「ONEはアルバレスをはじめ、他のどのようなタレントであろうと契約する余裕がある」と反論している。
アルバレスの試合が米国のテレビで見られなくなるのではという声に対しても、チャトリ・シットヨートン会長兼CEOがフォーブス誌のインタビューで「今年の年末までに米国のメジャーテレビとの契約も固まるだろう。今、いくつかの米国のテレビ局と話し合いを続けており、サイン間近の状態だ」と発言したことを引用し、視聴環境を整備中であることをアピールしている。