K-1 11.3 さいたまスーパーアリーナ:城戸康裕、まさかの身体はボロボロ告白「ドタキャンしてやろうかな。スーパーアリーナだから沢田研二さんみたいに」
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10月22日(月)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]でジョナサン・トゥフと対戦する城戸康裕が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 公開練習写真: (C)M-1 Sports Media)
城戸は6月17日(日)に開催された「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」で、マサロ・グランダーに勝利した直後、リングサイドのウェルター級王者・久保優太に「クボキュン、株ばっかりやってるんじゃないよ。株より城戸だぞ」と王座戦をアピール。
それを受けて、これまでの実績が考慮された城戸は今大会でベルト挑戦が内定していたものの、久保が交通事故により欠場となったため、スーパーファイトでK-1初のパプアニューギニアのファイター、トゥフと対戦することに。しかし、なんと城戸はこのタイミングで左足が蜂窩織炎(ほうかしきえん=細菌による皮膚の化膿性炎症)に見舞われる憂き目に。
公開練習ではその痛みをこらえながら2分1Rのミット打ちを行ったものの、左足のミドルキックを放つと城戸は苦悶の表情。そして、現在のコンディションについて「足は痛いわ、膝は痛いわ、指は痛いわ、かなりボロボロな状態」と、あけすけに明かす。
城戸によると、もともと蜂窩織炎には2008年4月9日の「K-1 WORLD MAX 2008」でのイム・チビン戦の直前に初めて発症。そのときの菌が体内に生息し、今回は免疫力が低下したために再び症状が現れたとのこと。「39度の熱がずっと続いたんで入院して、アイシング、抗生剤、点滴がずっと。だから、9月はクソつまんなかったですよ。痛えし、アチいし(苦笑)」。
発症から約1カ月半経つもいまだ完治はしておらず、「ヤベエっす。『ちょっとヤベエな』っていうときが60~80点くらいだとしたら、今回は2点くらいです。戦闘力2くらい」と、現在はキャリア屈指のコンディションの悪さである模様。ランニングも思うようにできなかったため、減量への不安ものぞかせる。
この状況を気持ちで打破すると意気込む城戸だが、その舌の根も乾かぬうちに「もう、(トゥフに)言ってやろうかと思って。お互い、左の蹴りナシで勝負しようぜって(笑)。それだとフェアじゃないですか? 相手が飲むかどうかですけど」と本気とも冗談ともつかない発言も。
“城戸節”はまだまだ止まらない。
「賛否両論あると思うんですよ。格闘家たる者、怪我は隠して試合に出るんじゃないかと。そうやって貫くのが格闘家だろうと。……いやいや、城戸だよ? そりゃ、言うでしょって話ですね(笑)。まあ、『これで勝ったら凄い!』っていうのがほしいんでしょう」
「今回はリスクしかないですよ。これで負けたら『なんでベルトに挑戦できるんだよ?』ってなるし。蜂窩織炎にもなって最悪ですよ。どうしてくれんですか、コレ?(苦笑)。当日、ドタキャンしてやろうかなと思って。さいたまスーパーアリーナだし、沢田研二さんみたいに(笑)」
対戦相手のトゥフは筋骨隆々の肉体と抜群の身体能力を誇り、今年のWMC I-1世界ムエタイ王座決定トーナメントでは準優勝を果たした猛者。過去には身長差のある相手を飛び回し蹴りで立ったまま失神させ、そのKOシーンが世界中で話題となったほどで、城戸も「スゲー筋肉ですよね! あと、回転技もハンパない」と警戒を強める。
しかし、自身とは約10cmの身長差があるだけに、そこはアドバンテージになると分析し、さらに「向こうが回転するんだったら、俺も一緒に同じ向きに回転すればいいんじゃないですかね?(笑)。まあ、もらわないですよ。俺、回転技をもらったことがないので。たしかに(トゥフは)身長がデカい選手を倒してましたけど、その相手は回ってなかったので(笑)」と笑い飛ばす。
そして、秘策として「俺も回ってみようかな」と掟破りの回転技を匂わせると、「窮地には立たされてますけど、その中でどれだけできるかというのを見せたいですね。右ばっかり練習してたので、右がうまくなりました。まあ、全部をさらけ出します」と意気込む。
城戸といえば忘れてはならないのが、自己プロデュースの煽り映像。その独創的な世界観でファンを楽しませているが、今回もかなり手応えは大きい様子。「また新たな挑戦というか、『エッ? この人が出てくれるの!?』っていう内容に仕上がってます。いつもと違ったテイストですね」とニヤリ。
最後にファンに向けて「いまは怪我してココ(手のひらを下の位置に)です。ココからのココ(手を上の位置に)を見てもらえれば。お楽しみに!」と力強く語った城戸。久保との王座戦実現に向け、今回はどんな“城戸劇場” を繰り広げるのか。その戦いぶり、そして煽り映像に注目が集まる。
対戦カード
K-1 WORLD GP 第3代スーパー・ライト級(65kg)王座決定トーナメント
第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
松下大紀(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級(62.5kg)王者)
サム・ヒル[Sam Hill](ニュージーランド/シティ・キックボクシング・ニュージーランド/WMCウェルター級王者)
第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
中澤 純(TEAM Aimhigh/元Krushスーパー・ライト級王者)
メルシック・バダザリアン(アルメニア/ムエタイ・アメリカジム)
第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級王者)
モー・アブドゥラマン[Mo Abdurahman](南アフリカ/Look Borai)
第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg 2010日本トーナメント優勝)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
第9試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 VS 一回戦(2)勝者
第10試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 VS 一回戦(4)勝者
第15試合 決勝戦 3分3R(延長1R)準決勝(1)勝者 VS 準決勝(2)勝者
ワンマッチ
第14試合 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/王者)
アレックス・リーバス[Alex Rivas](スペイン/Team Jesus Cabello)
第13試合 68kg契約 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級(67.5kg)王者)
第12試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者)
第11試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krushスーパー・ウェルター(70kg)級王者)
ジョナサン・トゥフ[Jonathan Tuhu](パプアニューギニア/The fight center Brisbane)
第8試合 女子-50kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子フライ級(50kg)王者)
ヨセフィン・ノットソン[Josefine Knutsson](スウェーデン/Allstars training center/IFMA世界女子フライ級王者)
第7試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
加藤久輝(ALIVE/元HEAT総合ミドル級(83.9kg)王者、空道全日本体力別4連覇)
RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)
第6試合 フェザー級 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM)
覇家斗(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
K-1カレッジ2018 -65kg決勝
古河拓実(明治大学 キックボクシング部・3年)
山本真一郎(同志社大学 日本拳法部・2年)
K-1カレッジ2018 -60kg決勝
提髪和希(神奈川柔道整復専門学校・1年)
下地 涼(拓殖大学 キックボクシング部・4年/昨年大会準優勝)
K-1カレッジ2018 -55kg決勝
松本日向(明治大学 キックボクシング部・2年)
小川侑大(東京都市大学・2年/TSKjapan)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
優谷(ウィラサクレック・フェアテックスジム西川口)
横山朋哉(リーブルロア)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
高下由暉(Fighting Kairos)
迅也(北斗会館浅科道場/第6回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -70kg優勝)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~
会場 さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
日程 2018年11月3日(土/祝) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・13:30 K-1カレッジ・プレリミナリーファイト終了後 本戦開始・15:00 休憩・第8試合KANA vs ノットソン終了後(10分予定)
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(11月9日(金)18:00~22:30)
チケット料金 アリーナSRS席 50,000円 アリーナRS席 30,000円 アリーナS席 12,000円 スタンドS席 12,000円 アリーナA席 8,000円 アリーナB席 6,000円 ※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋本店、K-1.SHOP、グッドルーザー(03-6450-5470)、K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/