K-1 7.13 マリンメッセ福岡:寺田匠が階級アップ視野「レミー・パラに勝てるのは僕しかいない」、SAHOは初防衛戦へ気合い「ズバ抜けて一番強いことを知ってもらう」
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7月13日(日)に福岡・マリンメッセ福岡B館で開催される「ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 DONTAKU」の記者会見が、17日に都内会場にて行われ、追加対戦カードが発表された。
第6代K-1 WORLD GPフェザー級王者の寺田匠(日本/team VASILEUS) が、スーパーファイト/-59kg契約でギリシャのアンゲロス・カポニス (DIAMOND CAMP)と対戦する。また既報のカードではK-1 WORLD GP女子フライ王者のSAHO(日本/闘神塾) が、ONEを主戦場にしていたララ・フェルナンデス(挑戦者/スペイン/Lone Wolf Fight Team)を相手にタイトル防衛戦を行うことも決まっている。
寺田とSAHOの両チャンピオンが登壇し、それぞれが意気込みを語った。以下詳細とコメント。(記事提供:K-1 GROUP 写真:(C)K-1)
59kg契約 3分3R(延長1R)
寺田 匠(team VASILEUS/K-1フェザー級(57.5kg)王者)
アンゲロス・カポニス[Angelos Kaponis] (ギリシャ/ダイヤモンドキャンプ/WKU欧州スーパーウェルター級王者)
寺田は、22年8月のK-1九州大会では銀次に勝利。23年11月にはイタリアの「OKTAGON」でISKA世界スーパーフェザー級タイトルマッチでミルコ・フルメリをTKOで下し王者に。24年2月は「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」で冨永武聖から1RTKO勝ち。team VASILEUSへ移籍後、7月に兼田将暉を判定で破り、9月に軍司泰斗のタイトルへ挑戦して、延長判定勝ちを収めて新王者となった。25年2月に新美貴士から判定勝ちを収めて王座防衛に成功した。
カポニスは、“ギリシャのダイヤモンド”と呼ばれるWKU欧州スーパーウェルター級王者。19歳と経験が浅くパンチを被弾する脆さもあるが、サウスポーで183cmの長身から繰り出される左のパンチ、左ローキックが強烈で勢いに乗るとやっかいな存在になりそうだ。
■寺田匠
――意気込み。
「ようやく発表されました。今回、地元の九州ということもあるし、59kgに階級上げての挑戦になります。自分でも、どんな身体になるのか楽しみです。KOを楽しみにしてください」
――対戦相手の印象。
「試合動画はあまりなくて、宮田プロデューサーから『次は外国人で決めるから』と話をされてきてプロフィールが送られた時に、身長が183cmとでかいし、スーパーウェルター級チャンピオンと書いてあって、最初は嫌がらせなのかなと(笑)。でも体重は一緒なんで、絶対に勝ちます」
――身長183cmのサウスポーはやっかいな相手?
「身長はでかくてリーチは長いんですけど、パンチで距離を詰めるのは一瞬なので」
――過去の対戦相手で近い選手は誰?
「松山(勇汰)選手ですかね。県外からサウスポーで長身のムエタイ選手を呼んで、いろいろ試しているところです」
――今回59kg契約で試合をするが、60kgまで上げる?
「試合によって水抜きがキツイ時の差が激しくて、前回の新美貴士戦は水抜きで6kgくらい落としました。今回、59kgで戦って自分のパワーがどのくらい通用するか試したいし、試合が終わってから今後を考えたい」
――レミー・パラ選手への対戦表明をしていたが。
「K-1軽量級は日本人の階級だと思っていて、62.5kgまでほとんど日本人がチャンピオン。でもレミー・パラ選手に勝てる日本人がいない。勝てるとしたら僕しかいないかなと」
――レミー選手にKO負けをした日本人の戦いをどう見ていたか。
「トーナメントなんで怪我もあるし、でも僕が倒したいです」
――RIZINの榊原信行CEOと食事をしたようだが、またRIZIN参戦があるのか。
「僕はK-1ファイターなので、勝手にRIZINには出られないですけど、いいオファーがあれば宮田さんと話したいですね」
宮田P「RIZINのスタンディングバウトということで、先日も上野兄弟たちが試合をしたりしてますのでなくはないですね。MMAだったら組みやすいんだろうけど」
「榊原社長から、それを言われました(笑)。キックボクサーよりかはMMAファイターの方が試合に出しやすいとは言われました」
――それに対しての返答は?
「そうですよねーと言いました(笑)」
――これからのK-1をどうしたいか?
「軽量級は、とくにK-1が一番強いと思っているので、僕が勝つことによって世界的に価値が上がる。スーパーファイトでも負けられないです」
K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
SAHO[☆SAHO☆](闘神塾/王者、S1女子世界&日本バンタム級王者、WMC日本女子&元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)※初防衛戦
ララ・フェルナンデス[Lara Fernandez](スペイン/ローン・ウルフ・ファイトチーム/挑戦者、WBCムエタイ世界フライ級王者、ISKAムエタイ・インターコンチネンタル・スーパーフライ級(53.5kg)王者、元ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
SAHOは、24年3月にアントニア・プリフティを判定で下して、第3代K-1 WORLD GP女子フライ級王者となった。同年10月はエリヴァン・バルトから王座奪取後初の試合で勝利。25年2月はNJKFでダンコンファー・キヤペットノーイジムを破った。
フェルナンデスは、WBCムエタイ、ISKA、FEKMと数々のタイトルを獲得してきたスペインのムエタイ戦士。14歳からキックボクシングを始め、強烈な左ミドルキック、リーチを活かした右のパンチの強打を持つ。ONEには22年7月に初参戦しジャネット・トッドに敗北も、2戦目でダオコンファー・バンチャメークから判定勝ちを収めた。その後、3連敗を喫し今回のK-1初参戦でSAHOの王座と再起を狙う。
■SAHO
――意気込み。
「初防衛戦なんですけど、ここからが本当の勝負だと思っています。まずは、しっかり防衛して女子フライ級のベルトの価値を高めていこうと思っています」
――対戦相手の印象。
「外国人選手なので手足が長いというのが印象で、それ以外はべつに怖いものはないです」
――初防衛戦への思いは。
「このベルトを巻いた時に、周りの印象は“まぐれ”とか“たまたま運が良かった”とかあったと思います。でも一回防衛することによって、本当に強いチャンピオンやなとか認められることになる。一発目にとるのは失うものがないため、とりやすい。でも王者になってからは、プレッシャーもあるので難しいと感じでいます。その中で勝ってこそ認められる。挑む気持ちでやろうと思っています」
――海外の選手4連戦での気づきは。
「自分のスタイルはがむしゃらに行くこと。でも分析をして、そろそろ変えていかないとヤバイなと思っています。出稽古で自分のスタイルプラス、新しい技術を身に着けようと思っています」
――出稽古は、どこで?
「朝久道場へ行かせてもらって、技の引き出しをいっぱいできるような指導をしてもらい勉強になっています。あとはWIZARDキックボクシングジムで男子選手とスパーリングをしているので、試合は楽になるのかなと。一番は技術が勉強になっているし、あとは気持ちの持ち方も教えてもらいました」
――K-1女子をどのように盛り上げていきたいか。
「ズバ抜けて自分が一番強いというのを知ってもらいたいし、女子の試合はおもろないとか思われているので、それを変えたい」
宮田P「女子は面白くないと言われるのはムカつくと」
「ムカつきますね。でも、思われるものは仕方ないことなので。それを変えていきます」
――対戦相手がONEのトップ戦線で戦っている選手と試合をしているが、意識は?
「意識するし、相手の方が試合数が多い。その分、経験があるのかなと。自分の中では誰が来ても怖いとか負けるとか思っていない。当然勝つと思っています」
K-1 7.13 マリンメッセ福岡:大久保琉唯、地元の紫苑と対決「恥をかかせてやりますよ」。石田龍大、ダウサヤーム戦でKO宣言「兼田選手よりも早くぶっ倒す」
追加対戦カード
59kg契約 3分3R(延長1R)
寺田 匠(team VASILEUS/K-1フェザー級(57.5kg)王者)
アンゲロス・カポニス[Angelos Kaponis](ギリシャ/ダイヤモンドキャンプ/WKU欧州スーパーウェルター級王者)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
アリエル・マチャド[Ariel Machado](ブラジル/ヘマーズジム/マディソンチーム/K-1無差別級トーナメント2024優勝、同2023 3位、WGPライトヘビー級(94.1kg)王者)
リオ・リチャードソン[Rio Richardson](オランダ/バリジム)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/元K-1ライト級王者)
ダニラ・クワチ[Danila Kvach](ベラルーシ/グリディンジム)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/WLF武林風 -60kg世界王者)
ブライアン・ラング[Bryan Lang](フランス/クリスタル・ボクシンクラブ/元ISKA世界スーパーライト級(63.5kg)王者、WKN世界スーパーフェザー級(62.1kg)王者)
56kg契約 3分3R(延長1R)
大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1 -55kg世界トーナメント2024準優勝、元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
紫苑[しおん](KIZUNA田川本部道場/KPKBスーパーバンタム級王者)
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
石田龍大(POWER OF DREAM/Krushフェザー級王者)
ダウサヤーム・ウォーワンチャイ[Daawsyaam Wor.Wanchai] (タイ/ウォーワンチャイプロモーション/KPKBインターナショナルスーパーフェザー級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級6位)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)
73kg契約 3分3R(延長1R)
カスペル・ムシンスキ[Kacper Muszynski](ポーランド/Armia Polkowice)
チェン・ヨンホイ[Chen Yonghui](中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)
璃久[りく](eiL-08)※HIGHSPEED GYMから所属変更
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKSフェザー級王者、元HEAT KICKライト級王者、K-1甲子園2017 -60kg優勝)
銀次(VAINQUEUR GYM/KPKBインターナショナル・フェザー級王者、元TENKAICHI&大和同級王者)
女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
末松 晄(K.I.K team BLADE)
大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKB女子アトム級王者)
既報対戦カード
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ロエル・マナート(オランダ/メジロジム・アムステルダム/王者)※2度目の防衛戦
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/挑戦者、元Krushクルーザー級(90kg)王者)
K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
SAHO[☆SAHO☆](闘神塾/王者、S1女子世界&日本バンタム級王者、WMC日本女子&元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)※初防衛戦
ララ・フェルナンデス[Lara Fernandez](スペイン/ローン・ウルフ・ファイトチーム/挑戦者、WBCムエタイ世界フライ級王者、ISKAムエタイ・インターコンチネンタル・スーパーフライ級(53.5kg)王者、元ISKAオリエンタルルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(TEAM ONE)
KO-TA BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPAN&KOSスーパーウェルター級王者、元KPKBウェルター級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushライト級王者)
龍之介(K-1 GYM BLOWS/KPKBライト級王者、RKSフェザー級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
長野 翔[かける](K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning/元KPKBインターナショナル・フライ級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
林 佑哉(K-1ジム大宮チームレオン/元RKS&ジャパンカップキックボクシング・バンタム級王者)
早田吏喜[りき](TEAM3K/KPKBバンタム級王者)
プレリミナリーファイト 51kg契約 3分3R
湯桶勇成(K-1 GYM BLOWS)
琥伯[こはく](VAINQUEUR GYM/KINGS CUPフライ級王者)
プレリミナリーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
野中大翔(K.I.K team BLADE/大和KICK -60kg王者、K-1甲子園2023 -65kg優勝)
武蔵(デビルジム)
プレリミナリーファイト 女子フライ級(52kg) 2分3R
Yuka☆(SHINE沖縄/元ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
瑠華(team未来/大和KICK QUEEN-52.5kg王者)
プレリミナリーファイト バンタム級(53kg) 3分3R
大平 龍(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
稟翔[りとる](K-1ジム福岡チームbeginning)
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
大地(ZEBRA GYM/K-1甲子園2024 -60kg優勝)
一志[いっし](拳心会)
出場予定選手
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushライト級(62.5kg)王者、元Bigbangライト級王者)
概要
大会名 ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 DONTAKU
日時 2025年7月13日(日) 開場・11:00(予定) プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 マリンメッセ福岡B館 [HP]
中継 ABEMA、GAORA(7月18日(金)14:30~23:30)
チケット料金 ロイヤル 70,000円 SRS 50,000円 RS 30,000円 S 15,000円 A 10,000円 B 7,000円 ※当日券+500円 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/