K-1 12.13 両国国技館:K-1ジム総本部勢が公開練習。軍司泰斗「絶対フェザー級のほうが力も出せる」、瓦田脩二「知っている相手だからこそ純粋に思いっきりぶつかっていける」
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K-1 12月13日(日) 両国国技館大会で亀本勇翔と対戦する軍司泰斗、大沢文也と対戦する瓦田脩二が11月25日、新宿区のK-1ジム総本部で公開練習を行なった。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真:(C)K-1)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigibangスーパーバンタム級(55kg)王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
軍司泰斗、激戦区フェザー級での浮上を誓う!「去年の両国大会では悔しい想いをした。勝ち方にもこだわって、来年はもっと上に行く」
公開練習では2分1Rのミット打ちを披露した軍司。9.26「Krush.117」後楽園ホール大会では、かつてKrushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝戦で敗れ、また顎の骨を折られて長期欠場に追いやられた因縁の相手である玖村将史と対戦。リベンジを懸けて挑んだものの返り討ちに遭ってしまった。だが、その直後に届いたのが、今回のK-1両国大会へのオファーだった。
「負けてすぐの時はこれからどうしようかなと思っていたんですけど、こういう話が来て、チャンスをもらったんで、ここでしっかり結果を出さないと意味がないかなと思っています。(オファーを受けて)色んな人に相談して迷ってたんですけど、周りの意見は(試合を)やってほしいみたいで、しかもK-1という大きな舞台で、周りからも『出たほうがいいよ』と気持ちを押された」と、心機一転、出場を決めた。
また、1年前から考えていたというフェザー級への階級アップもこのタイミングで実行。「前までは減量メインにやってたんですけど、その分、追い込みの練習も増やせますからね。体重面でも絶対フェザー級のほうが力も出せるかなというのが、練習でもありますね」と、手応えを感じている様子だった。
対戦相手の亀本については「蹴り中心の選手だけどパンチも上手くて、いろいろ揃ってる選手。Bigbangのチャンピオンだったこともある選手なので、油断しないで行こうかなと思っています」と気を引き締めた軍司。
K-1フェザー級はチャンピオンの江川優生を筆頭に強豪がひしめく激戦区と言われている階級だ。「もちろん、目指しているのはチャンピオンなんで、下からドンドン行こうかなと思っています」と、この激戦区でのタイトル戦線参入も見据えている。
「フェザー級には江川選手はじめ、強い選手がいっぱいいる中で、自分がやった相手とかも結構いるんですよ。自分がやったことのない選手ともやりたいし、やっぱり上に行きたいんで、ドンドン強い選手とやっていきたいと思っています。
(今後フェザー級の中でやってみたい選手は?)もちろん、目指しているのはチャンピオンなんで、江川選手なんですけど、それまでにやったことのない選手もいっぱいいるんで、下からドンドン行こうかなと思っています。(タイトル戦線に絡んでいけそうな手応えは感じている?)多分、この試合でどの位置にまで行けるっていうのがわかると思うんで、この試合に向けてしっかり調整するだけですね」
また両国国技館は軍司にとっては因縁のある場所だ。昨年6月のK-1両国大会では当時軍司が戦っていたスーパー・バンタム級の世界最強決定トーナメントが開催されたが、軍司はその直前の玖村戦で顎を骨折。トーナメント出場の夢はかなわなかった。「あの時はトーナメントに出られない悔しい気持ちがあった。その悔しい気持ちを晴らすためにも、両国大会に出られてうれしいんで、しっかり結果を出す」と昨年の悔しさを試合にぶつけるつもりだ。
そのためにも今回の亀本戦の勝利は必須。「勝ち方にもこだわって、KOで終わらせて、来年はもっと上に行けるようにしたいと思います」と有終の美を飾り、2021年は新たな戦場での再浮上を狙う。
瓦田脩二、大沢文也超えで2021年はベルト獲りへ!「大沢選手へのリスペクトを持って、思いっきり自分の実力を全て出したい」
瓦田は昨年の12.15「Krush.109」での稲垣柊戦でのKO勝利に始まり、K-1のスーパーファイト初登場となった9.22K-1大阪大会まで3連勝中と絶好調。その勢いに乗って、12.13K-1両国大会にも出場が決定した。
公開練習のミット打ちで瓦田は「今は疲労が溜まってる状態なんですけど、コンディション自体はいいですね」と軽快な動きを披露。「前回の大阪大会もそうですけど、今はだんだんと去年やってきたことが試合やスパーで出せるようになってきて、それが大きいかなと思います。試合でもスパーリングでも、今まで以上に考えて戦えるようになってきて、がむしゃらというよりは少しは頭を使えるようになってきたかなって感じですね」と、昨年から積んできた練習の成果が、現在の絶好調ぶりにつながっているようだ。
そんな瓦田の今回の対戦相手は、所属ジムは違うながらも、日頃から練習を共にすることが多かった大沢だ。試合前にはアドバイスをくれるたりする良き先輩だったが、同じライト級に属する運命か、ついに拳を交えることになった。
「文也くんが上げてきた時にいつかはするかなとは思っていたんですけど、いざ決まった時はちょっとやりづらいなという感じの気持ちはありましたね」と、オファーを受けた直後は複雑な思いもあったようだが、現在は気持ちも切り替えた。「知っている相手だからこそ、リスペクトを持って、思いっきり自分の実力を全て出したいなという気持ちのほうが強い。純粋に思いっきりぶつかっていける」と、リスペクトする先輩に全てをぶつけて挑む覚悟だ。
同じ大会では林健太vsゴンナパー・ウィラサクレックのライト級タイトルマッチも組まれている。当然、瓦田の狙いもK-1ライト級王座。対戦相手の大沢は、2018年に開催されたK-1ライト級世界最強決定トーナメントの準優勝者で、この階級のトップクラスの実力者だ。
瓦田も、この試合がタイトルマッチへの試金石となることは百も承知。「本当に強い選手なんで、まずここをしっかり超えないとダメ。もう超えなくちゃいけないんで、今回超えたいと思っています」と、まずは尊敬する先輩である大沢超えを目指す。「今回勝てれば周りの目線も変わってくるのかなと思っています」と、大沢を倒して、タイトルマッチへの期待感を自ら作る考えだ。
「2021年も2022年も全勝で行きたいなと思います」と力強く約束した瓦田。悲願のベルト奪取に向けて、リスペクトする大沢との決戦に挑む。
対戦カード
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/王者)※初防衛戦
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者、Krush同級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者)※K-1ジム五反田チームキングスから所属変更
アビラル・ヒマラヤン・チーター[Abiral Himarayan Cheetah](ネパール/志村道場/HEATミドル級(70kg)王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
藤岡裕平(九州ジム・VLOS)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushスーパー・ライト級王者)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元NJKFライト級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
山本直樹(優弥道場)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者)
芦澤竜誠(PURGE TOKYO/元INNOVATIONフェザー級王者)※K-1ジム総本部チームペガサスから所属変更
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigibangスーパーバンタム級(55kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆プレリミナリーファイト
95kg契約 3分3R
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/元WMC日本ヘビー級王者)
メイサム・エシギ [Meisam Eshgi](イラン/士魂村上塾)※メイサム・ドラゴン 改め
スーパー・フェザー級 3分3R
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
フェザー級 3分3R
秀樹(レンジャージム)
稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)
53kg契約 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
梅田将成(KFG URAWA/第235回、237回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/K-1甲子園2020 -60kg優勝
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~
日時 2020年12月13日(日) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 両国国技館
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 アリーナSRS席 60,000円 アリーナRS席 35,000円 アリーナS席 18,000円(完売) 桝席2名掛け 38,000円(1名あたり19,000円) 桝席1名掛け 20,000円 2FスタンドS席 18,000円(完売) 2FスタンドA席 10,000円(完売) ※当日500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/