Krush 5.18(夜)大阪:スーパー・ウェルター級王者 小田尋久「魁成君とTEAM3Kの2人でMVPとして締めたい」×挑戦者アビラル・ヒマラヤン・チーター「23年12月のK-1大阪大会で負けて引退も考えた」|近藤魁成×大利賢佑談話も

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Krush.175 ~in OSAKA~(5月18日(日/夜) エディオンアリーナ大阪 第2競技場)のメインイベント・Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ・小田尋久(王者)vs. アビラル・ヒマラヤン・チーター(挑戦者)、セミファイナル・スーパー・ライト級 近藤魁成 vs. 大利賢佑の4選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第10試合 メインイベント Krushスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
小田尋久[じんく](TEAM3K/王者)※初防衛戦
アビラル・ヒマラヤン・チーター[Abiral Himalayan Cheetah](ネパール/志村道場/挑戦者、HEATキックミドル級王者、ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
小田は22歳。新極真会で空手を習い、21年11月にキックデビューし、23年2月からK-1 GROUPに参戦。昨年2月のKNOCK OUTでは中島弘貴に延長(4R)判定勝ち。5月のKrush王座決定トーナメント準決勝では森田奈男樹に3R左フックでKO勝ちし、8月の決勝で璃久に判定勝ちし王者となる。10月のK-1大阪大会ではストーヤン・コプリヴレンスキーに延長判定負けしたが、ダウンを奪うなど健闘。今年2月のK-1では計量オーバーのデング・シウバに判定負け。海外の実力者との連戦で経験値を高め、地元大阪でKrush王座の初防衛戦に臨む。
アビラルは愛知在住の25歳。K-1 GROUPでは8戦3勝5敗と負け越しているが、敗れた相手は木村“フィリップ”ミノル、和島大海、ジョムトーン、ジョーダン・ピケオー、璃久と実力者揃いで、経験値なら小田を上回る。勝った3勝はいずれもKO勝ち。2月のK-1で白須康仁に3R TKO勝ちし、今回の王座挑戦につなげた。
第9試合 セミファイナル スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(TEAM3K/K-1甲子園2017&2018 -65kg優勝)
大利賢佑(team ALL-WIN)
近藤は勝ち負けを繰り返すような状況が続き、23年8月にFUMIYAにKO負け、昨年1月に塚本拓真に判定負けと初の2連敗を喫していたが、最近では昨年11月のKrush名古屋大会で不可思に判定勝ちしている。今回、同じ地元大阪のTEAM3K所属の小田尋久と共に、メインとセミの赤コーナーに立つ。
大利は兵庫出身。K-1アマチュアAクラス優勝を経て、22年のデビュー戦は児玉兼慎に判定負けしたが、以降は3連勝で、昨年10月のK-1大阪大会のプレリミナリーでは吉川諒に2R KO勝ちしている。
小田尋久
―― 昨年の8月にKrush王座を獲った後は、ストーヤン・コプリヴレンスキー戦、デング・シルバ戦と大きな戦いが続いていますが、その2試合を今、振り返ると?
小田 負けてしまったのはちょっと悔しいんですけど、いい経験にはなったと思うし、ここから自分が外国人選手に対してどう戦っていかないといけないか、自分の強みをどうやって生かしていかないといけないかっていうのを、もう一回しっかりと考えさせられた試合ではありましたね。やっぱり自分の目標としても、そういう海外選手に対して立ち向かってなぎ倒していくっていう戦いをしていきたいなと思ってるので。そうするにはどうすればいいかというのを、その負けからしっかりと考えさせられたという試合でした。
―― そのために、もっと必要だと思った部分というのは、どういうところですか?
小田 フィジカルを生かしてガンガン前に出てていくというところが自分の強みやと思うんですけど、前回のデング・シルバ戦では、そうやって出ないといけないのに、相手のペース、相手の距離で戦ってしまったりしたので、相手の戦い方に持っていかせずに、どう自分の戦いに持っていけるかというところを考えて練習しています。
―― チャンピオンになってから強豪外国人との対戦が続いて、チャンピオンらしい気分を味わうような期間がなかったんじゃないですか?
小田 そうですね(笑)。でもやっぱりチャンピオンになったから上からものを見るとかいう感じじゃなくて、僕は常に何かに立ち向かっていきたいタイプなので、強い相手とどんどんやっていきたいので、別に「俺がチャンピオンや」みたいな感じは全然なくて。逆にそういうのがない方が、僕にとってはいいかなと思うんですよね。ずっと挑戦する気持ちを持って戦っていける方が、自分も強くなれるし、成長していけるかなと思ってるので。
―― そういう小田選手の気持ちを汲み取って、運営はアビラル・ヒマラヤンチーター選手を挑戦者に選んだのかもしれません。
小田 そうだったらありがたいです。でもここはKrushという舞台で、Krushは自分がチャンピオンとして今いるところなので、しかも今回は大阪大会でもあるし、さらにメインイベントでもあるし、「このKrushにおいてはお前がしっかり締めろよ」っていう気持ちでアビラル選手を当ててくださったのかなとも思います。
―― ただ、チャンピオンになって防衛戦を重ねていく上で、アビラル選手がチャレンジャーとして来るというのは、全く予想外だったのでは?
小田 確かに、思ってもなかったですね。でも、タイトルがかかってなくても、いつかやるんちゃうかなとは思ってはいました。しかもアビラル選手とやったら、メッチャ熱い戦いができるんちゃうかなとも思ってたので。今回こうやって、大阪大会のメインイベントでできるというのは、メチャメチャ盛り上がる試合ができるんちゃうかなと思ってます。
―― アビラル選手の印象や、気をつけるべきところというと?
小田 身長があって上から叩き落とすようなパンチとか、細かいカーフキックだったり、与座キックみたいな感じの蹴りとかもあって、飛び蹴りとかも使ってきますよね。攻撃力はメチャメチャあると思ってるので、そこは警戒しています。
―― 身長差については?
小田 まあでも、190cmのデング選手よりは小っちゃいんで。そこは同じぐらいなんかなっていう感じで、デング選手とアビラル選手だと戦い方も全然違うと思うので、そこはまたちょっと別個に考えるというか、身長差についてはそこまでないですね。
―― 自分としては、どう戦ってどう勝ちたいと思っていますか?
小田 どれだけ会場盛り上げられるかというのもあるんですけど、これがKrushのチャンピオンやぞっていう戦い、壊し合いを見せたいですね。別に偉そうにしてるわけじゃないですけど。
―― それをするにはいい相手ということですよね。
小田 はい。やっぱり空手で言うド突き合いみたいな白熱した戦い、会場も盛り上がる戦いが予想できます。
―― 何度も出ているように、大阪のメインですしね。
小田 そうっすね。しかも今回は昼夜興行の夜の部のメイン、完全にKrush大阪の大トリっていう形なので、「ここはお前に託したぞ。来年、再来年と、どんどんやっていくためにも、お前がここで魅せろよ」って言われてる気がしたので。こういう形で組まれたってことは、ホンマにブチ上げて締めくくりたいなと思ってます。
―― しかも、近藤魁成選手をセミに追いやってのメインですよ。
小田 そうなんですよ!(笑) Krushでは1回、魁成君と同じ日に試合したんですけど、その時は僕が先で、魁成君が後だったんですよ。今回は連チャンで、しかも魁成君の次に僕っていう形なんで、最後の2試合でどれだけ盛り上げられるか、自分も楽しみやし、会場のお客さんも楽しみにしといてほしいなと思います。
―― 普段、ジムでもスパーリングとかしているそうですし、2人で盛り上げようという気持ちはかなり強そうですね。
小田 はい。今回のKrush大阪に関してはもう、僕ら2人がもうMVPとして最後を締めたいっていう気持ちがメチャクチャあるんで、魁成君も僕もメチャメチャ気合い入ってます。
―― ここで防衛するということは、イコール連敗も脱出して、ここからまた波に乗りたいんだと思いますが、その先についてはどう考えていますか?
小田 去年あったWORLD MAXの70kgトーナメントがまた開催されるかもしれないので、絶対そこにエントリーして、頂点に立ちたいっていうのがまず一番直近の目標で、そこからさらに海外選手と戦ってなぎ倒していけるように成長して、最終的には70kgだけじゃなくてキックボクシングのトップに立っていける選手になるということが最終目標なので、そこに向けてまだまだどんどんやっていきたいなという気持ちです。
―― また最近、K-1 GROUPは選手の出入りがいろいろあったり、レオナ・ペタス選手たちの「RibelLion」みたいな動きもあったりしますが、そのあたり、小田選手はどう見ていますか?
小田 あんまりよく分かってないっすね、僕は(笑)。「RibelLion」については、「何してんのやろう?」みたいな感じで。まあ、そういう盛り上げ方もあんのかなあって思いますけど、僕はやっぱり、会場に来てるお客さんに自分らの戦いを見てもらって、盛り上がって興奮してほしいっていうのがやっぱ一番にあるんで。戦いで胸を熱くしてさせたい、燃え上がらせたいというのが一番なんで、そういう意味では、何かそこまで気にしてないというか。あと、いろんな選手が契約終わって離れていったりしてますけど、それやったら70kgの強豪選手を世界中からどんどんK-1に呼んできてもらって、そういう選手たちと戦えていけたらいいかなとも思ってます。
―― 同時に、もっと自分の知名度とかバリューも上げたいですよね?
小田 そうっすね、上げたいんですけど、SNSは苦手なんで(笑)、今度どうしたらいいかなっていうのはホンマにずーっと思ってますね。マッスル・キャラでいくのは変わらないんですけど、他に何かないかな?みたいな。
―― そこは相変わらず課題なんですね(笑)。
小田 たぶん、一生の課題やと思います。
―― それこそ、RibelLion入りすれば変わるのでは?
小田 僕がですか? 僕はちょっと合ってないでしょ?
―― いや、分かんないですよ。新しい道が開けるかもしれないし。
小田 いやあ……犬が好きで飼ってるんで、そこはいいかなと思うんですけど、それ以外がちょっとよう分からんので……。
―― 犬を飼ってるんですか。
小田 はい。もうメチャメチャかわいいですよ。
―― じゃあもうRibelLion入りの資格十分じゃないですか(笑)。まあそれはともかく、では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
小田 今回、大阪Krushのメインイベント、締めくくりっていうことで、メチャメチャ気合入ってるんで、会場に来られる方は大声援をお願いします。そして配信で見ようと思ってくれてる方も、しっかり画面越しで僕の試合とその前の魁成君の試合を大注目でお願いします。
―― あれ、何か忘れてませんか?
小田 あー、いっつも忘れるんですよね……(笑)。僕と魁成君の試合を応援お願いしマッスル!
―― 安心しました(笑)。ありがとうございました!
アビラル・ヒマラヤン・チーター
―― 今年2月の白須康仁戦は久々のK-1 GROUP参戦でしたが、いい勝ち方でした。今、あの試合を振り返ると?
アビラル 久しぶりにK-1のリングで勝ったんですけど、自分としては判定でもいいから圧倒して勝とうという気持ちだったので、圧倒もできたと思うし、最後に3RでKOできたというのは、自分が考えていた通りにやれた結果なので、本当にうれしかったですね。
―― しばらくK-1 GROUPに参戦していなかったのは何か理由があったんですか?
アビラル 2023年12月の大阪大会(璃久戦)で負けて、一度引退を考えていた時期もあったんです。でも、周りのいつも応援してくれているファンの方やスポンサーさん、ジムの会員さんたちが「まだ引退するのは早いよ」とか「もっと試合が見たい」と言ってくれたし、自分的にも負けたまま引退するのはイヤだなと思うようになりました。そしてそのタイミングで、自分が持っているHEAT王座の4回目の防衛戦(平山迅戦)が決まって、その試合がISKA王座の挑戦者決定戦でもあったので、防衛戦で勝って8月から9月はタイで練習して、10月のISKAタイトルマッチで勝って……という感じでした。
―― なるほど。では、今はモチベーションも戻ったんですね。
アビラル はい。モチベーションも戻ったし、いいタイミングでISKAの大きな試合も決まって、勝ってベルトも手に入ったので、今はまたガンガンやるつもりでいます。
―― そして白須戦に勝利し、今回のKrushタイトルマッチの話も来ました。聞いた時はうれしかったですか?
アビラル うれしかったですね。Krushは今まで出たことがなくて、これが初参戦になるんですけど、白須戦の1週間後ぐらいに話をいただきました。勝ってKrushのチャンピオンになったら、夢であるK-1のタイトルマッチにも近づけるなと思って、すぐに受けました。
―― 王者の小田尋久選手は昨年の8月にトーナメントを制してタイトルを獲得しましたが、そのトーナメントは見ていましたか?
アビラル リアルタイムでは見てなかったですけど、試合が決まってから見ました。小田選手が強いことは分かっているし、強いからこそチャンピオンにもなっていると思いますけど、自分より小さいので、中に入ってこようとするタイプだなと思いますね。あとは空手出身なので、回転蹴りなどの蹴りは気をつけないとと思います。
―― タイプ的にはやりやすそうですか?
アビラル けっこう相性は合う選手だと思いますね。打ち合いに来ても打ち合えるし、いい試合ができると思います。
―― 身長はアビラル選手の方が高いですが、小田選手は筋肉がすごいですよね。
アビラル でも筋肉だったら去年戦った平山選手の方があったと思うし、僕がK-1デビュー戦で戦った木村“フィリップ”ミノルの方があったから、そこは別に問題ないですね。
―― では、どう攻めてどう勝ちたいと思っていますか?
アビラル 練習していることを信じてやればどういう形でも、距離を取っても勝てると思うし、もし相手が中に入ってきて打ち合いに来ても自分が勝てると思っています。
―― そのあたり、2月に自分の思うように戦えて勝てたという自信が大きい?
アビラル そうですね。今までだったら試合の時に何も考えず、「とにかく勝ちたい、相手を殴りにいこう」というばかりだったんですけど、ここ最近は考えながら試合できるようになってきたので、自分と、自分のチームで考えたゲームプランでやれれば、全然問題ないですね。
―― 勝てばネパール人初のKrush王者ということになりますね。
アビラル そこは別の意味で気合いが入ってますね。Krushは日本トップのK-1 GROUPがやっているイベントだし、Krush王座を獲ればK-1タイトルマッチにもかなり近づくと思うので、このチャンスは大きいなと感じています。
―― あと今回は小田選手の地元の大阪での試合です。そこについては?
アビラル 大阪では2023年12月のK-1で負けているので、「大阪でリベンジ」ということもすごく考えていました。それも含めていろいろあるので、本当に今回は気合いが入っています。
―― では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
アビラル 今年2回目の試合、前回はK-1での試合、それから今回はKrushのタイトルマッチで、本当にすごく気合いが入っているし、これ勝てばK-1でのトーナメントにも出られるだろうと思っているんですけど、とりあえずここを勝たなきゃだから、約5週間のタイ合宿もやりました。毎試合、今回が一番練習したと思ってるし、毎試合、「次の試合のためにもっと練習しよう」と思って実際にやっているので、その練習を信じて、自分とチームを信じてリングに上がれば勝てると思っています。18日はISKAとHEATのチャンピオンとして、Krushのベルトも必ず獲ります!
―― 分かりました。ありがとうございました!
近藤魁成
―― 昨年9月の不可思戦以来、約半年ぶりの試合ですね。
近藤 はい。ケガが少しあったので、半年空いてしまいました。
―― その不可思戦はどうでしたか?
近藤 相手が不可思選手ということもあって、初めて試合中楽しかったです。あとは、学ぶものがたくさんありましたね。
―― 初めてだったんですか?
近藤 そうですね、あそこまで楽しいと思えたのは初めてでした。格闘技で一番大事な楽しさに改めて気づかされたこともあって、自分の中ではすごく大きな試合でしたね。
―― ではその試合の後に、ケガで空いたのは残念でしたね。
近藤 すぐにでも試合したかったし、年に3試合とか4試合とかやりたいという気持ちになりました。このところケガとかもあって、1年に2試合ずつぐらいしかできてないんですけど、もっと試合を重ねて勢いも増していきたいなと思っています。
―― 久々の一戦が、大阪での試合となりました。大阪では久しぶりですよね?
近藤 そうですね。松岡力戦(2019年8月)以来なので、もう6年近くですね。
―― 改めて、地元・大阪での試合はいかがですか?
近藤 僕は大阪が大好きなんで、「東京の、後楽園でのKrushより、大阪でやるKrushはめっちゃオモロいな」って思えるような、盛り上がる大会にしたいなと思っています。ただ、エディオンアリーナ大阪の第2競技場は試合したことがなくて、応援とかでも1回しか行ったことがなくて。だから大阪での試合ですけど、会場は新鮮なんです。
―― ああ、そうなんですね。そして今回、対戦相手が大利賢佑選手です。このところ3連勝で、直近の試合ではKO勝利もしています。印象は?
近藤 パンチャーで、僕より一つ年下で勢いのある選手だなと思いました。攻撃力があるとは思いますけど、自分は倒れないかなと思っています。
―― 自分としてはどう戦ってどう勝ちたいですか?
近藤 前回より自分がレベルアップしたところを見せたいというのが一番で、あとはいい相手と組んでくださったので、大阪で盛り上がる試合をしてバチッと勝ちたいなと思ってます。
―― これが今年最初の試合になりますが、ここで勝って、そこからどうしていきたいと思いますか?
近藤 ここはしっかり勝って、自分はKrushが本当に大好きなので、まずはKrushのベルトを一番に目指していきたいです。
―― 今の練習環境はどんな感じなんですか?
近藤 格闘技の練習は3Kだけで、対人練習は同じジムの小田尋久とか兄の近藤拳成、それからジムに出稽古に来てくださる選手とかとスパーをやってます。それ以外では、3~4年ぐらい前から体の使い方のトレーニングを教わっていて、それが2週間に1回行く感じですね。そこで教わったことを自分でやったりもしています。
―― そのトレーニングの手応えというと?
近藤 ジャブひとつにしても、一つひとつの攻撃が強く打てるようになりましたし、距離感とか、目に見えないものを大事にできるようになりました。
―― 今名前が出た小田選手は昨年、Krushチャンピオンになりましたよね。それも大きな刺激になったのでは?
近藤 すごく刺激になりましたね。始めたのが僕より遅いのに先にチャンピオンになったので、そういう意味でも「負けてられない」と思ってやる気が出ました。
―― K-1全体でいうと、最近は選手たちの動きが大きかったりしますが、近藤選手の目からはどう見えていますか?
近藤 いい意味で新しくなれるきっかけかなと思いますね。入れ替わりの時期というか、新しい時代になれると思うし、自分はその先頭に立てる年齢やと思うので、そういう意味ではこれから大きく、いい団体になれると思うので、ワクワクしています。
―― いろんな動きの一つとして、レオナ・ペタス選手らのRibelLionが活発に動き出していますよね。そこはどう見ていますか?
近藤 僕は「面白くないな」と思ってます(笑)。
―― そうなんですか!
近藤 盛り上がるんやったらいいと思うんですけど、何か、平本蓮の「BLACKROSE」のモロパクリみたいなところがキツくて、そこだけが気になってますね。もうちょっとやり方もあるだろうと。まあやる分にはいいですけど、僕はあんまり絡みたくないですね(笑)。
―― そうですか(笑)。まあそれはともかく、今年初の試合という意味でも、大阪での試合で、ここからまた勢いをつけるという意味でも、今回は大事な試合ですね。
近藤 そうですね。僕もそうですし、今回の大阪大会に出るみんなにとって大事な試合やと思うので、みんなで盛り上げられたらいいなと思っています。
―― それと、お兄さんでありジムの代表である近藤大成選手の引退試合も決まったようですね。
近藤 はい。「引退試合、するんや」と思ってちょっとビックリしました(笑)。
―― そこに勝利でつなげたいという気持ちは?
近藤 いや……それは正直、考えてなかったですね(笑)。全然別で考えてました(笑)。
―― 了解です(笑)。では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
近藤 Krush大阪大会という舞台に出させてもらえるので、僕の見せられるものを全部見せて、その上でしっかり勝ちます。Krushのベルトを巻くところまで見えるように、しっかり頑張っていきたいと思います。
―― 分かりました。ありがとうございました!
大利賢佑
―― 今回、プロ5戦目にして、Krush大阪大会のセミで近藤魁成選手との対戦となりました。最初にオファーを聞いた時はどう思いましたか?
大利 いや、ビックリしましたね。僕も「次はこの選手かな?」というのを5人ぐらいピックアップして予想してたんですけど、その予想の斜め上を来た感じでした。でもありがたいなと思って、「来たか!」という気持ちになりました。
―― デビュー2戦目から3連勝で、直近の吉川諒戦を含めてKOも2つ。いい形で来れているのは、何が理由だと思っていますか?
大利 自分で攻撃力はあるなと思っていて、あとは技の多彩さが他の選手より優れているのかなと。今の僕らの階級あたりで、器用にいろいろ蹴ったりできる選手は少ないかなと思っているので、その中でより突き抜けていきたいなという感じですね。
―― その多彩さというのはどうやって磨いたものなんですか?
大利 3歳ぐらいからずっと空手をやっていて、キックボクシングをやり始めた高2までは空手漬けの日々やったんで、そこで培われた技術が大きいのと、小さい頃からやっていたので蹴りとかに対しての反応速度が速いのかなと思います。
―― 空手からキックをやろうと思って、ALL-WINに入門したんですね。
大利 はい。高校生の時は淡路島の下の方の南あわじ市に住んでたんですけど、その頃からALL-WINに通っていました。片道2時間以上は絶対かかるし、橋を渡らないといけないから、電車代とか込み込みで片道3000円ぐらいかかるんですよ。だから通うのはけっこう大変でした。
―― ですよね。
大利 平日は学校があるので、金曜の夜にALL-WINに行って練習して、その晩は西成の方で1000円ぐらいで泊まれる宿に泊まって、土曜にまたALL-WINに行って、せっかくやから2回練習して淡路に帰る、みたいな感じでやってました。
―― それはすごい! そこまでしてでもALL-WINがよかったんですね。
大利 その頃のALL-WINは、安保瑠輝也さんを筆頭に弘輝さんとか、プロ選手が10人ぐらいいたんですよ。だから高校の頃は行くたびにボコボコにされてたんですけど、瑠輝也さんとかには純粋に憧れてましたね。
―― 高校を卒業後は大阪に引っ越したんですか。
大利 はい。そしたら突然デビュー戦(2022年10月)の話が来ました。児玉兼慎選手の相手が欠場になって、試合10日前にオファーが来たんです。児玉選手は格闘代理戦争に出ていて魔裟斗さんの評価もあったし、けっこう名前があったんですけど、「いい相手やな」と思って受けました。
―― 実際に戦ってみて、どうでしたか?
大利 やっぱり、体が強いなと思いました。軸がしっかりしてるから、パンチとか蹴りとかも重いんですよ。プロ一発目の試合で、ヘッドギアとかもないし、キックで生で蹴られるのも初めてでしたし、素直に強いなと思いました。でもその後の試合では「あ、これより強いのを知ってるぞ」と思えたので、あそこでいい感覚を得られたのかもしれないですね。
―― そして今回、5戦目でまた強豪ですよね。どう戦おうと思っていますか?
大利 いろいろ試合を見て研究したんですけど、そんなにメンタルが強くないのかなと思ったので、心を折りにいきたいですね。そこが一番突破口になるんちゃうかなと思うので。
―― 逆に警戒すべきという点は?
大利 ジャブですね。パラメーターのクモの巣グラフがあったとして、全体的にクモの巣が大きいとは思うし、ジャブもすごく精度が高いので、そこは警戒ですね。
―― 心を折った上で、最後はどう勝ちたいですか?
大利 やっぱり最後はKOしたいです。最初は、映像とか見ても「ああ、穴が少ないな」と思ってたんですけど、いろいろ研究して、倒すパターンもいろいろ自信のあるものができたかなと思います。あとはそれを出すだけなんで、けっこうワクワクしています。
―― 近藤選手とは180cmで同じ身長なんですね。
大利 はい。前回の吉川選手も同じ180cmで、その前の哲志選手は自分より大きかったんで、けっこう大きい相手が多いんですよ(笑)。だから相手の体格は気にならないですね。
―― そして今回、大阪での試合という点ではいかがですか?
大利 去年の10月もK-1大阪大会のプレリミナリーで、今回も大阪なので、地元に近いところで試合できるというのは、やっぱりうれしいです。今回は会場のキャパが限られてますけど、東京での試合よりはメッチャ応援に来てくれます。
―― やはり大阪での試合は、より力が出る感じはありますか?
大利 ありますね。ホーム感というか、特別感があります。大阪では大会自体も少ないですし。
―― そこで名前のある近藤選手に勝てば、また広がってきますね。
大利 けっこうデカい一歩になるやろなとは思ってますね。来年ぐらいにはタイトルを狙えるような位置に行きたいと思ってるんで、目の前におる相手はどんどん倒していきたいです。そしたら、6連勝、7連勝ってしていくうちに、タイトルが見えてくるかなと思うんで。だから今回は目の前の近藤選手には何が何でも勝たないといけないなと思っています。そして勝ち方にもこだわりたいです。「これはすごいな」と思われるような勝ち方ができる選手って、僕らの階級では最近減ってると思うんで、僕が見せていきたいですね。
―― そして、ALL-WINで全勝すると。
大利 それを想像するだけで、最高ですよね。みんなで勝ちたいです。僕が夜の部のセミなので、3人の中で一番最後になるんですけど、他の2人が勝ってくれると信じてるんで。
―― ジム内でも、かなりいい雰囲気で練習できているのでは?
大利 高まってますね。みんなで同じ日に試合というのはないので、ホントにいい雰囲気です。ここでみんなでいい勝ち方ができれば、僕らにとってもそうやし、ジムにとってもターニングポイントというか、大事な一歩になると思います。
―― では最後に、改めて今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
大利 ここで名のある近藤選手に勝って、「大阪に大利あり」という感じで自分の名を轟かせたいと思います!
―― 分かりました。ありがとうございました!
小田尋久×アビラル
対戦カード
第10試合 メインイベント Krushスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
小田尋久[じんく](TEAM3K/王者)※初防衛戦
アビラル・ヒマラヤン・チーター[Abiral Himalayan Cheetah](ネパール/志村道場/挑戦者、HEATキックミドル級王者、ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)
第9試合 セミファイナル スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(TEAM3K/K-1甲子園2017&2018 -65kg優勝)
大利賢佑(team ALL-WIN)
第8試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
村田健悟(ALONZA ABLAZE)
木塚勝樹(M-BLOW)
第7試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R)
安尾瑠輝[りゅうき](K-1ジム心斎橋チームレパード/元DEEP☆KICK -51kg王者)
吉川仁清[じんせい](WIZARDキックボクシングジム)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
啓斗(team ALL-WIN/元DEEP☆KICK -57.5kg王者)
竹添翔太(インスパイヤードモーション/元Bigbangフェザー級王者)
第5試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
海斗(LEGEND GYM)
杉若 怜(WIZARDキックボクシングジム)
第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
井上大和(TOKEN GYM)
第3試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)
美伶(WARRIOR OSAKA)
第2試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
新太[あらた](TEAM ONE/RKSスーパーライト級暫定王者)※K-1ジム心斎橋チームレパードから所属変更
中野大輝(TAD/全日本空手道連盟全日本体重別選手権2023男子個人組手-67kg準優勝)
第1試合 ミドル級(75kg) 3分3R(延長1R)
夜叉猿[やしゃざる](力道場静岡/IPCC日本スーパーミドル級王者、KROSS×OVER KICKミドル級王者)
戦熊[たくま](team ALL-WIN/ジャパンカップキックボクシング・ミドル級王者)
概要
大会名 Krush.175 ~in OSAKA~
日時 2025年5月18日(日) 開場・17:00 開始・17:30
会場 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場
中継 ABEMA(生放送)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 ※全席種完売。増席や追加席の販売予定はございません ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB イープラス ローソンチケット グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/








