Krush 2.27 後楽園ホール 一夜明け会見:王座防衛の新美貴士「K-1とコロナが落ち着いたら中国のベルトも狙う」、晃貴「武尊君からは『もっと自信持って行け』と言われた」
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Krush.122(2月27日(土) 後楽園ホール)の一夜明け会見が28日、東京都内で行われた。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(会見写真:(C)K-1)
Krush 2.27 後楽園ホール:新美貴士、斗麗にリベンジしフェザー級王座初防衛。晃貴、野田蒼をKOし「武尊君、つなげました」
フェザー級王者・新美貴士、驚異のスタミナと圧倒的な手数の秘密は“睡眠時間”にあり!?「趣味は昼寝。試合の4日前に14時間くらい寝ました」
メインイベントで斗麗を挑戦者に迎え、Krushフェザー級王座の初防衛戦を行なった新美貴士は、3Rにダウンを奪って判定で勝利。2019年8月のK-1大阪大会のプレリミナリーファイトで敗れた斗麗にリベンジを果たすと共に、フェザー級王座の初防衛にも果たした。
会見では「本当はもっと前に出てもうちょっと見せ場を作りたかったんですけど、僕の気持ちがまだまだ出せなかったというか、弱かったところがあった」と反省の弁も述べていた新美だが、自身が王座を獲ったトーナメントを欠場し、幻の優勝候補とまで言われた斗麗に、下馬評を覆しての勝利には「素直にうれしいなっていうのはあります」と喜びの声。
試合前には「勝って、堂々とチャンピオンと名乗りたい」とコメントしていたが、「一応勝てたので、やっと堂々と名乗れるなという感じがします」と言いつつも、「もっと強くならないといけないなって思っているのでがんばります」と気を引き締めていた。
「やっぱりこういう格闘技の世界でやってるからには一番を目指してるんで、K-1のベルトと、あとコロナが落ち着いたら中国のベルトも狙っているので、両方とも狙っています」と、Krush王者の地位には満足せず、次の目標も頭の中にはある。「もっと強くならないと上の選手たちには苦戦するのかなと思うので、心技体全部備えて、上の選手たちを倒していきたいと思っています」と、精神面でも磨きをかけ、さらなる高みを目指すことを宣言していた。
「昨日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。本当に力になりました。本当はもっと前に出てもうちょっと見せ場作りたかったんですけど、僕の気持ちがまだまだ出せなかったというか、弱かったところがあったので。それと斗麗選手がうまくて、なかなか距離が詰めれなかったっていう反省点があるので、次はもっと強くなった姿を皆様にしっかり見せてがんばりたいと思いました。
(自分の中で勝因は?)勝因は、相手はサウスポーでもオーソドックスでもどちらでも来れるのですが、僕はサウスポーが多めで来ると予想していて、しっかりとサウスポー対策をやってきたことが勝因かなと思います。(リベンジと防衛ができたことについては?)素直にうれしいなっていうのはありますね。(今だったら自分の戦い方がハマれば誰にも負けない自信はある?)そうですね。でも、まだまだもっと強くならないと上の選手たちには苦戦するのかなと思うので、もっと気持ちもですけど、心技体全部備えて、上の選手たちを倒していきたいと思っています。
(3.21「K’FESTA.4 Day.1」で行われる江川優生vs椿原龍矢のフェザー級タイトルマッチはどう予想する?)難しいですね、予想はちょっと。まあ、江川選手が椿原選手を捕まえられれば、江川選手が勝てると思うんですけど、ちょっとわからないですね、そこは。(格闘技以外の趣味は?)昼寝とか(笑)。僕、本当にずっと寝れるんで。試合の4日前ぐらい14時間ぐらい寝てて、ご飯の時間があったんでしょうがなく起きたって感じですね。
(今後の目標は?)やっぱりこういう格闘技の世界でやってるからには一番を目指してるんでK-1のベルトと、あとコロナが落ち着いたら中国のベルトも狙っているので、両方とも狙っています。(試合前に勝って堂々とチャンピオンと名乗りたいと言っていたが?)一応勝てたので、やっと堂々と名乗れるなという感じがします。でも、もっと強くならないといけないなって思っているのでがんばります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)いつも応援ありがとうございます。次はもっともっと攻めて攻め続けて、相手に何もさせずに勝てるぐらい強くなって帰ってくるので楽しみにしていてください。これからも応援よろしくお願いします」
晃貴、K-1甲子園王者・野田蒼に会心のKO勝利!「ああいう形で勝つことができてホッとしている。これからもドンドン勝って、トップになります」
昨日の大会ではセミファイナルに登場し、K-1甲子園2020王者である野田蒼とKrushスーパー・バンタム級ワンマッチを戦った晃貴は、序盤押されながらも本人曰く「気持ちで」立て直し、1Rに右フックでダウンを奪うと、2Rにも右フックを叩き込んで見事なKO勝利を飾った。
昨年の11.3K-1福岡大会で壬生狼一輝に敗れるなど、ここ数戦は戦績も振るわなかったが、会心のKO勝利に「この勝利は皆さんと一緒に戦ってた勝てた勝利だと思うので本当に感謝しています」と、会見中もしきりにファンや支えてくれたジムの仲間たちに感謝の言葉を述べていた。
武尊からも「晃貴は身体能力がずば抜けて高いんだから、もっと自信持って行ったら? こんなもんじゃないから。まだまだ全然、晃貴の実力出せてないよ」と、試合後に叱咤激励を受けたという。しかし、今回の試合でいい勝ち方をしたことでホッと一息。気持ちも新たに、「この勝ちのいい波に乗って、K-1のトップの人たちと戦って、外国人と戦って一回も勝ててないんで、外国人選手と戦って勝ちたいですね。海外でも試合がしたいです」と、次なる目標へと踏み出す。
2年前にはKrushバンタム級のベルトも巻いていた晃貴。「これからもドンドン勝って、トップになっていくんで応援よろしくお願いします」と、再びタイトル戦線への浮上を狙う。
「最近いい結果が出ない中、昨日はああいう形で勝ててホッとしています。あと、こんな時期に会場に来ていただいて、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。また、忙しい中来ていただいた武尊くん、(山本)舞香、(渡辺)雅和さん、(上松)大輔さん、本当にありがとうございます。この勝利は皆さんと一緒に戦ってた勝てた勝利だと思うので本当に感謝しています。
(序盤はやりにくそうだったが、どう修正した?)スピードがあるなと試合前に思っていたんですけど、思っていた以上にスピードがあって、パワーも結構あったんでやりにくいなと思って、ちょっと押されましましたね。気持ちで前に行って、立て直すことができたかなと思います。(倒せるという予感はあった?)狙ってたのが入って、ちょっとフラッとなったのがわかったんで、そこで詰めました。それでいいのが入って、倒れてくれたんで良かったです。(武尊選手からは何か言葉をかけられた?)試合終わった後、『晃貴は身体能力がずば抜けて高いんだから、もっと自信持って行ったら? こんなもんじゃないから。まだまだ全然、晃貴の実力出せてないよ。もっともっといいパーフォマンスできるから、これからもっと自信持って行け』って言われました。
(ここからの目標は?)この勝ちのいい波に乗って、もっともっとトップの人たちと、K-1のトップの人たちと戦って、外国人と戦って一回も勝ててないんで、外国人選手と戦って勝ちたいですね。海外でも試合がしたいです。ぜひお願いします。(ファンの皆さんへのメッセージは?)さっきも言ったんですけど、今回は皆さんと一緒に戦って勝てた試合だと思っているので、本当に応援ありがとうございました。これからもドンドン勝って、トップになっていくんで応援よろしくお願いします」
初黒星から復活の勝利!璃明武がK-1&Krushのベルトを狙う「もっと成長してこれからも勝って、ベルトを獲っていきたい」
蒼士とKrushスーパー・バンタム級ワンマッチで対戦した璃明武は、ジャブとヒザ蹴りを効果的に使用し、3Rにダウンを奪っての判定勝利。前回、12.13K-1両国国技館大会で佐々木洵樹に敗れて、プロ初黒星を喫していたが、巻き返しの勝利に「蒼士選手っていう強敵相手にしっかり差をつけて、最後はダウンを取って勝てたんで良かったかなと思います」と満足げな様子だった。
試合前の会見では蒼士から「打ち合ったら行ける」と言われていたが、その言葉に内心腹を立てていたという。その言葉通り、試合は打ち合いとなったが、「打ち合ってみて自分のほうが強いなと思ったのと、前日の会見で『打ち合ったら行ける』みたいに言われたんで、それがちょっとムカついたというか、打ち合っても自分が勝てると思ったんで、打ち合ってしっかり勝てたので良かったと思います」と強気な姿勢で勝利をもぎ取った。蒼士のボディを打つくせも見抜いており、「それに合わせて膝蹴りで顔を蹴ろうかなと思って、自分で考えてました」と、思い通りに試合が運べたようだ。
試合前には武尊と練習を行ない、K-1トップ選手の強さも味わった。今後は、「K-1のほうも空位だし、Krushでもベルトを狙っていきたいと思っているんで、もっと成長してこれからも勝って、ベルトを獲っていきたいと思います」と、K-1・Krush問わずにベルトに狙いを定め、再び快進撃を開始することを宣言した。
「昨日は応援ありがとうございました。蒼士選手っていう強敵相手にしっかり差をつけて、最後はダウンを取って勝てたんで良かったかなと思います。(かなり激しい打ち合いだったが勝因は?)最初始まって自分のやりたいことができたんで行けるなと思って。結構、打ち合いが多かったと思うんですけど、打ち合ってみて自分のほうが強いなと思ったのと、前日の会見で『打ち合ったら行ける』みたいに言われたんで、それがちょっとムカついたというか、打ち合ってもいいかなと思って。打ち合っても自分が勝てると思ったんで、打ち合ってしっかり勝てたので良かったと思います。
(ジャブと膝蹴りが良かったと思うが狙っていた?)膝蹴りは蒼士選手がボディを打つくせがあるんで、それに合わせて顔を蹴ろうかなと思って、自分で考えてました。(試合前に武尊と練習したそうだが、どんな収穫があった?)そうですね。練習させてもらって、自分がやったのはマススパーとかなんで。それでも強いなというか、世界で一番強い選手と練習でできたのは大きいかなと思います。(改めてここからの目標は?)昨日しっかり勝てたのでK-1のほうも空位だし、Krushでもベルトを狙っていきたいと思っているんで、もっと成長してこれからも勝って、ベルトを獲っていきたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)いつも応援ありがとうございます。次の試合までにもっと成長して、また次もおもしろい試合をして楽しでもられうようにがんばるので、応援よろしくお願いします」
“戦う郵便局員”大野祐志郎、近藤拳成をKOして大和哲也との対戦を熱望!「大和選手と拳を交えて、拳で会話をしたい」
今大会はKrush初参戦の選手が多かったが、いずれもインパクトを残すKO勝利を飾っている。ALL-WIN team 華王州の大野祐志郎もその一人で、Krushスーパー・ライト級王座に挑戦したこともある常連選手の近藤拳成と戦い、1R1分42秒で膝蹴りによるKO勝利を収めた。
大野は普段は郵便局で勤務する34歳。郵便物の物流関係の仕事に携わりながら、並行して格闘技に取り組んできた。小学校から習い始めた糸東流空手を皮切りに、極真空手、キックボクシング、MMAと様々なジャンルに挑戦するほどの格闘技好きだが、最終的に打撃が好きということでKrushの舞台に辿り着いた苦労人だ。
自身のファイトスタイルを、「水をイメージするというか、流れるように動いて、水圧上げて拳を叩き込むというようなイメージで戦っている」と語った大野。拳成をKOした膝蹴りもそのイメージで戦っている中で生み出されたそうで、「あの瞬間瞬時に判断したのがあの膝という感覚ですね。その時その時の反射と言いますか、体が勝手に動いた感じです」と、長年の格闘技歴の中で培った産物だったことを告白した。
昨日の試合後にも名前を出したが、大和哲也に憧れているそうで、「戦えるレベルまでとりあえず自分を持っていくということが今の優先すべきことなのかなと思います」と、K-1 JAPAN GROUPでの目標はハッキリしている。「やっぱり男って、拳を交えて会話をすると思う。それが大和選手とならできる」と、大和との対戦を熱く語っていた。
もちろん王座への欲もある。「KrushにしろK-1にしろ、チャンピオンを目指さなきゃいけないというのは格闘家として必須の条件」と、苦労の末に辿り着いた舞台での頂点獲りへ意欲を見せていた。
「昨日は熱い応援たくさんありがとうございました。昨日の試合を振り返るということなんですけど、試合直後のインタビューでも語らせてもらったように、近藤拳成選手と試合することが怖くて、そのおかげで強くなれることができたと思っています。結果、凄くいい形で試合を終えることができて一安心しています。
(見事なKOだったが狙っていた?)狙ってはないんですけど、基本的に僕のファイトスタイルとしては水をイメージするというか、流れるように動いて、水圧を上げて拳を叩き込むというイメージで戦っています。あの瞬間瞬時に判断したのがあの膝という感覚ですね。その時その時の反射と言いますか、体が勝手に動いた感じです。(初参戦となったKrushの感想は?)完全にテレビの中の世界で、ホテルにチェックインするまで凄く緊張してしまって。ただ後楽園ホールにはKrushの応援で何回も来たことがあって、会場に入った瞬間にやっぱり選手としての血が騒いで、ここで戦えるという喜びが勝ったという感じですね。
(普段は郵便局で働いているそうだが、今の仕事についてと、これまでの格闘技歴は?)郵便局を全面に出して戦わせていただいているんですけども、郵便局の社員として郵便物の物流関係の仕事に勤めさせていただいております。その中で毎日一生懸命勤務している状況ですね。格闘技歴はベースは伝統派空手の谷派糸東流という空手を小学校から始めて、それから極真空手に移行しまして、フルコンの空手をやっていくうちにK-1、それこそ魔娑斗選手全盛の時代だったので、その時代に影響されてキックボクシングを始めて、ABEMAの生放送で解説でもあったんですけど、MMAにも挑戦しました。格闘技がシンプルに好きで、いろんなことを身に着けたいという流れでMMAに挑戦してたのですが、最終、根本的には打撃が好きなんで、キックボクシングに落ち着いた感じですね。(郵便局で働き始めたのはいつから?)郵便局で働き始めたのはハタチからで、もう15年ですね。職場の皆さんには結構暖かく見守ってもらっていて、『怪我をすんなよ』と送り出してもらいましたし、会社からも『がんばれよ』というお声をいただいています。
(これからどんな活躍をしていきたい?)今後の活躍としてはK-1ファイターということで、そこに誇りを持って活動していかないといけないと思います。やっぱりKrushにしろK-1にしろ、チャンピオンを目指さなきゃいけないというのは格闘家として必須の条件かなと思うので、チャンピオンを目指したい。あとは試合直後のインタビューでも言っちゃったんですけど、戦いたい選手もいて、その選手と戦えるレベルまでとりあえず自分を持っていくということが今の優先すべきことなのかなと思います。
(戦いたい選手の名前は?)大和哲也選手が本当に好きで、考え方というか人間性が凄いしっかりしていて、いいなあと思っていて、まあ一種の憧れがあるので、一度拳を交えたい。やっぱり男って、拳を交えて会話をすると言うと思うので、それが大和選手とならできるんじゃないかなとは思っています。(自分でどれぐらいで大和選手と戦える位置に行けると思う?)現段階で考えれば、プレッシャーをかけられまくって、コーナーに追い込まれて、ボディ叩かれて、ダウン獲られてっていうような展開しか、全然イメージできないんですけど、もし試合が決定すればそれに向けてまたALL-WINジムのトレーナーの安保洸輝と対策を練って、今回の結果のように勝ちを収めに行きます。そこは話が決まればなんですけど、がんばっていきたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)試合直後から、SNSでかなり多くのメッセージ、コメントをいただきまして、ありがとうございます。感動したとかしびれたっていう言葉は、僕が感動しましたし、しびれました。ありがとうございます。これからもそういった感情を皆さんに抱いていただけるようなファイターになっていきたいと思いますので、僕は苦労人と言いますか、努力を積んでやっとこの舞台に立てた人間なんで、そこを見ていただけたら幸いです。今後もよろしくお願いします」
佑典、Krush初参戦で桝本翔也をKO!「根性・気持ちやったら負けへん。一試合一試合印象に残る試合をしていきたい」
月心会チーム侍からKrush初参戦を果たした佑典は、Krushフェザー級ワンマッチで桝本翔也と対戦。1Rから積極的に攻め、2度のダウンを奪ってTKO勝利を飾った。「パンチには自信あっても、相手が丈夫なので倒れへんかなと思ったら、思ったより効いて倒せて良かったです」とコメントした佑典。
初参戦でKO勝利と大きなインパクトを残したが、前日の計量でも桝本に対して一触即発になるなどインパクトを残した。「煽り過ぎて結構怒られた」と苦笑いしていた佑典だが「他の月心会のキャラとは違うんですけど、僕はキャラ作ったりできんから、このままの自分のスタイルで行こうかなと思っているんですけど、ちょっとだけそこは押さえます」。
自信のある技を、「根性ですね。気持ちは負けへんと思います」と語ったように、強気なところが持ち味のようだ。
しかし、「僕の試合は終わったんですけど、月心会チーム侍としてはまだ大きい試合がTETSUと(椿原)龍矢と真優が残ってるんで、チームとしてこの3試合勝てるように、次は僕はサポートとしてがんばるんで、月心会チーム侍をお願いします」と、仲間思いの一面もある。
そして目指すは地元・大阪でのK-1本戦出場だ。「これ倒したらK-1行けるみたいな相手か、もうK-1で強い相手とやれたらいいなと思っています」と、目標とする舞台を持ち前の根性で目指す。
「桝本選手は頑丈な選手なんで、簡単に倒せないと思っとって。パンチには自信あっても、(桝本は)丈夫なので倒れへんかなと思ったら、思ったより効いて倒せて良かったです。(見事なKOだったがパンチは狙っていた?)いや、狙ってたとかではないんですけど、自然に出た感じなんで。まあ、良かったかなと思います。
(初参戦のKrushという舞台に立った感想は?)ずっと映像で見とった世界なんで。この会見も映像で見とって、やっと出れた感じなのでそこはうれしいですね。今『K’FESTA』がむっちゃ注目されとって、Krushのこの大会が薄れとったんですけど、中村プロデューサーのTwitterに『こういう時こそKrushやKrush-EXは盛り上がる』って書いてあって、それで燃えました。ありがとうございます。(自分が一番自信を持っている技は?)技はないんですけど、根性ですね。気持ちは負けへんと思います。
(これからどんな活躍をしていきたい?)昨日も言ったんですけど、やっぱりK-1の大阪大会の本戦に出たいんで、そこを目指して倒していくだけなんで。(今後戦いたい相手や目標は?)戦いたい相手はこの選手っていうのはいないですけど、これ倒したらK-1行けるみたいな相手か、もうK-1で強い相手とやれたらいいなと思っています。
(同じ階級のフェザー級のタイトルマッチに関してはどう見た?)いやあ、新美選手が丈夫過ぎるっすね。斗麗くん、めっちゃ強いんで、いい試合にはなるとは思っとって、それなりにダウンの取り合いとか、ちょっと新美選手が押されるかなと思ったんですけど、全体的に見たらチャンピオン強いなっていう感じでしたね。
(これからアピールしたいところは?)前日計量で煽り過ぎて結構怒られて(苦笑)、月心会のキャラとは違うんですけど、僕はキャラ作ったりできんから、このままの自分のスタイルで行こうかなと思っているんですけど、ちょっとだけそこは押さえてやっていくのと、ある程度、一試合一試合印象に残るような試合をしていきたいですね。昨日は僕も印象に残ったんちゃうかなと思ってホテルに帰って映像を見返したら全部えぐいKOで、僕の次の試合の大野祐志郎くんが僕のKOが消えるぐらいえぐいKOだったんで、ちょっと怒っています(笑)。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)僕の試合は終わったんですけど、月心会チーム侍としてはまだ大きい試合がTETSUと(椿原)龍矢と真優が残ってるんで、チームとしてこの3試合勝てるように、次は僕はサポートとしてがんばります。月心会チーム侍をお願いします。ありがとうございました」
小巻海斗、東京初進出でKO勝利!目標は盛り上がる試合と王座獲り「自分より強い選手とドンドン戦って、タイトルマッチまで上り詰めます」
吏羅の負傷欠場により、急遽Krush初参戦が決まった小巻海斗は、Krush-56kg契約のワンマッチで、同じく初参戦の44・ユウ・ウォーワンチャイと対戦。本人が「今までKOは全部パンチで倒してきてます」と語る自信のパンチで1Rに2度のダウンを奪い、1R2分15秒で見事なKO勝利を収めた。
実は小巻にとって、今回のKrushが東京での初試合。そのため、「後楽園ホールに入った時に凄い緊張してしまった」とのことだったが、「セコンドの人たちと会話しているうちにリラックスしてきて、試合ではかなりリラックスして戦うことができました」と、緊張がほぐれたことで狙い通りのパンチによるKOが生み出されたようだ。
「僕が目指しているのは会場が盛り上がる試合」と語る小巻だが、やはりチャンピオンの座も視野に入っている。「スーパー・バンタムの強い選手、とりあえず自分より強い選手とドンドン戦っていって、ちゃんと成績残して、タイトルマッチまで上り詰めたらなと思っています」と、K-1 JAPAN GROUPのリングで高みを目指す。
「相手がムエタイスタイルということもあって、1R目は見てくるだろうなと思っていたんで、最初から仕掛けに行こうと思って、それがうまくハマった感じでした。(見事なKOだったがパンチは狙っていた?)自分の得意技がパンチなので最後はパンチでKOしたいなと思っていたので、まあパンチを狙っていました。
(初参戦のKrushの感想は?)東京で試合することが初めてなので、後楽園ホールに入った時に凄い緊張してしまったんですけど、セコンドの人たちと会話しているうちにリラックスしてきて、試合ではかなりリラックスして戦うことができました。(自分が一番自信を持っている技は?)やっぱりパンチが自信があります。今までKOは全部パンチで倒してきてます。
(これからどんな活躍をしていきたい?)やっぱり目標はチャンピオンになることですし、何より会場が盛り上がる試合を目指しているので、会場さえ盛り上がってくれればと思っています。(今後戦いたい相手は?)スーパー・バンタムの強い選手、まあたくさんいるんであれですけど、とりあえず自分より強い選手とドンドン戦っていって、ちゃんと成績残して、タイトルマッチまで上り詰めたらと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)僕が目指しているのは会場が盛り上がる試合なので、また注目して見ていただけれたらと思います。これからも応援よろしくお願いします」
16歳・NOZOMI、チャン・リー撃破でプロ3戦3勝!「メンタル、心、気持ちを高めようと思います。もっとおもろい試合をできるように頑張る」
昨年、弱冠16歳でKrushでプロデビューし、ここまで2連勝を飾ってきたNOZOMIは、今大会がKrush本戦初登場。キャリア11戦のチャン・リーとのKrush女子アトム級ワンマッチに挑み、判定勝利で3連勝を達成した。
しかし、本人は「結果的に勝つことができたんですけど、悔しいの一言です。チャン・リー選手対策が通用しなかったというか、出せなかったことと、試合で練習してきたことが出せなかった」と反省のコメント。「試合で練習してきた技を出せるメンタル、心、気持ちを高めようと思います」と、さらなる成長を誓った。
試合前にはフジテレビの『ミライ☆モンスター』にも出演した。「インスタのDMとかでもめっちゃたくさんメッセージをいただいて、全然知らない遠い所に住んでいる人からも応援してもろうてがんばろうって思いました」と、大きな反響があり、注目度も上がっている。
「昨日はしょうもない試合をしてしまったんですけど、これからもっとおもろい試合をできるようにがんばるので、これからも応援よろしくお願いします」と、盛り上がるK-1&Krush女子戦線に現れた新星は、2021年の大きな飛躍を目指す。
「結果的に勝つことができたんですけど、悔しいの一言です。(改めて昨日の試合を振り返ってみてどんな試合だった?)チャン・リー選手にしていた対策が通用しなかったというか、出せなかったことと、試合で練習してきたことが出せなかったことです。(具体的にどういうところに納得できてない?)蹴りをもらったあとにパンチでもっと入れたなとか、ハイキックをおもくそ食らってもうて、それでポイントを獲られたところがあったと思うので、そういうところです。
(次の試合に向けて修正する点は?)試合で練習してきた技を出せるメンタル、心、気持ちを高めようと思います。試合に対しての。(今後の目標は?)練習通りに動けるように、です。(試合前に『ミライ☆モンスター』に出演した反響は?)それはめちゃめちゃ変わりました。インスタのDMとかでもめっちゃたくさんメッセージをいただいて、全然知らない遠い所に住んでいる人とかから応援してもろうてがんばろうって思いました。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はしょうもない試合をしてしまったんですけど、これからもっとおもろい試合をできるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」
藤田和希、逆転KO勝利で2021年進化の誓い!「次の試合も進化してるなという姿を見せる。1Rから打ち合いを作れるような展開に持っていく」
第1試合で大石和希とKrushバンタム級ワンマッチを戦った藤田和希は、2Rに先にパンチをもらってダウンを喫してしまうが、3Rにスタンディングダウンを奪って挽回。続けて左フックを食らわせて見事な逆転KO勝利を収めた。
中村拓己K-1プロデューサーより、「倒し倒されの試合で大会に火が点いた」と高評価を受けるほどの激闘を演じた藤田。今回はパンチの打ち方などを考えながら練習に取り組んでいたこともあり、試合前から倒せる自信はあったようだが、「それを狙い過ぎて1?2Rは動きが固かった」という。しかし、セコンドの神保克哉に「ボクシングしてこい」というアドバイスを受けて、動けるようになり、それがKOにつながったとのことだ。
昨年は第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントにも出場し、一回戦で敗退したものの、着実に実績を積み上げている藤田。口数は少ないものの、今後、バンタム級で戦いたい相手として、「やっぱりチャンピオンですよね」と欲もある。「次の試合は進化してんなという姿を見せて、1Rから打ち合いを作れるような展開に持っていけるようにするので期待していてください」と、進化した姿でバンタム級タイトル戦線への浮上を目指す。
「最終的に3Rで倒せたんですけど、2Rでダウンもらっちゃったので、会長が相当怒ってました(苦笑)。(逆転KO勝ちした要因は?)今回めちゃくちゃ自分の武器について、自分で考えてやってきたんで、倒せる自信はあったんですけど、それを狙い過ぎて1?2Rは動きが固かったなというのがあります。でも3Rはセコンドの神保に『ボクシングしてこい』って言われて、よく動けました。(考えて練習したと言っていたが、どんなことを考えていた?)打ち方とかですかね。打ち方、倒せる方法とかも全部考えてきました。
(3月のKrushの大会でバンタム級のタイトルマッチがあるが、どう予想している?)ああ、どっちでもいいです(笑)。(今後、バンタム級で戦いたい相手は?)やっぱりチャンピオンですよね、それは。(何かアピールしたいことは?)特にないです(笑)。(ファンの皆さんへのメッセージは)次の試合も進化してんなという姿を見せて、1Rから打ち合いを作れるような展開に持っていけるようにするので期待していてください。ありがとうございました」