Krush 3.27 後楽園ホール:バンタム級王者・吉岡ビギン、“大仁田キャラ”で話題の壬生狼一輝と初防衛戦。会見ではダンス合戦も。大岩龍矢と山本直樹が生き残り戦
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Krush.123(3月27日(土)後楽園ホール)の第一弾決定カードが2月2日の記者会見で発表された。王者・吉岡ビギンと挑戦者・壬生狼一輝によるKrushバンタム級タイトルマッチが決定した。吉岡は昨年12月の第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝で黒田斗真、決勝で橋本実生を下してタイトルを獲得し、今回が初防衛戦となる。対する壬生狼は昨年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、今年1月のKrush後楽園大会では松本日向との無敗対決に勝利。無敗記録を9に伸ばし、タイトル挑戦権を掴み取った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
バンタム級王者・吉岡ビギンと挑戦者・壬生狼一輝が激突!「『K’FESTA.4』に負けないタイトルマッチを見せる」(吉岡)vs「俺は大仁田さんキャラを貫く!男と男の戦いを見せるんじゃ!」(壬生狼)
会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは王者・吉岡について「吉岡選手はK-1 JAPAN GROUPに参戦してからここまで(5戦)無敗。昨年の王座決定トーナメントでは初戦から厳しい戦いでしたが、ライバルたちを倒して今回チャンピオンとしての最初の試合を迎えることになります。トーナメントは結果を求められるので競り合う試合が多かったと思うのですが、ここからはKrushのチャンピオンとして持ち前の爆発力や攻撃力が活かされる、王者らしい試合が求められると思います」。
続いて挑戦者の壬生狼に対して「K-1参戦歴はまだ浅いのですが、これまで見せてきたパフォーマンスやインパクト、キャラクターは多くの人に印象を与えるファイターだと思います。王座決定トーナメントには出ていませんが、挑戦者として相応しい選手だと思います」と語った。
また「Krush.123」3.27(土)後楽園大会は、「K’FESTA.4 Day.1」3.21(日)東京ガーデンシアター大会と「K’FESTA.4 Day.2」3.28(日)日本武道館大会の間に挟まれた大会となる。その大会で行われるタイトルマッチという部分で、中村プロデューサーは「K-1にはないバンタム級のタイトルマッチを『K’FESTA.4』に挟まれた大会で組めたことには意味があると思っています。この2人にはK-1のどの試合にも負けないクオリティー、熱い試合を見せてほしいと思います」と期待を寄せた。
1月大会の会見でもプロレスラー大仁田厚さんのモノマネで会見を沸かせた壬生狼。この日は赤ちゃんの人形を大事に抱えて登場し、この日も大仁田さんを意識した口調で「子連れ狼、やる気、元気、一輝ーッ! どうも壬生狼一輝です」と切り出すと「おい!おい!謹んで申し上げる! 俺はチャンピオン吉岡と試合が決まったぞ!」とタイトルマッチの喜びを叫ぶ。
質疑応答で吉岡の印象を聞かれると「俺はお前のことをストーカーのように調べ尽くした。お前、試合でKOしたらブレイクダンスがしたいらしいな? じゃがの、わしをK0することはできん。だから今ここでノーロープ顔面赤面メンタル崩壊ダンスデスマッチじゃ! 俺からやるからよく見とけ!」と微妙な(?)ダンスを披露し、吉岡にダンス対決を要求。すると吉岡も「いいでしょう。やりましょう。僕のダンスはこんなもんじゃないので見て下さい」と壬生狼とは対照的な見事なブレイクダンスを披露。壬生狼は「吉岡、さすがじゃの! 今日はこれぐらいで勘弁しといてやろう!」と締めた。
<ノーロープ顔面赤面メンタル崩壊ダンスデスマッチ>
吉岡ビギン(@begin_yoshioka)
vs
壬生狼一輝(@Kazuki47445690 )ノーカット版はこちら⇒https://t.co/5UT7ymg7CT#k1wgp #krush pic.twitter.com/M4dsVNp0Ix
— K-1【公式アカウント】 (@k1wgp_pr) February 2, 2021
会見は壬生狼の独壇場となったが、吉岡も「『K’FESTA.4』では武尊選手とレオナ・ペタス選手のタイトルマッチがありますが、僕はK-1の階級にはないKrushならではの階級で、王者としてしっかり『K’FESTA』に負けないようなタイトルマッチを見せます」と王者らしい言葉で意気込みを語った。K-1 JAPAN GROUP無敗同士の対決となったタイトルマッチ、最後にベルトを巻くのはどちらだ!?
◆吉岡ビギン
「チャンピオンになって一発目の試合でこうして防衛戦を組んでいただき、本当に感謝しています。対戦を受けてくれた壬生狼選手ありがとうございます。結果としてチャンピオンになりましたが、内容が全然ダメだったので、チャンピオンになった以上は、チャンピオンとしての試合を見せて爆発力や攻撃力をを出せるように頑張ります。
(挑戦者が壬生狼になったことについて予想はしていたか?)松本選手と壬生狼選手の対戦が決まった時は色んな方が松本選手が勝つと言っていましたが、壬生狼選手は攻撃力・パフォーマンス力があったので僕は壬生狼選手が勝つと思っていたので、その予想が当たりました。
(壬生狼のどこを評価?)攻撃のうまさです。松本選手はガムシャラに向かって行くタイプですが、壬生狼選手はディフェンス力や巧みな技で相手をしっかり倒すので、そこが印象的だったので勝つかなと思っていました。(トーナメントで自身の持ち味を出せなかった原因は?)ジムの安保洸輝トレーナー、安保瑠輝也代表から指摘されている“気持ち”次第だと思います。
(今回は『K’FESTA』の間の大会となり、K-1以上の戦いを見せたいという想いはあるか?)『K’FESTA.4』では武尊選手とレオナ・ペタス選手のタイトルマッチがありますが、僕はK-1の階級にはないKrushならではの階級で、王者としてしっかり『K’FESTA』に負けないようなタイトルマッチを見せます。楽しみにしていてください。(ファンの皆さんへのメッセージは?)チャンピオンとして試合で魅せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
◆壬生狼一輝
「(立ち上がって)皆さん、こんにちは! 子連れ狼、やる気、元気、一輝ーッ! どうも壬生狼一輝です。おい、おい、謹んで申し上げる! 俺はチャンピオン吉岡と試合が決まったぞ! (今日のコンセプトは子連れ狼?)そうじゃ! 名前が聞きたいか! こいつの名前は壬生狼大五郎じゃ! (今回も大仁田厚さんキャラ?)そうじゃ! 大仁田さんからあんなことを言われたら、貫くしかないじゃろ!(※大仁田さん本人がTwitterで壬生狼についてツイートした)
(吉岡の選手としての印象は?)そうじゃの、吉岡チャンプは男としてしっかり認めている! だから次の試合では男と男の戦い! 二人で見せるんじゃ!(今回は『K’FESTA』の間の大会となり、K-1以上の戦いを見せたいという想いはあるか?)そうじゃの。2DAYSで『K’FESTA』があるけど、俺がこの大会のメインをイベンターを務めるんじゃ! だからの、この大会を俺色に染めてやるよ!(ファンの皆さんへのメッセージは?)おい、3・27(サンテンニイナナ)! Krush、1、2、3、ダーっ! 後楽園ホール大会、ど真ん中のキックを見せてやるよ! 応援よろしくお願いします」
大岩龍矢と山本直樹が生き残りをかけて対戦!「この試合は生きるか死ぬかの戦い、戦(いくさ)だと思っています」(大岩)vs「ここから一つ一つ結果を残していく」(山本)
スーパー・フェザー級戦線の生き残りをかけて大岩龍矢と山本直樹が拳を交える。大岩は昨年7月にレオナ・ペタスの持つタイトルに挑むも判定負け。11月のK-1福岡大会でも朝久裕貴に敗れて、キャリア初の連敗を喫した。
対する山本も2019年12月にレオナとタイトルマッチで対戦してKO負け。2020年は佐野天馬と中島千博に連勝するも、12月のK-1両国大会で村越優汰に判定で敗れた。
共に再起と生き残りをかけての一戦で「生きるか死ぬかの戦い」(大岩)・「ここから一つ一つ結果を残す」(山本)と再浮上を誓った。
◆山本直樹
「去年のK-1両国大会で、勝てば勢いに乗れると思ったんですけど負けてしまって。また一つ一つの試合を勝って、一から頑張りたいと思います。両国で情けない試合をして負けたのに、こうして試合を組んでもらって感謝しています。僕は勝ってナンボだし、ベルトを目指しているので、一つ一つ結果を残したいと思います。
(大岩の印象は?)パワーがあってパンチが強い印象です。倒れない印象もあるので、ディフェンス能力も高いと思います。でもそういう選手を倒して、いい結果を残せばベルトに近づけると思うので結果を残したいです。
(大岩から『自分と似たタイプ』という言葉もあったが)自分も技術で圧倒したいですけど、まだ弱すぎて、それだけのスキルがなくて、気持ちで持っていく試合が多いです。これからはスキルを上げて、どの選手が来ても対応できるように、技術でも倒せて気持ちも見せて、見てくれる皆さんがすっきりする試合をしたいです。(村越戦を振り返って)1Rは様子を見て、2・3Rで倒しにいく作戦だったのですが、1Rで先に倒されて、焦ってしまって対策通りにいかなかったです。今は気持ち・メンタルのコントロールが出来るようにやっています。
今年から出稽古にも行かせてもらって、トップ選手とやらせてもらって、技術も知らないことがたくさんあって、学びまくっています。それを自分のものにしたくて、練習でも気合いが入っているし、伸びしろを感じます。試合を楽しみにしてください。今年は目の前の試合を勝っていくんで応援よろしくお願いします」
◆大岩龍矢
「正直ここにいるのが悔しい気持ちです。大きい舞台で戦いたかったので。ただ負けてしまっているし、連敗しているのでしょうがないと思います。この試合は生きるか死ぬかの戦い。戦(いくさ)だと思っているので、そういう気持ちを見て欲しいです。
(山本の印象は?)泥臭い選手で、自分に似てるのかなと思います。粘り強くて気持ちの強い選手なので、男くさい試合になると思っていて、最高の試合になると思います。僕も山本選手も年齢が年齢で、本当に生きるか死ぬか。凄い試合になると思います。斬られたら終わり、勝てば次に進める試合です。
(連敗を踏まえて)自分はもともとパワーファイターだと言ってもらえて、パワーは誰にも負けない気持ちでいました。でも前回の試合ではリカバリーをミスして身体が小さくて、パワーが攻撃に乗らなかったです。今は持ち味のパワーを強化していて、通常体重も増やして、しっかり食べてフィジカルを強化して、パワー負けしない身体を作り直しています。今、応援してくれる方も増えているので、勝ってみんなに恩返しします」
ライト級で這い上がるのはどちらだ? 大沢文也「今の僕は崖っぷち。絶対に負けられない」vs川﨑真一朗「欠場期間も毎日毎日全力で練習してきた。その成果をぶつける」
Krushライト級で大沢文也と川﨑真一朗の初対戦が決まった。大沢は昨年7月Krushの蓮實光戦でKO負けを喫し、続く12月の瓦田脩二戦では判定負けを喫し二連敗中。対する川﨑は2019年8月の篠原悠人戦で判定負けし、昨年1月の東本央貴戦でKO負けを喫し、こちらも二連敗。東本戦で足を負傷したことで長期欠場を強いられ、今回が1年2カ月ぶりの復帰戦となる。
Krushライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレックが昨年12月のK-1両国大会で林健太を下してK-1ライト級王座を獲得。激動のライト級戦線で復活の勝利をあげるのはどちらだ?
◆川﨑真一朗
「K-1 JAPAN GROUPでは最初に連敗して、連勝して、また連敗して……今すごく危機感を感じています。そんな中で大沢選手という大きな壁と戦うことになり、凄く緊張しています。必ず大沢選手を倒して次に進みます。
(このオファーが来た時の心境は?)もうじき当たると思っていたので運命かなと。
(対戦相手としての印象は?)攻撃においても、ディフェンスにおいてもテクニックがある選手かなと思います。
(ケガの状況は?)もう完治したので問題ありません。手術してフィジカルトレ―ニングもできるし、怪我をしている間も片足を椅子に置いてサンドバックを殴って、ずっと練習してきました。(激戦区のライト級でどういう試合を見せたいか)やはりKOでしょ。格闘技はKOしてなんぼだと思うので。一般の人が見ていてわかりやすいのはKOなので、そこを狙っていきます。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)1年2カ月、大変お待たせしました。ずっと練習だけしてきました。1日も気を抜いて練習したことはありません。毎日毎日全力で練習してきたので、その成果を3月にぶつけます」
◆大沢文也
「(川﨑が)危機感を持っていて僕のことを大きな壁と言っていましたが、間違いなく僕の方が危機感はあると思います。格闘家も格闘技ファンも、誰しもが分かるぐらい僕は弱くて、格闘技をやる価値がないと思っちゃうぐらい僕の評価は低いと思います。それだけ危機感を感じているので、今回も負けられない。いつもと違う気持ちでいます。
(このオファーが来た時の心境は?)僕は誰が相手でも二つ返事でやりますと言います。でも今回川﨑選手が相手だと聞いた時は『え~!』と。僕は連敗中だし、僕は弱いので、もっと弱い選手とやれないのかなと思っていました(苦笑)。
(対戦相手の印象は?)ジャブ、ストレートと真っ直ぐの攻撃が上手いという感じです。(前戦で後輩の瓦田に敗れたことについて)僕、勝ってたでしょ? 本戦では負けていたけど延長では勝ったと思ったので、何とも思っていません。こんなことを言うとアンチが叩くだけですが、何とも(思わない)。脩二にやられた身体の傷はないですけど、心の傷はとてつもなく大きかったです。
(いつも対戦相手の格闘技IQを分析しているが、川﨑はどのぐらい?)格闘技IQが高いから試合に勝つわけではないんです。簡単にいえば、強いやつが勝つのではなく、勝ったやつが強い。格闘技IQは間違いなく自分がトップだと思います。ただそれで結果を出せないのは、格闘技IQだけでは試合に勝てないということだと思っています。
(激戦区のライト級でどういう試合を見せたいか)やはり判定でしょ。僕はKOを狙わないというか、倒せる力はないので勝てれば何でもいいですね。どんだけつまらない試合でもどんだけアンチが騒ごうが何を言われようが全く気にしていない。結果に内容が付いてくると思っているので何でもいいです。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)崖っぷちだと思います。僕が勝っていた時は周りの人が喜んでいましたが、負けると分かりやすいようにいなくなりました。ここで勝てば離れていった人もまた付いてくると思うので頑張ります」
対戦カード
Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
吉岡ビギン(team ALL-WIN/王者)※初防衛戦
壬生狼一輝(力道場静岡/挑戦者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
山本直樹(優弥道場)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangフェザー級王者)
松本涼雅(team ALL-WIN)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
林 京平(湘南格闘クラブ/Bigbangライト級王者)
國枝悠太(二刃会)
概要
大会名 Krush.123
日時 2021年3月27日(土) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/