KNOCK OUT 6.23 代々木第体育館:教え子の鈴木千裕と激突、五味隆典「マイク・タイソンだってCOMPLEXだって、あぶない刑事だって、みんな復活するからね」
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KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”(6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館)で鈴木千裕と対戦する、五味隆典のインタビューがKNOCK OUTプロモーションから届いた。
第15試合 メインイベント KNOCK OUT特別ルール(パンチのみ) 73kg契約 3分3R(延長1R)
五味隆典(東林間ラスカルジム/元PRIDEライト級(73kg)王者、元修斗ライト級(70kg)王者)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者、RIZINフェザー級(66kg)王者)
KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の千裕は4月29日のRIZINで金原正徳とのRIZINフェザー級王座防衛戦で1R TKO勝ちしてから2か月弱の間隔での試合。KNOCK OUTには昨年3月の代々木第二大会以来の出場で、その後、RIZINで王座を獲得し防衛も果たし、今やRIZINの主力の一人となり、KNOCK OUTのビッグイベントで2大会連続でメインイベンターを務める。
千裕にとって五味はトレーナーだ。しかし千裕は「去年、パトリシオ・ピットブルを倒した時に五味さんから『大晦日、俺を越えてみろよ。俺を引退させてみろ』っていうLINEが来たんですよ」「その時に僕の気持ちは『あ、俺の使命は師匠を越えて、五味さんを引退させることなんだな』という自覚に変わったんですよ。その後の大晦日に試合をしたかったんですけど、お互いに間に合わなくて、今回KNOCK OUTで実現したという感じなんです」と、この試合が実現した経緯についてKNOCK OUT公式インタビューの中で説明していた。
五味隆典「今の千裕と俺にしかできない、拳のロックンロールショーを見せる」
―― だんだんと試合が近づいてきましたが、今はどんな心境ですか?
五味 先日、武心塾さんに行って、今DEEPに出場していて、RIZINにも出場している木下カラテと何年かぶりにちょっとスパーリングしたんですよ。今、あの子はもうMMA選手で、DEEPのタイトルに絡んでいけるとこまで来てるみたいで。いきなりボクシングのスパーリングをしたんですけど、強くなってましたね。プロのMMAファイターの迫力をちょっと感じたんですよ。ボクシングだったら遊んでやろうかなと思ったら、とてもじゃないけど(笑)。それで、ちょっとこれはまずいぞと。やっぱり自分のジムの中でやるトレーニングだけではとてもじゃないけど、危ない目に遭うぞっていうのが分かったので、もう一段階、ジムワークを厳しくやっていくと。そういうのに気づいてですね、本当にベストの自分に戻れるのかどうか、それはもうここからが勝負ですよね。それを自問自答する時ですよ。
―― ここからもう1回、ねじを巻き直すと。
五味 そうですね。今までは時間を使って、トレーニングをタップリしてたんですけど、これからはちょっと緊張感のある、試合に向けたトレーニングに切り替える感じですね。
―― 鈴木千裕選手から、この対戦については五味さんの方から「俺を超えてみろ」ということで持ちかけられたというお話を伺ったんですが。
五味 それはね、年末、いつも俺は何らかの形でRIZINに出てたわけなんだけど、去年の11月、千裕がヴガール・ケラモフに勝ったときにね、千裕が、今流行りの格闘技、ちょっとアウトローがやるヤツ、ああいうものに反応したんですよ。そこと比べてどうすんだって、俺は言ったんですよ。余計なこと言わなくていいだろうと。彼らはね、触れられることによってスーパー元気になって(笑)、まるで自分の手柄のように話題を持ってっちゃうんだよと。だから触れなくていいだろうと。そこと比べてる人もいないし、相乗効果っていうのもあるんでしょうけど、余計なこと言うなと。
―― ドッシリ構えてろと。
五味 うん。そんなんだったら、俺とボクシングやってみろって言ったんですよ。もう時間もないし、コンディションもベストじゃないからエキシビションでいいじゃねえかと。そっちに話題を持っていかれちゃうぐらいだったらと。そういうことですよ。その話が何だか急にトーンダウンしちゃって、大晦日はなくなって。そこでね、山口元気さんにこういった機会を作っていただいて、半年経って実現するっていう感じですよね。
―― では五味選手は……
五味 アイツはね、何でもパクるんだよ! 髪の毛の色だとかね、入場曲だとか、全部パクるんですよ。発想も全部パクっちゃって、まるで自分のもののように言うけどさ、大体は俺の発案なんですよ!
―― そうですか(笑)。ただ「エキシでもいいからやろうよ」という声かけが、かなり千裕選手を燃えさせたみたいじゃないですか。ビッグマッチのメインで、3分3Rやるからには、最高のものを見せなきゃという思いが……
五味 うーん……そうなんですけど、あんまりね、もう気負ってない。もちろん練習はやるけど、あの井上尚弥選手でさえ、気負えばダウンするわけじゃないですか。ということでね。無駄な力は入れないし、作戦も考えないし、これから、木下選手とちょっとやっていくことになると思うけど、プロの1階級下の子たちとやって、俺もなるべく通常体重に近づける努力をして、やってみると。果たして、それができるかどうか。43歳から45歳までの間って、まだ俺も元気というか、やれたんですよ。だけどその間は声が掛からなかったんですよ。すげえもったいないなと思ったんすよね。だけど、まあそんなことも言ってらんないし、やるしかないよね、うん。
―― 改めて伺いますが、何を見せたいですか。
五味 ロックショー。今のチャンピオンと元チャンピオンの、拳のロックンロールショー。勝敗とかそんなものを超越したもの。この2人にしかできない。それは何でかっていうと、千裕も今現在チャンピオンで、誰にも文句言われる筋合いもないし、俺も元チャンピオンで、好きなようにここまで戦ってきてね。「もう見たくない」って言われれば、プロの舞台には呼ばれないだろうし、オファーがある以上、俺は挑戦を続けるしね。もちろん、ケガとか事故とか、そういう受け入れなきゃいけないものは受け入れるんだけど、うーん……こればっかりはね、マイク・タイソンだってCOMPLEXだって、「あぶない刑事」だって、みんな復活するからね(笑)。
―― そうですね(笑)。
五味 それに40代なんていうのは、世の中で言えば働き盛りだから、やるしかないよね。俺だって今後の人生、一生働かないでやっているだけのお金が残ってんだったらやらないよ、俺だって。でもそういうわけじゃないしね。やるしかないよね。
―― では最後に、当日、お客さんに一番注目してほしいポイントはどこですか?
五味 何だろう? そうね、やっぱり挑戦する姿ですね。今現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのヤツに、今の俺が挑むというかね。40代とか、人生の先が見えてきたような人が奮い立つようなことを俺が見せなきゃダメですよね。「よし、もう1回仕事頑張ってみよう」とか、そういう気持ちになるようにやろうと思ってますね。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
※BLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールは肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
第15試合 メインイベント KNOCK OUT特別ルール(パンチのみ) 73kg契約 3分3R(延長1R)
五味隆典(東林間ラスカルジム/元PRIDEライト級(73kg)王者、元修斗ライト級(70kg)王者)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(65kg)王者、RIZINフェザー級(66kg)王者)
第14試合 セミファイナル BLACK 59kg契約 3分3R(延長1R)
龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT/KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5kg)王者)
山田彪太朗[こたろう](シーザージム/シュートボクシング日本フェザー級(57.5kg)王者)
第13試合 OFG-RED 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5kg)王者・元同スーパーバンタム級(55kg)王者、WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
デーングリアングライ・シンマーウィン(デンクリアンクライ・シンハーマウィン)[Denkriangkrai Singha Mawynn](タイ/シンハーマウィンジム/元タイ・ラット・ミニフライ級王者)
第12試合 RED 61kg契約 3分3R(延長1R)
重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)
レンタ・ウォーワンチャイ[松井蓮汰](ウォーワンチャイプロモーション/WMCインターコンチネンタル・WPMFインターナショナル・BOMライト級王者、Road to ONE JAPANムエタイ日本トーナメント2023同級優勝)
第11試合 UNLIMITED 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和ムエタイ・フェザー級王者)
中村優作(TEAM FAUST/元WSOF-GCフライ級(56.7kg)王者)
第10試合 RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
壱[いっせい]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者、元ルンピニー日本バンタム級王者)
チョークディー・PKセンチャイジム[Chokdee PK.Saenchai muaythai gym](タイ/PKセンチャイジム/WMC世界スーパーフライ級王者)
第9試合 BLACK 56kg契約 3分3R(延長1R)
古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55kg)王者)
福田拓海(クロスポイント大泉)
第8試合 BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/KNOCK OUT-REDスーパーライト級(65kg)王者、元KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5kg)王者、元WMAF&MA日本スーパーライト級王者)
中島 玲(フリー/元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
第7試合 BLACK 女子53kg契約 3分3R(延長1R)
ルシア・アプデルガリム[lucia apdelgallim](アルゼンチン)
NA☆NA(エスジム/ミネルヴァ・スーパーフライ級1位・元王者)
第6試合 BLACK 女子48kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
アイリン・ゴンザレス[Ayelen Gonzalez](アルゼンチン/ISKAムエタイ・アルゼンチン女子ストロー級(50.5kg)王者、WAKOアルゼンチン女子48kg級王者)
第5試合 BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
漁鬼[りょうき](SHINE沖縄/TENKAICHI&BEASTウェルター級王者
エミール・アラゾフ[Emil Allazov](ベラルーシ)
第4試合 BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)
小川悠太(誠真会館所沢道場/MA日本&KROSS×OVERウェルター級王者)
第3試合 BLACK 63kg契約 3分3R(延長1R)
大谷翔司(スクランブル渋谷/元INNOVATIONライト級王者)
セーンダオレック・Y’ZD(タイ/Y’ZDジム/元タイ国イサーン地方王者)
第2試合 RED スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/元M-1 JAPANスーパーウェルター級王者、元WPMF日本ウェルター級王者)
杉原新也(ワイルドシーサー前橋)
第1試合 BLACK 61.5kg契約 3分3R(延長1R)
般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺/元GLADIATOR武士道キック・フェザー級王者)
小森玲哉(ONE’S GOAL)
プレリミナリーファイト第4試合 BLACK 51.5kg契約 3分3R
柿﨑 瑠[るい](クロスポイント大泉)
愁斗[しゅうと](Bombo Freely)
プレリミナリーファイト第3試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
羽黒慈夢[じむ](クロスポイント大泉)
雅治[まさじ](レンジャージム)
プレリミナリーファイト第2試合 RED バンタム級(53.5kg) 3分3R
蒔[まくと]・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
田中頌大[しょうだい](ONE`S GOAL)
プレリミナリーファイト第1試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
横山太一朗(クロスポイント大泉)
山崎滉太(誠真会館所沢道場)
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”
日時 2024年6月23日(日) 開場・12:00 プレリミナリーファイト開始・13:00 本戦開始・14:00
会場 東京・国立代々木競技場第二体育館 [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VVIP席 300,000円 VIP席 200,000円 SRS席 50,000円 RS席 20,000円 アリーナS席 10,000円 スタンドS席 10,000円 A席 6,000円 ※当日券500円アップ ※6歳未満は入場無料。座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/