K-1 3.20 代々木第一体育館:WORLD MAX -70kgトーナメント出場の王者・オウヤン・フェン「シュロスの白仮面をはがし等身大の姿を見せる」。コプリヴレンスキー「俺は海人に負けていない」。アラゾフ、弟子のアカピャンを絶賛
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K-1 WORLD MAX 2024(3月20日(水/祝)国立代々木競技場第一体育館)では「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦」が行われる。トーナメントに出場するK-1スーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェン(中国)、フェンの初戦の相手のパスカル・シュロス(ドイツ)、GLORYランカーのストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)、そして開幕戦で対戦するゾーラ・アカピャン(アルメニア)とタラス・ナチュック(ウクライナ)の5選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/K-1スーパー・ウェルター級王者)
パスカル・シュロス[Pascal Schroth](ドイツ/マーシャルアーツアカデミー/WKU世界スーパーウェルター級&ミドル級王者)73戦52勝(32KO)17敗3分1NC/30歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ストーヤン・コプリヴレンスキー[Stoyan Koprivlenski](ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)2位、MAX FIGHTライト級(70kg)王者)26戦19勝(6KO)7敗/29歳
カスペル・ムジンスキー[Kacper Muszynski](ポーランド/アルミア・ポルコビツェ/MFC・IRON FIGHTER・WFMCポーランド・WKSFポーランド-70kg級王者)24戦22勝(10KO)1敗1分/26歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ゾーラ・アカピャン[Zhora Akopyan](アルメニア/グリディンジム/RCC Fair Fightウェルター級王者、FEA WGPライト級王者)32戦28勝(9KO)4敗0分/26歳
タラス・ナチュック[Taras Hnatchuk](ウクライナ/ロッタトリ・ミラノ/ISKA世界ライトミドル級(72.5kg)王者、WAKO-PROインターコンチネンタル・ミドル級(75kg)王者)25戦22勝(11KO)2敗1分/24歳
“アジアの新皇帝”オウヤン・フェン、ドイツの白仮面戦に「あの白仮面をはがしてみせます!」
オウヤンは中国70kg最強の呼び声が高い強豪ファイターで、23年7月の武林風では武林風70kg級チャンピオンのアナトリー・モイセーエフをKOし、同級王者となった。また海人から判定勝ちしたティジャニ・ベズタティと接戦を演じたクリスチャン・バヤからも勝利。昨年12月の「K-1 ReBIRTH.2」では、[K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級タイトルマッチ]で和島大海(日本/月心会チーム侍)をKOして同級王者を獲得した。(協力:CFP岩熊宏幸)
――昨年はK-1初参戦で和島⼤海選⼿に勝ち、新チャンピオンになりました。⺟国中国では、どんな反響がありましたか?
「帰国してからファンの私に対する評価は、とても高いです。それは、和島選⼿の評価が高かったことも背景にあります。なにしろ彼は、⽇本の70kg級最強の選⼿ですからね」
――その日本最強選手に勝ちました。和島選⼿を倒した相打ちのパンチのカウンターは、狙っていたのでしょうか。
「はい。あのカウンターは私の戦術でした。私は和島選⼿がパンチで打ち合ってくることを予測していましたので、あのパンチを狙っていました」
――今回の世界トーナメントは、あなたがKOしたダビッド・キリア選⼿も出場しますが、彼を倒したことで何か得られたことはありましたか?
「ええ、具体的なことは言えませんが、試合をしてみてキリア選⼿のパンチはとても得る所がある感じました。スピードも早かったです!」
――今回の世界トーナメントのレベルをどう思っていますか?
「レベルが⾼いのは間違いないです。ただ、まだ世界の70kg級の有名な選⼿が何人かいますので、そうした選手にも出てきてほしいですね」
――K-1WORLD MAXは14 年ぶりの復活になりますが、どんな思いがありますか?
「K-1WORLD MAX をはじめ、このK-1リブートのチャンスに、私がリングに上がれるのは、とてもラッキーだと思っています。K-1 のリングにおいて私の⽬標は王者になることです!」
――今回のトーナメントで優勝するために必要なことは何ですか?
「他の選⼿が私に追いつけないよう、持てる能⼒をもっとアップさせることです。同時に彼らのテクニックの特徴を良く研究することですね。とにかく油断は禁物です」
――開幕戦(1回戦)を勝ち抜くと、7⽉はワンデイトーナメントで 3 回勝たないと優勝できませんが、その⾃信とトーナメントを勝ち抜くための戦略があれば教えてください。
「公平公正な試合であれば、私が必ず優勝できると信じています。ただ、8 ⼈トーナメントの全出場選⼿や組み合わせが決まっていないので、戦略などもまだ決めていません」
――開幕戦では、“ブレーメンの暗殺隊”パスカル・シュロス選手と対戦します。
「あの白仮面の選手ですよね(笑)。とてもミステリアスだと思いますが、私があの白仮面をはがして等身大の姿を見させてあげます!」
――最後に、ファンにメッセージをお願いします。
「皆さんこんにちは第 5 代 K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フ
ェンです。3⽉20⽇は、全く新しいパフォーマンスで K-1 のリングで試合をします。リングでは、前回に引き続き、皆さんが喜ぶようなエキサイティングなファイトをお⾒せしますので、どうぞオウヤン・フェンを応援してください!」
“ブレーメンの暗殺隊”シュロス、白仮面の謎を告白!“アジアの新皇帝”オウヤン倒し優勝候補に浮上するか!?
シュロスは、“ブレーメンの暗殺隊”のニックネームを持つドイツのベテランで、謎の白マスクを被るミステリアスなファイターだ。73戦とキャリアが豊富で、52勝のうち32KOをマーク。WKU世界でキックルールとムエタイの2階級をそれぞれ制覇しており、強烈なミドルキックとヒザ蹴り、ハイキックで相手を追い込むのが特長だ。
――格闘技を始めたのは、何歳の時ですか?
「14歳だ。ドイツの港町ブレーマーハーフェンで、ムエタイとキックボクシングのトレーニングを始めた。それまで喧嘩に明け暮れて悪いことばかりするトラブルメイカーだったんで、更生するために格闘技をはじめ、それからは悪いことはしなくなったな。喧嘩を吹っかけて来なければね」
――これまで数々のタイトルを獲得してきたのですね?
「格闘技は天職だね。すべて覚えているよ。2014年にオランダでレムコ・ムアランドを破って、WKFヨーロッパチャンピオンになった。16年はWMCキングスカップチャンピオンと、K-1ドイツGPチャンピオンに。17年はWKU世界チャンピオン、18年にK-1ドイツGPを連覇。19、20、21、22、23年にWKU世界王座をそれぞれ獲得している」
――K-1MAXのオファーを受けた時の心境を教えてください。
「K-1で戦うことは、トレーニングを始めた時からの夢だった。俺は、いつもK-1に憧れていて、いつかK-1のために戦うと自分に言い聞かせていたんだ。今回のオファーで夢が叶い、日本のファンのために素晴らしい試合を披露できることに本当に興奮しているよ!」
――K-1MAXについては、どんなイメージがありますか?
「K-1はイベントの作り方も含めて、とても気に入っている。2022年11月にゲストコーチとして初めて日本に来て、K-1のイベントを見て本当にプロフェッショナルだと感じたね。世界最高のファイターを実に魅力的な方法で紹介しているし、日本のファンは選手をリスペクトしている。俺は、日本もK-1も大好きだ!」
――あと、これはみんな疑問に思っているはずですが、あなたはなぜ白仮面をつけているのでしょうか?
「ああ、これね(白仮面を指差す)。マスクをつけると、まるで自分ではなくなるような感覚があるからだ。相手と自分を切り離すことで戦いに集中することができるし、不思議な力を宿ることを感じる。凶暴になり、興奮してくるんだよ」
――まるで呪いのマスクのようですね。
「俺は、戦うために生まれてきた。昔から、それを感じてきたし、とくに強く思ったのは、試合で首の骨を折った時だ」
――首の骨が折れた?
「そうだ。中国で試合をした時、俺は投げ技がないと思って戦っていたが、相手は俺を投げてきて、しかも頭からマットに落ちた。首が折れて病院に運ばれたよ。ここで格闘技人生が終わったと思ったが、負けずにリハビリに励み、1年も経たないうちに復帰していた。あんなに大ケガをしても、なおもリング戻りたいと思う選手なんて、なかなかいない。俺は、本当にファイターなんだなと思ったよ。白仮面をかぶりたくなるのは、その事故があったからかもしれないね」
――壮絶な格闘技人生ですね。
「リングの中も外も、いつも戦いが待っている。でも、好きなんだろうね、戦いが」
――開幕戦は、奇遇にも中国人ファイターのオウヤン・フェン選手になりました。
「中国人に恨みはないよ。相手は誰だって構わない。K-1MAXに出てくる選手で、弱いファイターはいないだろうから、誰と戦っても同じだよ。出場メンバーを見たが、全員が国際的なエリートレベルのアスリートで、過去にGLORYやONEで戦った選手も多く、大会のレベルは非常に高いと感じている。3月20日は、これまで見せてくれたK-1MAXが復活する時だ!」
――最後のファンにメッセージをお願いします。
「俺は、これまで参加したほぼすべてのトーナメントで優勝しており、今回のトーナメントを本当に楽しみにしているよ。世界最高のファイターたちと戦うことにも興奮している。 みんな俺のファイトIQと創造性を過小評価しているのかもしれないが、大会が終わった後のみんなの驚く顔を見るのが楽しみだ!」
“不沈艦”ストーヤン・コプリヴレンスキー、MAX優勝候補に名乗り「俺は海人に負けていない!いい準備をして乗り込む」
GLORYライト級(-70kg)2位の強豪のストーヤンは、17年に現GLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベズタティに勝利。22年12月に初来日し、RISEのリングでシュートボクシング王者の海人と対戦。互いに一歩も引かない接戦となり、1-2の判定負けを喫したものの、試合後に判定を不服として抗議する場面もあった。オランダの名門Mike’s Gymで激しい練習を積み、K-1MAXで世界一を狙う。
開幕戦の相手・カスペル・ムジンスキは、MFC世界-70kg王者でMAX参戦を最後までアピールしたことから“執念のラストマン”と呼ばれる。強烈な左ボディブロー、パワフルな右フックを持つポーランドの強豪だ。
――K-1初参戦となりますが、格闘技を始めた理由を教えてください。
「14歳の時に、ムエタイとキックボクシングのトレーニングを始めた。なぜならば、路上で頻繁に喧嘩が起こる環境で育ったため、誰にも負けたくなかったからだ」
――K-1に参戦することが決まり、どんな心境ですか?
「若い頃、K-1 WORLD MAXを見て、いつかあのステージに立ちたいとずっと思っていた。今、その夢が叶い、K-1でチャンピオンになりたいと強く思っている」
――K-1 WORLD MAXの印象は。
「当時のK-1 WORLD MAXは、ボクシングを除く格闘技の最大の舞台だったという印象だね。イベントも試合も素晴らしいというイメージしかない。 そして、このトーナメントでK-1は、また熱を取り戻すことになるだろう」
――今回の相手は、MFC世界-70kg王者のムジンスキに決まりました。
「どんな相手だろうと、関係ないね。俺はハイキックでKOするのが好きなので、それを見せてやる! あとは、切れ味、スピード、スキルをファンに見てもらいたいね」
――GLORYやONEと比較して、今回のトーナメントレベルをどう思っていますか?
「現時点でGLORYの70kgは、それほどレベルは高くないと思う。GLORYは、重い階級に強い選手が揃っているからね。ONEはどうかな。5、6人の経験豊富なファイターがいるけど、両組織は16人トーナメントなんか開催しなかった。つまり、K-1 WORLD MAXこそ、ファンが本当に見るべきものになるはずだ」
――K-1MAXは14年ぶりの復活になります。
「とても素晴らしいと思っているよ。世界中のキックファンがK-1 WORLD MAXを愛しているし復活を待っていたと思うので、戻ってきて嬉しいね」
――あなたは22年に日本で海人選手と対戦して、判定で負けました。試合後に怒っていることを覚えているファンもいると思います。
「あの試合は、審判の誤った判断のせいで負けたと思っている。俺は海人に負けていない。試合直後にそう言ったけど、今でも同じように思っているよ。俺のほうがクリーンヒットが多かったし、ダメージも与えていたからね」
――残念ながら、海人選手はこのトーナメントには出場しないようです。まだワイルドカードが残されているため、仮にGLORY王者のティジャニ・ベズタティ選手がこのトーナメントに出てきたら最大のライバルになりますか?
「ティジャニは良いファイターだ。もし彼がトーナメントに出てくれば、彼とは最も激しい戦いの一つになるだろう。最後にトーナメントでティジャニと戦い、俺が勝った。どんな組み合わせになるのか分からないけど、どの選手も勝者になる可能性はあるね」
――最後に意気込みをお願いします。
「勝つためのスキルとメンタリティを、俺は持っている。いい準備をして、日本へ乗り込むので期待して待っていてくれ!」
元K-1王者アラゾフ、“悩殺の貴公子”アカピャン絶賛「ポテンシャル高く、MAX世界チャンピオンになれる!」
アカピャンは、ロシアの格闘技イベント『RCC』で活躍する“悩殺の貴公子”。獲得してきたタイトルは、FEA WGPライト級王座、RCC Fair Fightウェルター級王座、Tatneft Cup 2019ライト級トーナメント優勝の3つで、元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者・チンギス・アラゾフの後継者との呼び声が高い。アカピャンが決戦前のインタビューに応じ、彼の師であるアラゾフからもメッセージが届いた。
――K-1に初参戦になりますので、格闘技を始めたキッカケを教えてください。
「子供の頃、ブルース・リーやジャッキー・チェン、ジャン=クロード・ヴァン・ダムのアクション映画をたくさん見て、彼らのマネをよくしていました。叔父がそれを見て私をスポーツジムへ連れていき、6歳から運動をはじめ、10歳からキックボクシングを学んでいます」
――K-1MAXに参戦した理由を聞かせてください。
「私は子供の頃からK-1の試合をよく見ていて、いつかこのリングに上がりたいと夢見ていました。そして、私と同じように母国の子供たちが中継をみて憧れることができればと想像していました。だから、これは私の夢が実現したと思っています。地球上で最も強いファイターが、そこで戦います。そして私は その中で一番になります!」
――K-1については、どんな印象を持っていますか?
「世界で最高の組織の 1 つだと考えています」
――開幕戦の対戦相手は、“ウクライナの希望”タラス・ナチュック選手に決まりました。
「正直に言うと、私は誰とでも戦う準備ができているので気にしていません」
――自分のファイトスタイルをどう分析していますか?
「私はさまざまなテクニックを組み合わせ、強力なパンチを持っています。常に相手の先を読み、完封するのが好きです」
――アカピャン選手は、世界トップのチンギス・アラゾフ選手の後継者とも呼ばれています。彼との関係を教えてください。
「チンギスと私は一緒にトレーニングし、試合に向けてお互いを助け合っています。同じコーチがいて、長い間一緒にトレーニングしており、良い関係を保っています」
――チンギス選手から学んでいることは何ですか?
「どのファイターにとっても重要なことですが、常に彼は上を目指し、厳しいトレーニングをしています。向上心の高さ、競技と真摯に向かい合う姿勢は学ぶことが多いです」
――GLORYやONEと比べて、このトーナメントのレベルはどう思いますか?
「GLORYには、もう70kg級はないと思いますが、ONEについては確かに非常にハイレベルな階級になっていると感じています。しかしK-1 MAXには、強いファイターが揃っているので、今回のトーナメントでそれが証明されるのではないでしょうか」
――14年ぶりのK-1 WORLD MAX復活については、どう思いますか?
「待っていたというのが正直な感想です。そして、その舞台に参加できてとても嬉しいです。K-1が永久に続き、世界トーナメントで戦っていけることを願っています」
――あなたのライバルであるヴァシリ・セメノフ選手は、残念ながらケガで出場ができませんでした。
「私は、ヴァシリのことを昔から知っています。とても陽気でカリスマ性のある人で、とても共感することが多いです。次回は、ぜひ参加してほしいですね」
――最後にファンにメッセージをお願いします。
「勝つために、しっかりとした準備をしてトーナメントに臨みます。きっと驚かせるような試合をしますので、東京のK-1ファンの応援と温かい歓迎を期待しています!」
◆チンギス・アラゾフのコメント
「ゾーラは豊富な経験と自信を持った、最も将来有望なファイターの一人であることは間違いないです。彼のポテンシャルの高さから感じることは、どんな組織で試合をしてもチャンピオンになれる素質があると思います。非常に忍耐力があり、自分のやっていることに集中しており、キックボクシングのために多くのことを犠牲にしてきました。とてもバランスのとれたスマートな思考で、自制心と周囲に対する敬意を持ち合わせています。打たれ強いアゴ、重いパンチ、折れない心でMAX世界チャンピオンになると信じています」
“ウクライナの希望”タラス・ナチュック「私の勝利は愛する母国に誇りを与えることでしょう」
ナチュックは、ウクライナの超新星。ISKA世界ライトミドル級(-72.5kg)とWAKOインターコンチネンタルミドル級(-75kg)の二冠王で突進力があり、イタリアの格闘技イベント『OKTAGON』で活躍。24歳と若く、K-1に新風を呼び込む存在として期待されている。
――K-1初参戦になりますので、格闘技を始めたキッカケを教えてください。
「私は14歳の時に、ウクライナでキックボクシングの練習を始めました。とても、魅力的だったからです。 そして2017年にイタリアへ移住した時に、K-1スタイルの戦いを知り、練習するようになりました」
――これまで獲得したタイトルは?
「2019年、まだ数試合しか戦っていなかった私が、当時イタリア最強で最も経験豊富なキックボクシングファイターでタイトルを保持していたジュゼッペ・パレルモと試合をして2度ダウンを奪い、判定勝ちで初タイトルを獲得しました。
そして2021年に、2つ目のタイトルであるWAKOインターコンチネンタルミドル級(-75kg)王座、2022年にフランスで3つ目のタイトルであるISKA世界ライトミドル級王座をKO勝利で獲りました」
――K-1MAXのオファーを受けた理由は?
「K-1MAXは伝説であり、歴史があり、そしてとても魅力的だからです。これまで多くの伝説を築き、最強を決めてきました。そんな舞台からのオファーを断る理由はありません」
――K-1についてのイメージは何がありますか?
「世界最高峰の舞台ですね。全世界が注目し、みんながそこを目指すような場所です」
――一回戦ではアルメニアのゾーラ・アカピャン選手との試合が決まりました。どんな試合になりそうでしょうか?
「私は過去の経験から、試合というのは予測してはいけないことを学びました。強い相手に勝つこともあれば、勝てると思っていた相手に苦戦することもあります。少しでも油断があれば、足をすくわれる。それが試合だと思っていますので、全力で戦うだけです」
――どんな所を日本のファンにアピールしたいですか?
「私は肉体が頑丈で、パンチ、蹴り、どんな攻撃にも負けない耐久力を持っています。あとは気持ちの強いところを見てほしいですね。私は、どんな状況でも決して諦めません」
――ウクライナ出身ということですが、母国はロシアと戦争状態にあります。今はイタリア在住とのことですが、ご意見を聞かせてください。
「私の国で起こっていることを残念に思います。私の祖国がこれほど苦しんでいるのを見るのは、胸が張り裂けるような思いです。 できるだけ早く平和が訪れることを願っています。私の勝利は愛する母国に誇りを与えることでしょう」
――いつイタリアに移住したのでしょうか?
「今回の戦争が始まるずっと前の2017年にイタリアへ来ました」
――ウクライナの知り合いから、現地の状況を聞いていますか?
「私は友人や親戚とよく話しますが、彼らは大変で、とても苦しんでいます」
――ご家族やご友人は、お元気なのでしょうか?
「私は親戚を亡くしました。そのことについては話したくないです。 私にできることは、母国の状況を考慮しつつ最善を尽くして生きることです」
――最後にメッセージをお願いします。
「すべての人に、祖国と全世界の平和を願ってほしいです!」
対戦カード
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/王者)※初防衛戦
リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/挑戦者、K-1無差別級トーナメント2023優勝)
K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
アントニア・プリフティ(ギリシャ/ファイトクラブ・ガラツィ/セオファヌス・エリートチーム/王者)※初防衛戦
☆SAHO☆(闘神塾/挑戦者、S1女子世界&日本バンタム級王者、WMC日本女子&元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1フェザー級(57.5kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 女子45.5kg契約 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1女子アトム級(45kg)王者、元Krush同級王者)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級(57.5kg)王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATキックライト級王者)
戸井田大輝(TOP LEAD GYM/MA日本スーパーバンタム級王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/K-1スーパー・ウェルター級王者)
パスカル・シュロス[Pascal Schroth](ドイツ/マーシャルアーツアカデミー/WKU世界スーパーウェルター級&ミドル級王者)73戦52勝(32KO)17敗3分1NC/30歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍/元K-1スーパー・ウェルター級王者)
ダリル・フェルドンク[Darryl Verdonk](オランダ/ファイトチーム・リンガー/元Enfusionライト級(70kg)王者)14戦11勝(7KO)3敗/27歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ダビッド・キリア[Davit Kiria](ジョージア/チーム・キリア/元GLORYライト級(70kg)王者、クンルンファイト70kg World Maxトーナメント2019優勝)78戦52勝(18KO)16敗/36歳
タナンチャイ・シッソンピーノン[Thananchai Sitsongpeenong](タイ/シッソンピーノンジム/RWSスーパーウェルター級トーナメント2023優勝、WBCムエタイ世界同級王者、元WMC世界・オムノーイ・プロムエタイ協会ウェルター級王者)98戦77勝(19KO)20敗1分/22歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ストーヤン・コプリヴレンスキー[Stoyan Koprivlenski](ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)2位、MAX FIGHTライト級(70kg)王者)26戦19勝(6KO)7敗/29歳
カスペル・ムジンスキー[Kacper Muszynski](ポーランド/アルミア・ポルコビツェ/MFC・IRON FIGHTER・WFMCポーランド・WKSFポーランド-70kg級王者)24戦22勝(10KO)1敗1分/26歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ゾーラ・アカピャン[Zhora Akopyan](アルメニア/グリディンジム/RCC Fair Fightウェルター級王者、FEA WGPライト級王者)32戦28勝(9KO)4敗0分/26歳
タラス・ナチュック[Taras Hnatchuk](ウクライナ/ロッタトリ・ミラノ/ISKA世界ライトミドル級(72.5kg)王者、WAKO-PROインターコンチネンタル・ミドル級(75kg)王者)25戦22勝(11KO)2敗1分/24歳
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
デング・シウバ[Dengue Silva](ブラジル/スクアドン・タイ・ブラジル/SFT COMBAT -70kg級王者)42戦38勝(23KO)4敗/30歳
璃久[りく](HIGHSPEED GYM)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦 3分3R(延長1R)
ウマール・セマタ[Umar Semata](ウガンダ/タイガームエタイ/元WBCムエタイ世界スーパーミドル級暫定王者)76戦40勝(10KO)30敗6分/36歳
中島 玲(フリー/元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級王者)
ルカ・チェケッティ[Luca Cecchetti](イタリア/キック&パンチ・ミラノ/WAKO世界バンタム級&フェザー級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/元WLF武林風-60kg世界王者、K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント2022準優勝)
レミー・パラ[Remi Parra](フランス/カルカリアス/WAKO PRO K-1ルール世界スーパーライト級(62.2kg)王者、元IKBOムエタイ世界62kg級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
卜部功也(ALONZA ABLAZE/元K-1ライト級&スーパー・フェザー級王者、K-1スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント2016優勝、元ISKA世界ライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
64kg契約 3分3R(延長1R)
大沢文也(ザウルスプロモーション/元Krushライト級(62.5kg)王者)
友尊[ゆたか](TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
女子47.5kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)2位)
ウェルター級 3分3R(延長1R)
宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box/ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王者)
白須康仁(PROTAGONIST/元WMAF世界スーパーウェルター級王者、元MA日本ウェルター級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
クォン・ジャンウォン[Kwon Jangwon](韓国/チョンハク・ムエタイジム/元MAX FCヘビー級王者)
安藤優介(猛者連 team OGRE/元IKCヘビー級王者)
プレリミナリーファイト 95kg契約 3分3R
木村太地(TEAM RHAPSODY/Bigbangヘビー級王者)
藤倉 悠(ポゴナ・クラブジム)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
龍之介(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST/RKSフェザー級王者)
上野空大[くうと](kickboxing gym SHINYUUKI+)※K-1ジム大宮チームレオンから所属変更
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
村田健悟(ALONZA ABLAZE)
嶋 拓実(K-1 GYM横浜infinity)
概要
大会名 TRHD presents K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年3月20日(水/祝) 開場・11:30(予定) プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第一体育館 [HP]
中継 ABEMA(生放送|無料)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)、GAORA(生放送17:00~/3月25日 (月) 19:00~27:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/