K-1 3.20 代々木第一:軍司泰斗、RISE王者・門口佳佑戦で「勝てばフェザー級統一ができる」「K-1最強をチャンピオンが見せなければいけない」
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K-1 3月20日(水/祝)国立代々木競技場第一体育館大会でRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦するK-1同級王者の軍司泰斗のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1フェザー級(57.5kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
軍司は22年8月のK-1フェザー級世界最強決定トーナメントで優勝。12月にはワン・ジュングァンに勝利し、2022年は5戦5勝(2KO)の好戦績を残し、K-1 AWARDS 202 MVPに選ばれた。昨年3月にヴューに判定勝ちしK-1王座初防衛に成功。7月にダウサヤームに判定勝ちし、9月にはアンジェロス・マルティノスに判定勝ち。20年9月に玖村将史に敗れて以降は12連勝中だ。
門口と21年7月に魁斗に判定2-1で惜敗したが、その後は6連勝中。22年8月に梅井泰成に判定勝ちしRISE王者になると、12月にはSBの山田彪太朗を、昨年3月にはK-1の新美貴士を、7月にはSBの川上叶を判定で下した。10月の王座防衛戦で魁斗に判定勝ちしリベンジも果たすと、来場していた軍司に対戦を要求した。年が明け1月19日のK-1の会見で軍司は「RISEチャンピオンの門口とお互いのベルトをかけてやれればいい」と発言。2月2日にK-1とRISEの対抗戦10試合が発表され、軍司と門口の王者対決も決定。ダブルタイトルマッチとはならなかったが、軍司は「負けたらベルト返上も考えています」と話した。
――今回のRISEとの対抗戦オファーがあった時は、どう思いましたか?
軍司「僕はずっと対抗戦に出たいと12月大会の頃から言っていて、相手が決まらずに流れていてんですけど、ようやく決まったという感じでした」
――対抗戦に出たいというのは、日本のフェザー級統一を目標に掲げているからですか。
軍司「それもあるんですけど、K-1のフェザー級はみんな対抗戦で負けているので、そろそろ僕が出ないといけないなとは思っていました」
――K-1の選手が負ける姿を見ていて、悔しさがあったのですね。
軍司「事実上の2番手の斗麗選手も負けてしまって(RISEの安本晴翔、シュートボクシングの川上叶に敗北)、もう自分が出るしかないなと思っていました。やりたい選手がそれまで他団体にいなかったんですけど、新美貴士選手が対抗戦に勝てば僕の出る場面はないなと期待したら、負けてしまったんで(RISEで門口佳佑に敗北)。もう出るしかないと思いました」
――SNSでは、軍司選手に対戦表明している選手も多く見かけました。
軍司「他団体の選手に喧嘩を売られているというか、やりたいと言われていて。正直、僕じゃなくても誰かが倒してくれるだろうなと期待していたんですけど、その思いは叶わなかったですね」
――RISE王者の門口選手の評価を教えてください。
軍司「僕は、THE MATCH(2022年)の時に相手がいない形で対抗戦に出られなかったんです。その時のRISEフェザー級王者が梅井泰成選手だったんですけど、まだチャンピオンになったばかりでした。そして、その後に門口選手が王者になって、他団体の中で一番実力があるなと思っていました。なので、やりたいとは思っていましたね」
――門口選手は他団体の選手を次々と破っています。
軍司「そうですね。僕は一回も対抗戦ができていない中、門口選手はシュートボクシングの選手も倒してきた。正直、ここで勝てばフェザー級統一ができるかなとは思っています」
――門口選手の強さは、どこに感じますか?
軍司「我慢比べに強いというか、気持ちが強いですね。技術で勝っているというよりも気持ちで相手に勝っている印象があります」
――門口選手は新極真空手出身なので、そこで培った強さなのでしょう。
軍司「実際に試合も空手を感じますよね。気持ちのぶつかり合いというか。でも、地味な攻防の試合になるかもと言われていますね」
――そうなんですかね。
軍司「正直、門口選手は倒しにこないと思います。でも僕は、魅せる試合がしたいです。僅差で勝っても、それで統一とかは言えなくなってしまうので、僕は圧倒的に倒して勝ちたいと強く思っています」
――倒したい技とかありますか?
軍司「倒したい技とかは具体的にないですけど、見ている人がどちらが勝ったのかわかる試合をしたいです」
――それはK-1王者としてのプライドですか。
軍司「はい。K-1は、THE MATCHで大将の武尊選手が負けてしまい、対抗戦はほとんど負けています。そこは悔しいのもあるんで、RISEで一番強い門口選手を倒せば、そうした世間の評価も引っくり返せるかなと思っています」
――K-1の方が強いと。
軍司「対抗戦をやる前は、K-1の方が強いというイメージでしたが、今は結果が出てしまい、K-1の価値が落ちてしまっている印象があります。そこは覆したいですね」
――軍司選手は那須川天心戦直前の武尊選手とエキシビションマッチを行い、その後、さらに強くなった印象がありました。ご自身で心境の変化はあったのでしょうか。
軍司「あの時は、この後のK-1を任せたぞという感じで、魂をもらった、受け取ったなという思いがありました」
――それは、今に生きているわけですね。
軍司「対抗戦をやり始めてから、K-1が最強というのをチャンピオンが見せなければいけないと強く思うようになりました」
――門口選手は粘り強い戦いをしますので、最後は気持ちの戦いになりそうですね。
軍司「おそらく、我慢比べになると思っていますので、最後の最後で倒すくらいにしたい」
――所属ジムの梶原龍児会長からは、どんなアドバイスを受けていますか?
軍司「相手はスタミナがあって、根性勝負になると言われています。最後は体力、気持ち、すべてを上回る必要があると言われています。練習では、限界突破というか、毎日が壁とぶち当たって超えていくようにしています」
――限界突破。例えば、どんなことを超えているのでしょうか。
軍司「走り込みだったら、いつも以上に回数を増やして追い込んだりしています」
――現在は12連勝中ですが、その理由は。
軍司「とくに何連勝とか気にしたことはないんですが、階級を上げてからはチャンピオンなので勝って当たり前、負けたら終わりと思っています。その気持ちが強くて勝っているのではないかなと思っています」
――今は門口戦しか頭にないとは思いますが、ここを勝った後、どんな世界が見えそうですか。
軍司「以前から言っていますが、フェザー級を統一した後は、世界に出たいなと思っています」
――最後に、今回の試合は対抗戦の一番最後になりますが、K-1とRISEの10対10で何勝何敗で自分の番に回ってくるのが理想ですか?
軍司「理想を言えばK-1の全勝で来てほしいですけど、僕の試合が大将戦になるので、勝ってすべてを引っ繰り返すことができる状況だったらおいしいですね」
対戦カード
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY/王者) ※2度目の防衛戦
リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/挑戦者、K-1無差別級トーナメント2023優勝)
K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
アントニア・プリフティ(ギリシャ/ファイトクラブ・ガラツィ/セオファヌス・エリートチーム/王者)※初防衛戦
☆SAHO☆(闘神塾/挑戦者、S1女子世界&日本バンタム級王者、WMC日本女子&元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1フェザー級(57.5kg)王者、同級世界最強決定トーナメント2022優勝、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級(57.5kg)王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 女子45.5kg契約 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1女子アトム級(45kg)王者、元Krush同級王者)
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
江川優生(POWER OF DREAM/元K-1&Krushフェザー級(57.5kg)王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久裕貴(朝久道場/元WLF武林風-60kg世界王者、K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント2022準優勝)
レミー・パラ[Remi Parra](フランス/カルカリアス/WAKO PRO K-1ルール世界スーパーライト級(62.2kg)王者、元IKBOムエタイ世界62kg級王者)
56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・バンタム級王者)
ルカ・チェケッティ[Luca Cecchetti](イタリア/キック&パンチ・ミラノ/WAKO世界バンタム級&フェザー級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
卜部功也(ALONZA ABLAZE/元K-1ライト級&スーパー・フェザー級王者、K-1スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント2016優勝、元ISKA世界ライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/元Krushフライ級王者、K-1甲子園2021 -55kg優勝)
K-1 vs. RISE対抗戦 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
兼田将暉(RKS顕修塾/RKS&ACCELフェザー級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、元HEATキックライト級王者)
戸井田大輝(TOP LEAD GYM/MA日本スーパーバンタム級王者)
K-1 vs. RISE対抗戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
女子47.5kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)2位)
ウェルター級 3分3R(延長1R)
宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box/ISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王者)
白須康仁(PROTAGONIST/元WMAF世界スーパーウェルター級王者、元MA日本ウェルター級王者)
プレリミナリーファイト 95kg契約 3分3R
木村太地(TEAM RHAPSODY/Bigbangヘビー級王者)
藤倉 悠(ポゴナ・クラブジム)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
龍之介(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST/RKSフェザー級王者)
上野空大[くうと](kickboxing gym SHINYUUKI+)※K-1ジム大宮チームレオンから所属変更
プレリミナリーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
村田健悟(ALONZA ABLAZE)
嶋 拓実(K-1 GYM横浜infinity)
K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界トーナメント 開幕戦 参加選手
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/K-1スーパー・ウェルター級王者)
和島大海(月心会チーム侍/元K-1スーパー・ウェルター級王者)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級王者)
タナンチャイ・シッソンピーノン[Thananchai Sitsongpeenong](タイ/シッソンピーノンジム/RWSスーパーウェルター級トーナメント2023優勝、WBCムエタイ世界同級王者、元WMC世界・オムノーイ・プロムエタイ協会ウェルター級王者)
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/マイクスジム/GLORYライト級(70kg)2位)
ダビッド・キリア(ジョージア/Team Kiria)
ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
パスカル・シュロス(ドイツ/Martial Arts Academy)
デング・シルバ(ブラジル/Squadron Thai Brasil)
タラス・ナチュック(ウクライナ/Lottatori Milano)
ゾーラ・アカピャン(アルメニア/Gridin Gym)
ヴァシリ・セメノフ(ロシア/Archangel Michael)
ウマール・セマタ(ウガンダ/Tiger Muay Thai)
中島 玲(フリー/元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
※一回戦8試合を今大会で実施。残り2名は後日発表。
概要
大会名 K-1 WORLD MAX 2024
日時 2024年3月20日(水/祝) 開場・11:30(予定) プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場第一体育館 [HP]
中継 ABEMA(生放送|無料)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)、GAORA(生放送17:00~/3月25日 (月) 19:00~27:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 アリーナA 10,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/