NJKF 2.11 後楽園ホール:「自分で発信しチャンスを作り掴む。その点はNJKFは完敗」NJKF新加盟の武田幸三氏のX上でのアピールも話題に。大田拓真×笹木一磨、一航×真琴、嵐×甲斐元太郎の3階級王座戦、吉田凛汰朗×青木洋輔の王者対決
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NJKF CHALLENGER 東西対決 ~誰が1番強いかを決めろ!~(2月11日(日)後楽園ホール)の対戦カードが発表された。
今大会は昨年10月にNJKFに加盟したTAKEDA GYMの武田幸三代表のプロデュースする大会として行われる。武田氏は51歳。元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者で、K-1 WORLD MAXで魔裟斗とも対戦し、09年のアルバート・クラウス戦で引退した。昨年11月大会も武田氏のプロデュース大会という扱いだったが、武田氏の手腕が本格的に発揮されるのは2024年のNJKF後楽園シリーズの開幕戦となる2月大会からとなる。11月大会のリング上で、「東西対決」の4試合が発表された。その際の動画がNJKFのYouTubeチャンネルに掲載されている。
https://www.youtube.com/watch?v=OZC8xekihBQ
武田氏は「必ずこの団体を日本のキックボクシング界を引っ張る、貢献する団体にします。来年の2月11日から必ず後楽園ホールを超満員にします。その一発目として東西対決。正直、誰が一番か私わかりません。フェザーだのスーパーフェザーだの、2kg・3kg、それぐらいの差でチャンピオンがいっぱいいる。この状況をなんとか打破したい」と話した。
この発言後、NJKFフェザー級暫定王座決定戦・大田拓真 vs. 笹木一磨、NJKFスーパーバンタム級王座決定戦・一航 vs. 真琴、NJKFバンタム級王座決定戦 嵐 vs. 甲斐元太郎、66.6kg契約ワンマッチ・NJKFスーパーライト級王者・吉田凛汰朗 vs. WBCムエタイ日本統一&NJKFウェルター級王者・青木洋輔が発表され、選手達がリングに登場した。
各選手が意気込みを語る中で、嵐はマイクを持つと「相手初めて見たけど凄く弱そう」等と挑発し、甲斐が怒ってつかみ合いの喧嘩寸前となり、賛否両論を呼んだ。
武田氏は11月大会の後、自身のXを通じて出場選手を公募したが、反応が薄かった。だが12月7日の投稿で「俺はSNSが好きではない。男は黙って強さを示せばいいというタイプだ。朝倉未来、安保瑠輝也、平本蓮、皇治など、どちらかというと俺は苦手なタイプだ。まぁ向こうもそうだろうが。しかし自分で発信し、自分でチャンスを作り、そして掴む。そういう点ではうちはNJKFは完敗なんじゃないか」と記すと、100を超えるリポストの反響があった。名前を出された安保も「時代の違いですね。強いだけでは試合見てもらえない選手もいますしね。俺は武田選手のローキックスタイルめちゃくちゃ好きでした」と敬意を持って引用リポストをし、リング上で甲斐を挑発した嵐も「腹括ってるNJKFの選手なんて俺だけだろ。アマチュア時代から俺を育ててくれたのはNJKF。感謝の氣持ちを込めてNJKFへ。俺に全て任せろ。ついてこい。氣愛だ」と引用リポストした。
結局、実績のある選手は名乗り出なかったものの、KNOCK OUTからはクロスポイント吉祥寺所属のYUYAが名乗り出て、NJKFウェルター級5位の亜維二との試合が組まれたり、RIZINで皇治や元谷友貴とも戦った祖根寿麻の弟・祖根亮麻が名乗り出て、負傷欠場選手の代役として出場枠に入ったりと、武田氏のアクションが少しずつ新しい流れを産み、大会前半戦のカードにも反映されている。
2月11日の大会まであと約1か月。今後、武田氏に新たな手はあるのか?出場選手はどうアピールするか?また、当日のリング上での選手たちの戦いにも変化が起こるのか? 今後の動向も見守りたい。
対戦カード
第12試合 NJKFフェザー級暫定王座決定戦 3分5R
大田拓真(新興ムエタイジム/1位、元WBCムエタイ日本統一同級王者、IRON FISTスーパーフェザー級王者、元S1日本-55kg級王者)
笹木一磨(理心塾/2位)
第11試合 NJKFスーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
一航(新興ムエタイジム/1位、Bigbang同級王者、元WBCムエタイ日本統一・WMC日本・NJKFバンタム級王者)
真琴(誠輪ジム/3位)
第10試合 NJKFバンタム級王座決定戦 3分5R
嵐(KING gym/3位)
甲斐元太郎(理心塾/2位、元王者)
第9試合 スーパーライト級 3分3R
ジャムワンスック・ゲッナァーウィー(タイ/ジッムンノーンスタジアム王者)
真吾YAMATO(大和ジム/元NJKF王者)
第8試合 66.6kg契約 3分3R
吉田凛汰朗(VERTEX/NJKFスーパーライト級王者)
青木洋輔(大和ジム/WBCムエタイ日本統一&NJKFウェルター級王者)
第7試合 61.5kg契約 3分3R
岩橋伸太郎(エスジム/NJKFライト級1位・元王者)
TAaaaCHAN(PCK連闘会/聖域統一スーパーライト級王者)
第6試合 ウェルター級 3分3R
亜維二(新興ムエタイジム/NJKF 5位)
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
第5試合 NJKFライト級王座次期挑戦者決定戦 3分3R
TAKUYA(K-CRONY/3位)
祖父江泰司(理心塾/4位)
第4試合 ミネルヴァ 49.5kg契約 2分3R
真美(Team ImmortaL/S-1女子世界ライトフライ級王者)
美斬帝[ミキティ](テツジム/ミネルヴァ・ライトフライ級1位)※喜多村美紀 改め
第3試合 60kg契約 3分3R
匠(KING gym)
豪(GRATINESS)
第2試合 フライ級 3分3R
明夢(新興ムエタイジム)
永井雷智(VALLELY)
第1試合 57kg契約 3分3R
藤井 昴(KING gym)
祖根亮麻(大和ジム)
オープニングファイト第2試合 アマチュアジュニア 2分2R
竹田奏音(TAKEDA GYM)
大澤透士(TRASH)
オープニングファイト第1試合 アマチュアジュニア 1分30秒2R
坂田銀牙(TAKEDA GYM)
川野獅童(クロスポイント大泉)
概要
大会名 NJKF CHALLENGER 東西対決 ~誰が1番強いかを決めろ!~
日時 2024年2月11日(日)開場・17:00 開始・17:20
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席25,000円 RS席20,000円 S席10,000円 A席7,000円 B席5,000円 立見2,500円(当日のみ) ※当日券は500円UP
チケット販売 チケットぴあ 後楽園ホール 出場選手・所属ジム
お問い合わせ ニュージャパンキックボクシング連盟 046-205-9350 YashiroGYM 048-948-6911