K-1 3.28 日本武道館:愛鷹亮「結婚して、帰る場所があることが自分の力になっている」、ANIMAL☆KOJI「故郷の福岡でK-Jee選手とタイトルマッチがやりたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~(3月28日(日) 日本武道館)でクルーザー級(90kg)で対戦する愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)が公開練習を行った。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真 (C)K-1)
妻・佐藤すみれさんの前で復活の勝利を掴む!「結婚して、帰る場所があることが自分の力になっている。今年は去年の鬱憤を晴らすべく、全試合KOで勝つ」
神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~」の[スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R]でANIMAL☆KOJIと対戦する愛鷹亮が公開練習を行った。
この日はパンチ中心のミット打ちで重量級ならではの強打をアピールした愛鷹。「怪我から復帰して、今、追い込みが出来ているので調子がいいですね」と笑顔を見せた。
昨年は怪我に苦しんだ。3月の「K’FESTA.3」では王者シナ・カリミアンに挑戦し、先制のダウンを奪いながらもダウンを奪い返されて逆転負け。王座戴冠を逃した。異変はその直後に起きていた。
「控え室に戻った時に(視界に)影が出ていて『おかしいな』と思って、眼科を二つ回っていろんな検査を受けたんですけど、どちらも『異常はない』と言われてしまって。でもだんだん視野が欠けてきて『これはヤバいぞ』と。それで紹介された眼科に行ったら『両目とも網膜剥離していて、すぐ手術しないといけない』と言われて6月に手術しました。セカンド、サードオピニオンの大切さを学びましたね」
やっと練習を再開したものの、直後に太ももの筋肉を断裂した。
「両目が良くなって『年末には試合ができるんじゃないか』と思って、練習を再開した時にスパーリングでヒザが入ってしまって。結構ひどい筋断裂でした。それが治るまでに2か月掛かって、結局、昨年は1試合しか出来なかったので、今年は頑張っていきたいですね」
度重なる怪我を経験して、愛鷹は考え方を変えたという。
「ケアの重要性を学びましたね。それまでは体の不調があっても無理して激しい練習をしてたんですけど、気づいた時にはもう遅いな、と。痛めた箇所は早めにケアしたり、ケアに充てる時間も倍くらいにしてます。ストレッチも前はまったくやってなくて、公開練習の時にこういう安座(あんざ)の体勢で話すのも実は辛かったんですよ(苦笑)。そのレベルで硬かったんですけど、毎日ストレッチをしていたら日常生活も楽ですし、体調もいいですね」
対戦相手のANIMALには「キャラがかぶってる」とさかんに挑発されてきたが、そのたびに愛鷹は「かぶってるかな?」と疑問だったという。
「まったくピンと来なかったです(苦笑)。正直、キャラはかぶってないと思うんですけど、いかつい感じのフォルムがかぶってるのは分かるんですよ(苦笑)。でも自分はバナナはそんな好きじゃないですし『アニマル』のキャラクターで売ってないですし。ただANIMAL選手は前回、RUI選手をKOして『ここで一気にK-1に食いついていくぞ!』と自分を挑発して、盛り上げていく気持ちがあるんじゃないですか」
そうして、愛鷹はANIMALの意外な一面を明かした。
「福岡大会の控え室に自分の前所属ジムの師匠がいたんです。ANIMAL選手は『盛り上げるために対戦アピールして、すみませんでした』と師匠に謝ってから『愛鷹選手とどう戦ったらいいですか?』とアドバイスを聞いたそうです(苦笑)。大胆な性格に見えて、すごく繊細で、意外に頭で考えて戦うタイプじゃないかな」
ANIMALとは「力と力のぶつかり合い」になると予想している。
「総合の選手で、左右フックで振ってくるイメージで、自分にとっては一番やりやすいと思いますね。戦い方をどう変えてくるかは分からないですけど、変えてきたとしても倒せる自信はありますね」
当然、同じ大会でおこなわれるクルーザー級タイトルマッチ、K-Jee vsシナ・カリミアンを強く意識している。だからこそ、ここでつまずいてはいられない。
「重量級の選手が増えてきて、前は大会の第1・第2試合だったのが、今はメイン近くになって、重量級が盛り上がってきてるのは本当に嬉しいですね。その中でも『重量級ならではのパワー』を体現していけるのが自分の特色だと思っているので。器用な方ではないので、大胆さや純粋な強さを見せていきたいなと思っていますね。今回の試合はまさに『肉弾戦』で、大会の中で一番盛り上げる自信はあります。ANIMAL選手に勝って、タイトルマッチをアピールしていきたいです」
私生活では今年1月に元AKB48・SKE48の佐藤すみれさんとの結婚を発表。夏には第一子が誕生する。
「猫は二匹いましたけど、前は一人で練習して帰ってきてという生活だったのが、今は家に帰れば妻が待っててくれて、食事も出してくれてっていう。帰る場所があるのが自分の力になってますね。子供も出来ましたので、より一層頑張らなきゃ、という思いは増してます。網膜剥離をやってからバイクは乗っていなかったんですけど、将来的にはサイドカーを付けて子供を乗せたいと思ってます。カッコいいパパになりたいですね」
最後にファンへのメッセージを求められると、愛鷹から「全試合KO宣言」が飛び出した。
「今年は去年の鬱憤を晴らすべく、全試合KOで勝って、必ずベルトを獲ります。応援、よろしくお願いします!」
ANIMAL☆KOJI、愛鷹亮との野獣対決に向けて吼える!「ホンモノの野獣はもとから強い。肉体と肉体がぶつかり合う音が武道館に響き渡ると思う」
愛知・ALIVEにて、3月28日(日)日本武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~」の[スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R]で愛鷹亮と対戦するANIMAL☆KOJI(あにまる・こうじ)が公開練習を行った。
総合格闘家として活躍し、昨年11月のK-1福岡大会でK-1デビューを果たしたANIMAL。福岡大会ではクルーザー級トップの一角・RUIにKO勝ち。野性味あふれる戦いぶりとキャラクターで一躍注目を集め、今大会で愛鷹亮との対戦が決まった。K-1参戦の影響は予想以上に大きく「俺が格闘技をやることに反対していた三番目の弟が格闘技を始めた」という。
「(K-1参戦の反響は?)思った以上に反響があって、一番は家族ですね。ずっと俺が格闘技をやることに反対していた三番目の弟が格闘技を始めたんです。三番目の弟とは仲がいいんですけど、ちょっとトゲがあるやつで。そんな弟からいきなりシャドーボクシングの動画が送られてきて『ジャブはどうやって打てばいい?』や『どうやって蹴ればいい?』と質問してきて。うれしい反面、ちょっと距離がある弟なんで、真面目に『ジャブはこうやって打ちましょう』って返事しました(笑)。(家族以外では)友達からも反響が多かったし、街を歩いていても声をかけられることが増えました」
前回がANIMALとって初のK-1ルールだったが「自分の一番強い部分を活かせるルールかなと思いました。自分は打たれ強いんで、倒されさえしなければ負けないと思う」とキッパリ。「俺は野獣なんで動きはワイルドなんですけど、そのなかにもうちょっとテクニックを混ぜていきたいと思いましたね」と収穫もあった。
今回の試合に向けては「前回と重複するところはあるけど、早い段階で追い込みも始まったし、フィジカルも気合い入れてやっているので、軸がもっと安定して強烈なパンチを打てるようになったと思う」とANIMAL。
「K’FESTA.4 Day.1」3.21(日)東京ガーデンシアター大会に出場する加藤久輝らと実戦さながらのスパーリングを続け「久輝さん、(日沖)発さん、久米(鷹介)さんと普段やっている練習が試合みたいなもので、試合と同じくらい集中しないと倒されちゃう(苦笑)。そういう環境で練習できていることがいい」と準備を続けている。
ANIMALはRUIに勝った直後に愛鷹に対戦アピール。それが実現する形で対戦が決まった。ANIMALが愛鷹を意識するようになったきっかけは「前回公開練習をやった時にYouTubeのコメント欄に『愛鷹に似てる』と書かれていた」からで「同じ階級に同じキャラは2人もいらない。野獣は一人で十分」と“野獣”のポジションを譲るつもりはない。
対戦カード発表会見ではANIMALがおもちゃのバナナを愛鷹に渡し「俺はホンモノの野獣でお前はニセモノ。おもちゃのバナナでも食っとけ!」と挑発した。その後も互いのSNSでやりあう一幕もあったが、大人の対応で受け流す愛鷹を「舌戦は100対0で俺の勝ち。K-1の判定だったら30-26くらいで俺の圧勝、ほぼほぼKO勝ちですよ。こっちが攻めて攻めて、相手は『いやいや…』みたいな返しだったんで、最後まで攻め切った俺の圧勝です」と切り捨てた。
K-1デビュー戦でRUIをKOし、今回K-1でタイトル挑戦歴がある愛鷹を倒せば、タイトル挑戦も現実味を帯びてくる。ANIMALも最短距離でのK-1王座奪取に意欲的だ。
「K-Jee選手が会見で言っていましたよね、『俺は誰とでもやる。ノンタイトル戦はやりたいくない』って。次の試合でチャンピオンが変わるかもしれないけど、K-Jee選手がそこまで言うんだったら、俺もタイトルマッチを煽ろうと思っています。(K-Jeeは同じ九州出身だが)僕も地元が福岡で、この前のK-1で初めて福岡で試合させてもらったんで、福岡でK-Jee選手とタイトルマッチがやりたいですね。そのためにもヤツ(愛鷹)を倒さないことには道は拓けないんで、次は重要な試合ですよ。でも普通に勝てると思います。
総合の選手がK-1ルールで勝つのは判定じゃ難しい。逆に言うと総合の試合をやるよりも、K-1ルールの方が総合格闘家ならではのフィジカルや独特の打撃の力を見せられると思います。(外敵という意識は?)ずっとアマチュアからキックをやって、プロになった選手もすごいと思うけど、自分たちも色んなルールで色んな国でやって来たんで。その経験は他の選手よりも遥かに上だと思います」
クルーザー級は選手層も厚くなり、盛り上がりを見せている。互いに強打を誇るANIMALと愛鷹への期待の声も大きく、ANIMALも「この試合は歴史に残るスーパー打撃戦になるでしょうね。肉体と肉体がぶつかり合う音が日本武道館に響き渡ると思います。僕らは軽量級みたいな早い動きは少なくなるけど、一撃で流れを変えることができる。K-Jeeとシナ・カリミアンのタイトルマッチがそうだったけど、重量級は一撃で流れが変わるんで目が離せないと思う」と武道館を揺るがす激闘を約束した。
インタビューが一通り終わると「好きなバナナは食べ物です。ANIMAL☆KOJIです。K-1 2戦目で愛鷹亮とやることになりました。RUIとやった時も大半の人は俺が負けると思っていたと思います。でも野獣に場数も格闘技歴も関係ない。俺みたいなホンモノの野獣はもとから強いんだよ!」と吼えたANIMAL。クルーザー級の野獣対決の結末はいかに!?
対戦カード
【本戦】
K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元スーパー・バンタム級&フェザー級王者)※2度目の防衛
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/挑戦者、Krush王者)
K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/王者、元Krush王者)※初防衛戦
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/挑戦者・前王者)
スーパー・ウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/K-1 WORLD GP王者、元Krushウェルター級(67.5kg)王者)
MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/Bigbangスーパーウェルター級王者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者、元Krushウェルター級王者)
プライチュンポン・ソーシーソムポン[Phlaychumphon Sor. Srisomphong](タイ/GTジム)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
京太郎(フリー/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)※藤本京太郎 改め。角海老宝石ボクシングジムから所属変更
実方宏介(真樹ジムAICHI/Bigbangヘビー級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
城戸康裕(谷山ジム/元Krush王者、K-1第2代同級王座決定トーナメント2017準優勝)
松下大紀(BELIEVE MAN)※K-1ジム川口TEAM SIRIUSから所属変更
56kg契約 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/Krushスーパー・バンタム級(55kg)王者)
ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/Krush女子アトム級(45kg)王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krush王者)
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーバンタム級王者)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
愛鷹 亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangヘビー級王者)
ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)
女子46kg契約 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATキック・ミドル級(70kg)王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
横山朋哉(リーブルロア)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
弘輝(team ALL-WIN)
龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019・2020 -65kg優勝)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
寧仁太[アインタ]・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス)
【プレリミナリーファイト】
フェザー級(57.5kg) 3分3R
倉崎昌史(GET OVER)
髙橋直輝(若獅子会館)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
女子ミニマム級(48kg) 2分3R
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
美伶(WARRIOR OSAKA)※TEAM ONEから所属変更
ライト級(62.5kg) 3分3R
羽鳥 仁(TEAM BARD)※ポンムエタイジムから所属変更
鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~
日時 2021年3月28日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00(予定)
会場 日本武道館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA
チケット料金 未定
お問い合わせ M-1スポーツメディア 03-6450-5472 https://www.k-1.co.jp/contact/