Krush 7.11 後楽園ホール:Krush王座陥落からの再起戦・鈴木勇人「自分はここで終わるつもりはない」、FUMIYA「戻ってきたフィジカルモンスターの姿をお見せします」|試合順発表
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Krush.114(7月11日(土) 後楽園ホール)でスーパー・ライト級(65kg)で対戦する鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush王者)とFUMIYA(ポゴナ・クラブジム)のインタビューがK-1 JAPAN GROUPから届いた。また、試合順も発表された。記事末尾の対戦カード一覧参照。プレリミナリファイトは行われず、18:00より本戦9試合を行う。
鈴木勇人、王座陥落からの再起戦に燃える!
「ここで終わるつもりはない。“鈴木はやっぱり強いんだな”という姿を見せて勝つ」
――2月のKrush後楽園大会の佐々木大蔵戦でKrushスーパー・ライト級王座を失って以来の試合となります。あの試合のあとはどのように過ごしていましたか?
「練習は変わらずずっとやっていて、遊びにも行けなかったので、ひたすら練習して、過去一練習できたかもしれないです。対人練習もガッチリできているし、何も問題ありません。調子もバッチリです」
――練習漬けの毎日を過ごしていた、と。
「そうですね、負けてからすぐに気持ちを切り替えて練習を再開したのでそんな感じです。いろいろな練習をして、総合的にレベルが上がっていると感じています。次の試合は再出発という感じなんですけど、しっかりと自分の実力を証明して、またトップに挑戦、食い込みたいです」
――対戦相手のFUMIYA選手の印象をお願いします。
「率直に強いなと思います。ただ何が弱いか=弱点も分かっているので、問題ないかなと思います」
――FUMIYA選手とは3年前、デビュー2戦目の試合で対戦して敗れています。いま振り返っていかがですか?
「あの時の自分はど素人だったと思っています。FUMIYA選手も力をつけて強くなっていると思うんですけど、今は正直力の差があるんじゃないかって思います。実績を見て頂いても分かると思うんですけど、自分はしっかり力をつけているので、前回の対戦で負けたからといって別に苦手意識もないし、全然問題なくっていう感じです」
――ずばり今回は力の差を見せて勝つ、と。
「はい。今回のテーマはそれですね。しっかり力の差を見せつけてまた次のステップへ進みます。そのための再スタートです」
――では逆に鈴木選手が今回の試合で見せたいものはなんでしょう?
「前回の佐々木戦では左ミドルが思うように当たらなくて、たぶん見ている人たちは“鈴木ってこの程度か”と感じたと思います。僕はあれから左ミドルに磨きをかけて、総合的にも色々なところを高めています。そのうえで自分の武器は左ミドルですし、磨きをかけた左ミドルの威力を見てほしいです」
――結果は残念でしたが、佐々木選手と戦ったことが大きなプラスになったようですね。
「佐々木選手は本当に上手い選手でした。対峙している人間にしか分からない、肌感覚のものになっちゃうんですけど、立ち位置とか“蹴っても何かしてくる”っていう感じだったり、そういうのも含めて左ミドルを蹴りづらかったです。やっぱりあのレベルに行くと、ただ左ミドルを蹴ってるだけじゃ当たらないなと勉強になりました。でも、そういうワンステップ上のものを経験すると、自分の実力もワンステップ上がると思うし、自分もその域までしっかり考えて練習できているので、いい経験になったと思います」
――苦い敗戦を経て臨む再起の試合へ、改めて意気込みをお願いします。
「自分はここで終わるつもりはないし、K-1のベルトも獲るつもりです。そのためにも、今回は再スタートの大事な1戦だと思うので、“鈴木はやっぱり強いんだな”という姿を見せたいと思ってます。注目していてほしいです」
FUMIYA、自信を取り戻して元王者・鈴木勇人をKO宣言!
「KO勝ちしてみんなで笑っている画が浮かぶ。問題なく倒せると思うし、不安なんてないです」
――試合が決まり、大会が近づいてきましたが練習の具合はいかがですか?
「ポゴナ・クラブにはサウスポーの海斗がいるので、彼を鈴木(勇人)選手だと思って練習していて、すごく充実した練習ができています」
――その鈴木選手とは3年前、FUMIYA選手がデビュー戦、鈴木選手が2戦目という状況で対戦し、3R KOで勝利しています。
「あの時はガムシャラでとりあえず目の前の相手を倒すっていう気持ちで戦っていたので、試合中の記憶はほぼないんです。相手を倒すことしか考えていなくて、無我夢中で頑張ってました。デビューしてから4、5戦目ぐらいまではそんな感じでしたね」
――今はキャリアも重ねて、試合の記憶がないということはなくなりましたか?
「はい。ただ試合経験を積んだことで、試合中に色々なことを考えるようになって『この攻撃を出したら、相手はこう返してくるんじゃないか?』と思って、攻撃することを躊躇するようになったんです。試合に対しても不安な気持ちになったり。それが原因で4連敗しちゃって……。デビュー戦の頃の気持ちも大事だなと改めて感じました」
――マイナスな気持ちや不安があると、試合にも影響してしまうのですね。
「自信がないと攻撃を出せないし、前に出られない。試合をする時に1番大事なのは自信なんだなと感じました。一時期、自分が武器にしているフィジカルトレーニングに行けない時もあったんですけど、今はまたがっつりフィジカルをやって身体も大きくなってきたので、正直自信はあります」
――今の鈴木選手にはどんな印象を持っていますか?
「ミドルキックをバンバン蹴るスタイルで、デビューした時より今の方が全然強くなってると思います。あとは試合を作るのが上手い。ミドルを当ててリズムに乗って自分で試合を作っていく選手ですよね。だからミドルをもらうのが怖いなっていうのはありますけど……全然問題なく倒せるんじゃないかなと思っています」
――かなり自信があるようですね。
「今までそういうことはなかったんですけど、今回はKO勝ちで終わってみんなで楽しく笑って話している画が思い浮かぶし、どうやって勝つかのイメージもできてるから楽しみです。不安なんてないですね。2回目の対戦という感じではなく、初めて戦うような気持ちでバンバン行きたいです」
――同日にはKrushスーパー・ライト級のタイトルマッチも行われますが、やはり意識していますか?
「実は(佐々木)大蔵さんのおじいちゃんも知っているぐらい、大蔵さんとは家族ぐるみで仲がいいんです(笑)。中国遠征の時に大蔵さんと一緒になって、そこから仲良くさせてもらって、たまにテレビ電話をするぐらい仲がいいんですよね。だから正直戦いたくはないですけど…ベルトを獲るためだったら絶対に通らなきゃいけない道だし、仕方ないですよね。あと僕は(近藤)拳成くんとも試合をやっていて、拳成くんのパンチが見えなかったし、拳成くんもすごくいい子なのでどちらも応援しています」
――それでは改めて最後に試合の意気込みをお願いします。
「戻ってきたフィジカルモンスターの姿をお見せします。試合当日はメインより盛り上がると思うので応援よろしくお願いします」
対戦カード
第9試合 メインイベント Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者、元Krushライト級王者)※初防衛戦
近藤拳成(大成会館/挑戦者、K-1甲子園2016 -65kg優勝)
第8試合 セミファイナル スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krush王者)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園2017 -55kg優勝)
第5試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)
第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
蒼士(昇龍會)
鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)※希山泰樹 改め
第3試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
森坂 陸(エスジム)
勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
秀樹(レンジャージム)
知良(RBアカデミー)
概要
大会名 Krush.114
日時 2020年7月11日(土) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※通常よりも席の間隔を空けております ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/