Krush 4.22 後楽園:レオナ・ぺタス、新鋭・西京佑馬戦は「26戦と3戦の差を作らないと」“兄貴”KOICHIへの思いも語る
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4月12日(木)東京・バンゲリングベイ江古田にて、4月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.87」の[Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R]で西京佑馬と対戦するレオナ・ぺタスが公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)Good Loser )
今大会のセミファイナルでK-1甲子園2016 -60kg王者・西京佑馬を迎え撃つレオナ。今回の試合から自らのチーム(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を立ち上げ、チームのリーダーとして試合に臨む。レオナ自身「僕がチームで一番なので、僕がみんなを引っ張らないといけないという責任感が出てきた」と心境に変化も生まれ「試合10日前で疲労が溜まっていますが、いい練習が出来ている。前回の試合よりも調子はいいと思います」と仕上がりは順調。公開練習では2分1Rずつパンチと蹴りのミット打ちを行い、持ち前の鋭いパンチはもちろん、ミドル、ロー、前蹴り、ヒザ蹴りと様々な蹴りも披露した。
対戦相手の西京はK-1甲子園の優勝者ではあるものの、プロキャリアはわずか3戦。26戦を戦ってきたレオナとは大きな差があるが、レオナは「僕は26戦やってベルト(中国・英雄伝説)を一本巻くことが出来たけど、西京選手は3戦でK-1甲子園のベルトを巻いている。レベルはすごく高いと思うし、レベル的には自分と同じだと思う」と西京の実力を高く評価する。その一方で「レベルの差はないかもしれないけど、26戦と3戦の差を作らないといけない。僕はKrushでデビューして6年経つんですけど、辛い思いも良い思いもしてきました。今回負けるとその6年が水の泡になる」と勝利への執念を燃やす。
10日に行われた公開練習で西京が「キャリアは関係ない。自信を持ってパンチも蹴りも出していく」と発言したことを伝え聞くと「(西京が所属する)K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTは周りにレベルが高い選手がたくさんいると思うけど、スパーリングと試合は違う。練習で自信があるからそういうことを言うんでしょうけど、練習と試合は別物。試合の時にもその自信を持っていられるかな?って感じです」と-60kgのトップファイターとしての意地をのぞかせた。
現在、Krush-60kgでは島野浩太朗が挑戦権を保持しており、王者・郷州征宜の持つベルトに挑むことが決まっている(※挑戦時期は未定)。レオナにとってはすぐにチャンスが巡ってくる状況ではないが「-60kgは選手層が厚いんで、他の階級とは違ってパッとチャンスは来ないかもしれないけど、僕は時間があればあるだけ強くなれると思っています。そうやってちゃんと強くなっていれば、チャンピオンになった時にベルトの価値を上げられると思う。パッとベルトを獲っても、すぐに負けてベルトを失ったら意味がない。チャンスが来るまでにゆっくり実力をつけて組まれた試合を勝っていくのが一番早いと思います」と来るべき時に備えて自分の武器を磨き続けるつもりだ。
先日、K-1ヘビー級で活躍したKOICHIさんが交通事故で急逝。「僕が高校生で格闘技を始めた時から、ずっとかわいがってもらっていて、僕にとっては兄貴のような存在でした」というレオナは「KOICHIさんがやってきたこと以上に、僕もKOICHIさんの分まで頑張って強くなって、格闘技をもっと広めていければいいなと思います」とKOICHIさんの遺志を継いでリングに立ちたいと語った。
最後にレオナは「昨年5月に負けて、12月にKO勝ちで復活して、2連続KO勝利を狙ってやっています。2018年初めての試合ですけど、しっかり勝って2018年をいい年にしたいと思うので、応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。レオナは西京相手にキャリアの差を見せて、2018年の初陣をKO勝利で飾ることが出来るか?
対戦カード
第10試合 メインイベント Krush -63kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※3度目の防衛戦
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者、WPMF世界スーパーライト級王者)
第9試合 セミファイナル -60kg Fight 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/中国英雄伝説アジア-60kg級トーナメント’16優勝)※バンゲリングベイ・スピリットから所属変更
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1甲子園’16 -60kg優勝)
第8試合 -67kg Fight 3分3R(延長1R)
山際和希(谷山ジム/元Bigbangウェルター級王者)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/元新日本キック日本ウェルター級1位)
~休憩(10分間を予定)~
第7試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
神戸翔太(NEOKICK)※POWER OF DREAM/TEAM AKから所属変更
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第6試合 -58kg Fight 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
和夢(Gwinds)※KAZUMU 改め
第5試合 -70kg Fight 3分3R(延長1R)
藤村大輔(A-BLAZE×KICK GYM)
林 完(FIGHT LAB JAPAN TOP TEAM)
第4試合 -65kg Fight 3分3R(延長1R)
川崎真一朗(月心会ラスカルジム)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
第3試合 -53kg Fight 3分3R(延長1R)
隼也ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/元WPMF日本バンタム級王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第2試合 -55kg Fight 3分3R(延長1R)
大川一貴(青春塾)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
第1試合 -63kg Fight 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
竹内悠希(K-1ジムEBISU)
プレリミナリーファイト第3試合 -67kg Fight 3分3R
海斗(ポゴナ・クラブジム)
斉藤雄太(K-1ジムEBISU)
プレリミナリーファイト第2試合 女子-45kg Fight 2分3R
テキサス・アユミ(STURGIS新宿ジム)
福原 優(K-1ジムEBISU)
プレリミナリーファイト第1試合 -53kg Fight 3分3R
璃明武 [りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス)
篠原広耀(優弥道場)※ゴールデングローブから所属変更
概要
日程 2018年4月22日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00 休憩・第7試合後
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(4月29日(日)17:30~22:05)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円 スタンディング・一般 3,500円
※前売り券完売 ※当日16時よりS席、A席、スタンディング・一般を若干枚ずつ発売 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/