パンクラス 5.18 大阪 住吉区民センター(レポ):ラスト3試合は稲垣組が3連勝。秋葉太樹、谷村泰嘉の猛反撃耐え判定勝ち。新鋭の敢流&岸田宙大は一本勝ち

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PANCRASE BLOOD.7
2025年5月18日(日)大阪・錦秀会 住吉区民センター大ホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)PANCRASE
ラスト3試合は稲垣組が3連勝。秋葉太樹、谷村泰嘉の猛反撃耐え判定勝ち
第8試合 メインイベント フライ級 5分3R
○秋葉太樹(パンクラス大阪稲垣組/4位)
×谷村泰嘉[たいが](禅道会総本部TEAM TIGER)
判定3-0 (梅木29-28/加納29-28/田中29-28)
今回のパンクラス大阪大会の終盤3試合では、地元のパンクラス大阪稲垣組勢が全勝した。
秋葉は35歳。21年以降、小川徹、鶴屋怜、伊藤盛一郎、ムハンマド・サロハイディノフら実力者相手に5連敗を喫したが、昨年は7月の大阪大会で氏原魁星に2R TKO勝ち、11月に大塚智貴に判定勝ちし2連勝している。
谷村は22歳で兵庫出身。22年5月に大塚智貴にフロントチョークで勝利して以降、秋葉との試合が2度組まれたが、怪我や肺の腫瘍の影響で欠場が続き、今回3年ぶりに復帰した。なお、第4試合のネオブラッドトーナメント・フライ級2回戦では、弟の泰和が2R TKO勝ちし、兄弟の連勝を目指す。セコンドにはパラエストラ八王子の塩田歩代表がつく。
1R、秋葉が序盤からタックルを仕掛け、抱え上げて倒し、金網際でサイドで押さえる。秋葉はニーオンザベリー、袈裟固めと細かく動きつつ、肩固めや肘を狙う。終盤、谷村がスタンドに戻し、残り30秒の局面で谷村がタックルを仕掛けて倒しにかかるが、背後に回ると、秋葉が柔道仕込みの投げを決め、最後は下から首を抱えて終える。ジャッジ3名とも秋葉を支持する。
2R、秋葉が左右のフックを当てると、谷村は倒れながらも引き込んで腕十字を狙うが、秋葉は難なく対処してハーフで押さえる。秋葉はトップに戻ると、腰を上げパウンドと肘を強打する。終盤、秋葉は自ら立つと、谷村も立つ。谷村は組み付いてバックを狙い、対処されれはがぶって押さえ、最後はバックコントロールと上からのパウンドで攻め、いい形で終えるが、中盤までの劣勢を跳ね返す印象を作れない。ジャッジ3名とも秋葉を支持する。
3R、秋葉がパンチを連打するが、谷村はタックルを仕掛けて倒して上になる。秋葉は金網を背に、下から腕十字を狙う。これは対処されるが、秋葉は谷村のバックを狙う動きに対応してリバースに成功する。秋葉はバックマウントを奪うと、終盤、下に落ちながら腕十字を狙うが、これも失敗する。谷村は潰して外して上になると、秋葉は金網際まで背中を動かして立とうとする。だが、その隙に谷村はハーフとマウントの中間のポジションまで登り、パウンドを連打して猛反撃する。最後は谷村がマウントからパウンドを連打し、バックから裸絞めを仕掛け、秋葉のアゴの下に腕を入れ、絞めには至らず終了する。谷村は1ポイント奪い返すに留まり、秋葉が逃げ切る形で判定勝ちした。
秋葉は「ナメてたわけじゃなかったんですけど、泰嘉、強かったです。泰嘉とは高校の時からの知り合いで、誕生日の時とか、メンションとかメッセージ、凄い律儀な奴で、戦っているのが不思議です」と試合を振り返り「この内容で偉そうなこと言えないんですけど、タイトルまで行けるように力をつけるんで、(パンクラスの福井幸和)社長お願いします」と話した。
稲垣組の新鋭・敢流&岸田宙大は一本勝ち
第7試合 コーメイン フェザー級 5分3R
×糸川義人(TURNING POINT MMA/10位、ネオブラッドトーナメント2022年同級優勝)
○敢流[いさな](パンクラス大阪稲垣組/11位、ネオブラッドトーナメント2024年同級優勝)
3R 3’53” 裸絞め
敢流は21歳。昨年のネオブラで優勝し、12月のニューピア大会では岡田拓真に2R TKO勝ちし、昨年は4戦全勝、全試合TKO勝利と好戦績を残し、今年初戦でもポテンシャルの高さを感じさせるファイトを繰り広げる。
1R、敢流は右カーフキックを当て、左右のハイを見せた後、組み付いて押し込む。中盤過ぎ、がぶって押さえた状況から、ギロチンを狙いつつ、バックに回り込む。終盤、敢流は金網際でバック、ハーフで押さえ、パウンドを落とすが、その隙に糸川が立つ。敢流は右カーフを当ててから、またもタックルを仕掛け、金網に押し込んで終える。ジャッジ3者とも敢流を支持する。
2R、敢流は右ストレートを当ててから、すぐ胴タックルを仕掛け、そのままテクダウンに成功する。敢流はハーフで押さえ続け、マウント、バック、ハーフと動いてコントロールを続ける。裸絞めや肩固めを狙って上手くいかなければ、パウンドや肘を当て、すぐに違う攻撃に切り替え、頭の回転の早さと豊富な練習量を印象付ける。ジャッジ3者とも敢流を支持する。
3R、後の無い糸川は、しんどそうな表情を浮かべながらもパンチを振うが、敢流は落ち着いてかわすと、タックルから肩で抱え上げて倒して観客を沸かせる。中盤、敢流はハーフで押さえ、肩固めを狙いつつ足を抜いてマウントを奪い、パウンドを当ててから肩固めを仕掛ける。最後は敢流がマウントからパウンドをまとめてダメージを与え、バックから裸絞めを極めタップを奪った。
敢流は「去年は4戦やって4KOで、今年は寝技もできるということを証明したくて、もっと派手なKOしたかったんですけど、すみません。フェザーのベルト、俺が一番似合うと思うんで、福井社長、もっとランキング上の人と組んでもらえたらうれしいです。タイトルマッチは僕と栁川君がやったら一番面白いと思うんで、次戦勝ってもらって、僕がベルト挑戦するんで、それでお願いします」とアピールした。8位の栁川唯人は6月1日のニューピア大会での2位の平田直樹戦を控えており、平田は昨年12月の三宅輝砂との王座決定戦で敗れている。
第6試合 フライ級 5分3R
○岸田宙大[ひろと](パンクラス大阪稲垣組/12位)
×織部修也(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)※CAVEから所属変更
1R 0’54” 腕ひしぎ十字固め
岸田は23歳。昨年のネオブラで9月の決勝で山崎蒼空に判定負けしたが、12月大会では前年のネオブラ優勝者の菅歩夢との死闘を制して判定勝ちしランキング入りした。今回は京都出身・伝統派空手歴16年の織部を、柔術黒帯の寝技で秒殺する。
1R、両者サウスポーで構え、小柄な織部が低い姿勢で構えて前に出て右の前手のフックを振う。岸田は防御しつつ組み付くと、グラウンドに引き込み下になる。岸田はすぐ足を登らせ、織部の右手を左手で捕まえながら右手で鉄槌を連打すると、腕十字を極めてタップを奪った。
マイクを持った岸田は「まだまだトップランカーとやってないんで、潰して行って僕がベルト巻きます」とアピールした。
第5試合 フェザー級 5分3R
○岩本達彦(BLOWS/ネオブラッドトーナメント2020年同級優勝)
×上田智大(パラエストラ広島)
1R 4’46” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ)
岩本は20年のネオブラ優勝後、遠藤来生、Ryoに一本勝ちしたが、その後は透暉鷹、中村晃司に敗れ、DEEP含め4連敗中だ。上田はデビュー以来4連敗中だ。
試合は岩本の完勝に。1R、スタンドでの探り合いで、岩本が距離を支配し、随所でジャブ、前蹴り、ローを当てる。残り30秒、岩本の左ミドル一撃で上田が後退すると、岩本が左ジャブでふらつかせ、首相撲からの膝蹴り、左手でつかんでの右肘、アッパーを立て続けに当てたところでレフェリーがストップした。
第4試合 ネオブラッドトーナメント・フライ級2回戦 5分3R
×天坂匡孝[てんさか まさたか](サツキジム横浜)
○谷村泰和(禅道会総本部)
2R 3’42” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第3試合 バンタム級 5分3R
×千種純平(パンクラス大阪稲垣組)
○宮城成歩滝[なほる](ストライプル新百合ヶ丘)
判定0-3 (梅木28-29/加納28-29/後藤28-29)
第2試合 バンタム級 5分3R
○増田怜央(KING CRAFT)
×松元奏太(BLOWS)
2R 3’56” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第1試合 フライ級 5分3R
○松原聖也(Team FreeStyle)
×降旗健太郎(パラエストラ広島)
判定3-0 (梅木30-26/田中30-26/後藤30-26)









