BoutReview
記事検索 by Google

[DREAM] 5.11 さいたま:山崎剛、パンクラス王者の昇侍と対戦

FEG "DREAM.3 ライト級GP 2008 2nd ROUND" 5月11日(日) さいたま  【→カード&チケット】 【→掲示板スレッド】


 【ONLINE SHOP】 DVD「青木真也 跳関十段2」首をテーマに最先端のテクを青木本人が徹底解説


(5/8 up) 山崎剛の対戦相手が、パンクラス・ライト級王者の昇侍(しょうじ)に決まった。
 昇侍はDREAM初参戦。DREAM.1のライト級GP一回戦に出場したウマハノフ・アルトゥールを、1月にハイキック一発でKOし、パンクラスの王座を獲得した。所英男が練習仲間であることから、ウマハノフ戦の後には「ずっと所選手の背中を見てきた。宇野選手や高谷選手がジダにボコボコにされたんで、僕がボコボコにしたい」と話し、HERO'Sへの参戦を希望していた。06年10月の宮崎裕治戦では飛び膝蹴りでわずか3秒でKO勝ちし、KIDを上回る秒殺記録を持っている。
 だが、昇侍は4月27日のパンクラスの試合3日前に、右足の靭帯を痛め、部分断裂により全治1ヶ月と診断された。「プロとして試合に穴をあけられない」というポリシーから、麻酔を打って試合に臨んだが、大石幸史に再三テイクダウンを許し、ドローという結果に終わっている。さらに今回は試合間際の急なオファー。昇侍が持ち味を発揮できるかやや心配なカードだ。(井原芳徳)

回線不要のPPV申し込みは金曜まで

 スカパー!と一部ケーブルテレビで見られるペイ・パー・ビューチャンネル「パーフェクトチョイス」では、DREAM.2のPPV完全生中継を行う。視聴料は3,150円/番組。電話線が未接続の方でも生中継が視聴可能な事前申し込みサービスは5/9(金)で締め切られる。詳細はパーフェクトチョイスの公式HPを参照。
 

青木真也×永田克彦、6.15 横アリに延期

(5/5 up) 青木真也永田克彦によるDREAMライト級GP二回戦が、DREAM.3からDREAM.4(6/15 横浜アリーナ)に延期となった。
 青木は4/29のDREAM.2でのJ.Z.カルバンとの一回戦で、肋軟骨を骨折した模様。また、3/15のDREAM.1でのカルバンとの初戦で負った頸椎震盪・右上肢感覚障害が完治しないままカルバン戦を行っており、さらに頭部に打撃を負ったことから、医師からは安静にすべきとの意見が出された。ただし大型連休中のため、正式な診断結果は出ておらず、連休明けに再検査の上、全治期間等が発表される。

 青木は笹原圭一DREAMイベントプロデューサー、佐伯繁DREAM広報とともに5日、東京・北新宿のDEEP道場で記者会見。上記の経緯説明の後、対戦相手の永田と兄の裕志のコメントが佐伯広報より読み上げられた。

◆克彦「青木選手も色々あるかもしれないが、俺も言いたい事は山ほどある!ここで言ってもしょうがないんで6.15精一杯頑張るだけです。今度の試合で絶対に夢を掴んで、7年前に警視庁を辞めて、3年前にこの世界に入って歩んできた道が間違っていなかったことを証明したい!以上」
◆裕志「出ること出ないとか、どこ怪我してるとか、主催者推薦がどうだとかウダウダやってるけどファイターは戦ってなんぼ、生き様見せてなんぼだ!ウダウダやってるおかげで6月15日は新日本プロレスの後楽園大会と重なり俺は会場に行けなくなったけど、克彦お前だけは周りに惑わされず前向いて一番目指して頑張れ!攻めて攻めて攻めまくれ」

 これを聞いた後、青木は「今回のことは永田選手には申し訳ないけど、試合になったら同じ元巡査として叩きつぶしたい。お兄さんは関係ないけど、もし僕が勝ったら大晦日に僕と白黒つけてもいい」と冗談も交えつつ挨拶。試合展開については「永田選手は動きの無い展開が好きだろうけど、僕は止まってられない回遊魚なんで、動きのある試合になる」と話した。
 4/29のカルバン戦の後、青木が永田戦への態度を保留したことから、二回戦辞退という選択肢も考えられたが、「わがままを言ってもしょうがない。とにかく自分の信じた人と一緒にやっていきたいという気持ちですね」と答えた。6月に勝っても決勝(DREAM.5 7/21 大阪城ホール)まで1ヶ月少々しか間隔が無いが、「永田選手のお兄さんのコメントじゃないけど、ウダウダやってもしょうがない。不安はあるけど、前向きに行きたい」と話した。
 なお、宇野薫が一回戦をシードになったことについて聞かれると「自分のことで精一杯だった。人ごとすぎて逆に怒る気にならない。宇野選手も色々言われて大変だと思うし凄いなと思う」と話した。だが「宇野と戦いたいか?」という問いには「あまり興味がない。それよりも世界的に見てエディ・アルバレスとかに興味がある」と答えた。

修斗で敗れたマッハに出直しマッチも

 7月のDREAM.5でのDREAMウェルター級初代王者決定戦への出場が内定している桜井“マッハ”速人が、5/3の修斗JCBホール大会で、修斗欧州王者のデビッド・バロンにまさかの一本負けを喫した。
 この結果を受け笹原氏は「この2人なら初代王者決定戦にふさわしいというファンの声が必要。マッハ選手がもう1試合DREAMのリングでやるとか、もう一考の余地がある」と話し、決定戦前に出直しの試合を組む案があることを明かした。その場合は王者決定戦の日程が延期される可能性が高い。(井原芳徳)

ニック・ディアス×井上克也ほか追加

(5/3 up) 次の4カードが決定した。

 [ウェルター級] ニック・ディアス vs. 井上克也
 [ミドル級] ジェイソン・ミラー vs. 柴田勝頼
 [ミドル級] メルヴィン・マヌーフ vs. キム・デウォン
 [ライト級] 中村大介 vs. チョン・ブギョン

 ディアス vs. 井上の勝者は、3月のDREAM.1で門馬秀貴を破った桜井“マッハ”速人と、初代DREAMウェルター級王座を賭け争うことになる。その一戦は7/21 大阪城ホールで開催されるDREAM.5(ライト級GP決勝大会)で組まれる模様だ。
 井上は1月にパンクラスウェルター級王座を獲得したが、強豪外国人と渡り合うことを見据え、直後にライト級転向を表明しベルトを返上。4/27のパンクラスではライト級での初戦を行い引き分けており、再びウェルター級に戻しての戦いとなる。

 ミドル級の2試合は、GPの試合として行われる。ミラー vs. 柴田は、秋山成勲の欠場で延期となっていたGP一回戦の残り1試合、マヌーフ vs. デウォンはリザーブファイトという扱いだ。リザーブファイトの勝者は二回戦進出者に欠員が出た場合の補充メンバーとなる。実際、DREAM.2での一回戦で勝利した田村潔司が右拳を負傷しており、診断結果待ちの状態だという。
 マヌーフは4/26のK-1オランダ大会でボンヤスキーに何度もダウンを奪われた末KO負けしている。常識で考えればわずか半月の間隔での試合出場は危険すぎるが、本人がミドル級GP出場を希望し、医師の了承も得て、エントリーが決まった。しかし二回戦が6月15日のため、「スパンがあまりにも短い」という主催者側の判断から、リザーブファイト扱いという妥協策が取られた。

 他にも対戦相手は未定だが、67kg契約でGRABAKAの山崎剛の出場も決まっている。まだ設定体重は未定だが、70kgのライト級の下にフェザー級を新設することを見据えてのエントリーで、急なオファーなため67kg契約となった。フェザー級は山本“KID”徳郁が主力選手となりそう。DREAMのライバルイベントの戦極も65kgのフェザー級の試合を5/18の大会から組む模様で、それを意識した動きと見られる。

 DREAM.2でカルバンを下した青木真也は、DREAM.3での永田克彦とのライト級GP二回戦に進出したが、試合間隔が短い事、カルバン戦で怪我があることから態度を保留。大型連休明けに扱いが正式発表される。
 

ライト級GPシード決定の宇野に石田不満

(4/4 up) DREAM.3の会見が4日、都内で行われ、ライト級GP二回戦の組み合わせが発表された。

 永田克彦 vs. 4.29 DREAM.2J.Z.カルバン×青木真也の勝者
 宇野 薫 vs. 石田光洋
 川尻達也 vs. ルイス・ブスカペ
 ヨアキム・ハンセン vs. エディ・アルバレス

 3/15のDREAM.1での一回戦でノーコンテストに終わったカルバン×青木の裁定について、笹原圭一DREAMイベントプロデューサーは「島田裕二ルールディレクターら競技陣が試合のビデオを何度も見たが、非常に微妙で、肘が首に当たっているかどうか判断がし辛い。トーナメントの特別ルールを見ると、ノーコンテストならカルバンが勝ち上がり、反則なら青木が勝ち上がるが、最終的にはどちらとも言えないという判断なので、没収試合という形になり、改めて二人に4/29のDREAM.2で再戦をしていただくことになった」と説明。
 その勝者がわずか12日後の強行軍で永田と戦うことになるが、笹原氏は「これは決定ではなく、プロモーターとしての希望のカード。一回戦の怪我で出来ないこともありうる」と話した。
 青木は神妙な面持ちで「色々言いたいことがあるけど、この気持ちを試合にぶつけて、勝ちたいではなく、勝ってみせる試合をする」とカルバン戦に向けて抱負。怪我や練習状況について聞かれても「怪我のこととかは言わず、試合の準備をするだけ」としか答えず、二回戦の永田戦に関しても「あくまで主催者の都合で、全く話を聞いていない。4/29に100%ぶつけるだけです」と話した。永田も「5月11日の二回戦、相手は誰であろうとやるだけです」とだけ意気込みを語った。
 一回戦を負傷欠場した宇野は、主催者推薦枠で二回戦からエントリー。石田は「宇野選手の主催者推薦枠という扱いは正直納得はしていませんし、決まったカードなんでやるだけですが、宇野選手はこうして会見にも来ていない。一回戦で潰し合いをした選手とやりたかったです」と不満を述べた。
 同じく会見に出席した川尻は「前回不甲斐ない試合をしてしまった。もう一度自分の拳を信じて這い上がりたい」と抱負を述べた。(井原芳徳)


 

FEG "HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ 2008 2nd ROUND"
2008年5月11日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開場・15:00 開始・16:00


第8試合 ライト級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
宇野 薫(日本/和術慧舟會東京本部)
石田光洋(日本/T-BLOOD)

第7試合 ライト級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
エディ・アルバレス(米国/ファイト・ファクトリー)

第6試合 ライト級GP 二回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
川尻達也(日本/R-BLOOD)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第5試合 ウェルター級チャンピオンシップ代表者決定戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
ニック・ディアス(米国/シーザー・グレイシー柔術)
井上克也(日本/和術慧舟會RJW)

第4試合 ライト級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)
チョン・ブギョン(韓国/チーム・ユン)

第3試合 ミドル級GP リザーブマッチ 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ショー・タイム)
キム・デウォン(韓国/CMA KOREA 正進MMA)

第2試合 ミドル級GP 一回戦 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
ジェイソン・ミラー(日本/チーム・メイヘム・ミラー)
柴田勝頼(日本/ARMS)

第1試合 67kg契約 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
山崎 剛(日本/GRABAKA)
昇侍(日本/KIBAマーシャルアーツクラブ/パンクラス・ライト級王者)


◆入場料金(全席指定・消費税込)
VIP(ビップ) 100,000円【特典:専用入場ゲート・グッズ付】
RS(ロイヤルリングサイド) 30,000円
スタンドS 17,000円
スタンドA 7,000円
※当日券は全席種14時より販売

◆券売スケジュール

[一斉発売 4月6日(日)10:00〜]
DREAMオフィシャルサイト&携帯オフィシャルサイト
イープラス(パソコン&携帯)
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード=594-790)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード=33632)
CNプレイガイド 0570-08-9999
レッスル池袋店 03-3989-0056(店頭販売のみ)
書泉ブックマート 03-3294-0011(店頭販売のみ)
フィットネスショップ格闘技 03-3265-4646(店頭販売のみ)
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
後楽園ホール 03-5800-9999(店頭販売のみ)
さいたまスーパーアリーナ 048-600-3037(店頭販売のみ)
相鉄ジョイナスプレイガイド 045-319-2456(店頭販売のみ)
公武堂 052-241-2511(店頭販売のみ)
バトルロイヤル 03-3556-3223(店頭販売のみ)
新日本プロモーション
ときめきドットコム
《0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります》

◆お問合わせ リアルエンターテインメント DREAM事務局 TEL 03ー5775ー5065

Last Update : 05/08 23:11

[ Back (前の画面に戻る)]



TOPPAGE | REPORT | CALENDAR | REVIEW | XX | EXpress | BBS | POLL | TOP10 | STAFF

Copyright(c) 1997-2008 MuscleBrain's. All right reserved
BoutReviewに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権はマッスルブレインズに属します。