RISE 4.12 エディオンアリーナ大阪:63kgトーナメント一回戦から白鳥大珠×元ルンピニー王者ヌンラーンレック、原口健飛×チャド・コリンズの強豪対決が実現
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
格闘技医学会
現場で役立つ格闘技医学を研究/公開/実践中!
「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2020」のトーナメント組み合わせ決定抽選会が1月25日、東京・中野サンプラザで行われた。2019年は58kgと61kgの世界トーナメントが行われ、58kgは那須川天心、61kgは白鳥大珠が優勝。2020年は63kgの世界トーナメントを、55kgでは那須川天心の挑戦者を決めるアジアトーナメントを開催する。
2020年のRISE WORLD SERIESは4月12日(日)のエディオンアリーナ大阪大会、6月14日(日)横浜・ぴあアリーナMM大会、秋の都内での大会を予定。63kgトーナメントは4月に一回戦、6月に準決勝、秋に決勝を行う。55kgトーナメントは4月に一回戦、6月に準決勝と決勝を行い、秋大会で天心と対戦する。天心は4月と6月大会にもワンマッチで出場する。賞金は63kgが優勝1千万円、準優勝200万円、55kgが優勝500万円、準優勝100万円。
11月に開催発表会見が行われ、1月13日のRISE 136 後楽園ホール大会では63kgトーナメント出場の2枠が争われ、原口健飛、直樹が出場権を獲得した。25日の抽選会では新たに63kgで2名、55kgで5名が追加発表され、以下のメンバーで争われることになった。
【63kg世界トーナメント 出場選手】
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/WKA豪州スーパーライト級王者)
ボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル)
ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ/元ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISEライト級(63kg)王者、Road to RIZIN KICK Tournament 2018(58kg)優勝)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者)
ステファン・コロディ[Stefan Korodi](ルーマニア/PKセンチャイムエタイジム)<追加> 26歳(試合時27歳)・27戦23勝3敗1分
ヤン・カッファ[Jan Kaffa](オランダ/チーム・ピーター/AFSO&MIX FIGHT王者)<追加> 21歳・17戦17勝(7KO)
【55kgアジアトーナメント 出場選手】
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
パジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ/元ルンピニー&ラジャダムナン認定スーパーフライ級&フライ級王者)
メールダード・サヤディ[Mehrdad Sayadi](イラン/インターナショナル・ファイター・アカデミー)<追加> 30歳・41戦21勝20敗
リュウ・チェン[Liu Cheng](中国/タイ・プーケット・バングラスタジアム54kg王者、ナショナルフリーファイト54kg王者)<追加> 21歳・12戦7勝(2KO)4敗1分
ケム・チャン[Khem Chann](カンボジア/TV5&ソンクラン・ボクシング王者)<追加> 63戦46勝(14KO)13敗4分
ブロディ・ストールダー[Brodie Stalder](オーストラリア/WMC Z-1インターナショナル王者)<追加> 32歳・80戦47勝29敗4分
フリッツ・ビアグタン[Fritz Biagtan](フィリピン/WBCムエタイ・フィリピン・フェザー級王者)<追加> 24歳 ※昨年4月にRIZINで天心と対戦
抽選は最初に、1~8の数字が書かれた紙の入った封筒を引き、1を引いた選手から順に好きな枠を選ぶ。63kgのコロディ、55kgのパジャンチャイ、リュウ、ビアグタンはSkype中継を通じて参加し、枠は代理人が選んだ。ボルドバートルは身内の不幸のため、ツグト・アマラが代わりにSkype中継で参加した。
63kg世界トーナメント 組み合わせ
一回戦(1) ボルドバートル・アルタンドルグーン vs. ステファン・コロディ
一回戦(2) 直樹 vs. ヤン・カッファ
一回戦(3) 白鳥大珠 vs. ヌンラーンレック・ジットムアンノン
一回戦(4) チャド・コリンズ vs. 原口健飛
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
1.13 後楽園のリング上で、白鳥と原口はマイクアピール合戦を通じて一回戦での対戦を揃って熱望しており、対戦が実現するか注目されたが、準決勝で当たる組み合わせとなり、初戦は強豪との試合に。白鳥と戦うヌンラーンレックは元ルンピニー王者でタイの一線で活躍し、コリンズは日本でも昨年に不可思と海人に勝利している。
枠の選択順は1・ボルドバートル、2・ヌンラーンレック、3・コロディ、4・直樹、5・カッファ、6・コリンズ、7・原口、8・白鳥。
5番のピーター・アーツ推薦選手・カッファが直樹の隣を選んだことで、6番のコリンズはヌンラーンレックとの一回戦を選ぶか回避するか選択する状況になるが、回避する。この時点で白鳥と原口の一回戦は消滅し、7番の原口はコリンズ戦を選び、白鳥はヌンラーンレックが自動的に決定した。
◆白鳥「抽選なので思うように行かないですね。タイ人トレーナーに『ヌンラーンレックは強い』と言われていて、まさか当たるとは思いませんでした。こっちのブロック、ハード過ぎるので、こっちを勝ち上がった選手が優勝すると思います。ヌンラーンレックの映像はまだ見ていないですけど、タイ人なので、RISEルールにどう対応するかですね。去年のセクサン戦同様、倒しに行くスタイルで戦います」
◆ヌンラーンレック「白鳥選手と戦えてうれしいです。優勝します」
◆原口「白鳥選手かチャド選手とやりたかったですけど、こうやってチャド選手に決まると滅茶苦茶嫌やし、たぶんトーナメントで勝っても僕の選手生活は今年で終わるのかなと思います(苦笑)」
◆コリンズ「勝てばヌンラーンレックとも戦えるので、ハードですがハッピーな組み合わせです
◆直樹「ガッファ選手は17戦全勝で、ヤベえの来たなって思いましたね。ジムの大池代表に『あいつだけはやめとけ』と言われた相手です。さっきも僕の方を見て微笑んでいて、ヤバいなって空気を感じました」
55kgアジアトーナメント 組み合わせ
一回戦(1) リュウ・チェン vs. ブロディ・ストールダー
一回戦(2) 志朗 vs. メールダード・サヤディ
一回戦(3) フリッツ・ビアグタン vs. パジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジム
一回戦(4) ケム・チャン vs. 鈴木真彦
準決勝(1) 一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 準決勝(1)勝者 vs. 準決勝(2)勝者
枠の選択順は1・ストールダー、2・鈴木、3・リュウ、4・志朗、5・パジャンチャイ、6・サヤディ、7・ケム、8・ビアグタン。
◆鈴木「全員タイトルを持って強い選手がいると思うんですけど、RISEのベルトを持っているのは僕なので、一番強くないといけないので、倒して勝って証明します。(組み合わせが決まって)決勝は志朗がいいですね。準決勝はパジャンチャイ選手が来ると思うんですけど、僕自身もまだあまり知らなくて、何も怖いものはないので、しっかり倒します」
◆パジャンチャイ「RISEに出場できてうれしいです。優勝して天心と戦いたいです」
◆ビアグタン「去年の天心戦は負けたので、より強い姿を見せたいです。パジャンチャイ選手を尊敬していますが倒します」