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Grappling News
レスリング シドニー五輪レスリング競技速報


9.23 「レスリング明日開幕。元木、片山の予選組み合わせ決定」
9.24 「グレコ初日・元木、片山、予選リーグ午前の試合結果」
「元木、片山、予選リーグ最終結果」
「笹本、永田、カレリンの予選組み合わせ決定」
9.25 「グレコ25日の結果と54、63、76、97kg級決勝戦カード」
9.26 「グレコ69kg級・永田、4位以内確定。58kg級・笹本は8位」
「グレコ54・63・76・97kg級確定順位」
9.27 「グレコ69kg級・永田克彦、決勝戦へ」
「カレリン12年ぶりの敗戦。永田銀メダル獲得」

9.28 「フリー54kg級・田南部、63kg級・宮田、初戦を勝利」
「フリー54kg級・田南部、63kg級・宮田、予選で敗退」
9.29 「和田・川合、準々決勝進出はともに土曜の結果次第」
9.30 「フリー69kg級・和田、85kg級・川合ともに予選敗退」

 
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wrestling 9月23日 シドニー五輪・現地より速報

「レスリングいよいよ開幕。元木、片山の予選組み合わせ決定」

▼24(日)から始まるシドニー五輪レスリング競技グレコローマンスタイルの54、63、76、97kg級の計量および予選リーグの抽選会が、シドニーのエキシビジョンセンターで23(土)午後4時より行われた。
 日本代表の63kg級・元木康年(自衛隊)と76kg級・片山貴光(自衛隊)は無事計量をパス。両選手の予選リーグの組み合わせは以下のとおり。

■ 63kg級・元木康年(自衛隊)
1R・ビート・モッツァー(スイス)
  '00 五輪2次予選 3位
  '00 ヨーロッパ選手権 2位
2R・ラスル・アマニ(ニュージーランド)
3R・グリゴリー・コミシェンコ(ウクライナ)
  '96 アトランタ五輪 62kg級 6位
  '99 世界選手権 7位

■ 76kg級・片山貴光(自衛隊)
1R・ムラト・カルダノフ(ロシア)
  '99 世界選手権 6位
  '00 ヨーロッパ選手権 3位
2R・タマス・エルジチャ(ハンガリー)
  '96 アトランタ五輪 74kg級 6位
  '99 世界選手権 5位
  '00 ヨーロッパ選手権 3位
3R・Bye(試合なし)

 レスリング競技グレコローマンスタイルは54、63、76、97kg級がまず明日スタートし、午後には残り4階級(58、69、85、130kg級)の計量と抽選が行われる。日本代表では58kg級・笹本睦(綜合警備保障)、76kg級・永田克彦(警視庁)がエントリーされている。88年のソウル五輪以来の五輪四連覇がかかっている130kg級・アレクサンダー・カレリン(ロシア)にも注目が集まる。

(横森 綾)

※63、76kg級の予選の模様は24(日)朝10:05-11:54 NHK総合にて生中継される。

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wrestling 9月24日 シドニーより速報

「グレコ63kg級元木、76kg級片山の午前の試合結果」

▼9月24日(日)午前9時30分より、シドニー・エキシビジョンセンターでグレコローマンスタイル54、63、76、97kg級の試合が始まった。
 日本から出場の63kg級・元木康年(自衛隊体育学校)は予選リーグ第一ラウンド、モッツァー(スイス)に3−8の判定負け。二試合目のアマニ(ニュージーランド)に14−0でテクニカルフォール勝ちをしたものの、同じ予選リーグのモッツァーがコムシェンコ(ウクライナ)にも勝利したため、メダルを狙える決勝トーナメント進出は不可能になった。
 76kg級・片山貴光(自衛隊体育学校)は予選リーグ第一ラウンドのカルダノフ(ロシア)に4−0の判定負け。予選リーグ敗退が決定した。
 午後には、元木の予選リーグ第3ラウンド、片山の第2ラウンドの試合が残っている。8位入賞のチャンスはまだ残されているので、健闘を期待したい。
 午前の試合結果は以下の通り。

■ グレコ63kg級 元木康年(自衛隊体育学校)
予選リーグ
第1Round ×[3-8]ビート・モッツァー(スイス)
*2000年五輪二次予選3位、2000年ヨーロッパ選手権2位
第2Round ○[TF 14-0]ラスル・アマニ(ニュージーランド)
第3Round [24日午後の試合]グリゴリー・コムシェンコ(ウクライナ)

■ グレコ76kg級 片山貴光(自衛隊体育学校)
第1Round ×[0-4]ムラト・カルダノフ(ロシア)
第2Round [24日午後の試合]タマス・ベルジチャ(ハンガリー)
第3Round BYE(試合無し)

 グレコローマンスタイルの残り4階級、58、69、85、130kg級の計量と抽選は本日の夕方よりおこなわれる。日本からは58kg級に笹本睦(綜合警備保障)、69kg 級に永田克彦(警視庁)がエントリーする。アレクサンダー・カレリン(ロシア)の計量と抽選も行われる。

(横森 綾)

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wrestling 9月24日 シドニーより速報

「元木、片山、予選リーグ最終結果」

▼9月24日(日)午後5時より、シドニー・エキシビジョンセンターでグレコローマンスタイル54、63、76、97kg級の予選リーグ残りの試合が行われた。
 97kg級では、世界王者のコグアシヴィリ(ロシア)が、20歳の新鋭、ロウニー(アメリカ)に延長戦の末、豪快な反り投げでポイントを奪われ予選リーグで姿を消すという波乱。ロウニーはシニアの国際大会デビューとなるシドニー五輪で、優勝候補筆頭を破る快挙を成し遂げた。
 日本から出場の、予選リーグ第一ラウンド、第二ランドを終えた63kg級・元木康年(自衛隊体育学校)は、コムシェンコ(ウクライナ)と対戦。パッシブを先に取られて先制され、その差を時間内につめることができなかった。この結果、元木は8位入賞の道も絶たれた。
 76kg級・片山貴光(自衛隊体育学校)は予選リーグ第二試合に出場。頭を下げてしまうため、パッシブを取られやすく、延長戦の末2−2と同点スコアだったが、パッシブ差で敗れた。
 試合結果は以下の通り。

■ グレコ63kg級 元木康年(自衛隊体育学校)
予選リーグ
第1Round ×[3-8]ビート・モッツァー(スイス)
*2000年五輪二次予選3位、2000年ヨーロッパ選手権2位
第2Round ○[TF 14-0]ラスル・アマニ(ニュージーランド)
第3Round ×[1-3]グリゴリー・コムシェンコ(ウクライナ)

■ グレコ76kg級 片山貴光(自衛隊体育学校)
第1Round ×[0-4]ムラト・カルダノフ(ロシア)
第2Round ×[2-2 パッシブ差による]タマス・ベルジチャ(ハンガリー)
第3Round BYE(試合無し)

(横森 綾)

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wrestling 9月24日 シドニーより速報

「グレコ58、69、130kg級の抽選結果」

▼9月24日(日)午後5時より、シドニー・エキシビジョンセンターでグレコローマンスタイル58、69、85、130kg級の計量、抽選が行われた。
 日本から出場の58kg級・笹本睦(綜合警備保障)は4人の予選リーグの抽選を引いた。同じリーグにはナザリヤン(ブルガリア)、キャッシュ(オーストラリア)、グクロフ(トルクメニスタン)がいる。
 69kg級・永田克彦(警視庁)はビチャコフ(ウズベキスタン)とシムズ(アメリカ)と同じ予選リーグとなった。
 五輪四連覇のかかった130kg級、カレリン(ロシア)は予選リーグで最大のライバル、ムレイコ(ブルガリア)と対戦。昨年の世界選手権、ヨーロッパ選手権ともに延長戦にもつれ込まれ苦戦しており、四連覇への道はたやすくなさそうだ。
 日本人選手とカレリンの予選リーグでの試合予定は以下の通り。

■ グレコ58kg級 笹本睦(綜合警備保障)
予選リーグ
第1Round ナザリヤン(ブルガリア)
*96年バルセロナ五輪52kg級金、99年世界選手権3位、2000年ヨーロッ
パ選手権2位
第2Round キャッシュ(オーストラリア)
第3Round グクロフ(トルクメニスタン)

■ グレコ69kg級 永田克彦(警視庁)
第1Round BYE
第2Round ビチャコフ(ウズベキスタン)
第3Round シムズ(アメリカ)

■ グレコ130kg級 アレクサンダー・カレリン(ロシア)
第1Round セルゲイ・ムレイコ(ブルガリア)
*99年世界選手権3位、2000年ヨーロッパ選手権2位
第2Round ミハリ・デク=バルドス(ハンガリー)
*99年世界選手権7位、2000年ヨーロッパ選手権3位
第3Round BYE(試合無し)

(横森 綾)

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wrestling 9月25日 シドニーより速報

「グレコ25日の結果と54、63、76、97kg級決勝戦カード」

▼9月25日(月)前日から開始されている四階級に合わせ、本日から残り四階級の予選リーグも開始。前日から開始している四階級の一部順位と順位決定戦のカードが決定し、本日から開始の四階級の予選リーグ2ラウンド目までが行われた。
 日本から出場の58kg級・笹本睦(綜合警備保障)はまずナザリヤン(ブルガリア)と対戦。ローリングやリフトを堪えることができず、2分8秒で0-11のテクニカルフォール負け。続く第2ラウンドではグクロフ(トルクメニスタン)に 5-3の判定勝ち。第3ラウンドを明日に残して二日目は終わった。第3ラウンドのキャッシュ(オーストラリア)に勝利すれば8位に入賞できる。
 69kg級・永田克彦(警視庁)は第1ラウンドはBYE(試合無し)。第2ラウンドでビチャコフ(ウズベキスタン)に3-1と判定勝ち。明日の第3ラウンド、シムズ(アメリカ)戦で勝利すれば、決勝トーナメント進出となる。
 130kg級、カレリン(ロシア)は予選リーグ第1ラウンドでムレイコ(ブルガリア)と対戦。パッシブを奪ったのちのパーテルからリフトをしようとするが、やはり今回も上がらず、6分で3-0の判定勝利をおさめたものの、衰えを隠せない様子だった。ところが、第2ラウンドではディーク=バルドス(ハンガリー)に1分 28秒でフォール勝ち。テクニックは健在であることを示した。
 日本人選手の結果とカレリンの予選リーグでの試合結果、26日の決勝戦ほか順位決定戦は以下の通り。

(横森 綾)

▼グレコ54kg級
決勝戦 シン(韓国)vsリヴァス(キューバ)
3位決定戦 カン(北朝鮮)vsカラシニコフ(ウクライナ)
5位決定戦 テル=ミクルチヤン(ドイツ)vsワン(中国)

▼グレコ58kg級 

◆笹本睦(綜合警備保障)
予選リーグ
第1Round ×[TF 2:08 0-11]ナザリヤン(ブルガリア)
第2Round ○[5-3]グクロフ(トルクメニスタン)
第3Round [26日に試合]キャッシュ(オーストラリア)

▼グレコ63kg級
決勝戦 サムルガチェフ(ロシア)vsマレン(キューバ)
3位決定戦 チャチュア(グルジア)vsモッツァー(スイス)
5位決定戦 ブラケン(アメリカ)vsクルバノフ(ウズベキスタン)

◆元木康年(自衛隊体育学校) 9位
予選リーグ
第1Round ×[3-8]ビート・モッツァー(スイス)
第2Round ○[TF 14-0]ラスル・アマニ(ニュージーランド)
第3Round ×[1-3]グリゴリー・コムシェンコ(ウクライナ)

▼グレコ69kg級 

◆永田克彦(警視庁)
第1Round BYE
第2Round ビチャコフ(ウズベキスタン)
第3Round [26日に試合]シムズ(アメリカ)

▼グレコ76kg級
決勝戦 カルダノフ(ロシア)vsリンドランド(アメリカ)
3位決定戦 ユリ=ハヌクセラ(フィンランド)vsマヌキヤン(ウクライナ)
5位決定戦 キム(韓国)vsアブラハミアン(スェーデン)

◆片山貴光(自衛隊体育学校) 17位
第1Round ×[0-4]ムラト・カルダノフ(ロシア)
第2Round ×[2-2 パッシブ差による]タマス・ベルジチャ(ハンガリー)
第3Round BYE(試合無し)

▼グレコ97kg級
決勝戦 リュングバーグ(スウェーデン)vsサルダゼ(ウクライナ)
3位決定戦 ロウニー(アメリカ)vsタノス(ギリシャ)
5位決定戦 マトヴィエンコ(カザフスタン)vsチハゼ(グルジア)

▼グレコ130kg級 

◆アレクサンダー・カレリン(ロシア)
第1Round ○[3-0]セルゲイ・ムレイコ(ブルガリア)
第2Round ○[F 1:28 2-0]ミハリ・ディーク=バルドス(ハンガリー)
第3Round BYE(試合無し)
※決勝トーナメント進出が決定

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wrestling 9月26日 シドニーより速報

「グレコ69kg級・永田克彦、4位以内確定」

▼9月26日午前、グレコローマンスタイル58、69、85、130kg級の予選リーグ最終戦が行われた。
 日本から出場の58kg級・笹本睦(綜合警備保障)はキャッシュ(オーストラリア)にテクニカルフォール勝ちしたものの、予選リーグの勝ち点合計数でニコノロフ(ロシア)を1点上回ることができず、最終順位が8位に確定した。
 69kg級・永田克彦(警視庁)は第3ラウンド、シムズ(アメリカ)戦に敗れたものの、2ポイントを獲得しての敗戦。予選リーグが同じビチャコフ(ウズベキスタン)に勝ち点では並んだものの、テクニカルポイントで上回り、準決勝進出が決定。4位以内が確定となった。永田は、今まで世界選手権の最高順位が16位。
 永田の準決勝戦は明日の午前中に行われる。次の対戦相手はグルチコフ(ロシア)になる。
 日本人選手の結果は以下の通り。

▼グレコ58kg級 笹本睦(綜合警備保障) 8位
予選リーグ
第1Round ×[TF 2:08 0-11]ナザリヤン(ブルガリア)
第2Round ○[5-3]グクロフ(トルクメニスタン)
第3Round ○[TF 6:00 25-0]キャッシュ(オーストラリア)

▼グレコ69kg級 永田克彦(警視庁)
第1Round BYE
第2Round ○[3-1]ビチャコフ(ウズベキスタン)
第3Round ×[4-2]シムズ(アメリカ)
※27日午前中に準決勝

(横森 綾)

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wrestling 9月26日 シドニーより速報

「グレコ54・63・76・97kg級確定順位」

▼ 27日午後、24日より始まっていたグレコ54・63・76・97kg級の3位決定戦、決勝戦が行われた。
 54kg級では、シン(韓国)がアトランタ五輪時の48kg級金に続き二連覇。76kg級では、片山貴光(自衛隊体育学校)が初戦で敗れたカルダノフ(ロシア)が金メダルに輝いた。
 97kg級ではリュングベリ(スウェーデン)がスウェーデン代表としては、ヘルシンキ五輪(1952年)のグロエンベリ(79kg級)以来48年ぶりのレスリングでの金メダル獲得となった。グレコローマンスタイルのレスリングが人気のこの国で久しぶりの金メダル獲得は国を挙げての朗報で、来場していたスウェーデン国王から熱烈な祝福を受けた。

 本日終了した四階級(54・63・76・97kg級)の最終順位と3位決定戦、決勝戦の結果は以下の通り。

▼54kg級

金……シン(韓国)
銀……リヴァス(キューバ)
銅……カン(北朝鮮)

決勝戦 ○シン(韓国)[7-0]リヴァス(キューバ)×
3位決定戦 ○カン(北朝鮮)[8-0]カラシニコフ(ウクライナ)×

4位 カラシニコフ(ウクライナ)
5位 ミクルチヤン(ドイツ)
6位 ワン(中国)
7位 イヴァゾフ(アゼルバイジャン)
8位 カリロフ(キルギスタン)
9位 アセンベコフ(カザフスタン)
10位 エレラ(エジプト)
11位 イルディス(トルコ)
12位 チェフツォフ(ロシア)
13位 サンドゥ(ルーマニア)
14位 ラングラス(イラン)
15位 ツェルダゼ(グルジア)
16位 スヴェラ(チェコ)
17位 メイ(アメリカ)
18位 カタジト(フィンランド)
19位 ヤブロンスキ(ポーランド)
20位 ペレウ(ニュージーランド)

▼63kg級

金 サムルガチェフ(ロシア)
銀 マレン(キューバ)
銅 チャチュア(グルジア)

決勝戦   ○サムルガチェフ(ロシア)[6:43 3-0]マレン(キューバ)
3位決定戦 ○チャチュア(グルジア)[F 1:57 6-2]モッツァー(スイス)

4位 モッツァー(スイス)
5位 クルバノフ(ウズベキスタン)
6位 ブラッケン(アメリカ)
7位 マヌキヤン(カザフスタン)
8位 コミシェンコ(ウクライナ)
9位 元木康年(自衛隊体育学校)
10位 エロル(トルコ)
11位 チョイ(韓国)
12位 ガルスチヤン(アルメニア)
13位 シン(インド)
14位 マグニ(イタリア)
15位 ベリン(イスラエル)
16位 イ(中国)
17位 ズク(ベラルーシ)
18位 ダクリル(アルジェリア)
19位 ザワツキ(ポーランド)
20位 アマニ(ニュージーランド)

▼76kg級

金 カルダノフ(ロシア)
銀 リンドランド(アメリカ)
銅 ハヌセラ(フィンランド)

決勝戦   ○カルダノフ(ロシア)[3-0]リンドランド(アメリカ)
3位決定戦 ○ハヌセラ(フィンランド)[4-2]マヌキヤン(ウクライナ)

4位 マヌキヤン(ウクライナ)
5位 キム(韓国)
6位 アブラハミアン(スウェーデン)
7位 マカレンコ(ベラルーシ)
8位 メレラシヴィリ(グルジア)
9位 ミチャキエビチ(ポーランド)
10位 バイセイトフ(カザフスタン)
11位 エロファイロフ(ウズベキスタン)
12位 アヴラミス(ギリシャ)
13位 アヴルカ(トルコ)
14位 ベルジチャ(ハンガリー)
15位 リメル(フランス)
16位 ビチナシヴィリ(アゼルバイジャン)
17位 片山貴光(自衛隊体育学校)
18位 ゲハミヤン(アルメニア)
19位 ユタナ(サモア)
20位 スリラ(アルジェリア)

▼97kg級

金 リュングベリ(スウェーデン)
銀 サルダゼ(ウクライナ)
銅 ロウニー(アメリカ)

決勝戦   ○リュングベリ(スウェーデン)[9:00 2-0]サルダゼ(ウクライナ)
×
3位決定戦 ○ロウニー(アメリカ)[6:53 3-1]タノス(ギリシャ)

4位 タノス(ギリシャ)
5位 チハイゼ(グルジア)
6位 マトビエンコ(カザフスタン)
7位 ブエルグラー(スイス)
8位 エヴェルスキス(ラトビア)
9位 リトヴァン(ベラルーシ)
10位 パク(韓国)
11位 スドゥレク(ルーマニア)
12位 コグアシヴィリ(ロシア)
13位 ウロンスキー(ポーランド)
14位 サムルガシェフ(アルメニア)
15位 ペナ(キューバ)
16位 バサル(トルコ)
17位 フカリ(チュニジア)
18位 スヴェク(チェコ)
19位 モロフ(ブルガリア)
20位 ヴィンセント(オーストラリア)

(横森 綾)

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wrestling 9月27日 シドニーより速報

「グレコ69kg級・永田克彦、決勝戦へ」

▼ 9月27日午前、グレコローマンスタイル58、69、85、130kg級の4/1ファイナルと準決勝が行われた。
 69kg級・永田克彦(警視庁)は準決勝でグルチコフ(ロシア)と対戦。パッシブを先に取られることなく、積極的に右からの差しを利用しパーテルを確保。終始優位に試合を進め、3−1で決勝進出を決めた。決勝の相手は74kg級アトランタ五輪金のアズキュイ(キューバ)。
 日本人レスリング選手が五輪で決勝戦に進むのは、88年のソウル五輪以来12年ぶり。

 130kg級のアレクサンダー・カレリン(ロシア)は準決勝も危なげなく勝利。決勝戦でガードナー(アメリカ)と対戦する。

 決勝戦は27日の午後5時(日本時間午後7時)に開始。

 永田、カレリンのこれまでの試合結果は以下の通り。

▼グレコ69kg級 永田克彦(警視庁)
第1Round BYE
第2Round ○[3-1]ビチャコフ(ウズベキスタン)
第3Round ×[4-2]シムズ(アメリカ)
準決勝   ○[3-1]グルチコフ(ロシア)

▼グレコ130kg級 アレクサンダー・カレリン(ロシア)
第1Round ○[3-0]セルゲイ・ムレイコ(ブルガリア)
第2Round ○[F 1:28 2-0]ミハリ・ディーク=バルドス(ハンガリー)
第3Round BYE(試合無し)
準々決勝  ○[3-0]ゲオルリー・サルダゼ(ウクライナ)
準決勝   ○[3-0]ドミトリイ・デベルカ(ベラルーシ)

(横森 綾)

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wrestling 9月27日 シドニーより速報

「カレリン12年ぶりの敗戦。永田銀メダル獲得」

▼ 9月27日午後、グレコローマンスタイル58、69、85、130kg級の3位決定戦と決勝が行われた。
 69kg級・永田克彦(警視庁)は準決勝でアズキュイ(キューバ)と対戦。パッシブを先に取られ、ピックアップからローリング、リフトと大技を連発され、 1 分 44秒、 11-0のテクニカルフォール負け。アトランタ五輪74kg級金メダリストのリフトアップの技術に圧倒され、銀メダルに終わった。
 永田の銀メダル獲得で、戦後続いていた日本レスリングの連続メダル獲得記録は途切れることなく続くこととなった。

 130kg級のアレクサンダー・カレリン(ロシア)は決勝戦でガードナー(アメリカ)と対戦。第1ピリオドを0-0で終了し、昨年から採用されているコンタクトルールのため、第2ピリオドは四つに組んだ状態でスタート。組み手の権利は、コイントスによりカレリンに与えられたが、ガードナーを振り回そうとするうちに、みずからクラッチを切ってしまった。レフェリーは気づかなかったが、ジャッジからの指摘で動じ録画のビデオを見て確認。カレリンのクラッチは確かに切れていると判断され、ガードナーに1ポイント与えられた。
 何度もパッシブとり、チャンスはつかむものの、リフトアップにこだわるあまりポイントをとれないまま延長戦へ。同じ状態は延長の3分間でも続き、延長9分、1-0の判定で、人類最強とまで言われたアレクサンダー・カレリンが12年ぶりに敗戦を経験した。

 永田、カレリンの結果は以下の通り。

▼グレコ69kg級 永田克彦(警視庁) 2位 銀メダル
第1Round BYE
第2Round ○[3-1]ビチャコフ(ウズベキスタン)
第3Round ×[4-2]シムズ(アメリカ)
準決勝   ○[3-1]グルチコフ(ロシア)
決勝    ×[TF 1:44 0-11]アズキュイ(キューバ)

▼グレコ130kg級 アレクサンダー・カレリン(ロシア) 2位 銀メダル
第1Round ○[3-0]セルゲイ・ムレイコ(ブルガリア)
第2Round ○[F 1:28 2-0]ミハリ・ディーク=バルドス(ハンガリー)
第3Round BYE(試合無し)
準々決勝  ○[3-0]ゲオルリー・サルダゼ(ウクライナ)
準決勝   ○[3-0]ドミトリイ・デベルカ(ベラルーシ)
決勝    ×[0-1]ルーロン・ガードナー(アメリカ)

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wrestling 9月28日 シドニーより速報

「フリー54kg級・田南部、63kg級・宮田、初戦を勝利」

▼ 9月28日午前、フリースタイル54、63、76、97kg級の予選リーグが行われた。
 54kg級・田南部力(警視庁)は初戦でムン(韓国)と対戦。先制されたものの、アンクルホールドや飛行機投げで得点を重ね、8-2で勝利。順調なスタートを切った。
 63kg級の宮田和幸(クリナップ)は予選第一ラウンドはBYE(試合無し)。第2ラウンドでトゥシシヴィリ(グルジア)と対戦。第1ピリオドはぎこちない様子だったが、第2ピリオドでは元来の積極性を発揮して得点を重ね、延長7分33秒、 4-3で判定勝ちした。
 63kg級は99年世界王者のテデエフ(ウクライナ)、必ず上位に食い込むコラット(アメリカ)が敗れるという波乱の幕開け。今後の展開が読めない、五輪ならではの進行となっている。

 日本人選手の結果は以下の通り

▼フリー54kg級 田南部力(警視庁)
第1Round ○[8-2]ムン・ミョンソク(韓国)
第2Round BYE(試合無し)
第3Round [28日午後に試合]サミュエル・ヘンソン(アメリカ)※98年世界王者

▼フリー69kg級 宮田和幸(クリナップ)
第1Round BYE(試合無し)
第2Round ○[7:33 4-3]オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)(ハンガリー)
第3Round [28日午後に試合]カリオス・オーティス(キューバ)

(横森 綾)

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wrestling 9月28日 シドニーより速報

「フリー54kg級・田南部、63kg級・宮田、予選リーグで敗退」

▼ 9月28日午後、フリースタイル54、63、76、97kg級の予選リーグ第2ラウンド以降が行われた。
 54kg級・田南部力(警視庁)は第二ラウンドは試合無し。第三ラウンドではハンソン(米国)と対戦。先にタックルからバックにまわり1ポイントを先制するものの、タックルからのローリング、ニアフォールなどを連続して繰り出され、終わってみたら1-9のスコア差がついていた。
 63kg級の宮田和幸(クリナップ)は予選第三ラウンドでオーティス(キューバ)と対戦。第1ピリオドは拮抗したせめぎ合いが展開するものの、押し出されて警告と1ポイントの失点。2ピリオド目にタックルから後ろに回ってどうにか1点を取り返すが、キューバのペースを崩せないまま終了。4-1の判定負けとなった。
 このため、田南部、宮田ともに準々決勝の進出は果たせなかった。

 また、この日は76kg級で優勝候補筆頭のアトランタ五輪74kg級ブバイサ・サイティエフ(ロシア)が予選リーグでスレイ(アメリカ)に延長4-3で敗れるという波乱の展開があった。試合後、ロシア側からプロテストがかかったが、その結果は現在の所はっきりしておらず、再試合になるのか、このままサイティエフが予選敗退となるのかはっきりしない。
 また、明日からはじまる58、69、85、130kg級の計量と抽選がおこなわれた。 69kg級の和田貴広(和歌山県教育庁)はザザ・ザジロフ(ウクライナ)とイワン・ダイク(モルドヴァ)と、川合達夫はダヴィド・ビチナシヴィリ(ウクライナ)とマゴメド・イブラギモフ(マケドニア)と同じ予選リーグとなった。

 日本人選手の本日の結果は以下の通り

▼フリー54kg級 田南部力(警視庁)
第1Round ○[8-2]ムン・ミョンソク(韓国)
第2Round BYE(試合無し)
第3Round ×[1-9]サミュエル・ハンソン(アメリカ)

▼フリー69kg級 宮田和幸(クリナップ)
第1Round BYE(試合無し)
第2Round ○[7:33 4-3]オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)(ハンガリー)
第3Round ×[28日午後に試合]カリオス・オーティス(キューバ)

(横森 綾)

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wrestling 9月29日 シドニーより速報

「和田・川合、準々決勝進出はともに土曜の結果次第」

▼9月29日、フリースタイル58、69、85、130kg級の予選リーグが第2ラウンドまで行われた。
 63kg級・和田貴広(和歌山県教育庁)は第一ラウンドでザジロフ(ウクライナ)と対戦。着実に得点し、パーテルからの守りも完全だったが前半の得点不足がひびき、終了間際の追い上げも間に合わず3-2で惜敗。準々決勝へ勝ち上がることが難しくなったが、ザジロフが第二ラウンドで敗れたため、明日の第三ラウンドの結果によっては準々決勝へ勝ち上がる。準々決勝へ勝ち上がるためには、4点以上の差を付けての勝利しなければならない。
 85kg級の川合達夫(群馬・板倉高校教諭)は第一ラウンドはBYE(試合無し)。第二ラウンドでビチナシヴィリ(ウクライナ)と対戦。タックル返しが得点として加算されないなど不運も手伝い、1-7で敗れた。ただし、ビチナシヴィリは第一ラウンドで敗れているため、川合が第三ラウンドでイブラギモフ(マケドニア)に勝利すれば準々決勝へ進出できる。

 日本人選手の本日の結果は以下の通り

▼フリー69kg級 和田貴広(和歌山県教育庁)
第1Round ×[2-3]ザザ・ザジロフ(ウクライナ)
第2Round BYE(試合無し)
第3Round [30日午前に対戦]イワン・ディアキヌ(モルドヴァ)

▼フリー85kg級 川合達夫(群馬・板倉高校教諭)
第1Round BYE(試合無し)
第2Round ×[7-1]ダヴィド・ビチナシヴィリ(ウクライナ)
第3Round [30日午前に試合]マゴメド・イブラギモフ(マケドニア)

(横森 綾)

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wrestling 9月30日 シドニーより速報

「和田、川合ともに予選敗退」

▼9月30日、フリースタイル58、69、85、130kg級の予選リーグ最終ラウンドが行われた。
 63kg級・和田貴広(和歌山県教育庁)は、第三ラウンドのディアキヌ(モルドヴァ)に勝利すれば勝ち点4で同リーグのザジロフ、ディアキヌと並び、テクニカルポイントで4ポイント以上の差をつければ準々決勝へ勝ち上がることができたが、結果は 4-2の判定勝ち。テクニカルポイント差でディアキヌに敗れ、予選敗退となった。
 試合序盤にワダスペシャルを69kg級の国際戦で初めてきめるなど、69kg級にアップしてからは一番の内容を誇ってよいものだった。セコンドについた高田裕司監督は「悔しい」を連発していた。和田の今後についてはまだ保留。ゆっくり考える予定。
 85kg級の川合達夫(群馬・板倉高校教諭)は第三ラウンドでイブラギモフ(マケドニア)と対戦。序盤、ニアフォールなどで5ポイントを獲得、フォールを狙うが逃げられ、直後にフォールされて終わった。
 結果、日本フリースタイルチームは全員が予選敗退となった。

 日本人選手の本日の結果は以下の通り

▼フリー69kg級 和田貴広(和歌山県教育庁)
第1Round ×[2-3]ザザ・ザジロフ(ウクライナ)
第2Round BYE(試合無し)
第3Round ○[4-2]イワン・ディアキヌ(モルドヴァ)
※予選リーグ敗退

▼フリー85kg級 川合達夫(群馬・板倉高校教諭)
第1Round BYE(試合無し)
第2Round ×[7-1]ダヴィド・ビチナシヴィリ(ウクライナ)
第3Round ×[F 2:21 5-6]マゴメド・イブラギモフ(マケドニア)
※予選リーグで敗退

(横森 綾)

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