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Grappling News
9.6 keishukai 「コンテンダーズ4 ディファ有明で開催」
9.3 レスリング 「浜口京子、世界四連覇は果たせず」
9.2 レスリング 「藤田尚志(山学大)が三連覇、小幡邦彦(山学大)は二連覇」
8.6 レスリング 「インターハイ個人戦結果」
8.4 レスリング 「インターハイ団体戦結果」
7.31 レスリング 「フリー85kg級アメリカ代表決定戦 バートンがガチェスを下し初の五輪へ」
7.26 レスリング 「58kg級は世界王者ドガン、85kg級はサイキエフが制す」
7.23 レスリング 「川合達夫、予選敗退でも余裕の記念撮影」
7.22 レスリング 「田南部力、決勝で延長の末惜しくも敗れる」
7.21 レスリング 「ロシア・ヤリギン国際大会、田南部と宮田が決勝トーナメント進出」
7.17 レスリング 「全日本社会人レスリング最終日結果」
7.17 レスリング 「金メダル紛失の小林孝至、復帰戦は2勝1敗」
 
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Total Fighting Kick / K-1
 
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2000年 6月 5月 4月 3月 1-2月 99年9-12月

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keishukai 9月6日 公式情報

「コンテンダーズ4 ディファ有明で開催」

▼9月3日、東京・台場に7月オープンした格闘技中心のホール、ディファ有明で CONTENDERS 2000 ENDINGレセプションが行われた。
 次回CONTENDERS 4 の開催を告げるイメージビデオの放映ののち、小路晃の音頭で乾杯。これまでの出場選手を中心に一言ずつ挨拶がされた。宇野薫は「前半戦負けっ放しだったので後半戦頑張ります。(試合を)やりたい人、というのはすぐに思い浮かびませんが……がんばります。」と普段通りの真摯な態度で挨拶をした。
 次回CONTENDERSの開催要項については下記の通り。

CONTENDERS 4
日時:2000年11月25日(土)
場所:ディファ有明(DIFFER ARIAKE)
予定試合数:8〜10試合
チケット発売:10月下旬予定
チケットぴあ、GCM Online Ticket

(横森 綾)

 

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wrestling 9月3日 大会結果

「浜口京子、世界四連覇は果たせず」

 9月1日からブルガリア・ソフィアで開催されていた世界女子選手権は最終日を迎え、3日午前(現地時間)に準決勝が行われた。
 51kg級の坂本日登美(中京女大)、56kg級の山本聖子(日大)、62kg級の岩間怜那(中京女大)の3選手は決勝進出を果たしたが、4年連続優勝を狙う75kg級の浜口京子(浜口ジム)は、70、68kg級で世界V4のクリスチン・ノードハゲン(カナダ)に4−9で敗れ決勝進出を果たせなかった。
 3日午後には3位決定戦、決勝が行われ、最終順位と国別順位が確定する。
 各選手の結果は以下の通り。(一部不明な結果については空欄になっていますが、判明次第お知らせします)

▼46kg級 清水美里(ジャパンビバレッジ)
予選リーグ
 1Round  試合なし
 2Round
 3Round ×[4−6]メルニク・イレナ(ウクライナ)
※清水は予選グループ2位で全日程終了。決勝トーナメントには進出せず。

▼51kg級 坂本日登美(中京女大)
予選リーグ
 1Round ○[TF 4:42=10-0]アン・カセリナ・デルンチェ(フランス)
 2Round
 3Round ○[TF 3:39=10-0]リンドセイ・ベリブル(カナダ)
決勝トーナメント
 一回戦 ○[]エゴシナ・エレナ(ロシア)
 準決勝 ○[TF 3:59=10-0]メルニク・イレナ(ウクライナ)
※決勝はパトリシア・ミランダ(米国)と対戦

▼56kg級 山本聖子(日大)
予選リーグ
 1Round ○[F 0:47=3-0]サイラ・マルチネス(エルサルバドル)
 2Round
 3Round ○[F 3:29=3-0]イワシコ・ナタリア(ロシア)
決勝トーナメント
 準決勝 ○[3−2]ジェファニー・リズ(カナダ)
※決勝はラザレバ・タチアナ(ウクライナ)と対戦

▼62kg級 岩間怜那(中京女大)
予選リーグ
 1Round ○[TF 2:26=10-0]セバ・ジメネス(スペイン)
 2Round
 3Round ○[不戦勝]トリシュ・リエベル(カナダ)
決勝トーナメント
 準決勝 ○[3−1]バッサ・マルゴルザタ(ポーランド)
※決勝はニコラ・ハートマン(オーストリア)と対戦

▼68kg級 宮本知恵(中京女大)
予選リーグ
 1Round ○[3−1]リセ・レグランド(フランス)
 2Round
 3Round ○[9−3]ボドナレツ・ナタリア(ウクライナ)
決勝トーナメント
 準決勝 ×[F 0:37=0-3]アンナ・シャモバ(ロシア)
※3位決定戦はキオマラ・グエバラ(ベネズエラ)と対戦

▼75kg級 浜口京子(浜口ジム)
予選リーグ
 1Round ○[F 4:22=9-0]タチアナ・コマルニチカヤ(ウクライナ)
 2Round
 3Round ○[5−1]クルバンガジエフ・ズムラドフ(ロシア)
決勝トーナメント
 準決勝 ×[4−9]クリスチン・ノードハゲン(カナダ)
※3位決定戦はカテリナ・ハロバ(チェコ)と対戦

*クリスチン・ノードハゲン Christine Nordhagen
カナダ。1971年6月26日生まれ。29歳。174cm。カルガリ大学レスリングクラブ所属。94、96年は70kg級、97、98年は68kg級で、二階級で四回世界一の座につく。昨年、75kg級に階級をアップ。浜口京子との対戦を希望して階級をアップしたと言われている。

(横森 綾)

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wrestling 9月2日 大会結果

「藤田尚志(山学大)が三連覇、小幡邦彦(山学大)は二連覇」

▼8月24から27日、福岡・アクシオン福岡で文部大臣杯全日本学生レスリング選手権大会が開催された。
 フリースタイルとグレコローマンスタイルのみで開催されるこの大会は、すべてトーナメントによりおこなわれ、3位決定戦は設定されていない。
 グレコローマンスタイルの部では、登録してあったにもかかわらず棄権した選手が目立ち、実際に試合をした選手は登録数よりもかなり少なかった。
 フリー85kg級では、1年次の76kg級から優勝、昨年は85kg級で優勝した藤田尚志(山学大)が再び制し、大会三連覇を果たした。同76kg級では1年次の昨年に続いて小幡邦彦(山学大)が今年も優勝、二連覇を果たした。
 今大会の最高殊勲選手賞に当たる文部大臣杯は、フリー、グレコ双方を130kg級で優勝した矢野通(日大)に贈られた。
 各賞と各階級の入賞者は以下の通り。

【文部大臣賞】  矢野 通(日大)

◆グレコローマンスタイル◆

【最優秀選手賞】………伊是名正旭(日体大)
【敢闘賞】   ………平井進悟(拓大)
【最多フォール賞】……菅 太一(日体大)
【最短フォール賞】……石塚優司(日大)

▼54kg級
 1位 森岡則晴(拓大)
 2位 具志堅太一(日体大)
 3位 大津卓睦(中大)
    増山 豊(東亜大)

▼58kg級
 1位 平井進悟(拓大)
 2位 田中謙介(日体大)
 3位 村上文清(拓大)
    藤川政明(山学大)

▼63kg級
 1位 伊是名正旭(日体大)
 2位 柳川育廣(日体大)
 3位 山本真司(日体大)
    佐藤清栄(拓大)

▼69kg級
 1位 佐野裕樹(日体大)
 2位 池田秀治(山学大)
 3位 石井丈晴(日体大)
    赤石 博(山学大)

▼76kg級
1位 菅 太一(日大)
 2位 酒井紀富(拓大)
 3位 木村孝夫(山学大)
    中里 充(拓大)

▼85kg級
 1位 森角裕介(日体大)
 2位 太田充洋(日体大)
 3位 福田 力(山学大)
    税田拓也(拓大)

▼97kg級
 1位 津田弘二(青学大)
 2位 福田大樹(山学大)
 3位 栗原正人(日体大)
    佐々木拓郎(東北学院大)

▼130kg級
 1位 矢野 通(日大)
 2位 伏平 学(拓大)
 3位 松崎泰行(日大)
    阿部雄二(東洋大)

◆フリースタイル◆

【最優秀賞】  ………藤田尚志(山学大)
【敢闘賞】   ………小平清貴(山学大)
【最短フォール賞】……原迫孝行(徳山大)
【最多フォール賞】……筧田幸宏(国士大)

▼54kg級
 1位 高橋利典(山学大)
 2位 千代延寿(青学大)
 3位 松永共広(日体大)
    山本 篤(山学大)

▼58kg級
 1位 松尾大士(日体大)
 2位 石原一茂(日体大)
 3位 伊藤 光(日体大)
    平井進悟(拓大)

▼63kg級
 1位 池松和彦(日体大)
 2位 井上真一(山学大)
 3位 水口貴之(立命大)
    森岡寛至(同大)

▼69kg級
 1位 筧田幸宏(国士大)
 2位 小路伸亮(拓大)
 3位 飯塚 匡(東農大)
    池田孝之(日体大)

▼76kg級
 1位 小幡邦彦(山学大)
 2位 鈴木 豊(日体大)
 3位 目時 透(国士大)
    星野 誠(日大)

▼85kg級
 1位 藤田尚志(山学大)
 2位 浜中和宏(日体大)
 3位 本多尚基(日大)
    菅 太一(日大)

▼97kg級
 1位 小平清貴(山学大)
 2位 土沼勇輔(国士大)
 3位 増田貴之(大東大)
    栗原正人(日体大)

▼130kg級
 1位 矢野 通(日大)
 2位 加藤賢三(大東大)
 3位 阿部雄二(東洋大)
    宍戸将春(専大)

(佐々木大輔)

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wrestling 8月6日 結果速報

「高校総体、最優秀選手賞は85kg級、藤岡裕士(霞ヶ浦高校/茨城県)」

▼岐阜県、岐阜アリーナにおいて4日より開催されていた全国高校総体レスリング競技が終了した。最終日の6日には個人戦決勝が行われ、これですべてのレスリングの日程は終了した。

 高校総体のレスリング競技は男子のフリースタイルのみ。8階級に分かれているが、シニアとは異なり50、54、58、63、69、76、85、130kgと軽い階級に細かい刻みをつけられている。
 大会開催方法も、FILAルールが採用され、予選リーグ総当たりとトーナメントに分かれている全日本選手権、全日本選抜選手権などと異なり、トーナメント戦で闘われ三位決定戦はおこなわれない。

(佐々木大輔)

第47回全国高等学校総合体育大会レスリング競技
個人戦最終結果
〜平成12年8月5、6日 岐阜県岐阜アリーナ

最優秀選手賞 藤岡裕士(霞ヶ浦高校/茨城県)

50kg級
 第一位 和田宗法(関宿・千葉)
 第二位 吉田久人(玉名工業・熊本)
 第三位 藤澤篤司(岐南工業・岐阜)
 第三位 長谷川拓也(焼津中央・静岡)

54kg級
 第一位 斎藤将士(秋田経法大附・秋田)
 第二位 足立孝司(岐阜工業・岐阜)
 第三位 江上 剛(霞ヶ浦・茨城)
 第三位 北本友明(高岡商業・富山)

58kg級
 第一位 橋井巧佑(立命館宇治・京都)
 第二位 新村敏和(鹿屋中央・鹿児島)
 第三位 福間道元(倉敷・岡山)
 第三位 杉本 知(岐阜工業・岐阜)

63kg級
 第一位 鈴木崇之(立命館宇治・京都)
 第二位 後藤 浩(岐南工業・岐阜)
 第三位 井上真彰(岐阜工業・岐阜)
 第三位 鍋久保雄太(種市・岩手)

69kg級
 第一位 中筋祐太(吹田・大阪)
 第二位 鈴木伸太郎(足利工大附・栃木)
 第三位 森山 誠(鹿屋中央・鹿児島)
 第三位 岩見谷智義(秋田経法大附・秋田)

76kg級
 第一位 松本真也(網野・京都)
 第二位 中村友之(足利工大附・栃木)
 第三位 坪井栄治(岐南工業・岐阜)

85kg級
 第一位 藤岡裕士(霞ヶ浦・茨城)
 第二位 小西 誠(北陵・熊本)
 第三位 鳥羽信介(峡北・山梨)
 第三位 森泉 誠(北佐久農業・長野)

130kg級
 第一位 田中章仁(三井・福岡)
 第二位 新庄寛和(南京都・京都)
 第三位 中都雅志(多度津工業・香川)
 第三位 久世雅之(岐南工業・岐阜)

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wrestling 8月4日 インターハイ試合学校対抗(団体)結果

「鹿屋中央まさかのベスト8で敗退、優勝は霞ヶ浦が11連覇!」

▼第47回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が岐阜県で開催されている。レスリング競技は、岐阜市南部の岐阜アリーナで行われており、3、4日は全国各県からの代表校で行われる学校対抗戦である。

 インターハイ予選において、強豪立命館宇治を破って京都代表に躍り出た南京都高校(京都)、九州総体ではこれまた強豪鹿屋中央を押さえて第二位になった三井高校(福岡)などが次々と消えていった。いずれも、今回のトーナメントの台風の目とも言われていたような学校である。

 そして今回の優勝候補といわれていたの鹿屋中央高校(鹿児島県)が、ベスト8でまさかの敗退となった。4年連続で準優勝に甘んじていた同校は、今回こそ全国制覇を!という意気込みでのぞんだにもかかわらず、逆に気迫が空回りしてしまったのか、頻差ではあるが秋田経法大附属高校(秋田県)に4-3で負けてしまった。
 これには会場中がどよめいた。誰もが予想しなかった展開なのであろう。そう、きっと会場にいたほとんどの人が、鹿屋中央高校と霞ヶ浦高校の決勝になるに違いないと思っていたのである。鹿屋中央高校のメンバーは、負けが決まった瞬間から大粒の涙があふれ、その無念さに悔しい思いが会場中に伝わってきた。

 今回の準決勝に残ったのは、地元勢2組(岐南工業、岐阜工業)と、個人ではよい成績を残している秋田経法大附、そして霞ヶ浦高校(茨城)であった。ところが、今年のインターハイも、それまでの連覇の記録が破られることはなく、茨城県の霞ヶ浦高校が5-2で岐南工業を下し、11連覇を達成した。

第一位 霞ヶ浦高校(茨城)
第二位 岐南工業高校(岐阜)
第三位 秋田経法大附(秋田)
第三位 岐阜工業(岐阜)
第五位 鹿屋中央高校(鹿児島)

なお、明日からの2日間は個人戦が行われる。

(佐々木大輔)

 

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wrestling 7月31日 情報源・USA Wrestling

「フリー85kg級アメリカ代表決定戦 バートンがガチェスを下し初の五輪へ」

▼7月27日、アメリカ合衆国のレスリング五輪代表のうち、全米王者であるレスリー・ガチェスが負傷していたため一階級だけ未決定だったフリー85kg級の決定戦がノースダコタ州立大学でおこなわれた。

 97年世界王者であり、99年には世界3位となっているため五輪出場が有力視されていた今年の全米王者、レス・ガチェスだったが、チャールズ・バートン( New York AC)との対戦結果はバートンの二勝一敗。常にガチェスの後塵を拝してきたバートンが、初めて五輪に挑む。

 バートンは1973年生まれの26歳。インディアナ大学のレスリングコーチをしている。175センチ。

 決定戦の試合結果は以下の通り。

決定戦一試合目(午前9時)
○Charles Burton(New York AC)[4-1]Les Gutches(Sunkist Kids)×

決定戦二試合目(午後3時)
×Charles Burton(New York AC)[3-4]Les Gutches(Sunkist Kids)○

決定戦三試合目(午後4時)
○Charles Burton(New York AC)[5-0]Les Gutches(Sunkist Kids)×

(横森 綾)

 

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wrestling 7月26日 ロシア・ヤリギン国際大会 現地取材

「58kg級は世界王者ドガンが、85kg級はサイキエフが制す」

▼7月20日から23日、ロシア・クラスノヤルスクのイワン・ヤリギン記念スポーツ会館で開催された。15カ国から182人のレスラーが参加した大会は、2キロオーバー計量であること、優勝賞金に米ドルで2000ドルが用意されていることから旧ソ連圏を中心にトップクラスの選手が集う。

 シドニー五輪開催年の今年は、今大会を五輪代表選手決定のための参考大会にロシア、イランが指定、階級によっては五輪をしのぐほどのレベルを充実させていた。

 54kg級はイランの五輪代表選手を決定するための参考大会も兼ねており、ロシア以外の国からの出場も充実していたが、そのなか日本からの田南部力(警視庁)が健闘、2位に入賞した。

 58kg級では、かつて62,63kg級で活躍したアジゾフ(ロシア)が階級を落として出場。さらに世界王者ドガン(トルコ)、五輪二次予選で三戦1位のオユンビレク(モンゴル)、そして58kg級はロシアの五輪代表選手がまだ決定していないこともあり熾烈な争いが展開された。
 アジゾフは抽選の結果、予選リーグでドガンと同じリーグに入り予選敗退。二階級にわたっての五輪出場の夢は絶たれた。
 決勝戦のドガン対オユンビレクは、第1ピリオド0-0で終了。コイントスの後の四つ組みでオユンビレクが組み手の権利を得、そこから3ポイントを取得するが、第2ピリオド終了間際にパッシブを言い渡されたのちのパーテルポジションから形勢が逆転し、試合終了まで残り8秒から同点に追いつかれる。延長戦の末、世界王者のプライドで勝るドガンが優勝した。

 かつてソウル五輪で太田章(早大教)と決勝戦を闘い勝利、金メダルを獲得し、続くバルセロナ五輪でも金を獲得した1963年生まれ、37歳のハダルツェフ(ロシア・写真左)が復帰し話題となった85kg級には、アトランタ金のマゴメドフ(ロシア)、兄のブバイサに続いて金メダリストを目指す昨年の76kg級世界王者、アダム・サイキエフ(ロシア・写真右)が出場。国対抗の闘いでは見られない豪華なエントリーとなった。
 決勝まで勝ち残ったのはハダルツェフとサイキエフ。それまでどんな相手にも決まっていたサイキエフの差し手がハダルツェフ相手にはなかなか入らせてもらえず、ポイントを重ねることができない。しかし、後半ではさすがにハダルツェフに明らかに疲労が見られ、同階級はアダム・サイキエフが制した。

 ロシアでは今大会の結果を参考に入れ、五輪代表選手を決定する見込み。

 各階級の上位3位入賞選手と、それぞれの階級に出場した日本人選手の公式記録は以下の通り。

【54kg級】 参加27選手
1位 タエビ・バフマン(イラン)
2位 田南部力
3位 レオニド・チュチュノフ(ロシア)

田南部力(警視庁) 2位
予選リーグ
 1Round ○ TF 1:46 10-0 ヴァジム・ハリトフ(ロシア)
 2Round BYE
 3Round ○ F 5:17 8-6 ザウジン・バジェフ(ロシア)
決勝トーナメント
 一回戦 ○ 0-8 ズン・バヤン・トュメンデベレル(モンゴル)
 準決勝 ○ 0-7 チェチェン−オル・マングシュ(ロシア)
 決勝  × 4-1 8:33 ベフマン・タエビ(イラン)

【58kg級】 参加30選手
1位 ハルン・ドガン(トルコ)
2位 プレフ・バトル・オユンビレク(モンゴル)
3位 ムラト・ラマザノフ(ロシア)

【63kg級】 参加24選手
1位 モハメド・フセイン・タラン(イラン)
2位 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
3位 ニコライ・サヴィン(ベラルーシ)

宮田和幸(クリナップ) 5位
予選リーグ
 1Round BYE
 2Round ○ 6-1 パータ・ハザゼ(グルジア)
 3Round ○ F 2:15 6-4 アルシャク・アイラペチヤン(アルメニア)
決勝トーナメント
 一回戦 × 4-0 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
*決勝トーナメント一回戦で敗退。

山本英典(自衛隊) 19位
予選リーグ
 1Round × 4-3 6:45 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
 2Round × TF 5:56 11-1 ゼリムハン・アフマドフ(ロシア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退

【69kg級】 参加34選手
1位 イゴリ・クペエフ(ウズベキスタン)
2位 ラミス・ラマザノフ(ロシア)
3位 アルセン・ギチノフ(ロシア)

【76kg級】 参加15選手
1位 ゲンナージイ・ラリエフ(カザフスタン)
2位 アズナヴル・アジエフ(ロシア)
3位 シャマル・アリエフ(ロシア)

小幡邦彦(山梨学院大) 7位
予選リーグ
 1Round ○ 6-1 テムラン・カラエフ(ロシア)
 2Round × 0-7 グラム・ムチェドリーゼ(グルジア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退

【85kg級】 参加21選手
1位 アダム・サイキエフ(ロシア)
2位 マハルベク・ハダルツェフ(ロシア)
3位 ハジムラド・マゴメドフ(ロシア)

川合達夫(群馬・板倉高校教) 12位
予選リーグ
 1Round × 2-2 9:00 ハジムラド・マゴメドフ(ロシア)
 2Round BYE
 3Round ○ 3-1 アレクサンドル・マシコフ(ロシア)
*予選リーグで敗退

【97kg級】 参加13選手
1位 セルゲイ・カヴァレフスキー(ロシア)
2位 グレゴリ・ゴグシェルツェ(ロシア)
3位 サジド・ムルタザィエフ(ロシア)

【130kg級】 参加18選手
1位 アルチュール・タイマゾフ(ウズベキスタン)
2位 ダビド・ムスルベス(ロシア)
3位 クラマゴメド・クラマゴメドフ(ロシア)

(横森 綾)

 

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wrestling 7月23日 ロシア・ヤリギン国際大会 最終日

「川合達夫、予選敗退でも余裕の記念撮影」

▼ ロシア、クラスノヤルスクで開催された2000年ヤリギン国際大会が最終日午前の部を終了、午後の58,69,85,130kg級3位決定戦、決勝を残すのみとなった。予選リーグの第3ラウンドを残していた 85kg級の川合達夫(群馬・板倉高校教)はマシコフ(ロシア)相手に得意のタックルからバックに回るポイントを重ね、 3-1で勝利。試合が終わってすぐには通訳のロシア人女性と記念写真を撮るなどし、予選敗退とはいえアトランタ五輪金のマゴメドフ(ロシア)相手に善戦した自信を見せていた。

 激戦は85kg級だけではなく、予選リーグでは130kg級で昨年の世界2位シュミリン(ロシア)がタイマゾフ(ウズベキスタン)に敗れるという波乱があった。五輪ではロシア、キューバ、アメリカの三つどもえでフリー130kg級金メダルが争われるかと考えられていたが、そこにタイマゾフ(ウズベキスタン)が台頭してきたことでシドニーでも混戦が予想される。

 最終日までの日本人選手の試合結果は以下の通り。

(ただし、時間は公式結果が提示されないため手元計測。一部の試合結果も公式結果が本日中に間に合わないため、手元観測となっています。最終順位も田南部の2位以外は不明のため、参加選手数のみを記載してあります。なお、最終順位、最終結果については公式記録が本日中に手に入らない観測が強いため、数日後にお知らせすることになります。)

【54kg級】田南部力(警視庁) 参加27選手 2位
予選リーグ
 1Round ○ 8-0 ヴァジム・ハリトフ(ロシア)
 2Round BYE
 3Round ○ F 5:17 7-5 ザウジン・バジェフ(ロシア)
決勝トーナメント
 一回戦 ○ 0-8 ズン・バヤン・トュメンデベレル(モンゴル)
 準決勝 ○ 0-6 チェチェン−オル・マングシュ(ロシア)
 決勝  × 4-1 8:33 ベフマン・タエビ(イラン)

【63kg級】宮田和幸(クリナップ) 参加24選手
予選リーグ
 1Round BYE
 2Round ○ 6-1 パータ・ハザゼ(グルジア)
 3Round ○ F 2:04 4-4 アルシャク・アイラペチヤン(アルメニア)
決勝トーナメント
 一回戦 × 4-0 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
*決勝トーナメント一回戦で敗退。

【63kg級】山本英典(自衛隊) 参加24選手
予選リーグ
 1Round × 4-3 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
 2Round × TF 5:56 11-1 ゼリムハン・アフマドフ(ロシア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退

【76kg級】小幡邦彦(山梨学院大) 参加15選手
予選リーグ
 1Round ○ 6-1 テムラン・カラエフ(ロシア)
 2Round × 7-0 グラム・ムチェドリーゼ(グルジア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退

【85kg級】川合達夫(群馬・板倉高校教) 参加20選手
予選リーグ
 1Round × 2-2 9:00 ハジムラド・マゴメドフ(ロシア)
 2Round BYE
 3Round ○ 3-1 アレクサンドル・マシコフ(ロシア)
*予選リーグで敗退

(横森 綾)

 

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wrestling 7月22日 ロシア・ヤリギン国際大会 現地取材 2日目

「田南部力、決勝で延長の末惜しくも敗れる」

▼ロシア、クラスノヤルスクで開催された2000年ヤリギン国際大会の試合二日目が22日(土)終了した。既報の通り、54kg級に出場した田南部力(警視庁)が決勝トーナメントを勝ち上がり、決勝戦ではタエビ(イラン)と対戦。スタンドから外へ押しだし、1ポイント先取するもその後得点が続かず、延長の末8分33秒、相手のタックルをがぶったところを逆に返され、4−1で終了した。
 2位で終了した田南部は「(結果については)イマイチ。でも、課題がはっきりしたので、出て良かった。アタックに入れないのが問題。」と敗戦の衝撃よりも次へ前進する姿勢を強く見せた。

 22日から始まった四階級のうち、85kg級の川合達夫(板倉高校教員)は予選リーグ第一試合で元世界王者のマゴメドフ(ロシア)と対戦。拮抗した良い試合展開となるも、ポイントが2−2で引き分けのまま終了。コーション(警告)をつけられていた川合の判定負けとなった。

 二日目までの日本人選手の試合結果は以下の通り。(ただし、時間は公式結果が提示されないため手元計測。一部の試合結果も公式結果が本日中に間に合わないため、手元観測となっています。)

【54kg級】田南部力(警視庁)
予選リーグ
 1Round ○ 8-0 ヴァジム・ハリトフ(ロシア)
 2Round BYE
 3Round ○ F 5:17 7-5 ザウジン・バジェフ(ロシア)
決勝トーナメント
 一回戦 ○ 0-8 ズン・バヤン・トュメンデベレル(モンゴル)
 準決勝 ○ 0-6 チェチェン−オル・マングシュ(ロシア)
 決勝  × 4-1 8:33 ベフマン・タエビ(イラン)

【63kg級】宮田和幸(クリナップ)
予選リーグ
 1Round BYE
 2Round ○ 6-1 パータ・ハザゼ(グルジア)
 3Round ○ F 2:04 4-4 アルシャク・アイラペチヤン(アルメニア)
決勝トーナメント
 一回戦 × 4-0 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
*決勝トーナメント一回戦で敗退。順位は最終日に決定。

【63kg級】山本英典(自衛隊)
予選リーグ
 1Round × 4-3 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
 2Round × TF 5:56 11-1 ゼリムハン・アフマドフ(ロシア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退

【76kg級】小幡邦彦(山梨学院大)
予選リーグ
 1Round ○ 6-1 テムラン・カラエフ(ロシア)
 2Round × 7-0 グラム・ムチェドリーゼ(グルジア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退

【85kg級】川合達夫(群馬・板倉高校教)
予選リーグ
 1Round × 2-2 ハジムラド・マゴメドフ(ロシア)
 2Round BYE
*同リーグのマゴメドフがすでに二勝しているため、予選敗退決定

(横森 綾)

 

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wrestling 7月21日 ロシア・ヤリギン国際大会 現地取材 1日目

「ロシア・ヤリギン国際大会、田南部と宮田が決勝トーナメント進出」

▼ロシア、クラスノヤルスクで開催された2000年ヤリギン国際大会の試合初日が 21日(金)終了した。全8階級を日程をずらして試合進行しているため、この日試合がおこなわれたのは54、63、76、97kg級の四階級のみ。日本からは54kg級に田南部力(警視庁)、63kg級に宮田和幸(クリナップ)と山本英典(自衛隊)、 76kg級に小幡邦彦(山梨学院大)が出場した。
 この大会は、ロシアの五輪代表選手を決める最終選考のための参考大会となっている。さらに、イランもフリー54、63の五輪代表選手をこの大会の結果により決定する予定。今大会は優勝者に米ドルで2000ドルの賞金が用意されていることもあり、旧ソ連圏を中心にトップクラスの選手が軒並みエントリーし、五輪をもしのぐ激烈な争いが展開されている。
 また、この日には翌日から開始される58、69、85、130kg級の四階級の計量もおこなわれ、日本からは85kg級の川合達夫(板倉高校教員)が計量をクリアし翌日からの試合に挑む。抽選の結果、第一試合で元世界王者のマゴメドフ(ロシア)と対戦することが確定し「大当たりですね」と川合は感想を述べていた。
 85kg級はロシアからだけで三人の世界王者が登場。川合と対戦するアトランタ王者のマゴメドフ、階級を一つあげたものの、先のヨーロッパ選手権で85kg級を制したアダム・サイキエフ、ソウル五輪銀、バルセロナ五輪金ののち引退、今回がカムバック戦となるハダルチェフと豪華なエントリーとなった。
 なお、69kg級の和田貴広(和歌山県教育庁)は6月末の合宿で痛めた右膝靱帯の傷が完治せず、今回は大会に出場するのを取りやめた。
 決勝トーナメントには54kg級田南部力(警視庁)と63kg級宮田和幸(クリナップ)が進出。63kg級は決勝トーナメント一回戦がおこなわれ、宮田はトゥシシビリ(グルジア)に敗れた。田南部の決勝トーナメント一回戦は明日、22日におこなわれる。

 初日の日本人選手の試合結果は以下の通り(ただし、時間は公式結果が提示されないため手元計測。予選リーグ3ラウンド目以降の試合結果も公式結果が本日中に間に合わないため、手元観測となっています)。


【54kg級】田南部力(警視庁)
予選リーグ
 1Round ○ 8-0 ヴァジム・ハリトフ(ロシア)
 2Round BYE
 3Round ○ F 5:17 7-5 ザウジン・バジェフ(ロシア)
*22日の決勝トーナメントへ進出
【63kg級】宮田和幸(クリナップ)
予選リーグ
 1Round BYE
 2Round ○ 6-1 パータ・ハザゼ(グルジア)
 3Round ○ F 2:04 4-4 アルシャク・アイラペチヤン(アルメニア)
決勝トーナメント
 一回戦 × 4-0 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
*決勝トーナメント一回戦で敗退。順位は最終日に決定。
【63kg級】山本英典(自衛隊)
予選リーグ
 1Round × 4-3 オタル・トゥシシヴィリ(グルジア)
 2Round × TF 5:56 11-1 ゼリムハン・アフマドフ(ロシア)
 3Round BYE
*予選リーグで敗退
【76kg級】小幡邦彦(山梨学院大)
予選リーグ
 1Round ○ 6-1 テムラン・カラエフ(ロシア)
 2Round × 7-0 グラム・ムチェドリーゼ(グルジア)
 3Round BYE

(横森 綾)

 

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wrestling 7月16日 大会結果

「全日本社会人レスリング最終日結果」

▼7月16日(日)、東京・駒沢体育館にてレスリングの全日本社会人レスリング選手権大会が終了した。各階級で、これまでの世界選手権代表社などが順当勝ち。特に大きな波乱はなかった。
 最終日の本日は一般フリースタイルとマスターズ、女子がおこなわれた。今大会の優勝者は、社会人連盟主催の海外遠征メンバーに選抜される予定。派遣先、時期などについてはまだ確定していない。
 各スタイルの順位、個人各賞は以下の通り。

◆最優秀選手賞 フリースタイル……63kg級 井上謙二(自衛隊体育学校)
女子    ……51kg級 清水美里(代々木クラブ)
◆優秀選手賞 フリースタイル……69kg級 栗尾直樹(宮城電子工高クラブ)
女子    ……46kg級 吉村祥子(TBC東京ビューティー
センター)
◆敢闘賞 フリースタイル……85kg級 横山秀和(秋田市役所)
マスターズA ……63kg級 福川敦(立命館大学)
マスターズB ……69kg級 坂口秀春(北熊本自衛隊)
女子    ……51kg級 鳥海智恵子(代々木クラブ)
【女子】
▼46kg級
1位 吉村祥子(TBC東京)
2位 佐藤ひとみ(代々木クラブ)
▼51kg級
1位 清水美里(代々木クラブ)
2位 鳥海智恵子(代々木クラブ)
3位 大門まい子(中京女子大学レスリング)
▼56kg級
1位 中谷美沙(中京女子大学レスリング)
▼62kg級
1位 鈴木亜里(ジャパンビバレッジ)

【男子フリースタイル】
▼54kg級
1位 戸井田昌教(宮越工芸)
2位 井上英(自衛隊体育学校)
3位 桑野潔(新潟市開発公社)
3位 谷口精一(自衛隊体育学校)
▼58kg級
1位 関川博紀(三条工業高校)
2位 久米貴幸(自衛隊体育学校)
3位 荒巻正博(綜合警備保障)
3位 増田荘史(香川レスリングクラブ)
▼63kg級
1位 井上謙二(自衛隊体育学校)
2位 佐藤将章(宮越工芸)
3位 上田将勝(南京都高校OB)
3位 湊純(自衛隊体育学校)
▼69kg級
1位 栗尾直樹(宮城電子工高クラブ)
2位 本名栄仁(新潟県体育協会)
3位 馬場隆行(自衛隊体育学校)
3位 青木篤志(自衛隊体育学校)
▼76kg級
1位 小柴健二(自衛隊体育学校)
2位 織山昭仁(秋田市役所)
3位 外屋敷剛(川内自衛隊)
3位 柴田寛(農大クラブ)
▼85kg級
1位 横山秀和(秋田市役所)
2位 喜村建作(北熊本自衛隊)
3位 小林健二(太平洋石油)
3位 高橋善孝(宮越工芸)
▼97kg級
1位 花田眞秀(和歌山レスリングクラブ)
2位 土居克也(愛媛県協会)
3位 秋葉洋一(自衛隊体育学校)
▼130kg級
1位 吉田清太郎(秋田市役所)
2位 篠崎正二(自衛隊体育学校)
3位 平野誠一(富山県協会)
3位 諏訪間幸平(クリナップ)
【マスターズA】
▼58kg級
1位 木下清一(栄魂クラブ)
2位 石川守(サイキ)
3位 杉山文夫(恵庭南高校)
▼63kg級
1位 福川敦(立命館大学)
2位 中川弘行(体力つくり指導会)
3位 荻原理実(近畿大学)
3位 小川進(静岡クラブ)
▼69kg級
1位 片川慶一(青森クラブ)
2位 金子克巳(栄魂倶楽部)
3位 吉田実(静岡クラブ)
▼76kg級
1位 三浦文敬(東京YMCA)
2位 長澤誠(綜合警備保障)
▼85kg級
1位 富岡伸昌(倉敷クラブ)
▼97kg級
1位 神内伸司(倉敷クラブ)
2位 篠木雄介(栄魂倶楽部)
▼130kg級
1位 柳沢義則(新盛建設運輸)
【マスターズB】
▼58kg級
1位 太田互(山鼻郵便局)
2位 小林清(デンソークラブ)
▼63kg級
1位 島守松雄(ビューティ・ヘルス)
2位 小林純一(栄魂倶楽部)
▼69kg級
1位 坂口秀春(北熊本自衛隊)
2位 伊勢崎和仁(ダッペクラブ)
3位 山本茂廣(吹田市アマレス連盟)
▼76kg級
1位 長澤誠(綜合警備保障)
2位 スティーブ・ムーア(US.Navy Yokohama)
▼85kg級
1位 茂木修(山形クラブ)
2位 塚本裕昭(木口道場)
3位 川村修治(新宮高校レスリングOB会)
▼97kg級
1位 井阪二郎(本田技研鈴鹿)
【マスターズC】
▼58kg級
1位 宇野勝彦(四日市レスリングクラブ)
▼63kg級
1位 前原陽一(神奈川クラブ)
2位 相原隆(山形クラブ)
▼69kg級
1位 阿部興一(宮城電子工業クラブ)
▼85kg級
1位 東海林重(秋田経法大附高OB)
【マスターズD】
▼58kg級
1位 大島三千雄(青森県レス協)
▼69kg級
1位 土方昭郎(伊勢レスリングクラブ)
2位 野田隆嗣(U.S.Navy Yokohama)
【マスターズE】
▼54kg級
1位 米盛勝義(鹿児島県レスリング協会)
▼97kg級
1位 伊藤勝春(丸藤シートパイル)

(横森 綾)

 

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wrestling 7月15日 全日本社会人レスリング選手権大会

「金メダル紛失の小林孝至、復帰戦は2勝1敗」

▼7月15日(土)、東京・駒沢体育館にてレスリングの全日本社会人レスリング選手権大会が開催された。
 1日目の本日は団体戦の実業団対抗戦とクラブ対抗戦、男子の部のグレコローマンスタイルがおこなわれた。

 実業団対抗戦にはジャパンビバレッジ(旧ユニマット)がエントリー。ソウル五輪金メダルの小林孝至、ソウル五輪代表の金浜良、ロス五輪・バルセロナ五輪銅メダルの赤石光生の三選手が今大会に限り復帰した。
 150人の大応援団の声援を受け、ジャパンビバレッジは一回戦を突破。苦戦が予想された二回戦の対綜合警備保障戦も4−3で勝ち越し。決勝戦に進んだ。
 決勝の相手は昨年の優勝チーム、宮越工芸。58kg級では小林孝至と宮越工芸監督、角地山豊の同級生対決が実現。小林は得意の片足タックルに入ろうともくろむが、入りざまを逆に返され50秒でフォール負け。一回戦、二回戦のように試合を運ぶことはできなかった。
 決勝のチームスコアは全階級にまんべんなく全日本クラスをそろえている宮越工芸が4−2で勝利。連覇を果たした。

 クラブチーム選手権では、昨年優勝の自衛隊体育学校が秋田市役所に連覇を阻まれた。

 団体戦、グレコローマンスタイルの順位、個人各賞は以下の通り。

◆グレコローマンスタイル最優秀選手賞……69kg級 久保雅紀(宮越工芸)
◆グレコローマンスタイル優秀選手賞………58kg級 吉田誠治(特別警備保障)
◆敢闘賞 グレコローマンスタイル54kg級…安原隆(自衛隊体育学校)

【団体戦 実業団対抗戦】
1位 宮越工芸
2位 ジャパンビバレッジ
3位 綜合警備保障
3位 クリナップ

【団体戦 クラブ対抗戦】
1位 秋田市役所
2位 自衛隊体育学校
3位 ダッペクラブB
3位 京北倶楽部

【男子グレコローマンスタイル】
▼54kg級
1位 安原隆(自衛隊体育学校)
2位 森下浩(和歌山レスリングクラブ)
3位 井口摂(情念クラブ)
3位 大舘正樹(自衛隊体育学校)

▼58kg級
1位 吉田誠治(特別警備保障)
2位 福崎道大(川内自衛隊)
3位 佐藤利幸(山形クラブ)
3位 尾白賢司(和歌山レスリングクラブ)

▼63kg級
1位 平井満生(綜合警備保障)
2位 池畑耕造(自衛隊体育学校)
3位 西田鉄人(自衛隊体育学校)
3位 吉村賢史

▼69kg級
1位 久保雅紀(宮越工芸)
2位 石田亮一(クリナップ)
3位 飯室雅規(自衛隊体育学校)
3位 青木篤志(自衛隊体育学校)

▼76kg級
1位 伊藤光伸(宮越工芸)
2位 斎藤柔(自衛隊体育学校)
3位 加納篤(加納建設)
3位 吉田直輔(自衛隊体育学校)

▼85kg級
1位 谷口周平(自衛隊体育学校)
2位 浅井務(京都クラブ)
3位 喜村健作(北熊本自衛隊)
3位 太田宣明(自衛隊体育学校)

▼97kg級
1位 太田浩史(青山学院大教員)
2位 秋葉洋一(自衛隊体育学校)
3位 増永慶一郎(青雲学園高校)

▼130kg級
1位 鈴木克彰(警視庁)
2位 浜上稔(宮崎農業高校)
3位 川島一則(クリナップ)
3位 室谷正憲(和歌山レスリングクラブ)

(横森 綾)

 

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