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Grappling News
12.24 etc 「アブダビコンバット大会国内予選開催へ」
12.24 wrestling 「全日本女子レスリング選手権結果」
12.18 レスリング 「三宅靖志(RJW)アメリカに転勤」
12.18 レスリング 「1999年ベストレスラー決定」
11.28 レスリング 「天皇杯全日本選手権・最終結果」
11.27 レスリング 「天皇杯全日本選手権・2日目結果(準決勝まで)」
11.26 レスリング 「天皇杯全日本選手権・初日経過」
11.25 レスリング 「日曜3時半から全日本選手権TV中継」
10.29 レスリング 「天皇杯全日本レスリング選手権大会情報」
10.18 慧舟會 「CONTENDERS2 で三宅が五味に僅差の判定勝ち」
10.8 慧舟會 「CONTENDERS2 全カ−ド発表、桜庭参戦は延期」
10.6 etc 「コンバットレスリングワンマッチ大会詳報」
9.29 慧舟會 「10.17コンテンダーズIIで桜庭vs宇野」
9.13 柔術 「全日本BJJトーナメント参加者募集」
9.6 慧舟會 「CONTENDERS 2 開催決定」
 
 
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etc 12月24日 公式情報

「アブダビコンバット大会国内予選開催へ」

▼昨年、修斗勢を中心に日本人格闘技選手を大量招聘し話題となった「アブダビコンバット大会」だが、今年はより本格的に国内で予選を開催し、日本人選手の発掘を行うことになった。

 予選の開催期日は来年2000年の1月23日。会場は東京都港区スポ−ツセンタ−。出場階級は65キロ以下、66〜76キロ、77〜87キロ、88〜98キロ、99キロ以上までの5階級。出場資格は2000年3月1〜3日にアラブ首長国連邦で開催される本戦に出場が確約できること(要旅券)。出場費は5000円。
 出場希望者は主催のADCC日本予選実行委員会まで電話で問いあわせの上、参加用の書類を入手して応募のこと。

 連絡先 〒102-0021 東京都中央区日本橋本石町3-3-11
TEL 03-5200-3511 FAX 03-5200-0800

 

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wrestling 12月23日 直接取材

「全日本女子レスリング選手権結果」

▼ 第13回全日本女子レスリング選手権
国立代々木競技場第二体育館 1999.12.22〜23

 6階級制になって以来75kg級で連勝を続ける浜口京子の牙城は今年も揺るぎ無かった。決勝ラウンド、入場時から気合満々、対戦相手の坂本を睨みつける浜口。開始と同時 にタックル、そのままフォールへ。わずか19秒で三連覇を達成した。

46kg級(参加選手数:21)
準決勝 
×0,1 船津愛里(東洋大チビッコ) 
○4,4 幹佳奈子(福岡大学) 
フォール 5分23秒 
 
×1,2 平岡深雪(埼玉栄高校) 
○3,10山本美憂(PUREBRED) 
 
3位決定戦 
×0,5 船津愛里(東洋大チビッコ) 
○4,14平岡深雪(埼玉栄高校) 
フォール5分38秒 
 
決勝 
×1,1 幹佳奈子(福岡大学) 
○4,11山本美憂(PUREBRED) 
フォール 4分00秒 
 
優勝 山本美憂(PUREBRED) 
2位 幹佳奈子(福岡大学) 
3位 平岡深雪(埼玉栄高校) 
4位 船津愛里(東洋大チビッコ) 
 
51kg級(参加選手数:28)
準決勝 
×0,0 新海朋子(中京女子大学) 
○4,5 伊調千春(網野高校) 
フォール 2分44秒 
 
○3,3 坂本日登美(中京女子大学) 
×0,0 篠村敦子(福岡大学) 
 
3位決定戦 ※篠村敦子棄権のため、新海の勝ち点のみ。 
○4,0 新海朋子(中京女子大学) 
×0,0 篠村敦子(福岡大学) 
 
決勝 
×1,3 伊調千春(網野高校) 
○3,4 坂本日登美(中京女子大学) 
 
優勝 山本美憂(PUREBRED) 
2位 幹佳奈子(福岡大学) 
3位 平岡深雪(埼玉栄高校) 
4位 篠村敦子(福岡大学) 
 
56kg級(参加選手数:18)
準決勝 
○4,4 山本聖子(日本大学) 
×0,1 菅綾子(埼玉栄高校) 
フォール 1分45秒 
 
×0,0 野口真弓(高岡法科大学) 
○4,10清水真理子(埼玉栄高校) 
 
3位決定戦 
○3,10菅綾子(埼玉栄高校) 
×1,7 野口真弓(高岡法科大学) 
 
決勝 
×0,0 山本聖子(日本大学) 
○4,3 清水真理子(埼玉栄高校) 
フォール 0分58秒 
 
優勝 清水真理子(埼玉栄高校) 
2位 山本聖子(日本大学) 
3位 菅綾子(埼玉栄高校) 
4位 野口真弓(高岡法科大学) 
 
62kg級(参加選手数:13)
準決勝 
○3,3 岩間怜那(中京女子大学)  
×0,0 鈴木亜里(日本大学) 
フォール6分11秒 
 
○4,2 正田絢子(網野高校) 
×0,0 土田美知恵(土浦日大高校) 
フォール 1分27秒 
 
3位決定戦 
○4,11鈴木亜里(日本大学) 
×1,7 土田美知恵(土浦日大高校) 
テクニカルフォール 5分22秒 
 
決勝 
○4,4 岩間怜那(中京女子大学) 
×0,2 正田絢子(網野高校) 
フォール 5分16秒 
 
優勝 岩間怜那(中京女子大学) 
2位 正田絢子(網野高校) 
3位 鈴木亜里(日本大学) 
4位 土田美知恵(土浦日大高校) 
 
68kg級(参加選手数:10)
準決勝 
×0,0 宮内美紀(高岡法科大学) 
○4,5 宮本知恵(中京女子大学) 
フォール 1分19秒 
 
○3,12越智雅子(中京女子大学) 
×1,5 菅原美々(埼玉栄高校) 
 
3位決定戦 
×1,3 宮内美紀(高岡法科大学) 
○4,13菅原美々(埼玉栄高校) 
テクニカルフォール 4分13秒 
 
決勝 
×1,3 越智雅子(中京女子大学) 
○4,4 宮本知恵(中京女子大学) 
 
優勝 宮本知恵(中京女子大学) 
2位 越智雅子(中京女子大学) 
3位 菅原美々(埼玉栄高校) 
4位 宮内美紀(高岡法科大学) 
 
75kg級(参加選手数:4)
決勝ラウンド第1試合(12月23日) 
×1,1 須能美奈子(土浦日大高校) 
○3,8 佐々木昌子(高岡法科大学) 
 
決勝ラウンド第2試合(12月23日) 
×0,0 坂本恵美(土浦日大高校) 
○4,4 浜口京子(浜口ジム) 
フォール 0分19秒 
 
優勝 浜口京子(浜口ジム) 
2位 佐々木昌子(高岡法科大学) 
3位 須能美奈子(土浦日大高校) 
4位 坂本恵美(土浦日大高校) 
 
 
最優秀選手賞:浜口京子(浜口ジム)
優秀選手賞: 清水真理子(埼玉栄高校)
敢闘賞:   岩間怜那(中京女子大学)

(薮本直美)

 

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レスリング 12月18日 直接取材

「三宅靖志(RJW)アメリカに転勤」

▼ グレコローマンスタイルレスリング68kg級アトランタ五輪代表であり、Contenders1、2でともにメインイベンターを努めた三宅靖志が、12月20日付でアメリカ・フィラデルフィアへ転勤する。任期は未定で、おそらく4,5年は滞在することになるだろうとの話。10月のContenders2終了後「レスリングは今度の全日本(選手権)が最後で、その後は修斗などに出場したい。」と本格的にレスリングから総合格闘技界へのシフトを表明していたが、今後、具体的に出場できるかどうか難しくなってきた。

 アメリカへの転勤は急な決定であったため、まだ、転勤先で競技生活が続けられるか否かなどの詳細はまったくわからない。「向こうの町道場でもなんでも、練習はずっと続けます。」と本人の選手生活続行の意志は固い。「どうなるかわからない。」と繰り返し、競技生活についての言明は避ける三宅だが、UFCにも三宅が出場しやすい軽い階級が設定されはじめたところでもあり、RJWが日本にとどまらず海外でも活躍することがのぞまれる。

 また、三宅が監督を務めていた青山学院大学レスリング部は、現在コーチである太田浩史(青学大職員・RJW)が引き継ぐ。

 元五輪選手の出場、という看板を失い、Contendersの運営も、今後はより組み技のダイナミズムを追求する本質的なものが要求されるだろう。

(横森 綾)

 

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レスリング 12月18日 FILA公式ページ

「1999年ベストレスラー決定」

▼ FILA(国際レスリング連盟)より、1999年のベストレスラーが発表された。毎年、各スタイルより1名ずつ発表されるこの賞に今年はこの3名が選ばれている。

グレコローマンスタイル
54kg級 Lazaro Rivas Scull (キューバ)
フリースタイル
130kg級 Stephen M. Neal (USA)
女子
56kg級 Anna Gomis (フランス)
 フリースタイル130kg級のステファン・ニールは1976年生まれの23歳。身長196cm、体重120kg。サン・ディエゴ出身。カリフォルニア州立大学ベイカーズ・フィールド校を卒業。世界選手権代表者選考会でもあった全米選手権でトム・エリクソン相手に圧勝。タックルを浴びせるたびにエリクソンに悲鳴を上げさせた。世界選手権でも130kg級とは思えないスピードとパワーのタックルを繰り出し、初出場で初優勝。来年のシドニー五輪でも間違いなく金メダル候補筆頭となるだろう。また、アメリカの選手でもあることから、五輪後、UFCなどの大会に出場する可能性も高く、今後の幅広い活動が期待される。

(横森 綾)

 

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レスリング 11月28日 直接取材

「天皇杯全日本選手権・最終結果」

▼ 埼玉・新座市体育館で開催されていたレスリング天皇杯全日本選手権が最終日を迎え、最終結果が確定した。

 唯一五輪代表権を獲得しているフリースタイル85キロ級、川合達夫(日体大助)は危なげなく優勝。オリンピックへの抱負も「優勝しか考えていません。」と言い切り、テレビ放送でのインタビューでも「優勝!」と叫んで決意の強さを表していた。

 フリースタイルフリースタイル58,63,76キロ級、グレコローマンスタイル63,85,97,130キロ級では世界選手権代表者が王座につくことができなかった。特にフリー76キロ級では小幡邦彦(山梨学院大1年)が試合開始早々、飛行機投げからニアフォールのボーナスポイントで獲得した3点を守りきり優勝。久しぶりの10代王者登場となった。その他の階級でも大学生を中心に健闘が目立ち、高齢化の目立っていた全日本にも若返りの兆しが見えてきた。

 来年1月からの五大陸グランプリ(五輪出場資格獲得大会)への出場者は優勝者を中心に選抜される。最初の大会(グレコは1月22,23日のイタリア・ローマ、フリーは同29,30日のベラルーシ・ミンスク)への派遣メンバーは今大会の優勝者で編成される。最初の大会で8位以内に入賞できなかった階級については、ふたつめ以降の大会の派遣メンバーを全日本選手権2位の選手と入れ替える可能性が高い。

 各賞受賞者、入賞者は以下の通り。

【天皇杯】
フリースタイル85kg級 川合達夫
 
【最優秀選手】
フリースタイル76kg級 小幡邦彦
グレコローマンスタイル85kg級 片山貴光
 
【フリースタイル順位】
54kg級
1位 田南部力(警視庁)2位 長尾勇気(日体大助)3位 田村茂一(自衛隊)4位 戸井田昌教(宮越工芸)5位 島村豊一(有明中教)6位 井上英(自衛隊)7位 松永共広(日体大)8位 高橋利典(山梨学院大)9位 藤田康人(日体大)10位 菅原剛志(三井高)11位 桑野潔(新潟市開発公社)12位 松本良(徳山大)13位 山口英雄(クリナップ)14位 久古敏章(網野高)
 
58kg級
1位 関川博紀(新潟県体協)2位 山本徳郁(山梨学院大)3位 石嶋勇次(綜合警備保障)4位 井上謙二(自衛隊)5位 田岡秀規(山梨学院大)6位 太田亮介(日大)7位 谷口勝信(国士舘大)8位 横瀬二郎(クリナップ)9位 勝目力也(自衛隊)10位 安村浩一(中央大)11位 増田荘史(大的場健体センター)12位 岡田英雅(チームエクセル)13位 久米貴幸(自衛隊)
 
63kg級
1位 宮田和幸(クリナップ)2位 伊東克佳(河北建設)3位 佐藤将章(宮越工芸)4位 山縣健二(群馬大研)5位 山本英典(自衛隊)6位 木沢美幸(東洋大倶)7位 杉田健吾(秋田市役所)8位 栗尾直樹(日体大)9位 金渕清文(国士舘大)10位 池松和彦(日体大)11位 井上真一(山梨学院大)12位 佐藤幸太郎(特別警備保障)13位 大木恵一(仁戸養護学教)14位 今村吉亜(東京農大)15位 野口勝(国士舘大)16位 中原卓哉(北熊本自衛隊)17位 高田耕司(自衛隊)18位 谷和典(日大)
 
69kg級
1位 和田貴広(和歌山県教育庁)2位 天谷満博(警視庁)3位 織山昭仁(自衛隊)4位 筧田幸宏(国士舘大)5位 吉本収(神奈川大職)6位 勝龍三郎(日本文理大附高教)7位 工藤祐士(日体大)8位 青木篤志(自衛隊)9位 本名栄仁(栄技研)10位 川鍋辰徳(自営)11位 飯塚匡(東農大)12位 寺田洋介(北熊本自衛隊)13位 馬場隆行(自衛隊)14位 新立英志(自衛隊)15位 奥村秀彰(福岡大)16位 黒田清志(国士舘大)17位 荻本喜久(日体大)
 
76kg級
1位 小幡邦彦(山梨学院大)2位 小柴健二(自衛隊)3位 鈴木豊(日本大)4位 太田拓弥(和歌山県教育庁)5位 目時透(国士舘大)6位 柴田寛(農大クラブ)7位 上野和人(日体大)8位 土屋晶伸(サイキ)9位 高橋伸尚(和歌山県教育庁)10位 吉沢剛(拓殖大)
 
85kg級
1位 川合達夫(日体大助)2位 横山武典(国士舘大助)3位 太田充洋(日体大)4位 税田拓也(拓殖大)5位 高橋善孝(宮越工芸)6位 溝上誠治(日体大)7位 小坂健太郎(中央大)8位 浜中和宏(日体大)
 
97kg級
1位 小菅裕司(自衛隊)2位 中尾芳広(自衛隊)3位 小平清貴(山梨学院大)4位 吉田栄利(国士舘大)5位 熊田良一(特別警備保障)6位 今村雄介(高田道場)7位 金親幸嗣(中央大)8位 矢野倍達(三信電気)9位 平野准矢(ロデオスタイル)
 
130kg級
1位 小幡弘之(警視庁)2位 吉田清太郎(土崎消防署)3位 諏訪間幸平(中央大OB)4位 滝澤慎(橋本)5位 平野誠一(富山県協会)6位 今井一暢(サイキ)
 
【グレコローマンスタイル順位】
54kg級
1位 佐々木昌常(自衛隊)2位 豊田雅俊(警視庁)3位 安原隆(自衛隊)4位 村田知也(日体大)5位 森下浩(和歌山県教育庁)6位 大館正樹(自衛隊)7位 倉本大地(拓殖大)8位 引地崇人(日体大)9位 鈴木猛雄(山梨学院大)
 
58kg級
1位 西見健吉(自衛隊)2位 笹本睦(日体大)3位 平井進悟(拓殖大)4位 西島隆(高岡綜合プール)5位 田中謙介(日体大)6位 富谷光雄(自衛隊)7位 弓矢完二(員弁高教)8位 葭田隆夫(福岡大OB)9位 尾白賢治(和歌山県教育庁)10位 曽我部智和(自衛隊)
 
63kg級
1位 平井満生(日体大)2位 元木康年(自衛隊)3位 伊是名正旭(日体大)4位 飯室雅規(拓殖大)5位 西田哲人(自衛隊)6位 田橋治(島原工高教)7位 石田亮一(クリナップ)8位 田中文人(日体大)9位 宮下孝則(自衛隊)10位 佐々木聡(山梨学院大)
 
69kg級
1位 永田克彦(警視庁)2位 大井将憲(長野県協会)3位 三宅靖志(東海商船)4位 斉藤柔(自衛隊)5位 藤川和男(日体大)6位 久保雅紀(宮越工芸)7位 佐野裕樹(日体大)8位 赤石博(山梨学院大)9位 宮本泰司(自衛隊)10位 土田樹史(国士舘大)
 
76kg級
1位 片山貴光(自衛隊)2位 伊藤光伸(宮越工芸)3位 加納篤(自衛隊)4位 中村征司(山梨学院大OB)5位 長岡卓也(拓殖大)6位 大久保潤一(青山学院大)7位 菅太一(日大)8位 米沢重隆(青山学院大OB)9位 倉本忠(日野クラブ)10位 吉田直輔(自衛隊)11位 酒井紀富(拓殖大)12位 加藤英之(西多賀養護学教)
 
85kg級
1位 松本慎吾(日体大)2位 横山秀和(秋田経法大附高教)3位 杉浦貴(自衛隊)4位 木下英規(自衛隊)5位 太田宣明(自衛隊)6位 佐々木秀幸(飯山中教)7位 谷口周平(自衛隊)8位 岩井一師(日体大)9位 森角裕介(日体大)10位 太田浩史(青山学院大職)11位 中西宣文(青山学院大)12位 喜村健作(北熊本自衛隊)13位 塚本裕昭(木口道場)
 
97kg級
1位 篠崎正二(自衛隊)2位 山口孝二(自衛隊)3位 岩渕利則(警視庁)4位 瀬川浩寿(警視庁)5位 大同泰政(自衛隊)6位 馬渕賢司(東濃養護学教)7位 伴戸宏行(拓殖大)8位 角田貴志(日体大)9位 津田弘二(青山学院大)
 
130kg級
1位 浜上稔(宮崎農高教)2位 室谷正憲(和歌山県武道館)3位 阿部雄二(東洋大)4位 國安敏也(国士舘大)

(横森 綾)

 

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レスリング 11月27日 直接取材

「天皇杯全日本選手権 2日目結果(準決勝まで)」

 レスリングの天皇杯全日本選手権二日目が埼玉県新座市総合体育館で開催され、2スタイル8階級で予選リーグと決勝トーナメントが行われた。

 フリースタイル54kg級では今年の世界選手権代表、石嶋勇次(綜合警備保障)が準決勝で山本徳郁(山梨学院大4年)に破れ、五輪第2ステージへ向けての全日本チーム入りはほぼ絶望的となった。

 また同76kg級の準決勝ではアトランタ五輪銅メダリストの太田拓弥(和歌山県教育庁)が小幡邦彦(山梨学院大1年)に惜敗。石嶋同様、五輪第2ステージむけの全日本メンバーへの参加はほぼなくなった。

 他の階級では、世界選手権代表者が順当勝ち。明日の決勝に備える。

 グレコローマンスタイル69kg級に出場していた三宅靖志(RJW・東海商船)は準決勝で敗れ、明日の3位決定戦に挑む。

 28日最終日は午前9時30分より3位決定戦。12時30分からの開会式の後、決勝戦がおこなわれる。ただし、グレコローマン130kg級のみ、四者リーグ戦の残りに試合を行い勝ち点の数によって順位を決定する。

 3位決定戦、決勝戦の組み合わせは以下の通り。

【決勝戦】
フリースタイル
 54kg級 田南部力(警視庁)vs 長尾勇気(日体大)
 58kg級 関川博紀(新潟県体育協会) vs 山本徳郁(山梨学院大)
 63kg級 宮田和幸(クリナップ) vs 伊東克佳(河北建設)
 69kg級 和田貴広(和歌山県教育庁) vs 天谷満博(警視庁)
 76kg級 小柴健二(自衛隊) vs 小幡邦彦(山梨学院大)
 85kg級 川合達夫(日体大助) vs 横山武典(国士舘大)
 97kg級 小菅裕司(自衛隊) vs 中尾芳広(自衛隊)
 130kg級 小幡弘之(警視庁) vs 吉田清太郎(土崎消防署)
 
グレコローマンスタイル
 54kg級 佐々木昌常(自衛隊) vs 豊田雅俊(警視庁)
 58kg級 西見健吉(自衛隊) vs 笹本睦(日体大)
 63kg級 元木康年(自衛隊) vs 平井満生(日体大)
 69kg級 永田克彦(警視庁)  vs 大井将憲(長野県協会)
 76kg級 片山貴光(自衛隊) vs 伊藤光伸(宮越工芸)
 85kg級 横山秀和(秋田経法大付高教) vs 松本慎吾(日体大)
 97kg級 山口孝二(自衛隊) vs 篠崎正二(自衛隊)
 
【3位決定戦】
 
フリースタイル
 54kg級 戸井田昌教(宮越工芸) vs 田村茂一(自衛隊)
 58kg級 石嶋勇次(綜合警備保障) vs 井上謙二(自衛隊)
 63kg級 佐藤将章(宮越工芸) vs 山縣健二(群馬大研)
 69kg級 織山昭仁(自衛隊) vs 筧田幸宏(国士舘大)
 76kg級 太田拓弥(和歌山県教育庁) vs 鈴木豊(日大)
 85kg級 税田拓也(拓殖大) vs 太田充洋(日体大)
 97kg級 小平清貴(山梨学院大) vs 吉田栄利(国士舘大)
 130kg級 諏訪間幸平(中央大OB) vs 瀧澤慎(橋本)
 
グレコローマンスタイル
 54kg級 村田知也(日体大) vs 安原隆(自衛隊)
 58kg級 西島隆(高岡総合プール) vs 平井進悟(拓殖大)
 63kg級 飯室雅規(拓殖大) vs 伊是名正旭(日体大)
 69kg級 三宅靖志(東海商船) vs 斉藤柔(自衛隊)
 76kg級 加納篤(日体大) vs 中村征司(山梨学院大)
 85kg級 木下英規(自衛隊) vs 杉浦貴(自衛隊)
 97kg級 岩渕利則(警視庁) vs 瀬川浩寿(警視庁)
 

(横森 綾)

 

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レスリング 11月26日 現地取材

「天皇杯全日本選手権・26日経過」

▼ レスリングの天皇杯全日本選手権が埼玉県新座市総合体育館で開催され、26日は2スタイル8階級で予選リーグが行われた。27,28日も埼玉・新座市民総合体育館で開催。会場へのアクセスは池袋からの東武東上線で朝霞台下車、西武バス「東久留米駅行き」で「新座市民総合体育館入り口」下車、徒歩3分。

▼ フリースタイル63キロ級は世界選手権代表の矢山裕明(熊本・玉名工高教)がエントリーはしたものの前日の計量を棄権。現役選手としての第一線を引退する意志を見せた。

▼ グレコローマンスタイル130キロ級の世界選手権代表、鈴木克彰(拓大)は国体で故障した膝の靱帯が回復せず、全日本選手権を棄権、五輪セカンドステージへの出場はあきらめ、治療に専念することになった。

▼ その他は各階級とも世界選手権代表者が順当勝ち。唯一の五輪出場権獲得者、フリー85キロ級の川合達夫(日体大助手)は予選リーグの1回戦、2回戦ともにフォール勝ち。腰の負傷により、現在ほとんど練習ができていないものの、格の違いを見せつけた。明日、予選リーグでの試合をもう一試合残しているが決勝トーナメント進出は間違いない。

▼ 矢山が欠場したことにより混戦模様を呈しているフリー63キロ級は選抜王者の山縣健二(群馬大研)、栗尾直樹(日体大助)が順当勝ち。この二人の優勝争いが予想される。

▼ 14日にUFC-Jのトーナメントに出場、一回戦負けでありがならも、スタンドレスリングの強さを示した矢野倍達(RJW・三信電気)はフリー97キロ級に出場。予選リーグを戦ったが、二試合とも勝利することはできなかった。「総合の癖がでて、体のバランスがおかしい。イメージは2年前くらいのレスリングでの体重移動のイメージがあるのに、体がもう動かない。今後は総合一本で行きます。」と今後はレスリングの全日本クラスでの第一線を退き、総合格闘技へ専心する決意を表明した。

▼ 予選リーグの結果により一部階級で決勝トーナメント進出者が決定。結果は以下の通り。

  グレコローマンスタイル
 54kg級 村田知也(日体大)、豊田雅俊(警視庁)
     佐々木昌常(自衛隊)、敗者復活リーグ優勝者
 
 58kg級 西島隆(高岡総合プール)、笹本睦(日体大)
     西見健吉(自衛隊)、敗者復活リーグ優勝者
 
 63kg級 平井満生(日体大)、飯室雅規(拓大)
     元木康年(自衛隊)、敗者復活リーグ優勝者
 
 69kg級 大井将憲(長野県協会)、三宅靖志(東海商船)
     永田克彦(警視庁)、敗者復活リーグ優勝者
 
 97kg級 岩渕利則(警視庁)、瀬川浩寿(警視庁)
     篠崎正二(自衛隊)、敗者復活リーグ優勝者
 
フリースタイル
 76kg級 小幡邦彦(山梨学院大)、太田拓弥(和歌山県教育庁)
     小柴健二(自衛隊)、敗者復活リーグ優勝者
 
 97kg級 中尾芳広(自衛隊)、小平清貴(山梨学院大)
     小菅裕司(自衛隊)、敗者復活リーグ優勝者

(横森綾)

 

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レスリング 11月25日 情報源:Yahoo TV

「日曜3時半から全日本選手権TV中継」

▼ 11月26日から28日、埼玉県の新座市民総合体育館で天皇杯全日本レスリング選手権大会が開催される。最終日の28日はNHK教育で決勝戦、表彰式の様子がテレビ中継される。詳細は以下のとおり。

NHK教育テレビ
「全日本レスリング選手権」(埼玉・新座市)
  解説…高田裕司
  実況・道谷真平
  11月28日(日) 15:30〜16:30

(横森 綾)

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レスリング 10月29日 公式情報

「天皇杯全日本レスリング選手権大会情報」

▼ 11月26日から28日、埼玉県の新座市民総合体育館で天皇杯全日本レスリング選手権大会が開催される。この大会の上位成績者から来年のシドニー五輪資格獲得国際大会の代表選手が選ばれる。来年1月から五大陸で開催される五輪資格獲得国際大会は密なスケジュールでおこなわれるため、各階級複数の代表を設定する構想がある。基本的に代表選手はこの大会の1,2位入賞者から選ばれる見込みだが、高齢化が進むナショナルチームの若返りを図るため、必ずしも上位入賞せずとも試合内容により推薦されて代表に選ばれる可能性もある。

 なお、フリースタイル85kg級は10月トルコ・アンカラでの世界選手権で川合達夫(日体大助手)が5位に入賞したため、五輪資格選手はすでに内定している。

 また、今年からグレコローマンスタイルで採用されているコンタクトルール(第1ピリオド終了時スコアが0−0の場合、コイントスにより権利者を決めその権利者の好きな体勢で四つ組みになって第2ピリオドをスタートする)が、今回の全日本選手権でフリースタイルにも採用される。コンタクトルールのフリースタイルへの適用は、来年の1月1日からFILAルールでも施行されるため、来年1月からの五輪資格獲得国際大会で実際に使用される。それを睨んでの全日本選手権での新ルール施行となった。
 このルールの施行自体は、11月12,13日の全日本大学選手権(富山・黒部市)から開始となる。

 大会最終日の28日は決勝戦を中心にNHKでのテレビ中継が予定されている。(時間は未定)

 
大会詳細、エントリー選手は以下のとおり。

日時:11月26(金)、27(土)、28(日)
    26,27日の予選ラウンドは午前9時30分試合開始
    28日の3,4位決定戦、決勝戦は午前9時30分開始の開会式終了後に試合開始。

場所:埼玉県・新座市民総合体育館

交通:東武東上線朝霞台駅〜西武バス「清瀬駅、東久留米駅行」
                   産業道路バス停下車徒歩約3分
   東武東上線志木駅南口〜西武バス「ひばりが丘駅行」
                   堀ノ内バス停下車徒歩約7分
   東武東上線志木駅南口〜西武バス「清瀬駅行」
                   菅沢中央バス停下車徒歩約10分
入場料:26,27日は無料
    28日(日)のみ1000円(前売り無し。当日受付清算のみ)

問い合わせ:財団法人日本レスリング協会 TEL03-3481-2354

【エントリー一覧】

<フリースタイル>
 54kg級
田南部力(警視庁)、田村茂一(自衛隊)、長尾勇気(日体大)、戸井田昌教(宮越工芸)、高橋利典(山梨学院大)嶋村豊一(有明中教)、山口英雄(クリナップ)、井上英(自衛隊)、桑野潔(新潟市開発公社)、藤田康人(日体大)、松永共広(日体大)、千代延寿(青山学院大)、杉谷武志(国士大)、松本良(徳山大)、森山振一郎(徳山大)、菅原剛志(三井高)、久古敏章(網野高)
 
 58kg級
石嶋勇次(綜合警備保障)、関川博紀(新潟県体協)、横瀬二郎(クリナップ)、井上謙二(自衛隊)、山本徳郁(山梨学院大)、勝目力也(自衛隊)、増田荘史(大的場健体センター)、久米貴幸(自衛隊)、岡田英雅(チーム・エクセル)、田岡秀規(山梨学院大)、谷口勝信(国士大)、太田亮介(日大)、安村浩一(中大)、藤本健太(近大附高)
 
 63kg級
矢山裕明(玉名工高教)、栗尾直樹(日体大)、宮田和幸(クリナップ)、山縣健二(群馬大研)、佐藤将章(宮越工芸)、大木恵一(仁戸養学教)、木沢美幸(東洋大倶)、伊東克佳(河北建設)、山本英典(自衛隊)、高田耕司(自衛隊)、佐藤幸太郎(特別警備保障)、中原卓哉(北熊本自衛隊)、池松和彦(日体大)、井上真一(山梨学院大)、野口勝(国士大)、金淵清文(国士大)、谷和典(日大)、今村吉亜(東農大)
 
 69kg級
勝龍三郎(日本文理高教)、天谷満博(警視庁)、織山昭仁(自衛隊)、吉本収(神奈川大職)、筧田幸宏(国士大)、和田貴広(和歌山県教育庁)、本名栄仁(栄技術)、馬場隆行(自衛隊)、新立英志(自衛隊)、青木篤志(自衛隊)、寺田洋介(北熊本自衛隊)、川鍋辰徳(日大)、工藤祐士(日体大)、荻本喜久(日体大)、黒田清志(国士大)、奥村英彰(福岡大)、飯塚匡(東農大)、池邊尚宏(福岡大)
 
 76kg級
小柴健二(自衛隊)、太田拓弥(和歌山県教育庁)、目時透(国士大)、小幡邦彦(山梨学院大)、柴田寛(農大ク)、土屋晶信(サイキ)、高橋伸尚(和歌山県教育庁)、上野和人(日体大)、鈴木豊(日大)、吉沢剛(拓大)
 
 85kg級
川合達夫(日体大)、藤田尚志(山梨学院大)、横山武典(国士大助)、税田拓也(拓大)、高橋善孝(宮越工芸)、溝上誠治(日体大)、浜中和宏(日体大)、太田充洋(日体大)、小坂健太郎(中大)、福田雄一(早大)
 
 97kg級
小菅裕司(自衛隊)、小平清貴(山梨学院大)、矢野倍達(三信電気)、中尾芳広(自衛隊)、熊田良一(特別警備保障)、今村雄介(高田道場)、神内伸司(倉敷ク)、花田眞秀(和歌山県立武道館)、吉田栄利(国士大)、高田浩也(日大)、金親幸嗣(中大)
 
130kg級
小幡弘之(警視庁)、吉田清太郎(土崎消防署)、諏訪間幸平(中大OB)、今井一暢(サイキ)、加藤賢三(大東大)
 
<グレコローマンスタイル>
 54kg級
佐々木昌常(自衛隊)、豊田雅俊(警視庁)、中村吉元(鳥羽市教育委)、村田知也(日体大)、安原隆(自衛隊)、嘉戸洋(筑波大大学院)、森下浩(和歌山県教育庁)、大館正樹(自衛隊)、吉田誠治(特別警備保障)、引地崇人(日体大)、倉本大地(拓大)、鈴木猛夫(山梨学院大)
 
 58kg級
西見健吉(自衛隊)、笹本睦(日体大)、西島隆(高岡総合プール)、弓矢完二(員弁高教)、平井進悟(拓大)、尾白賢治(和歌山県教育庁)、富谷光雄(自衛隊)、曽我部智和(自衛隊)、葭田隆夫(福岡大OB)、田中謙介(日体大)、藤川政明(山梨学院大)
 
 63kg級
元木康年(自衛隊)、平井満生(日体大)、飯室雅規(拓大)、田橋治(島原工高教)、石田亮一(クリナップ)、西田哲人(自衛隊)、宮下孝則(自衛隊)、田中文人(日体大)、伊是名正旭(日体大)、佐々木聡(山梨学院大)
 
 69kg級
永田克彦(警視庁)、齋藤柔(自衛隊)、久保雅紀(宮越工芸)、三宅靖志(東海商船)、大井将憲(長野県協会)、土田樹史(国士大)、宮本泰司(自衛隊)、藤川和男(日体大)、佐野裕樹(日体大)、赤石博(山梨学院大)、池畑喜実成(東亜大)
 
 76kg級
片山貴光(自衛隊)、伊藤光伸(宮越工芸)、倉本忠(日野ク)、加納篤(日体大)、吉田直輔(自衛隊)、加藤英之(西多賀養学教)、米沢重隆(青山学院ク)、中村征司(山梨学院大)、長岡卓也(拓大)、酒井紀富(拓大)、菅太一(日大)、大久保潤一(青山学院大)
 
 85kg級
横山秀和(秋田経法大附高教)、杉浦貴(自衛隊)、木下英規(自衛隊)、佐々木秀幸(飯山中教)、松本慎吾(日体大)、谷口周平(自衛隊)、太田宣明(自衛隊)、喜村健作(北熊本自衛隊)、太田浩史(青学大職)、塚本裕昭(木口道場)、岩井一師(日体大)、森角裕介(日体大)、中西宣文(青山学院大)、田中章人(三井高)
 
 97kg級
瀬川浩寿(警視庁)、山口孝二(自衛隊)、篠崎正二(自衛隊)、岩渕利則(警視庁)、大同泰政(自衛隊)、馬淵賢司(東濃養学教)、角田貴志(日体大)、伴戸宏行(拓大)、津田弘二(青山学院大)
 
130kg級
浜上稔(宮崎農高教)、鈴木克彰(拓大)、室谷正憲(和歌山県立武道館)、福田清貴(日体大)、滝沢慎(橋本)、伏平学(拓大)、國安敏也(国士大)、阿部雄二(東洋大)

(横森綾)

 

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慧舟會 10月18日 直接取材

「CONTENDERS2 で三宅が五味に僅差の判定勝ち」

10.17「G.C.M. / CONTENDERS II」TFMホール 結果
○三宅靖志 3R判定(28-27) 五味隆典×
2Rに五味がバックを奪うなど健闘するが,要所でポイントをとった三宅が僅差の判定勝利
*宇野薫 エキシビジョンのため勝敗はなし 渋谷修身*
エキシビジョンということで全体的に軽めの内容。パワーと体重で勝る渋谷が宇野を圧倒する場面も。
○郷野聡寛 2R判定(28-27) 豊永稔×
互角の試合内容だったが,前半押し気味に試合を進めた郷野の積極性が評価された。
×吉本収 1R(ヒールホールド) 和田拓也○
○阿部裕幸 2R判定(30-28) 今村剛×
○門脇英基 2R判定(30-27) 米沢迅三郎×
×楳沢智治 2R判定(26-29) 五木田勝○
×金井日出紀 2R判定(25-30) 早川光由○
○塩沢正人 2R判定(30-24) 太田吉信×
×廣野剛康 2R判定(25-30) 勝村周一朗○
 

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慧舟會 10月8日 公式情報

「CONTENDERS2 全カ−ド発表、桜庭参戦は延期」

▼ 17日に開催予定のCONTENDERS2の全カ−ドが発表された。当初、注目を浴びた高田道場・桜庭和志の参戦は諸事情により延期となり、代替カ−ドとして宇野薫と横浜高校レスリング部同期の渋谷修身が参戦 。1Rのエキシビジョンマッチを行う事となった。すでにチケット300枚は完売しているが、キャンセルには WK/Network(03-5200-3546)で対応するとのこと。

 またメインイベントにはK'zファクトリ−の五味隆典が登場することが決まった。対戦するのはRJWの総帥三宅靖志。今後、修斗進出をもくろむ三宅にとって、進境著しい五味はいずれ闘わねばならない相手であり、またルミナに続いてK'z所属のプロシュ−タ−2連破が掛かってもいる。また、おもいきりのいい打撃で後楽園を湧かせる五味が、今回打撃を封印したこのスタイルにどのような適応力を見せるかも興味深いところだ。シュ−タ−キラ−三宅がホ−ムグラウンドの意地を見せるか? それとも五味が先輩の仇を取れるか? 注目のカ−ドと言えるだろう。

(井田英登)

メインイベント(71キロ契約 5分3R)
三宅靖志(RJW)VS 五味隆典(K'zファクトリ−)
 
セミファイナル(体重無制限 5分1Rエキシビジョン)
宇野薫(和術慧舟会東京本部)VS 渋谷修身(パンクラスP's LAB)
 
第7試合(75キロ契約 5分2R)
吉本収(RJW)VS 和田拓也(K'zファクトリ−)
 
第6試合(67キロ契約 5分2R)
阿部裕幸(RJW)VS 今村剛(和術慧舟会東京本部)
 
第5試合(69キロ契約 5分2R)
門脇英基(和術慧舟会東京本部)VS 米澤迅三郎(フリ−)
 
第4試合(58キロ契約 5分2R)
樺沢智治(RJW)VS 五木田勝(木口ワ−クアウトスタジオ)
 
第3試合(73キロ契約 5分2R)
金井日出紀(和術慧舟会東京本部)VS 早川光由(正道会館)
*1Rはジャケット着用。2Rは着脱選択可能な特別ル−ル
 
第2試合(60キロ契約 5分2R)
塩沢正人(和術慧舟会東京本部)VS 太田吉信(四王塾)
 
第1試合(63キロ契約 5分2R)
廣野剛康(和術慧舟会東京本部)VS 勝村周一郎(K'zファクトリ−)
 

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etc 10月6日 直接取材

「コンバットレスリングワンマッチ大会詳報」

▼  コンバットレスリングワンマッチ大会が10月3日・横浜・シューティングジム八景にて行われた。最優秀選手賞を取ったのは実原隆浩(骨法)、森素道(スポーツ会館)、河崎義範(RJW)で、他にも角田健二(骨法)、プロシューター小谷ヒロキの実弟でもある小谷直之(シューティングジム八景)の活躍が目立った。また、RJW所属の選手は全勝を収める健闘ぶりを見せた。

(茂木康子)

 
試合は全て4分1ラウンド。
簡単なポイント(P)の説明
尻から落とすテイクダウン(TD)=1P
マウントポジション・バック・キャッチ=各1P
柔道の技ありに相当する投げ=2P
グラウンドでの完全裏返しの返し技(スイープ)=2P
柔道の1本に相当する投げ=3P
バック投げ、又は超豪快投げ=4P
押さえ込み 10秒以上=1P,20秒以上=3P,30秒=4P
(但し、1試合に1回限り有効。)
 
 
第1試合 58kg級
×永田聡哉(武蔵村山道場) vs 渡辺将広(RJW)○ 
0−4
※永田が引き込んだのを、渡辺がスイープしてハーフガードからパスする。ガードに戻されたところを抱えて、再びパスして30秒押さえ込み、4Pゲット。渡部は腕などを狙ったが、タイムアップ。

第2試合 69kg級
○小谷直之(シューティングジム八景) vs 西村真也(木口ワークアウト)×
チョークスリーパー
※開始早々小谷が大外掛けで綺麗にTD。3Pゲット先制。再びスタンドで、西村がタックルに入ったのを切って、バックへまわりそのままチョークでタップを奪う。

第3試合 85kg級
○奈良谷洋一郎(RODEO STYLE) vs 小和田滋巳(シューティングジム八景)×
7−0
※小和田がまずTDを仕掛ける。しかし上手くまわって、奈良谷が30秒押さえ込み4P。次に片足タックルでTDも取り、マウントも取り、奈良谷の判定勝ち。

第4試合 63kg級
×高橋啓太(木口ワークアウト) vs 渡部祐徳(RODEO STYLE)○
0−4
※高橋はガードからスイープされ、マウントを取られそうになった時点で肩がはずれる。すぐさまドクターにはめてもらい、そのまま試合続行。渡部は上からしつこくパスを狙うが、高橋もなかなかパスはさせない。しかし、最後の最後に高橋がバックを狙い、まわろうとしたところを渡部に袈裟固めを取られてしまう。この時点でタイムアップだったのだが、押さえ込みが有効の場合は30秒まで続く限り続行する。結局30秒押さえ込まれ、4−0。

第5試合 63kg級
○実原隆浩(骨法) vs 五十嵐祥司(RODEO STYLE)×
腕ひしぎ十字固め
※実原がハーフの状態から横へまわり、マウントへ。何度か腕を狙いつつ、横へ戻るが最後は結局マウントから狙った通り、腕十字。

第6試合 76kg級
×小木正人(アニマル浜口ジム) vs 森素道(スポーツ会館)○
ヒールホールド
※森が首投げから、パスしてそのままヒールホールド。

第7試合 69kg級
○角田健二(骨法) vs 小谷直之(シューティングジム八景)×
4−2
※早々に小谷がTDで2P先取。角田もタックルへいくが、倒れてガードポジションへ。ここで小谷の下からの三角絞めが入り、ほとんどキャッチ状態だったが、角田はなんとかふんばり耐える。(腕も極めようと取っていたが、それも堪える。)ブレイクになり、角田が引き込む感じで上になる。小谷が再び下から三角を狙ったところを、足を抱えてパス。そのまま30秒押さえ込んで逆転。がぶった状態などからヒール、三角、バックを角田が狙い、あわや押さえ込まれそうになったところでタイムアップ。角田の判定勝利だったが、小谷の三角絞めはほとんど極まっていた。にも関わらず、耐えた角田の根性は凄かった。

第8試合 +85kg級
×神谷宏(TEAM ALIVE) vs 和田城功(RJWセントラル)○
0−1
※押し合いで和田がTDして1Pゲット。その後もお互い首を取っての押し合い。和田が神谷の首を落として横へまわったり、ポジションを狙うが、ポイントにはならず。1Pを守って判定勝利。

第9試合 69kg級
×西村真也(木口ワークアウト) vs 長部竜太(RODEO STYLE)○
0−4
※西村が片足タックルにいったところを、長部が三角を狙う。が、これを西村が持ち上げて場外へ。長部がガードの下から腕を狙い、体が倒れた西村のバックへまわり、チョークスリーパーへ。ここでタイムアップ。

第10試合 85kg級
×小和田滋巳(シューティングジム八景) vs 河崎義範(RJW)○
0−10
※河崎がまずTD。バックを取って押さえ込み。そこからまたバックへまわって腕十字、三角を狙う。一旦ブレイクして小和田を倒した状態から河崎がマウント。腕を狙いながら、横四方へいったりポイントを取り、腕を狙いつづけてタイムアップ。河崎、序盤から余裕の表情で圧倒的勝利。

第11試合 63kg級
×五十嵐祥司(RODEO STYLE) vs 永田聡哉(武蔵村山道場)○
腕ひしぎ十字固め
※永田が五十嵐の片足を取ってまわり、横四方からマウントへ。そこから腕を狙って十字。

第12試合 69kg級
×山本敦雄(木口ワークアウト) vs 角田健二(骨法)○
横四方からの絞め
※首の取り合いからお互いタックルでTDを狙うが、山本が再三場外へ出てしまうので、注意を受けレフェリーポジションから再開。しかし1−1でタイムアップ。延長へ。角田がハーフガードから押さえ込み、車絞めの様な体制で山本の首を絞め、たまらずタップ。

第13試合 63kg級
○渡辺将広(RJW) vs 渡部祐徳(RODEO STYLE)×
ヒールホールド
※開始早々に渡辺がヒールを狙い、そのままタップを奪う。

第14試合 63kg級
×高橋啓太(木口ワークアウト) vs 実原隆浩(骨法)○
0−4
※実原がまず片足タックルで倒して、パスして押さえ込む。次もTDしてマウント。更にバックへまわり、戻っては横四方からマウント。とっては横へ戻り、とっては戻りの展開で、圧倒的なポジション取りで判定勝ち。同じポジションには再度ポイントは入らないので、勿体無い。柔術なら20P以上は入ったのではと思わせる攻勢だった。

第15試合 69kg級
○和田城功(RJWセントラル) vs 奈良谷洋一郎(RODEO STYLE)×
7−0
※奈良谷、逃げ腰で注意。レフェリーポイントから再開。和田が巻き込んできれいに投げ、3P奪取。そのまま30秒押さえ込んで4P追加。文句なしの判定勝ち。

第16試合 76kg級
×角田健二(骨法) vs 森素道(スポーツ会館)○
腕ひしぎ十字固め
※この日3試合出場の角田、これまで2勝を挙げている。一方森は初戦、相手をヒールで秒殺し、小木のヒザを壊している(小木は第17試合に出場予定だったが、棄権)。注目の対戦だ。まず押さえ込みで角田が1P先取。そこからバックにまわったり、腕をねらう。ガードになって森が三角を狙ってきたところをパスしようとして、ガブられてブレイク。森、タックルをつぶされてガードへ。下から三角やスイープを狙う。それを防ごうと立ち上がった角田に、三角を仕掛けた状態から腕を取り、伸ばして角田たまらずタップ。小谷戦で堪えた腕に、後遺症が残っていたのか。

第17試合 69kg級
○山本敦雄(木口ワークアウト) vs 五十嵐祥司(RODEO STYLE)×
8−0
※山本がまずTDして1Pゲット。その後首投げから袈裟固めを仕掛けて更に3Pをゲット。タイムアップになった時点から30秒押さえ込んで、4Pもゲット。圧倒的勝利。

第18試合 +85kg級
×神谷宏(TEAM ALIVE) vs 河崎義範(RJW)○
0−8
※開始後、少ししてから神谷、消極的を注意されレフェリーポジションからとなる。河崎そこからまわって横四方をとる。ガードに戻されても、両足かついでパスして押さえ込み。30秒経ってからマウントもとる。そのまま場外へ出てブレイクに。しかし、神谷をつぶしてからバックへまわり、そこからまたマウントへ。余裕たっぷりの判定勝ち。

 

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 9月29日 公式情報

「10.17コンテンダーズIIで桜庭vs宇野」

▼ 10月17日(日)東京・半蔵門のTOKYO FMホールで開催の「G.C.M./CONTENDERS II」の予定カードが一部発表された。中でも注目はメインとして予定されている桜庭vs宇野。特別試合と銘打たれており、他の試合が2Rであるのに対しこの試合だけ1Rとなっているので、どちらかと言えばエキシビジョンマッチ的な扱いと考えられるが、修斗とPRIDEを代表するエース級の選手同士の激突だけに、見逃せないところだろう。

(井原芳徳)

5分×2R
廣野剛康(和術慧舟會)vs 勝村周一郎(K'z FACTORY)
門脇英基(和術慧舟會)vs 米澤迅三郎(WILD PHOENIX)
楳澤智治(RJW/CENTRAL)vs 五木田勝(KIGUCHI WORKOUTO STUDIO)
塩沢正人(和術慧舟會)vs 太田吉信(四王塾)
特別試合 ※5分×1R
桜庭和志(高田道場)vs 宇野薫(和術慧舟會)
 
参加予定選手
三宅靖志(RJW)、早川光由(正道会館)、阿部裕幸(RJW)、
吉本収(RJW)、豊永稔(高田道場)など
 

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 9月13日 公式情報

「全日本BJJトーナメント参加者募集」

パレストラ主催 第1回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント開催
Campernat Japones de Jiu-jitsu
All Japan B.J.J. Open Tournament 1999
 
 パレストラ東京は、5月の東日本・西日本大会に続き、初の全日本オープントーナメントを行う。特に選手数の多いアダルト(18-29歳)白帯の部は2日に分けて行われる。この大会では、一般からの参加申し込みを受け付けている。主な要項は下記の通り。
 
・スケジュール
1日目:1999年11月6日(土) 
会場:台東リバーサイドスポーツセンター3F第1武道場
9:10 選手集合〜計量 10:30 試合開始
アダルト・白帯の1回戦より準々決勝または準決勝
 
2日目:1999年11月7日(日) 
会場:中央区総合スポーツセンターB1F第1武道場
9:10 選手集合〜計量 10:30 試合開始
アダルト・白帯の準決勝または準決勝
マスター、シニア、スベル・シニアの全試合
女性の全試合 ジュベニウの全試合 青帯以上の全試合
 
・会場への交通アクセス
1日目 台東リバーサイドスポーツセンター
営団銀座線・都営浅草線・東武伊勢崎線の「浅草」駅下車徒歩10分
都営バス「東42甲」系統の南千住〜東京八重洲口間「浅草7丁目」下車徒歩5分
※駐車場なし
 
2日目 中央区総合スポーツセンター
都営新宿線「浜町」駅下車徒歩2分
営団日比谷線・都営浅草線「人形町」駅下車徒歩8〜10分
営団半蔵門線「水天宮前」駅下車徒歩8〜10分
※有料駐車場あり
・参加費
一般 6,000円  パレストラ会員及びJ.F.C.N.メンバー 4,500円
女性 4,500円  ジュベニウ(18歳未満) 3,000円
 
・競技方法
ブラジリアン柔術ルールに則った性別・年齢別・階級別オープントーナメント
 
・応募方法
 出場希望者は、参加申込書に必要事項(押印・写真貼付必須)を記入し、参加費同封の上現金書留にてパレストラ東京まで申し込むこと。トーナメント表を事前に知りたい場合はアンケート欄にその旨記載し、FAX番号を書き込む又は120円切手を貼った返信用封筒を申込書に添えること。対戦表が決定するのは10月26日前後の予定。
 
・応募締切 1999年10月22日(水)必着
 
・問合せ先:パレストラ東京
東京都練馬区豊玉北1−6−13カエサル江古田B1-101
TEL:03-5984-3209/FAX 03-5912-7418

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 9月6日 公式情報

「CONTENDERS 2 開催決定」

▼ 今年1月に初開催されるや、総合系からの組技格闘技にアプロ−チしたユニ−クなイベントとして注目された「G.C.M./CONTENDERS」が再び開催される事になった。すっかり格闘技の第二殿堂となった感のある北沢タウンホ−ルから今回は会場をT/FMホ−ルに移して、10月17日(月)の開催となった。組技に置ける立ち技の攻防を重視したこの大会を経ることによって、今年慧舟勢が各プロ団体で大ブレイクしたのはご存知のとおり。その慧舟勢が再度原点に戻って、半年間の技術の研鑽を問うこの大会に期待したい。チケット発売、カ−ドなどは未定。

 また、この大会のもう一方の軸となるレスリング集団RJWが、一般初心者クラスを開始、参加希望者を募ることになった。開始は9月27日午後7時から。事前見学も可能なので随時おいでください、とのこと。

RJW/CENTRAL
千代田区飯田橋4-3-8東日本飯田橋ビルB1F(火曜休)
(飯田橋駅徒歩5分 九段下駅徒歩7分)
03-3556-3858(RJW) 03-5200-3546(WK/NETWORK)

(井田英登)

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