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[DREAM] 3.15 埼玉:ミノワマンの相手は韓国プロ野球の元投手に

FEG "DREAM.1 ライト級GP 2008 開幕戦" 2008年3月15日(土) さいたまSアリーナ  【→カード&チケット】 【→掲示板スレッド】


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(3/14 up) ミノワマンの対戦相手が韓国のイ・グァンボム(Lee Kwan Bum)に決まった。身長188cm、体重130kgの21歳。韓国プロ野球の元投手で、キックボクシングを8戦経験し、得意技は膝蹴りだという。ホテルイースト21東京での前日会見では「明日ファンが喜ぶ試合がしたい」と抱負を述べた。ミノワはグァンボムを見た印象について「ズール選手より小さいと思った」と話した。
 会見冒頭には今大会を欠場する宇野薫が登場し「風薫るころにはDREAMのリングで試合がしたい」と話した。
 計量は非公開で行われ、笹原圭一DREAMイベントプロデューサーによると、全選手が一回目でパスしたという。当日券は13時より販売。大会の模様はTBS系列で当日夜7時より放映される。(井原芳徳)

メインはカルバン×青木。ミノワマン第1試合

(3/13 up) DREAM.1の全試合順が以下のとおりに決まった。ミノワマンの対戦相手の発表は大会前日の14日に持ち越しとなった。

第10試合 J.Z.カルバン vs. 青木真也
第9試合 川尻達也 vs. ブラックマンバ
第8試合 アンドレ・ジダ vs. エディ・アルバレス
第7試合 ミルコ・クロコップ vs. 水野竜也
第6試合 石田光洋 vs. チョン・ブギョン
第5試合 永田克彦 vs. アルトゥール・ウマハノフ
第4試合 宮田和幸 vs. ルイス・ブスカペ
第3試合 ヨアキム・ハンセン vs. 朴光哲
第2試合 桜井“マッハ”速人 vs. 門馬秀貴
第1試合 ミノワマン vs. X

ミルコの相手はU-FILEの水野に

(3/11 up) ミルコ・クロコップの対戦相手が、U-FILE CAMP登戸所属でパンクラス・ライトヘビー級3位の水野竜也に決定した。水野と師匠の田村潔司が11日、都内で会見した。DREAMの公式ルールの概要も発表され、大晦日のやれんのか!とほぼ同じだが、グラウンドの定義がいわゆる「4点ポジション」から「足の裏以外が一点でもリングに接地した状態」に変わった。

 水野は茨城県出身の26歳。身長186 cm、体重97.0 kg。中学から大学まで柔道を学び、U-FILE所属後、パンクラスでプロデビュー。日本人に2連勝した後、07年2月にチアゴ・シウバ、07年5月にアスエリオ・シウバに敗れたものの、新旧UFCファイター相手に大健闘してみせた。
 2月29日にはオーストラリアのケージ大会・ウォリアーズ・レルムに出場し一本勝ち。その試合でのダメージが無く、ミルコの相手が公募中こだと知ると「一生に一回あるかないかのチャンス」と考え、田村に相談。水野も迷いもあったが、30分ほどの話し合いの末、「最終的に僕がケツを叩いた」と田村は明かす。
 笹原圭一DREAMイベントプロデューサーは「国内外合わせて10名ほどからミルコと戦いたいというオファーがあった。海外選手はビザを用意する時間が無いので日本人が良かった。一番将来性があって、総合の未来を託せる選手と考え、水野選手を選んだ」「他にも日本人はいたが、即決に近かった。慣れない海外での試合できっちり一本を取ったことも評価した」と決定の経緯を説明。「今までにも話したように、DREAMでは新しい価値観を生み出したい。水野選手には生き様を見せて、DREAMが夢がつかめるリングだと証明して欲しい」「勝てばヒョードル戦もありうる」と期待を寄せた。
 田村も水野の活躍を期待。「正直、現時点では力は及ばないと思うけど、リング上で化ける選手はいる。その化け方を確認したい。みんなの期待を裏切る試合を期待している。いい意味でミルコを踏み台にして欲しい」と語った。トレーナーとしてのアドバイスについては「対策を時間の無い今に伝えると、心と体がバラバラになってしまう。左の攻撃を注意して、あとは本能に任せるしか無い」と話した。
 水野も特別な準備をする考えは無く、「イメージトレーニングで気持ち作りに専念したい」とのこと。「チアゴもアスエリオも一流だったけど、ミルコは超一流。穴が無い。でも一回はミスや気の緩みが出ると思うので、そこに賭ける」「リングに上がれば勝ち負けはフィフティー・フィフティー」「本当に勝ちに行くならグラウンドに行くのがいいけど、打撃でもチャンスがあれば応じたい」と、持ち前の強心臓ぶりを会見でも垣間見せた。
 なお、唯一未定のミノワマンの対戦相手と、試合順に関しては、13日(木)のルールミーティングで発表される模様だ。

やれんのか!とほぼ同じルールに

 DREAMの公式ルールが、島田裕司ルールディレクター、野口大輔レフェリー、礒野元ジャッジ出席のもと発表された。試合時間は1R10分・2R5分・インターバル90秒で、2Rで決着がつかない場合は必ずどちらかに優劣をつけるマスト判定で勝敗を決めるため、引き分けは無い。サッカーボールキック・踏みつけは反則。グラウンドの相手の頭部・顔面への膝蹴りは有効(ただし体重が15kg以上差ある場合は膝蹴りも反則)。これらの点はやれんのか!と変わらないが、グラウンドの定義を「足の裏以外が一点でもリングに接地した状態」に変更したことについて、島田氏は「世界基準に合わせた」と説明した。
 ルールの発表が大会間際となったことに関して、島田氏は「細かい文言をまとめるのが遅れただけで揉めたわけじゃない。この間の会見(2/13の開催発表会見)の後、選手には内々に伝えていた」と話した。近くDREAM公式サイトで全文を発表するとのことだ。トーナメントで負傷者が出た場合の敗者復活等のシステムについても発表がされた。DREAM公式サイトのニュースに詳細が記されている。
 なお、階級制が、各設定体重未満でなければ計量をクリアできない形式から、設定体重以下ならクリアできる形式に変更となった。例えばライト級なら、70kgジャストでも計量をパスできる。(井原芳徳)
 

宇野・メレンデス欠場。マッハ×門馬決定

(3/7 up) DREAMライト級GP一回戦・石田光洋 vs. チョン・ブギョン、永田克彦 vs. アルトゥール・ウマハノフアンドレ・ジダ vs. エディ・アルバレスの3試合が決定した。アルバレスは06年8月のMARS以来の来日。Bodogの元ウェルター級王者で、1月のエリート移籍初戦でTKO勝ちしている。

 他にもウェルター級のワンマッチ・桜井“マッハ”速人 vs. 門馬秀貴と、ミノワマンの参戦が決まっている。

 ライト級GP一回戦の残り1試合だが、エントリーしていた宇野薫ギルバート・メレンデスが欠場するため、今大会では行われない。7日の都内での会見での笹原圭一DREAMイベントプロデューサーの説明によると、プランしていた宇野×ビトー・“シャオリン”・ヒベイルは双方の怪我で実現せず、ジダ×メレンデスは「最終的にはまとまらなかった」という。だが宇野もメレンデスも実力者であることから、選手のコンディション等も見つつ、4/29のミドル級GP開幕戦大会で一回戦の残り1試合を組むか、5/11の二回戦にシードさせるかの処置を検討している。笹原氏によると、宇野は顎の怪我で欠場するという。メレンデスは3/29に開催されるストライクフォースで同団体ライト級王座の防衛戦を行う予定だ。

 相手が未定のミルコとミノワについては「ミルコ戦はいろんな選手にオファーしているが、気軽に戦える相手ではないので難航している。戦いたい選手は名乗り上げて欲しい」「ミノワ選手のカードは週明けにも発表できるから心配無いが、ミルコは正直心配」と話した。ルールも来週明けにようやく発表される模様。「やれんのか!ルールに準じたものになると思う」とのことだ。

 なお、5日に旗揚げしたライバル大会・戦極についての質問も飛んだが、PPVで観たという笹原氏は「正直、僕らはあまり意識していない。過去の財産はもちろん大事だけど、DREAMは新しい価値観を作りたいし、じゃないとこの世界で生き残れない」と話した。(井原芳徳)

<出場選手のコメント>
◆マッハ「頑張るのは当たり前。門馬選手の道場生がうちで練習していたこともあるし、知らない仲じゃないけど、試合になれば関係なく勝ちを目指す。(門馬とはDEEPのグラップリングタッグマッチで対戦経験があるが)寝技が強いという印象。三角絞めが得意な選手とも戦ってきた経験があるので大丈夫だと思う」

◆門馬「DREAMは僕にとってはまさに夢の舞台。僕の戦う姿で見ている人に夢を与えたい。(試合のオファーがあったのは?)2日前ですが、1ヶ月前の試合に勝った後、すぐに練習を再開してた。大舞台の場合、オファーが1〜2週間前ということはよくあるので、準備はしていた。今年は7〜8試合戦い、今までとは違った面も見せていきたい」

◆ミノワ「第1試合に出たい。DREAMの扉を自分で開き、火を付けたい。ミノワマン第7話は、初のDREAMということで、初夢の巻です。」

◆石田「相手のブギョン選手は大晦日の青木君との試合を見ても本当に強い。いい経験になる。ブギョン選手としかできない熱い試合を見せたい」

◆ジダ(主催者代読)「アルバレスは自分と似ているタイプ。真っ向から打ち合える。メレンデスが相手と最初は聞いていたが、アルバレスでも闘い方は変わらない。トーナメントでJ.Z.カルバンと再戦したい」
 

川尻×マンバ、宮田×ブスカペ、朴×ハンセンに

(2/26 up) DREAMライト級GP一回戦3試合・川尻達也 vs. ブラックマンバ宮田和幸 vs. ルイス・ブスカペヨアキム・ハンセン vs. 朴光哲が新たに決定した。

 26日、都内ホテルでの会見には、カードの決まった3選手が出席。川尻は「このメンバーなら誰が優勝しても不思議じゃ無い。世界一を決めるのにふさわしいリング。5月で30歳になるので、このトーナメントを制覇して、ベルトを自分への誕生日プレゼントにしたい」と抱負。マンバについては「一番危険な相手。一発がデカい。リーチが長い分、組み付くのもパンチを当てるのも苦労しそう。イロモノキャラっぽいけど、ちゃんと実力がある」と評し、「僕もカレーでも持って入場しようかな」と笑った。
 この日発表された3試合は、奇しくも旧PRIDE対HERO'Sの対戦構図に。笹原圭一DREAMイベントプロデューサーは「特別意識したわけじゃ無い」と話したが、川尻は「PRIDEのリングが大好きだった。HERO'Sの選手に負けたくない」と対抗意識を示した。

 宮田は「今までHERO'SとDynamite!!で力を発揮できなかった。今度の選手も強いけど、力を発揮したい」と抱負。ブスカペについては「昨日急遽DVDを借りて見た。当然寝技は強いけど、思ってたよりレスリングができる」と評した。総合デビューから3年経ち「ある程度寝技はできるようになった」ことから、最近は打撃の練習に比重を置いているとのことだ。

 朴は「自分の中ではハンセン戦は査定試合のようなもの。これで勝てばトーナメントのメンバーとして誰も文句は言わせない。変な相手じゃなくて良かった」「潰し合いの試合になる。スタンド勝負?そうですね。売名行為で」と笑顔で語り、認知度アップを目指す考え。所属ジムのKILLER BEEが白金から馬込に移転し、KRAZY BEEに名前が変わっただけでなく、リングが設置されるなど環境が充実した。「KIDさんが最近積極的に教えてくれる。昨日もしごかれました」とのことで、コンディション作りは順調なようだ。

 ミルコのワンマッチを含めた残りカードとルールは今週中に発表を予定。ライト級GPでは日本人対決が組まれる可能性もあるという。なお、本日13時より、DREAMオフィシャルサイトがオープンしている。(井原芳徳)

ミルコ、HERO'S+旧PRIDEの新大会参戦

(2/13 up) HERO'Sを運営してきたFEGと、旧PRIDEスタッフが集結したやれんのか!実行委員会が合体し、新しい総合格闘技イベント「DREAM(ドリーム)」をスタートする。
 DREAMの主催はFEGとTBS。マッチメイク・会場演出・選手紹介VTR等のプロデュースは旧PRIDEスタッフがFEGから請け負う。元DSE広報の笹原圭一氏(写真最前列右端)がDREAMイベントプロデューサーに就任し、DREAM運営用の新会社を設立する予定だ。谷川貞治FEG代表のプロデュース業務は今後K-1のみとなり、DREAMにはFEGの契約選手の派遣や主催者としての各業務についてのみ関わる形となる。
 DREAMの旗揚げ興行「DREAM.1」は3/15(土)さいたまスーパーアリーナで開催。TBS系で当日夜19:00〜20:54に放映され、16選手によるライト級(70kg)グランプリの一回戦8試合に、ミルコ・クロコップらのワンマッチを加えた全10試合前後を予定している。

 13日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントでのファン公開記者会見にはミルコも登場。300人近く集結したファンからはこの日一番大きな歓声が巻き起こった。
 ミルコが昨年戦場としたUFCとの契約関係について、笹原氏は「契約の詳細は申し上げられないが、この場に来ていることが全て。問題無い」とだけ話した。ミルコは「UFCで残念な結果に終わったからDREAMに移ったのではない。いずれはUFCに戻りたいが、日本で試合がしたいと思っていた。DREAMはこれからのキャリアで重要な場になる。正直、ケージファイトは自分には合っていない。日本が合っている。日本が第二の故郷だ」とDREAM参戦の理由を説明した。
 M-1グローバルとエメリヤーエンコ・ヒョードルも連名で「M-1のチャレンジ大会を日本でDREAMと共催したい」とのコメントを発表し、DREAMに協力する姿勢を示した。ミルコのヒョードルへのリベンジマッチが実現するかどうかがヘビー級戦線の話題の中心となりそうだ。

 ライト級GP一回戦のカードとして、やれんのか!大晦日!2007で中止となったJ.Z.カルバン vs. 青木真也が決まった。ライト級GPと並行してミドル級(84kg)GPも開催されることに。両GPの優勝者は、各階級の初代王者となる。両GPとも別々の遊戯機メーカーが冠スポンサーについている。

◆年間スケジュール
 HEIWA DREAM.1 ライト級グランプリ 2008 開幕戦 3月15日(土) さいたま
 OLYMPIA DREAM.2 ミドル級グランプリ 2008 開幕戦 4月29日(火/祝) さいたま
 HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ 2008 2nd ROUND 5月11日(日) さいたま
 OLYMPIA DREAM.4 ミドル級グランプリ 2008 2nd ROUND 6月中旬 韓国 or 横浜アリーナ
 HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ 2008 決勝戦 7月21日(月/祝) 大阪城ホール
 OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ 2008 決勝戦 9月下旬 さいたま

◆ライト級GP出場予定選手
 J.Z.カルバン青木真也川尻達也石田光洋アンドレ・ジダ宇野薫、チョン・ブギョン、宮田和幸ヨアキム・ハンセンアルトゥール・ウマハノフギルバート・メレンデスルイス・ブスカペ朴光哲ほか3名

◆会見に出席した選手(登場順)
 中村大介、上山龍紀、柴田勝頼、朴光哲、大山峻護、宮田和幸、金泰泳、所英男、長谷川秀彦、桜井隆多、今成正和、山本“KID”徳郁、宇野薫、船木誠勝、田村潔司、秋山成勲、ミノワマン、桜井“マッハ”速人、青木真也、川尻達也、石田光洋、桜庭和志、ミルコ・クロコップ

◆ビデオメッセージで参戦表明した選手
 J.Z.カルバン、ホイス・グレイシー

◆主な選手のコメント
桜庭「第1回Dynamite!!のように、Dreamの名前通り、ファンに夢を与えられるよう、選手とスタッフで頑張りたい」
KID「かなりイケてるイベントになっちゃうと思う。ちなみに(DREAM.1開催日の)3月15日は僕の誕生日なんで覚えておいてください(場内笑)」
秋山「夢のカードが実現すると思う。自分のためというより、ファンの皆さんのために夢を見せたい」
青木「幸せいっぱい夢いっぱい。夢とロマンあふれる試合をしたい。正々堂々と僕と向こうの看板を賭け、世界最高峰の試合をやって僕が勝ちたい」

 会見には他にも選手コールのアナウンサーのレニー・ハートさん、リングアナのケイ・グラントさん、広報の佐伯繁DEEP代表、選手紹介VTR制作の佐藤大輔ディレクターら、旧PRIDEスタッフが勢揃い。佐藤ディレクターの制作したDREAMのプロモーション映像も流され、「さらば、黒魔術」「Let Me Entertain You」「3.15 STARTING OVER」「あの夢の続きが始まる」といった字幕が踊り、桜庭の「何で喧嘩してたんだろう?」という、おそらく最近収録したと思われるコメント映像も引用された。会見の様式は1年前のPRIDE六本木会見や、たまアリでのやれんのか!開催発表会見、12月の大連立発表会見を混ぜたようなスタイルとなった。

 階級はウェルター級(76kg)、ライトヘビー級(93kg)、ヘビー級(93kg以上)も設定され、UFC等で採用されている世界標準に近い形になった。60kg台前半のKIDら向けにライト級の下にも階級が作られる予定だ。ライト級、ミドル級以外は、今年中にワンマッチ形式で初代王者が決められる模様だ。
 試合ルールは未定だが、HERO'SとPRIDEの双方の要素を取り入れたものとなる予定で、旧PRIDEの島田裕司・野口大輔、旧HERO'Sの礒野元の3レフェリーがルールを設定する。この3人も会見に出席していた。

 一方、会見に姿を見せなかったのが、高田延彦PRIDE統括本部長、前田日明HERO'Sスーパーバイザーの、両イベントのシンボル的存在だった2人。谷川氏は「2人とも肩書きは無しになるが、仲違いしたわけじゃなく、これからも一緒にやっていく。前田さんに関しては、ここ2〜3年、HERO'Sでやりたいことができなかったと思う」と話し、近く会見で前田氏との新しいプロジェクトを発表することを明かした。前田氏が代表を務めるリングスは公式サイトで、3/30にディファ有明で「THE OUTSIDER」という新大会を開催することを発表していることから、それに関連した動きになると思われる。

 笹原氏はDREAM旗揚げ発表までの経過について「大晦日のイベントの最後に“夢の続き”といったメッセージを残しつつも、けじめの大会だったので、その時点では方向性は決まっていなかった。その後いろんな方と話し、谷川さんからトータルで任せてもらえることになった」「本当はもっと早く発表したかったが、いろんな人間が絡んでくるので調整に時間がかかった」と説明した。
 DREAMの10日前に旗揚げする戦極側は1月7日の時点で、やれんのか!のスタッフが戦極のイベント制作の主体になると発表していたが、笹原氏は「我々が戦極を手伝うことは無い。佐藤大輔ディレクターやレニー・ハートさんの名前を出されたが、我々はトータルでやって力を発揮できる。一部だけ切り取っても熱のある世界観が出せない。話し合ったがコンセプトが合わなかった」と、戦極のオファーを断った理由を説明した。戦極側もDREAM旗揚げ発表の4時間前の会見で「やれんのか!の一部の人たちは動き出して作り始めていたが、今は違うチームを考えている」と発表している。

 なお、「やれんのか!実行委員会を通じて、三崎選手とは秋山戦を2回やることで合意していた」等と谷川氏が1月23日の会見で三崎を批判していた問題について、笹原氏は「言った言わないの行き違いはあったが、ご本人と話して円満に解決した。三崎選手にはDREAMにも上がってもらいたい」とだけ話し、詳細は明らかにしなかった。一方で谷川氏の発言に対しては「契約云々は表に出すことじゃない。あの場でああいう形で話が出た事は個人的には違うと思った」と不満を述べたが、「谷川さんには納得していただいた」と話し、3者の間での円満解決を強調した。(井原芳徳)
 

 

FEG "HEIWA DREAM.1 ライト級GP 2008 開幕戦"
2008年3月15日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
開場・14:00 開始・15:00 テレビ放映:19:00〜20:54(TBS系)


[ライト級(70kg)GP一回戦] 1R10分・2R5分(インターバル90秒)

第10試合
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
青木真也(日本/パラエストラ東京)

第9試合
川尻達也(日本/R-BLOOD)
ブラックマンバ(インド/フリー)

第8試合
アンドレ・ジダ(ブラジル/ウニベルシダージ・ダ・ルタ)
エディ・アルバレス(米国/ファイト・ファクトリー)

第6試合
石田光洋(日本/T-BLOOD)
チョン・ブギョン(韓国/フリー)

第5試合
永田克彦(日本/Team Kings・新日本プロレス)
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート・ロシア)

第4試合
宮田和幸(日本/フリー)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)

第3試合
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
朴 光哲(日本/KRAZY BEE)


[ワンマッチ]

第7試合 ヘビー級(+93.1kg) 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
水野竜也(U-FILE CAMP登戸)

第2試合 ウェルター級(76kg) 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
門馬秀貴(日本/和術慧舟會A-3)

第1試合 無差別級 1R10分・2R5分(インターバル90秒)
ミノワマン(日本/フリー)
イ・グァンボム(韓国/清州韓国ファイトクラブ)


◆入場料金(全席指定・消費税込)
VIP(ビップ) 100,000円【特典:専用入場ゲート・グッズ付】
RS(ロイヤルリングサイド) 30,000円
スタンドS 17,000円
スタンドA 7,000円

◆券売スケジュール

[特別先行予約 2月17日(日)10:00〜]
特電番号 0570-06-9999
やれんのか!オフィシャルサイト
K-1オフィシャルサイト
HERO'Sオフィシャルサイト
K-1/HERO'Sオフィシャル携帯サイト i-mode Yahoo!ケータイ EZ web

[一斉発売 2月24日(日)10:00〜]
DREAMオフィシャルサイト
やれんのか!オフィシャルサイト
K-1オフィシャルサイト
HERO'Sオフィシャルサイト
K-1/HERO'Sオフィシャル携帯サイト i-mode Yahoo!ケータイ EZ web
イープラス(パソコン&携帯)
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード=594-790)
ローソンチケット 0570-084-003(Lコード=31971)
CNプレイガイド 0570-08-9999
レッスル池袋店 03-3989-0056(店頭販売のみ)
書泉ブックマート 03-3294-0011(店頭販売のみ)
フィットネスショップ格闘技 03-3265-4646(店頭販売のみ)
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778
後楽園ホール 03-5800-9999(店頭販売のみ)
BCG 03-3560-7911(店頭販売のみ)
さいたまスーパーアリーナ 048-600-3037(店頭販売のみ)
相鉄ジョイナスプレイガイド 045-319-2456(店頭販売のみ)
公武堂 052-241-2511(店頭販売のみ)
バトルロイヤル 03-3556-3223(店頭販売のみ)
新日本プロモーション
ときめきドットコム
《0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります》

◆お問合わせ DREAM事務局 TEL 03ー5775ー5065

Last Update : 03/14 23:00

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