[パンクラス] 12.22 ディファ：ジョシュ×佐藤光留は36.3kg差

パンクラス "パンクラスism主催興行" 2007年12月22日(土) ディファ有明　　【→カード＆チケット】　　[→掲示板]
　

▼ (12/21 up) ism主催興行の前日計量が14時よりP's LAB東京にて行われ、全選手がパスした。2回目でパスしたのは3人で、ライト級（69kg）アライケンジ 1回目 69.2kg→2回目 68.9kg、ミドル級（82kg）ガジエフ・アワウディン 82.9kg→81.8kg、フェザー級（64kg）曹　竜也 64.2kg→63.9kgだった。
　無差別級のキャッチレスリング戦で対戦する佐藤光留は84.2kg、ジョシュ・バーネットは120.5kgのなんと36.3kg差。ジョシュは「最近は試合が無かったのでウェイトトレーニングを中心にやっていた。相手が小さかろうが容赦しない。ナナツノスープレックス（＝七色のスープレックス。前田日明氏が新日本プロレス時代に駆使した）のどれかで終わらせるよ。ホクトシンケンハムテキダ」と意気込みを語った。
　メインイベンターを務めるライトヘビー級（90kg）2位の川村亮は89.7kg。「ism興行は2年前にパンクラスデビュー戦を行った大会なので、自分にとって大事。勝って来年につなげたい」と抱負を述べた。
　当日券は全券種を14:30より販売。SS席(￥12,500-) A席(￥8,500-) B席(￥6,500-) C席(￥5,000-)。（井原芳徳）
　

サジン「アライケンジと打ち合う」

▼ (12/21 up) カク・サジン、ガジエフ・アワウディンの2選手が20日、P's LAB東京にて公開練習を行った。
　サジンは「7月の伊藤選手との試合は受けに回って引き分けてしまった。アライケンジ選手は男らしく前に出る選手。僕も積極的に行く。ぜひ打ち合いたい。ランキングのこととかは考えず、いい試合をするよ」と抱負。打撃はムエタイジム、東洋太平洋王者も所属するボクシングジム、寝技はエディ・ブラボーの弟子、総合はユン・ドンシクのチームとの合同練習で強化したといい、前回からの変化に期待十分だ。
　鳥生将大を下し対ism3連勝を目指すアワウディンは、前回の9月の後楽園の渡辺大介戦の後、母国ロシアで頭突き有りのパンクラチオンルールの試合を2週間前までに3試合こなしたといい、「パンクラチオンの試合のほうが辛いよ」とキッパリ。鳥生は余裕の構えのアワウディンの鼻柱を折ることができるのか？（井原芳徳）
　

北岡、川村の勝利を全面バックアップ

▼ (12/17 up) パンクラスism主催興行を5日後に控えたism所属選手たちが17日、P's LAB横浜で公開練習を行った。
　今回試合は無いが、川村亮、佐藤光留、伊藤崇文のスパーリング相手を率先して務めたのが北岡悟。当日もP's LABの選手も含め6試合のセコンドにつき、ism興行の屋台骨を支える重要な役割を担う。
　そんな北岡が「厳しいカードが並んだ。ismの選手は勝ち越しできればいい方」と評する中、「何があっても勝ってもらう」と特に懸命にバックアップしているのが、メインを務める川村だ。
　川村の対戦相手は元ism・現GRABAKAのKEI山宮だが、北岡は「山宮さんがGRABAKAに行ってどうとかは関係無い。GRABAKAはismにとって天敵だけど、川村がどういう試合をするかだけが大事」という考え。
　川村本人も「勝たないと盛り上がらない。最後勝って、最高の楽しみをお客さんにあげて締めくくりたい」とコメントする。山宮戦はパンクラスismのこれまでとこれからが凝縮された重要な一戦となりそうだ。（井原芳徳）

◆佐藤光留「ジョシュ・バーネットが久々にパンクラスに上がることが世界的に注目されるだろうけど、たった一人、ディファのリングの反対側に立つ人間として頑張らないといけない。北岡がセコンドについて勝った試合が無いので、笑顔で次の川村のセコンドにつかせてあげたい」

◆伊藤崇文「相手の昇侍選手は体の軸が強く、ガンガン来るんで、自分も前に出て勝ちたい。1年の区切りとか関係なく、僕にとって凄く大きな試合になる」　

◆アライケンジ「今年からismを名乗ってism主催興行に出ますが、自分の試合をするだけです」（カク・サジンと対戦）

◆鳥生将大「ガジエフ・アワウディンは強敵なんで、自分にとって試練。一生懸命やるだけです」

山宮「一個人として川村選手に挑む」

▼ (12/12 up) “ismの超新星”川村亮と対戦する元ismのKEI山宮が、現在の所属先である東京・中野のGRABAKAにて12日、公開練習を行った。
　1ヶ月前の記者会見で、山宮は近藤戦を目標に掲げ、川村とワールドパンクラスクリエイトの坂本靖常務を挑発。“GRABAKAのボス”菊田までも巻き込んだ軍団抗争再燃というムードになったが、試合が近づいた山宮の気持ちにはやや変化が生まれていた。
　山宮は「記者会見のときはリップサービスの意味も多少こめていた」と話し、「今回の川村選手のほうが自分としては強大な敵」「自分が2回戦っても勝てなかったニルソン・デ・カストロ選手に川村選手は引き分けていますから、自分が挑むという立場」と川村に敬意を払い、軍団抗争の構図についても「かつてのように軍団として（GRABAKAがパンクラスに）参戦していた時代とは違いますので。今回は一個人として、もともとパンクラスにいた自分が現パンクラスの選手に挑戦させていただくという形です」と軌道修正する。
　そもそも、山宮は「パンクラスで活躍するための実力をつけたい」と4年前にGRABAKAに移籍。「パンクラスismの選手と試合をしておかなければ、引退したときに絶対に後悔するだろうと思って、タイミングを見計らっていたのですが、それがたまたま今回だった」と、個人としてのケジメの一戦であることを強調する。
　川村との戦いについては「中途半端に戦うと、あの勢いはハンパじゃないんで、竜巻の中に飛び込むようなものなので、渦巻きと竜巻がぶつかるような戦いをやろうと思っています。逃げたら、追っかけられて巻き込まれるので」とコメント。過去のism対GRABAKAを超える、新たなセンセーションは二人の激突から生まれるのか？（情報協力：ワールドパンクラスクリエイト）
　
フェザー級プロ昇格トーナメント決勝は中止

　パンクラスゲート・フェザー級プロ昇格トーナメント決勝戦・佐藤将光（TEAM坂口道場） vs. 齊藤　曜（パラエストラ仙台）が、佐藤の練習中の怪我により中止となり、齊藤の優勝扱いとなった。今大会パンクラスゲートは行なわず、本戦のみの全8試合となる。
　
志田がism興行出場。川村がメインに
　
▼ (12/4 up) フェザー級2R・志田　幹（パンクラスP's LAB東京／2位） vs. ジャミール・“ザ・サージェント”・マスー（米国／フリースタイル・アカデミー）が追加され全カードが決定した。試合順は下記一覧のとおり。川村亮がism興行のメインを務める。

ism新人 鳥生、ガジエフと試練の勝負

▼ (11/22 up) ミドル級3R・鳥生将大（パンクラスism） vs. ガジエフ・アワウディン（SKアブソリュート・ロシア）、フェザー級2R・曹竜也（闘心） vs. 清水隼人（アンプラグド国分寺）の2試合が決定した。ガジエフはこれまで鳥生の先輩の金井一朗、渡辺大介を撃破している。鳥生にとって初の国際戦で、プロデビュー以来最大の試練を迎える。

ジョシュ参戦。組技ルールで光留と

▼ (11/9 up) パンクラス無差別級王者・ジョシュ・バーネットがism主催興行に参戦し、佐藤光留とキャッチレスリングルールで対戦することが決まった。
　ジョシュのパンクラス参戦は03年8月の両国大会の近藤とのタイトル戦以来4年ぶり。ジョシュはパンクラスを通じ「パンクラスのリングに戻って来れた事は、それがどんなルールであれ素直にうれしいです。僕のファンに、僕が持っている技術を包み隠さず全て見せたいと思っています」とコメント。光留については「自分より大きな相手に恐れる事なく戦いを挑むプロレススピリットは尊敬できます。彼はずっと前から僕と戦いたいと言っていたのでチャンスですね。あとどんなコスプレをしてくるか楽しみだな」と話している。
　7日、P's LAB東京で記者会見した光留は、恒例のメイド服姿で登場し、「最初、ジョシュと戦えると聞いて幻覚かと思った。鈴木さんや近藤さんや、ジョシュと練習したことのある大石さんからもアドバイスをもらっているけど不安」と話しつつも「簡単に円をアメリカに持って帰らせない。必ず何か起こす」「無差別級ベルトにはこだわりがある。もしジョシュが負ければ、逆に向こうから今度はベルトを賭けると言うはず」と勝利への意欲を示した。（井原芳徳）

山宮帰還。ism主催興行で川村と激突

▼ (11/6 up) パンクラスism出身で現在GRABAKA所属のKEI山宮が05年3月のカストロ戦以来2年9ヶ月ぶりにパンクラスに上がり、ism主催興行で“ismの超新星”川村亮と対戦することが決まった。アライケンジの相手はライト級5位のカク・サジンに決定している。
　川村がismに入団したのは、山宮がGRABAKAに移籍した後。山宮は「全く触ったことの無い相手。今のパンクラスのエースと戦えることを楽しみにしている」「パンクラスは旗揚げ当時から『ハイブリッドレスリング』がうたい文句。自分なりに修行に出て、ハイブリッドしてきたものを試したい」と抱負を語った。今回からパンクラス時代に使っていたリングネームに再び戻す。ミノワマンや高橋和生の改名にあやかったとのことだ。
　さらに山宮は、現ライトヘビー級王者でありism時代の後輩でもある近藤有己との対戦を熱望。「自分に適したウェイトでランキングがあるのはパンクラスだけ。川村戦をクリアしたら王者の近藤選手に挑戦を表明する」と話し、「川村選手がパンクラスのエースと言っても、ベルトが無ければ外の人には伝わらない。僕に勝ったら近藤選手に挑戦表明すればいい」と、掟破りとも言える案も突きつけた。
　川村は「考えられない。今は12月に全力を尽くす」と受け流したが、同席したワールドパンクラスクリエイトの坂本靖常務は「それなら過去に一度、近藤選手との試合を怪我でキャンセルしているGRABAKA代表の菊田早苗選手が出てくるべき。いや、出てくるんじゃないか？」と逆挑発。山宮は「伝えておきます」とだけ話し、坂本常務は「山宮選手は『強くなるためにGRABAKAに行く』と言ったので、どれだけ強くなったか楽しみです」と皮肉まじりに言葉を重ねた。
　川村も会見の最初は「目の前にいるKEI山宮選手を倒すだけ」「深い事はわからない」と冷静だったが、会見の最後には「山宮さんが離れる前と今のismとの違いを見せる」と対抗意識を見せる。かつて熾烈を極めたismとGRABAKAの抗争が、一時代を超えて再燃しそうな気配だ。（井原芳徳）


道場長・伊藤は昇侍と。ヤノタク出場

▼ (10/22 up) パンクラスismの選手が勢揃いするパンクラスism主催興行が、一昨年、昨年に引き続き3回目の開催を迎える。大会まで2ヶ月を前に、早くもライト級の伊藤崇文 vs. 昇侍（しょうじ）、矢野卓見 vs. 五十里祐一の2試合が決定した。
　ismの道場長・伊藤は、一昨年はアンディ・ウォン、昨年は松田恵理也に勝利し、ism興行3連勝を目指す。今回戦う昇侍はランキングには入っていないものの、プロでの4勝は全て1R KO勝ちという危険な相手だ。五十里（いかり）は今年のネオブラッドトーナメントのライト級優勝者。大ベテランの矢野をどう攻略するか。
　

ワールドパンクラスクリエイト "PANCRASE 2007 RISING TOUR"
2007年12月22日(土) 東京・ディファ有明
開場・15:00　　開始・16:00


第8試合　メインイベント　ライトヘビー級　5分3R
川村　亮（パンクラスism／2位）
KEI山宮（GRABAKA／元王者）

第7試合　セミファイナル　ライト級　5分3R
伊藤崇文（パンクラスism／3位）
昇侍（K.I.B.A.）

第6試合　キャッチレスリングルール　無差別級　5分2R
佐藤光留（パンクラスism）
ジョシュ・バーネット（米国／フリー／無差別級王者）
　
第5試合　ライト級　5分3R
アライケンジ（パンクラスism）
カク・サジン（韓国／チーム・タックル／5位）

第4試合　ミドル級　5分3R
鳥生将大（パンクラスism）
ガジエフ・アワウディン（ロシア／SKアブソリュート・ロシア）

第3試合　フェザー級　5分2R
志田　幹（パンクラスP's LAB東京／2位）
ジャミール・“ザ・サージェント”・マスー（米国／フリースタイル・アカデミー）

第2試合　ライト級　5分2R
五十里祐一（パンクラスP's LAB東京／ネオブラッドトーナメント'07ライト級優勝）
矢野卓見（骨法烏合会）

第1試合　フェザー級　5分2R
曹　竜也（闘心）
清水隼人（アンプラグド国分寺）


■ 入場料金：
SS ￥12,000-　A ￥8,000-　B ￥6,000-　C ￥4,500-
※ 当日券は一律500円増しとなります。

■ チケット発売所：2007年10月20日(土)発売
チケットぴあ　0570-02-9999(Pコード 594-040)
ローソンチケット　0570-00-0403(Lコード　37818)
イープラス　http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス)
後楽園ホール　03-5800-9999
書泉ブックマート　03-3294-0011
レッスル池袋　03-3989-0056
ビデオショップチャンピオン　03-3221-6237
フィットネスショップ水道橋　03-3265-4646
チケット＆トラベルT-1　03-5275-2778　http://www.t-1.jp/
格闘技・プロレス図書館 闘道館　03-3512-2080
プロレスショップ・アンビション　03-5213-8681
バトルロイヤル　03-3556-3223
パンクラス　03-5792-0815
※ぴあ(ファミリーマート・サンクス)、ローソンチケット、イープラス(セブンイレブン)は全国各地の窓口でお買い求め頂けます。

■ お問い合せ：パンクラス　03-5792-0815

Last Update : 12/21 21:44