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[修斗] 2.17 代々木第2:試合順発表。マモル×BJの調印式も実施

サステイン "SHOOTO The Victory of The Truth" 2月17日(金) 代々木第2 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(2/14 up) 全試合順がカード一覧のとおり決まった。第1部は16時より第1試合をスタート予定。第1部の全試合終了後、05年度新人王の表彰式と、世界バンタム級タイトルマッチ・マモル×BJ(3.24後楽園大会)の調印式が実施される。第2部の入場式の後に須田匡昇の引退式が行われる。なお、メインイベントに出場するヨアキム・ハンセンの所属名がチーム・スカンジナビアからチーム・フロントラインに変更となった。

菊地×青木の王座戦決定。ルミナは米大陸1位と

(1/22 up) サステインは20日、東京・恵比寿の事務所で会見し、次の追加カード3試合を発表した。

  ミドル級世界王座戦・菊地昭(KILLER BEE/王者) vs. 青木真也(パラエストラ東京/世界4位)
  ウェルター級環太平洋王座決定戦・石田光洋(T-BLOOD/環太1位) vs. 冨樫健一郎(パラエストラ広島/環太7位)
  ライト級3回戦:佐藤ルミナ(roots/世界4位) vs. アントニオ・カルバーリョ(カナダ/米大陸1位)

 菊地は04年12月の代々木大会でジェイク・シールズを判定3-0で破り第7代王者に。青木は去年11月の後楽園大会で弘中邦佳を下した後、菊地への挑戦を希望していた。
 同級の世界ランクは1位・シールズ、2位・中尾受太郎、3位・ロナルド・ジューン、4位・青木、5位・桜井“マッハ”速人、6位・弘中。シールズとジューンは1/20ハワイのROTRで8人トーナメントに参戦し(決勝大会は4月)、中尾は3/4大阪のリアルリズムでDEEPウェルター級王座の防衛戦を行うため、青木の望みがスムーズに通った。

 会見では浦田昇コミッショナー立ち会いのもと調印式が行われた。菊地は「久しぶりの修斗で、マイルス・デイビス(入場曲の「ミステリー」)を聴けるので、楽しみにしています」と飄々とした様子。挑戦する青木は「中井祐樹に教えてもらった修斗を正々堂々と発表する」と気合たっぷりだった。
 サステインの坂本一弘代表は「二人とも寝技が強いが、質が違う。どういう試合になるか自分も見たい」とマッチメイクの意図を説明。菊地は青木を「柔道の強化選手だったけど、修斗は違う競技(だから気にならない)」と評し、青木は菊地を「相手は光を消すタイプ」と評す。さらに青木は「テイクダウンの能力なら誰にも負けない」「早く極めたい。30秒ぐらいかな」と豪語。王座獲りの自信を示した。
 なお、青木はこの試合で引退というわけではなく、「他団体には出ず、必ず修斗に戻ってくる」ことを約束した。

 ルミナの相手のカルバーリョは去年8月の横浜文体大会で初来日しリオン武(環太平洋9位)を判定で下した選手。ルミナは「穴がなくまんべんなくできる選手。これから強くなる。打と組の間の詰めとか、地味だけど大事な技術を持っている」とカルバーリョを評価。希望の上位ランカーとの対戦がかなわず「残念」と話しながらも、「完璧に一本かKOで仕留めたい」と語り、米大陸1位との格の違いを示す構えだ。

 朴光哲の返上により空位となった環太平洋ウェルター級王座を争うのは石田と冨樫だ。広島在住の冨樫は会見には来られず、サステインを通じコメントを発表。「一本かKOで勝ちます」「僕のジャブは痛いよ」と挑発すれば、石田は「判定で勝ちます」「僕のタックルは切れませんよ」と言い返した。もし石田が勝利し世界ウェルター級王者・川尻達也も防衛に成功すれば、T-BLOODに2本のベルトが揃う事に。石田は「お互いベルトを取って、2/17はいい日にしたい」と話していた。

 会見には既に試合の決まっていたAACCの阿部裕幸、藤井恵も出席。阿部は不死身夜天慶(シューティングジム横浜/2005年ライト級新人王)について「若くて勢いがある」と評し、「僕なりの修斗を見せたい」と抱負を語った。藤井は「いつも通り相手に何もさせず、早く試合を終わらせる」と話した。瀧本は「失うものは何もないですし、気負いも無い。緊張しないのが私の売り」等とのコメントを発表している。(井原芳徳)

ライトヘビー級王者・須田匡昇が引退式

(1/17 up) 世界ライトヘビー級王者・須田匡昇(まさのり)が今大会でライセンスを返上し、同時に引退式も行われる。引退後は地元、兵庫県淡路島において後進の指導にあたる予定だ。須田の最後の修斗公式戦は05年1月のブライアン・エバーソール戦。総合最後の試合は05年9月のPRIDEウェルター級GP一回戦のムリーロ・ブスタマンチ戦。

フジメグ参戦。新人王・廣田、初の国際戦

(1/14 up) ウェルター級3R・ダニーロ・シェウマン(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/米大陸3位) vs. 廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場/2005年新人王)、女子フライ級2R・藤井恵(AACC) vs. 滝本美咲(禅道会)の2試合が決定した。シェウマンは04年11月に来日し(※当時はシェアマンの日本語表記)、山崎剛(GRABAKA)を判定で下した選手。昨年はブラジル国内の総合大会で2勝している。滝本は12月のG-SHOOTOの1周年記念大会でMIKUを返り討ちにしたグラップラー。台頭する新世代を藤井はどう受け止めるか。

阿部兄、新人王の不死身夜と対戦。廣田も出場

(1/8 up) ライト級3R・阿部裕幸(AACC/世界10位・環太平洋8位) vs. 不死身夜天慶(STG横浜/2005年同級新人王)が決定した。ウェルター級新人王12月新宿大会で勝利しクラスAに昇格した廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場)の出場も決まっている。

ルミナ環太平洋王座返上

(12/18 up) 佐藤ルミナの代々木大会出場が正式決定した。対戦相手は未定。17日の新宿FACE大会の開催前の記者会見で、ルミナは環太平洋ライト級ベルトを浦田昇コミッショナーに返上。「次は世界のベルトを狙う。自分以上のランカーとやりたい」と話した。今ルミナは世界4位。代々木大会を主催するサステインの坂本一弘代表は、1位のギルバート・メレンデス、2位の高谷裕之、3位のジョン・ホーキ、7位の米大陸王者のジェフ・カランを相手候補に挙げ、「ルミナの世界チャンピオンになる夢をかなえられるようなマッチメイクをしたい」と語った。FACE大会の休憩明けにもルミナは登場(写真右端)。超満員の観衆に向けても06年中の世界獲りを約束した。

 ルミナ・川尻達也らトップ選手の試合中心の第2部に対し、大会第1部はクラスAの若手を中心としたカード編成を予定。早くもライト級・石川真(大宮/世界6位・環太平洋5位/写真右2人目) vs. リオン武(横浜/環太平洋7位/左端)、フェザー級・大沢ケンジ(慧舟會/世界4位/中央) vs. 植松直哉(クロスポイント/世界5位/左2人目)の2試合が決まっている。
 剛術・石川は「自分は打撃しかやりません。友達も寝技になると見えないと言うので」と壮絶な打撃戦を約束。新鋭・リオンは「ルミナさんがベルトを返上したので、強い石川さんを倒して、そのベルトに近づきたい」と抱負を語った。
 植松は「5月にメレンデスに負け、9月の大沢君との試合は負傷で欠場し、みなさんの期待を裏切ってしまいました。『まだ次がある』とは思わず、持てるもの全てを出したい」と不退転の決意を示した。さらに「最近の修斗の試合はお見合いやくっつき合いの試合が多いので、互いに勝ちに行く試合をしたい」と話せば、大沢も「3Rのゴングを聞くことが無いような試合をしたい」とアグレッシブファイトを約束した。
 植松は「最高の寝技を見せたい」、大沢は「殴って殴りまくる試合をしたい」ともコメント。石川も打撃戦を約束したが、これを聞いた修斗のカリスマ・ルミナは、「僕は最高の総合を見せたい」と発奮。第1部の好ファイトが第2部をより活性化する。

松根と朴も王座返上

 会見では朴光哲も環太平洋ウェルター級王座をコミッショナーに返上した。9月のHERO'Sのエルミス・フランカ戦で膝の靱帯を負傷。復帰は来年6月頃となり、1年の防衛期限が守れないため返上することを明かした。「入院等のゴタゴタで返上が遅れたことで、他の選手たちにはすまないと思っている」とも話した。
 さらに世界フェザー級王者・松根良太の王座返上も発表された。04年11月12日の今泉堅太郎との防衛戦で右膝を負傷。「指名試合を消化し世界王者としての義務を果たした」とコミッション側は判断し、公傷扱いとして防衛期限を120日延ばしていた。しかし戦線復帰が06年5月頃にずれこむため、15日にコミッション本局に出向き王座返上。同日付けで受理された。このため代々木大会で行われる同級の大沢×植松は、王座決定戦への出場争いの意味合いが濃くなる。(井原芳徳)

イープラスでチケット先行発売

(12/8 up) インターネット&ケータイのチケット販売サイト・イープラスでは、来年1/14(土)チケット一般発売に先駆け、12/18(日)12:00〜21(水)18:00に先行発売を実施する。販売ページへのアクセスはhttp://eplus.jp/shooto/より(PC&ケータイ共通)。12/17(土) 新宿FACE大会でも先行発売が行われる。
 大会名は「SHOOTO The Victory of The Truth」に決定。第1部開始・16:00、第2部開始・19:00の2部構成となる。

川尻、元世界王者ハンセン相手に防衛戦

(11/7 up) 修斗世界ウェルター級(70kg)王者・川尻達也が来年2.17代々木競技場第二体育館大会で、1位で元王者のヨアキム・ハンセン相手に初防衛戦を行うことが決まった。11.6後楽園大会のリング上で公開調印式が行われ決定した。
 川尻は04年12月の代々木大会でシャオリンを破り王座を奪取。ハンセンはそのシャオリンに03年12月のNK大会で王座を奪われた選手だ。そして両者とも今年9月、PRIDE武士道のライト級(73kg)GPに参戦。川尻は五味隆典に、ハンセンは桜井“マッハ”速人にと、元修斗王者に揃って敗れてしまったが、体重差があるにも関わらず真っ向勝負を繰り広げ、PRIDEファンを熱狂させた。
 調印式の後、川尻はファンに向け「前回(五味戦)は負けたんで、戦いで失った信用は戦いで取り戻す」と宣言。ハンセンは「2/17はベルトを取り戻すために全力を尽くす」と話した。“武士道効果”で修斗が観客をどれだけ取り戻せるかも、今大会の一つの注目点となる。
 なお、川尻は今回から所属名を「T-BLOOD」に変更。盟友・石田光洋らと所属するチームTOPSが9/30付けで総合格闘技TOPSより独立し、茨城・土浦に新道場・T-BLOODを開設したためだ。(井原芳徳)

 

サステイン "クリムゾン・プレゼンツ プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO The Victory of The Truth"
2006年2月17日(金) 東京・代々木競技場第二体育館
認定:インターナショナル修斗コミッション
開場・15:30 第1部開始・16:00 第2部開始・19:00


■第2部

第9試合 メインイベント 世界ウェルター級タイトルマッチ 5分3R
川尻達也(T-BLOOD/世界王者)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/チーム・フロントライン/世界1位)

第8試合 セミファイナル 世界ミドル級タイトルマッチ 5分3R
菊地 昭(KILLER BEE/世界王者)
青木真也(パラエストラ東京/世界4位・環太平洋4位)

第7試合 環太平洋ウェルター級王者決定戦 5分3R
石田光洋(T-BLOOD/環太平洋1位)
冨樫健一郎(パラエストラ広島/環太平洋7位)

第6試合 ライト級 5分3R
佐藤ルミナ(roots/世界4位・前環太平洋王者)
アントニオ・カルバーリョ(カナダ/シャオ・フランコ・マーシャルアーツ/米大陸1位)

第5試合 環太平洋ライト級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
石川 真(PUREBRED大宮/世界6位・環太平洋5位)
リオン武(シューティングジム横浜/環太平洋7位)


■第1部

第4試合 ライト級 5分3R
阿部裕幸(AACC/世界10位・環太平洋8位)
不死身夜天慶(シューティングジム横浜/2005年同級新人王)

第3試合 ウェルター級 5分3R
ダニーロ・シェウマン(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/米大陸3位)
廣田瑞人(GUTSMAN修斗道場/2005年同級新人王)

第2試合 フェザー級 5分3R
大沢ケンジ(和術慧舟會A-3/世界4位・環太平洋3位)
植松直哉(クロスポイント吉祥寺/世界5位・環太平洋4位)

第1試合 女子フライ級 5分2R
藤井 恵(AACC)
滝本美咲(禅道会)


◆チケット料金
SRS席 ¥20,000 RS席 ¥15,000 パノラマ席 ¥10,000 スタンド席 ¥7,000
※全席指定。当日全席種500円増し

◆チケット先行販売
12/17(土) 新宿FACE大会にて
・12/18(日)12:00〜21(水)18:00 イープラス http://eplus.jp/shooto/(PC&ケータイ共通)

◆チケット一般発売 1/14(土)
e+(イープラス)http://eplus.jp/shooto/(PC&ケータイ共通)
電子チケットぴあ 0570-02-9977[Pコード:594-730]
ローソンチケット 0570-08-4003[Lコード:39181]
CNプレイガイド 0570-08-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
フィットネスショップ水道橋店 03-3265-4646
後楽園ホール 03-5800-9999
東京イサミ 03-3352-4083
チケット&トラベルT−1 03-5275-2778
KEEL CAFE 03-5725-7338
e-ticket http://www.eticket.net/

◆問い合わせ
サステイン 03-5725-7338
キョードー東京 03-3498-9999

Last Update : 02/14 14:36

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