[パンクラス] 3.6 横浜:郷野、K-1ジャパンGP参戦は「久江ちゃん次第」
パンクラス "2005 SPIRAL TOUR" 3月6日(日) 横浜文化体育館 【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]
▼ (3/6 up) パンクラスの前日計量が5日午後2時、横浜・関内のP'sLAB横浜で行われ、全選手が1回でパスした。大会当日券は15:00より販売される。
メインイベントでキックルールの試合に出場する郷野聡寛は服を着たままの状態で88kgを記録した。前日、K-1はジャパンGPを6/14 広島で開催すると発表。谷川貞治K-1イベントプロデューサーは、郷野に出場オファーしたい考えを改めて示したが、それを聞いた郷野はこうコメントしている。
「正直、めちゃくちゃ出たいですね。デカい奴とやって、自分の腕を試したいです。でも、出ました、負けましたではダメ。ある程度勝てる状態にならないと。以前はK-1ジャパンの選手に勝てると思ってたけど、去年(体重差のある)ショーグンとやって負けて、こないだゴング格闘技の企画で武蔵さんとスパーリングして、感覚が変わりましたね。それにK-1に出るなら、5月と7月のパンクラスの横文大会を休まなきゃなんない。『近藤(有己)の留守は俺が守る』と言った手前、悩みますね。そうだ、明日勝ったら久江ちゃんに決めてもらおう」
結局はラブコールを送っている渡邊久江次第というオチが付いたが、ファイターとしての郷野の気持ちが、キックボクシング日本人ヘビー級の頂点に傾いているのは確か。土曜の桜木裕司戦の試合内容次第となりそうだが、さらにはそれを見た本職のキックボクサー・渡邊がどう“査定”するかも一つの楽しみとなる。
その桜木は計量で94.6kgを記録。「全日本キック所属じゃないですけど、全日本の藤原ジムでお世話になっているので、全日本を背負って戦いたい」と気合たっぷりだ。藤原ジムの小林聡、前田尚紀とは、昨年2月のオランダ遠征で行動を共にしてから「兄弟のような付き合いになった」といい、今回の試合に向けても小林がマンツーマンで指導。当日のセコンドにつき、心強い援軍となる。藤原ジムのハードトレーニングをくぐり抜けた桜木は「今までやってきたことを、そのまんまやれば勝てると思う」と自信でみなぎっていた。(井原芳徳)
郷野“エロバカ”全開。渡邊久江とのデート要求
▼ (3/1 up) メインイベントで全日本キックの公式戦を行う郷野聡寛と、試合を管轄する全日本の宮田充興行部長が1日、全日本の本部道場である東京・大久保のAJジムで記者会見。ヘビー級王座防衛戦の期限と、なぜか“パンクラス・アテナ”に出場するAJジム所属・渡邊久江を巡って火花を散らした。(写真:ジムに土足で立ち入り、宮田興行部長が説明中もピースサインの郷野。完全に全日本をナメきっている) 郷野は2/6に西田和嗣をKOし全日本ヘビー級王座を奪取したが、試合後「剥奪されるギリギリまで防衛戦をしない」と語ったところ、全日本側が反発。今回の対戦相手・桜木裕司も昨年9月のノンタイトル戦で西田を下し、タイトル戦を要求しているため、もし郷野が桜木に負けるようなことがあれば、全日本キックのリングでタイトルを賭けて再戦するよう要求した。 郷野は「西田も1年半防衛戦をやっていなかった。俺も来年夏ぐらいまで防衛戦をやらない。最低3年間の長期政権を築く」と突っぱねたが、宮田興行部長は「以前と違って全日本ヘビー級はオープン化して選手の数が増えた。負けたら必ず防衛戦をやってもらいます」と一歩も引かない。 すると郷野は「じゃあこっちが勝ったらどうすんの?どうせギャラもアップしてくれないだろうから、あとは女かな?AJジムにも女子選手がいるでしょ?WINDY智美ネエさんじゃないよ。渡邊久江ちゃんと1回デートを約束してくれるなら認めてやるよ」と勝手な要求。「スカイA(パンクラスを放映しているCS局)と専門誌に密着取材してもらって、デートスポットを回って、最後は一流ホテル。もちろん『全日本キック宮田様』で領収書を切る。夜の寝技は“絶倫王”(GRABAKAの山宮のニックネーム)に続いて2番目だよ。よーし、これでハッスルハッスル決定だ」と、GRABAKAならぬEROBAKAモードで暴走した。 この公私混同の要求に宮田興行部長も「いちおう渡邊選手には伝えますが、こればっかりは本人が嫌と言えばどうしようもないですから…」と困惑。長い伝統を誇る全日本のタイトルの権威を汚そうとする郷野に不快感を示していた。だが一方で、郷野と対戦する桜木は藤原ジムへの出稽古で実力を上げており、この日も同ジムのエース・小林聡から、桜木が絶好調だという報告を受けたとも宮田興行部長は発言。本来私情を挟むべきではない立場だが、今回ばかりは桜木の奮闘を期待するしかない様子だった。
三崎・佐々木・山宮、対抗戦に注ぐ気持ちは?
ブラジル人との対抗戦に臨むGRABAKAの3選手が28日、東京・落合のGRABAKAジムで公開練習を行った。今大会は対抗戦の後のメインイベントにも郷野が登場。「GRABAKA祭り」のトーンが強いが、対抗戦の大将・三崎和雄(写真)は「まだこんなもんじゃない。もっと上に上り詰めないと」と志は高い。「勝つことはもちろん、見ている人みんなに何かが伝わるような試合をします。応援してもらったエネルギー以上のものを返します」と好ファイトを約束した。 中堅・佐々木有生は3年前のDEEPで引き分けているグスタボ・シムと「白黒はっきりつける」と約束。シムはその後チームを移籍し、11月の後楽園大会では山宮恵一郎に完勝し、成長ぶりを見せつけた。佐々木はシムを「体がデカくなったし、攻撃のバランスも良くなった。前は右の蹴りが強烈だったけど、左も蹴れるようになって、蹴り出しの時間も早くなった。元々持っていたものが強力になったというイメージ」と強く警戒するが、「自分もその間に強い奴らとやって成長した。寝技、投げ技、立ち技、全体の技術レベルが上がって、あとは自分の中でどう組み合わせて使いこなすかだけ」と、自分の成長もアピールしていた。 そのシムは敗れた山宮は先鋒戦で、ism時代に一度KO負けを喫しているシュートボクセのニルソン・デ・カストロと再戦する。「カストロ戦では恨み辛みを晴らす。テーマは『呪怨(じゅえん)』です」と不気味なメッセージを発する山宮だが、前回の対戦は「格闘技を始めたきっかけを改めて考えさせられた」重要な試合だったという。「いつの間にか試合をこなしさえすればいいという気持ちになっていた。前の試合は突然決まって、メインなのでパンチで打ち合って沸かせればいいというようなプロレス的な発想で試合に臨んでいた。でもGRABAKAに来て、勝つために何が本当に必要かを学ぶことができた。今回は格闘家としてお客さんを沸かせる試合をしたい」と、精神面での成長を強調する。その意味では山宮にとってカストロは『恩人』。成長ぶりを見せつけて、カストロに恩返しができるか注目だ。(井原芳徳)
郷野、26(土)サムライTV「生ゴン」に出演
▼ (2/24 up) 郷野聡寛が2/26(土)21:00〜放送の『生でGONG!×2』(FIGHTINGTV サムライ)に生出演する。3/6横浜文化体育館大会のメインイベントの試合に向けてどういう毒舌が飛び出すか?
三崎もブラジル人と対戦。後半戦はGRABAKA祭り
▼ (2/16 up) 三崎和雄がブラジルのフラービオ・モラウと対戦することが決まった。モラウは03年5月の横文大会で郷野聡寛に判定2-0で敗れた選手だが、04年1月にはアカデミア・ブドーカンからグレイシー・バッハに移籍。昨年10月のロシアのM-1大会で行われた-85kg8人トーナメントでは、一回戦で大久保一樹をギロチンで破るなど健闘し、準優勝を果たしている。郷野戦ではライトヘビー級だったが、今回はミドル級に絞ってのパンクラスマット再上陸。三崎にとって手強い相手となりそうだ。 なお、三崎×モウラは、既に決まっている佐々木有生×グスタボ・シム、山宮恵一郎×ニルソン・デ・カストロと合わせて、GRABAKA対ブラジリアンの3対3対抗戦として位置づけられている。この3試合は第6試合〜セミファイナルに置かれ、メインイベントは郷野聡寛×桜木裕司のキック戦。今回の横文は「GRABAKA祭り」と呼べるほど、GRABAKA勢が大フューチャーされた構成となっている。
渡邊久江、“微熱DANJI”のプロモーションビデオに出演
第1試合に出場の決まっている渡邊久江が氣志團・綾小路翔トータルプロデュースのアイドルグループ「微熱DANJI」のセカンドシングル『涙BOY 涙GIRL』(2月23日発売)のプロモーションビデオに出演した。氣志團は昨年12月のパンクラス・アテナでの渡邊の試合の応援に駆けつけ、渡邊はその感謝の気持ちからビデオへの友情出演が電撃決定した。渡邊はラグビー部のマネージャー役に扮し、ダンスも披露している。その時の模様はパンクラスオフィシャルサイトに掲載されている。
王者・郷野、キックルールで凱旋試合
▼ (2/15 up) 全日本キック・ヘビー級王者・郷野聡寛がパンクラスに凱旋し、キックルールで出場することが決まった。パンクラスマットでのキックルール戦は1995年9月1日・日本武道館大会のモーリス・スミス vs. 山田学以来、9年半ぶり。 郷野は2/6 全日本キック後楽園大会で同王座を奪取。べルトを手みやげに、一度苦杯を喫しているパンクラス・ライトヘビー級王者・近藤有己へ挑戦したいと表明していた。 今回対戦する桜木裕司(掣圏会館)は全日本キック・ヘビー級4位だが、郷野が破った前王者・西田和嗣を昨年9月にノンタイトル戦で下している。そして2/4 パンクラス後楽園大会前には郷野とのキックルール戦を熱望。試合では謙吾を左ハイ一撃でKOし、勝負強さと破壊力の強さを発揮していた。
野地、3戦目でランカーと初対戦
▼ (2/8 up) ヘビー級・セハク(和術慧舟會RJW/1位) vs. 野地竜太(パンクラスMEGATON)が決定した。野地はパンクラス3戦目で初めてランカーと対戦する。対するセハクは昨年8月の梅田大会で禅道会の小澤強を判定3-0で破り1位となった。ヘビー級では高橋義生が王者返上を表明しており、今度のタイトル戦線を左右する一戦となる。
アテナ第2戦・渡邊久江×大室奈緒子が決定
▼ (2/1 up) 渡邊久江×大室奈緒子が発表された。これは12月大会からスタートした女子部門「パンクラス・アテナ」の第2戦となる。試合時間は3分5R。一方がグラウンド状態での顔面・頭部への蹴りは禁止だが、パウンドは使用可能だ。 前回のアテナで勝利した渡邊が今回迎え撃つ大室は、スマックガール、CROSS SECTIONでもメインを務める実力者。昨年1月のDEEPではしなしさとこに判定で敗れたが、総合ルールでしなしに一本を取らせなかったのは大室と吉住絹代の2人のみ。ちなみに渡邊は02年12月のスマックでしなしに一本負けしている。グラップラーのイメージの強い大室だが、昨年4月の試合では左ミドルでダウンを奪っており、打撃力もアップ。渡邊にはプロデビュー間もない02年5月、スマックで対戦し判定で敗れたが、両者のその後の成長ぶりは目覚ましく、全く異なる展開となっても不思議ではない。(井原芳徳)
佐々木&山宮、因縁のブラジル人と再戦
▼ (3/6 up) パンクラスの2005年最初のビッグイベント・横浜文化体育館大会の決定カード5試合が発表された。
[Lヘビー] ニルソン・デ・カストロ(シュートボクセ/3位)×山宮恵一郎(GRABAKA/10位) [Lヘビー] 佐々木有生(GRABAKA/8位)×グスタボ・シム(グレイシーバッハ/9位) [ウェルター] 長谷川秀彦(SK/1位)×北岡悟(ism/7位) [ウェルター] 和田拓也(SK/9位)×長岡弘樹(DOBUITA) [Sヘビー] 折橋謙(POD)×山岸正裕(YMC長野)
山宮と佐々木はリベンジマッチ。山宮は03年6月のディファ大会のメインで対戦しTKO負け、佐々木は02年3月、DEEP 4thで引き分けている。前回と違い山宮はismからGRABAKAに、シムはファス・バーリトゥードからグレイシーバッハに移籍しており、今回は違った結果となっても不思議ではない。 長谷川×北岡は第2代ウェルター級王者決定4人トーナメントの準決勝として行われる。もう1試合は2月4日・後楽園ホール大会のヒース・シムズ(チーム・クエスト/3位)×井上克也(慧舟會/6位)で、王者決定戦の日時・会場等は未定。 山岸正裕は初参戦。184cm、110kgの30歳で、柔道三段。DEMOLITIONでは3試合とも1R KO勝ちをおさめている。
パンクラス "SEGA SAMMY Presents PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR" 2005年3月6日(日) 神奈川・横浜文化体育館 開場・16:00 開始・17:00
第9試合 メインイベント 全日本キック公式試合 ヘビー級 3分5R 郷野聡寛(パンクラスGRABAKA/王者) 桜木裕司(掣圏会館/4位)
第8試合 GRABAKA vs BRAZILIAN 3×3 大将戦 ミドル級 5分3R 三崎和雄(パンクラスGRABAKA/2位) フラービオ・モウラ(ブラジル/グレイシー・バッハ・コンバットチーム)
第7試合 GRABAKA vs BRAZILIAN 3×3 中堅戦 ライトヘビー級 5分3R 佐々木有生(パンクラスGRABAKA/8位) グスタボ・シム(ブラジル/グレイシー・バッハ・コンバット・チーム/9位)
第6試合 GRABAKA vs BRAZILIAN 3×3 先鋒戦 ライトヘビー級 5分3R ニルソン・デ・カストロ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー/3位) 山宮恵一郎(パンクラスGRABAKA/10位) 第5試合 第2代ウェルター級王者決定4人トーナメント準決勝(2) 5分3R 長谷川秀彦(SKアブソリュート/1位) 北岡 悟(パンクラスism/7位)
第4試合 ヘビー級 5分3R セハク(和術慧舟會RJW/1位) 野地竜太(パンクラスMEGATON)
第3試合 ウェルター級 5分2R 和田拓也(SKアブソリュート/9位) 長岡弘樹(総合格闘技道場DOBUITA)
第2試合 スーパーヘビー級 5分2R 折橋 謙(チームPOD) 山岸正裕(YMC長野)
第1試合 アテナ特別ルール 49kg未満契約 3分5R 渡邊久江(AJジム) 大室奈緒子(和術慧舟會東京本部) ※ 一方がグラウンド状態での顔面・頭部への蹴りは禁止
パンクラスゲート ウェルター級 5分2R 小池秀信(GRABAKAジム) 高本裕和(アンプラグド国分寺)
パンクラスゲート ウェルター級 5分2R 本田朝樹(P'sLAB横浜) 高屋祐規(SKアブソリュート)
■ 入場料金: VIP(最前列のみ) ¥16,000-(パンクラス電話受付での販売のみ) 完売 SS ¥13,000- RS-A ¥8,000- RS-B ¥6,500- 2F-A ¥10,000- 2F-B ¥6,000- 3F ¥5,000- ※当日券は上記の券種すべて500円増し。15:00より販売
■ 先行チケット発売日:2月4日(金)後楽園ホール大会 ■ 一般チケット発売日:2月6日(日)
■ チケット発売所: イープラス http://eee.eplus.co.jp/(パソコンもケータイも同じアドレス) チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード594-040) ローソンチケット 0570-00-0403 (Lコード33229) CNプレイガイド 03-5802-9999 楽天チケット http://ticket.rakuten.co.jp/pancrase/ 後楽園ホール 03-5800-9999 書泉ブックマート 03-3294-0011 大山アメリカン 03-3962-6443 レッスル池袋 03-3989-0056 ビデオショップチャンピオン 03-3221-6237 水道橋・マニア館 03-5276-0304 アイドール新宿 03-3371-5211 ファイター 03-3354-1903 フィットネスショップ水道橋 03-3265-4646 チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 格闘技・プロレス図書館 闘道館 03-3512-2080 イサミ尚武堂 03-5214-6487 ゴールドジム 03-3645-9434 パンクラス 03-5792-0815 ※ぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイドは全国各地の窓口でお買い求め頂けます。
■ お問い合せ:パンクラス 03-5792-0815
Last Update : 03/06 02:43
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