XSTREAM 1 10.1 大森ゴールドジム（レポ）：「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」で大﨑孔稀が過去最多の113回を記録

第3回 XSTREAM 1 アマチュア大会
2023年10月1日(日) 東京・大森ゴールドジム

　　
情報協力：XSTREAM 1事務局（写真：長尾迪）

　チームドラゴンの前田憲作会長が総合プロデューサーを務める立ち技格闘技大会「XSTREAM 1（エクストリームワン）」の第3回アマチュア大会が開催された。
　今大会ではキックボクシング・ムエタイ・空手・マーシャルアーツ、ジェントルマンファイトといったルールで全140試合が行われた。

　今回から各種目Aクラスを対象に「XSTREAM 1王者」を決定するランキング制度を新設した。来年はランキング上位4名による初代王座トーナメントを開催予定だ。岩本元太郎（IDEAL GYM／上写真）がMVPに選ばれた。

【各部門トーナメント優勝・準優勝者】

Kids空手トーナメント低学年
優勝：塚田　祥加（韓道場）
準優勝：酒井　琉葵（龍拳會青葉台支部）

Kids空手トーナメント中学年
優勝：三浦 如奈（K-1GYM RING TAIKOH）
準優勝：吉村　花桜（韓道場）

Kids空手トーナメント高学年決
優勝：本田　望笑（龍拳會青葉台支部）
準優勝：石山　詢之助（韓道場）

キックボクシング トーメント-55kg
優勝：松延　聖希（チームドラゴンジム）
準優勝：関　凪（チームドラゴンジム）

キックボクシング トーメント-60kg
優勝：本多　樹（ReBORN経堂）
準優勝：立石　真人（ライラプス東京北星ジム）

　恒例の「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」には大﨑孔稀（OISHI GYM／RISEバンタム級（55kg）1位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK＆WMC日本スーパーフライ級王者）が参加した。RISEで活躍する大﨑兄弟の弟・孔稀は過去最多の113回の記録し、前回6月大会で吉成名高が叩き出した110回の最多記録を塗りかえた。
　孔稀は「蹴りの連打はいつも練習の締めにするのですが、1分間やってみたところ109回が最高記録でした（本番は113回の新記録）。こういう競技は新しい試みで他にないのと、皆さんが手拍子をしてくれて会場が一体となって盛り上がるので面白いと思いました。またチャレンジしたいです」と話した。また、孔稀は12月10日のRISE後楽園ホール大会でのRISEバンタム級王者・鈴木真彦への挑戦を控えており「ずっと目指してきたベルトなので、またチャンピオンベルトを持ってXSTREAM 1に帰ってきたい」とコメントした。
　ミドルキックチャレンジ常連のT-98は「前回100回いけなかったので今回は狙っていきたい」と宣言し、結果は89回だったが、前回の74回から大きく記録を伸ばした。T-98は「この競技を目指して練習することで基礎体力が上がると思います。蹴り込みはキックボクシングの基本で試合にも生きてくるのでこれからも1分間の顔としてチャレンジしていきます」と話している。

　夜の部では入場曲＆リングコール、そしてラウンドガールも華を添えるプロさながらの演出が施された「ジェントルマンファイト」が開催された。37歳以上を対象とし、今回は最高年齢65歳で元MA日本キック・ライト級王者・飛鳥信也氏も参戦した。

「XSTREAM 1」総合プロデューサー前田憲作代表より大会総評

　今回はかなりレベルの高い試合が多く見られました。すぐにでもプロデビューできそうな選手が集まってくれました。来年開催予定の王座トーナメントに「頑張ります！」とモチベーションにしてくれている選手も多くいましたので、どんな初代XSTREAM1王者が誕生するのか？今から楽しみです。
　Bクラス、Rookiesも引き続きトーナメントも開催していくので選手たちがもっと経験を積んで強くなれるように頑張ってもらいたいと思っています。
　マーシャルアーツはルールを改定して勝敗が明確でとても良くなりました。3回目にして出場選手が増えてきており、ポイント制なので無差別級でトーナメントを開催しても、面白いのでは？と構想中です。ボクシング 、キックボクシング 、テコンドーや、八極拳、截拳道の団体が出てきてくれたことも嬉しいです。
　今後もいろんな競技同士がしのぎを削ってもらえると、もっと話題になっていくのでは？と感じています。
　今回も強さを魅せつけたテコンドー岡澤道場の三留空也選手、菱伊里緒選手にはエースとして、今後も迎え撃っていって欲しい。大会全体を通して、とにかく良い選手、良い試合がとても多かったです。
　次回大会は来年です。XSTREAM 1は来年も更に進化していきます。他にはない唯一無二の、進化系立ち技総合アマチュア大会「XSTREAM 1」に期待をお寄せください。

※公式結果等、今後の大会情報等は大会公式サイト https://xstream-1.com/xstream1/ 参照