XSTREAM 1 6.11 大森ゴールドジム(レポ):吉成名高、「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」で参加者最高数の110回を記録「このチャレンジは自分との闘い」
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第2回XSTREAM 1アマチュア大会
2023年6月11日(日) ゴールドジムサウス東京アネックス
情報協力:XSTREAM 1事務局
今大会ではキックボクシング・ムエタイ・空手・マーシャルアーツ、ジェントルマンファイトといったルールで全124試合が行われた。
「1分間高速ミドルキック連打チャレンジ」にはスペシャルゲストとして吉成名高が参加。吉成は「1分間キックの連打をしたことがないので不安ですが」と控えめなコメントをしていたが、参加者最高数の110回を叩き出した。場内は盛り上がったが、吉成は「もっとできると思ったのですが、最後強く打とうと思ったら結構疲れてしまって。もっと練習して頑張ります」と謙虚にコメント。XSTREAM1を主催する前田憲作氏も「スピードも重さもあって理想的なフォーム」と絶賛した。
なお、吉成以外にもプロ選手が挑戦し、前回大会に続いて挑戦したT-98は74回、初挑戦の北井智大は85回。一般参加者の最高記録は30kg(幼年・キッズ・ジュニアクラス)の石井映介(小比類巻道場)が98回、65kgジェントルマンクラスの松尾ファイト(LARF)が97回だった。
吉成は「このようなリングでキックの連打を見せることができて、最後まで気持ちを強く持っている姿を見せられてよかった。試合は痛みがあるけれど、このチャレンジは自分との闘いなのでとても良いチャレンジだと思います」とこのチャレンジの魅力をアピールしている。
◆キックボクシング一般男子Bクラストーナメント 入賞者
【-55kg】
優勝:岩本 元太郎(IDEAL GYM)
準優勝:関 凪(チームドラゴン)
【-60kg】
優勝:佐々木 倫太郎(ReBORN橿経堂)
準優勝:櫻井 主帝(チームドラゴン)
【-65kg】
優勝:山崎 滉太(誠真会館所沢道場)
準優勝:岡野 生輝(國学院大學空手道部)
◆「XSTREAM 1」総合プロデューサー前田憲作代表より大会総評
「1分間高速ミドルキック連打」に吉成名高選手が出てきてくれて、参加者として夢のような経験だったのではと思っています。参加してくれた全員が「楽しかった」と笑顔になってくれました。次も皆さんが驚くようなゲストを呼びたいと思います。
キッズ・ジュニア選手は本当にレベルが高かった。これはトーナメントをやらなくてはダメだと思いました。キッズ選手に将来どんどんベルトを巻くチャンピオンを作っていきます。マーシャルアーツも、そしてジェントルマンファイトもチャンピオンを生み出していきたいです。そして、いつか「XSTREAM 1」がプロ化になった時、プロ選手として活躍する選手を育成することも大事だと思っています。
マーシャルアーツはとても良い試合が多かった。ただ課題もあり、ジャッジの明確さとポイントの取り合いとしての競技性を高めていけばもっと面白くなるという可能性を感じました。特に相撲や詠春拳など、それぞれの特徴と良さを出して闘ってくれ、マーシャルアーツならではの“異種格闘技感”を作ってくれました。蹴りで見せてくれた選手がいる一方で、パンチで魅せてくれた選手もいました。今後さらにレベルが上がっていけば、蹴りvs.パンチのせめぎ合いになっていくでしょう。今後は他にも日本拳法や空道も加わっていく予定です。いずれは武術、武道、格闘技の垣根を超えた世界大会をやっていくのが夢です。もっとルールを研究していけば、現段階では未完成ですが、さらに面白い競技にしていきたいです。
試合なので勝敗はありますが、私が選手を育成してきた経験の中で、負けから学ぶことが多くありました。自分の弱いところ足りないところ、課題を謙虚に認めて克服していく重要性。同じ失敗を繰り返さない人、強くなることをあきらめない人、ジムの先生、会長の教えを素直に聞ける人は皆強くなってっているので、そのことを忘れずに思いっきり試合をしてください。負けることは失敗じゃない。負けて反省せず学ばないことが失敗なので、皆さんにはどんどんチャレンジしてほしい。 「XSTREAM 1」はそんなチャレンジする人たちの場所としてますます進化していきます。
次回大会は10月1日サウス東京アネックスにて開催。多くの参加をお待ちしてます!
※公式結果等、今後の大会情報等は大会公式サイト参照